駒ヶ根訓練所

Tokyo Global Youth Camp
東京グローバルユースキャンプ事後報告
駒ヶ根
Ⅱ期
目次
1. 一日目
2. 二日目
3. 三日目
4. 四日目
5. 五日目
訓練所 ~班ゼミ
朝の集い~
野外アクティビティ
挑戦青年海外協力隊
若者宣言
タイムスケジュール
*22日が台風のため、出発は延期となりました。ですが、結局、台風の影響は全くありませんでした。
1.一日目 駒ヶ根訓練所 ~班ゼミ
駒ヶ根訓練所
一号館、二号館、研修棟に
分かれていて、本当に迷い
ます
食事
訓練生も同じ時間に食事をする
ので、狙いを定めてお話を伺い
に行ったりします。食事はとて
もおいしいです。
宿泊部屋
一人部屋 不便なく、清
潔でした。
図書館や、体育館、テ
ニスコートを利用する
こともできます。
到着してすぐに入所式を行いまし
た。施設内にある「森のステージ」で行
いました。
この先もいくつかのワークショップはこ
の場所で行います。
写真からも分かるように、名前の通り外
は、すぐ森です。
入校式
導入
入所式の後は導入を行いました。こ
こには、今まで会ったことも、もち
ろん話したこともない高校生が集
まっています。自己紹介のちょっと
したゲームをいくつか行いました。
名前を覚えるための工夫があり、ま
た、とても楽しかったので初対面な
がらも、笑顔が絶えませんでした。
班ゼミ ~持ち物リストを作ろう~
夕食、入浴の後は生活班での班ゼミに参加させていただきました。
連絡事項を一通り伝え終わった後は、各班ごと
にお題を一つ決めてそれについて話し合いをし
変圧器
ます。私の班は、「持ち物リストを作ろう」と
枕
いうお題の下で派遣先に持っていくものについ
て話し合いました。適当なグループ→職種ごと
ふり
→全体の順で話しました。一人ひとりが自分の 懐中
かけ
意見にしっかりと根拠を持っていて、人の意見 電灯
を否定するときもしっかり理由を述べていました。
付箋にまず思いつくだけ書い
て模造紙に張って、そのあと
にみんなで一つ一つの意見に
ついて検討していきます。思
いついたものをとにかくたく
さん書く、質<量でした。
折り紙 ケトル
模造紙
持ち物リストを作ろう
バイン
ダー
キン
カン
シール
2.二日目 朝の集い~
朝の集い
国旗掲揚
国旗掲揚の際は、夏でも冬でも、長ズボンを履きます。くる
ぶしを出さないためです。くるぶしが国旗掲揚の時に出てい
るのがマナー違反の国があるからだそうです。また、毎日、
日本、JICAの旗のほかに日替わりで外国の旗も掲揚されます。
ラジオ体操は第一だけでなく、第二も行います!
ラジオ体操
軽い運動
ランニング
ラジオ体操の後に軽い運動を週
替わりで行います。今週はミス
ターチルドレンの曲に合わせて
ダンスをしました。先週はヨガ
をやったそうです。
最後に自分でコースを決
めてランニングをします。
時間までに戻ってくれば、
歩きでも大丈夫なので気
軽に走れました。
語学ワークショップ 英語クラス
事前のテストでクラス分けが行われて、そのクラスでワークショップを行いました。
一番レベルの高いクラスはネパール語を勉強していました。基礎的な英語から実用的
な英語までいろいろな英語をネイティブの先生に教えていただきました。最後は、先
生が南アフリカの方だったので、南アフリカの
歴史や言葉なども教えてもらったりしました。
ワークショップ1
理想の街づくりに挑戦
森のステージで、「理想の街づくりに挑戦」というワークショップを行いました。
このワークショップでは、「ナマズ池」というおいしいナマズが獲れる町を舞台に班で街づくりを
していきます。ただ街づくりをするのではなく
住人や業者など様々な声を反映させなければい
けません。その点だけ注意すれば後は好きなよ
うにしていいので、班によって様々な街ができ
ました。ですがどの班も、班の中だけだと何の
問題もないのですが、完成品をほかの班とつな
げると、ほかの街に全く配慮できてなかったり
します。街づくりはとても大変でした。
ワークショップ2 SDGsについて考えよう
SDGsの目標の一つにある「すべての人に持続可能な水の使用と衛生を保証する」という目標から、
水の大切さについてのワークショップを行いました。もし水がなくなったらというお題でまず話し合い
をし、その後その日感じた事、これから私たちがやっていく
べきことについて一文字で表しました。
ワークショップ3
豊かさって何だろう
このワークショップでは一人ひとり、人物と家が映った絵が渡されてその絵を班の人のものと比
べ、幸せそうな順番に並べました。並べる前にまず班で、幸せの基準を決めます。班によって基
準は、いろいろありました。でもやっぱり、一番はお金か笑顔か、でした。豊かかどうかを外身
だけで判断はできないと思いました。
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職種インタビュー1 体育
明日から始まる「挑戦!青年海外協力隊」のワークショップのために様々
な職種の人にインタビューをする宿題が出ました。そこで体育という職種
の方にインタビューしました。
≪派遣先≫パラオ
≪要請内容≫フィットネスジムでトレーナーの育成や、運動の促進をする
大学では、「健康とスポーツとのかかわり」について勉強していたそうです。
「健康的な人を増やしたい」という夢の第一歩として、協力隊に。
任期後は、協力隊の経験を生かして「SPORT FOR TOMORROW」という国と
JICAのプログラムを通して、オリンピックにかかわっていきたいそうです。
3.三日目 野外アクティビティ
野外アクティビティ
Everyone stand up
図のように、みんなで丸く
なり手をつなぎます。その
まま座って、つま先を隣の
人とつけます。その状態で、
一斉に立ち上がります。
テニスコートで野外アクティビティ
を行いました。全体を二つのグルー
プに分けてそれぞれでやりました。
キャッチ
みんなで丸くたつ。右
手を広げて自分の前に、
左手を1の形にして隣
の人の手の上に。
「キャッチ」で相手の
指を捕まえつつ、自分
の指を抜きます。
フラフープ
皆で丸くなって立ち
ます。片方の手の指
を図のようにして、
フープと接しさせま
す。その状態でフー
プを下におろします。
職種インタビュー2 観光
≪派遣先≫ウズベキスタン
≪要請内容≫国の観光協会で活動 学生の教育 ツアーの企画
協力隊になるまで、10年間一般の旅行代理店で営業として働いていたそうです。自分の
スキルアップや、旅行会社以外でもやりたいという気持ちから、協力隊に。観光は要請が
少ないため、今回も観光という職種の人は一人しかいないそうです。現地では、「よそ者
の目」を生かして、国内向けに活動するそうです。任期後は、元の会社には戻らず、日本
の村の消滅を食い止めるために観光で尽力していきたいそうです。
4.四日目 挑戦!青年海外協力隊Ⅱ~
ワークショップ4
挑戦!青年海外協力隊
このワークショップでは、自分たちが青年海外協力隊になりきって
実際に現地に行って何をするかを決めました。
まず最初に舞台となる場所についてある女の子の話を
題材に知ります。場所の設定は、「セネガル共和国の
首都ダカールから300キロ離れた人口400人の小
さな村」です。ここでばらばらの職種の人と協力して
班で決めた目標を達成します。私は観光の職種に
しました。時間が4時間程度あったのですが、と
ても短く感じられました。ですが協力隊もよく考
えれば2年間しかなく、時間が限られているとい
う条件は同じなんだと感じました。
若者宣言
一番最後のワークショップ、四日間のまとめとし
て、今まで学んできたことを踏まえてどんなこと
をしていくかを「私(私たち)は○○します」と
いう形で考えました。班でと、個人でと二つあり、
班では「私たちはたくさんのことに興味を持ち続
けます」とし、個人では、「私は様々なことに熱
中します」としました。明日の修了式の場で全員
の前で発表します。
5.五日目 最終日
修了式 若者宣言
昨日考えた若者宣言を発表しました。また一人ずつ
卒業式のように呼名され、記念品を受け取りました。
記念品をいただきました。
訓練生も実際に訓練所を出
ていく時にもらう手ぬぐい
だそうです。「辛苦のとき
こそ道開く」この言葉を忘
れずいつかまたこの場に戻
ろうと思います。
五日間を終えて
今までで一番充実した一週間を過ごすことができました。
たくさんの刺激を受け、学び、衝撃を受け、行く前とは全くの別
人になってしまいました。初対面の人同士だった
のに昔から知っていたかのように親しくなりま
した。同じ意識を持つたくさんの仲間に出会い、
そしてチームになれて感激でした。ここで学んだ
ことをいつまでも胸の中に留め、突き進んでいき
ます。
ありがとうございました
訓練生の皆さん、派遣先でも頑張ってください。また、たくさんの貴重なお話、あり
がとうございました。TGYCにかかわってくれたたくさんの方にも感謝でいっぱいです。