平成 25 年 8 月 9 日 公益社団法人 日本技術士会 近畿本部機械システム部会 各位 公益社団法人 日本技術士会 近畿本部機械システム部会 部会長 飯野 勝彦 第 42 回 機械システム部会 例会開催のご案内 第 42 回 機械システム部会を下記要領で開催します。多数のご参加をお願いします。 今年度、近畿本部傘下の新しい組織体制で再出発してから3回目の部会となりますが、明 日の日本の技術基盤を修練する道場の一つとして、交流を深めたいと思います。 今回のテーマは、「バイオマスエネルギー関連」として、2 名の経験豊かな熟練技術士が 講演を行います。初めての参加者にも活発な質疑を期待します。 尚、例会終了後には簡単な懇親会を開催しますので、併せてご参加をお願いします。 記 1、日時:平成 25 年 9 月 14 日(土) 13:00~13:30;受付 13:30~13:35;開会挨拶 13:35~14:50;講演-1---「木質バイオマス炭化によるカーボンシンク効果の評価 に関する研究」 講師:妹尾 一成 技術士(機械部門)工学博士 14:50~15:05;質疑応答 15:05~15:15;休憩 15:15~16:30;講演-2---「バイオマスエネルギーの利用―海外との取り組み-」 講師:若村 保二郎 技術士 (機械、衛生工学部門) 16:30~16:45:質疑応答 16:45~16:50:アンケート記入 16:50~17:00;跡片付け 17:30~19:30;懇親会 2、場所:「大阪科学技術センター(701 会議室)」 〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 (TEL06-6443-5316) アクセス: 本町駅「28」から徒歩3分 3、 講演タイトル、講師略歴、講演概要 講演-1 ① 講演タイトル「木質バイオマス炭化によるカーボンシンク効果の評価に関する研究」 ② 講師:妹尾 講師略歴 : 一成 職 歴: 技術士 (機械部門) 1932 年 8 月 4 日 生まれ(81才) 1962 年 3 月 大阪工業大学電気工学科 2010 年 3 月 同大学院工学研究科環境工学専攻博士後期課程終了 2013 年 3 月 博士(工学)取得 1948 年 3 月 鐘紡淀川工場動力課 卒業 入社 1962 年 3 月 中外炉工業(株)本社工業炉設計部入社 1996 年 1 月 妹尾技術士事務所 開設 主たる業務 ・発電用ボイラ運転、繊維加工工場の熱管理 ・省エネルギー型ステンレス鋼板連続焼鈍炉の設計 ・亜鉛メッキ鋼板連続焼鈍炉の設計 ・電極用カーボンベイキング炉の設計 ・ブラウン管各種熱処理設備の設計 ・技術士事務所では 省エネ相談、ごみ焼却炉技術監査、 機械メーカーコンサルタントほか ③ 講演概要: 廃木材を炭化させると、有機物中の炭素は無機質の炭素へと変換する。燃料とし て使用しない限り炭素そのものは半永久的に固定化し、CO2 削減につながるため、地球 温暖化防止に役立つことができる。炭は土壌に施用することで、カーボンシンク(炭素 封じ込め)効果を得ることができる。 本研究では規模の違う 2 種類の炭化施設を対象に、 運用時における CO2 排出量および炭素固定量を算出し、カーボンシンク効果を検証した。 講演-2 ① 講演タイトル ② 講師 「バイオマスエネルギーの利用―海外との取り組み- 若村保二郎 講師略歴: 1933年10月19日生まれ (79才) 1955年 9月 神戸商船大学機関科卒業 職歴: 1956年 4月 日東商船 外航船舶機関士 1956年 タクマ 工事部(部員) 1982年 技術本部環境技術部長 1990年 環境設備本部取締役副本部長 1994年 常務~専務取締役技術統轄本部長 主たる業務: ・産業用ボイラの工事・試運転 (含Yugoslavia 1963年2月~1964年5月) ・産業用&発電ボイラの計画設計・試運転 (海外プロジェクト多し) ・ごみ焼却炉の計画設計指導 (ごみ焼却発電の計画設計指導[米国駐在]) ・廃棄物処理システム計画設計指導(ボイラ・廃棄物・水システム) その他 顧問・団体役員等 多数 ③講演概要 バイオマスエネルギーの利用という観点で まず輸入木材を利用する国内産業の事例 を採り上げ、事例と課題を紹介する。 海外での事例として 現地で製材時の廃材を利用するため、ボイラを輸出するようになっ たが、発電量を増やすためにとられた施策と課題について解説する。さらに製糖プラント の事例、パーム園での事例を採り上げ、メリット・デメリットについて講演者の経験に基 づく様々な取り組みを紹介する。 4、参加費 講演会:正会員(日本技術士会会員)は \1,000_ 非会員は都度例会参加費として \2,000_ 懇親会 : \4,000_ 懇親会会場は ”アリスロード” 大阪府大阪市中央区瓦町4丁目5−9 Tel 06-6202-2299 (科学技術センターから70m位東) http://r.gnavi.co.jp/k743900/map/ 5、参加申し込み 次のEメールアドレスへ「正会員(技術士部門)」又は「非会員」明記の上、「講演会(例 会)」 と 「懇親会」への各参加希望をご連絡下さい。 尚、不参加のご連絡は不要です。 pe_kinki_kikai_system @yahoo.co.jp (注)迷惑メール防止のためEメールアドレスの @の前に半角スペースを入れています。 申し込みの際、@の前の半角スペースを削除して送信願います。 以上
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