平成27年度事業報告 Ⅰ 自 平成27年4月 1日 至 平成28年3月31日 概況 平成27年度の世界経済は、中国をはじめとする一部の新興国で弱さがみられる ものの、米国の景気は回復が続いており、また、EUの景気は持ち直している等先 進国では総じて回復傾向となっている。 一方、国内では、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長 戦略を柱とする経済財政政策の推進により、雇用・所得環境が改善し、原油価格の 低下等により交易条件が改善する中で、緩やかな回復基調が続いている。 鶏肉の需給動向に関しては、平成27年度の鶏肉の需要は、牛肉、豚肉価格が高 水準で推移したこともあって、堅調に推移した。一方、鶏肉の生産は、出荷羽数で 対前年度比101.2%(食鳥協会調べ)と見込まれる。 一方、前年4月以降増加基調で推移してきた鶏肉の輸入については、平成27年 度に入ってからも引き続き増加基調で推移しており、鶏肉調整品は、タイからの輸 入が増加しているが、中国からの輸入の減少により、全体ではほぼ横ばいで推移し ている。 また、在庫については、減少傾向で推移してきた国産品の在庫が増加に転じ、輸 入品の在庫も引き続き増加基調で推移している。 平成25年秋以降回復してきた鶏肉の卸売価格は、旺盛な需要に支えられ、年度 を通じ堅調に推移してきた。 しかし、食鳥を取り巻く環境は、個人消費の動向、世界的な異常気象の頻発や円 安の影響による飼料等生産資材価格の動向、TPP交渉の帰趨、その結果に強く影 響を受けるであろう鶏肉輸入の動向等に不透明感がある中で、人材の確保難、A1 発生の頻発等多くの課題を抱えており、我が国の食鳥産業は引き続き厳しい環境下 にあるといえる。 TPP交渉については、平成27年10月に大筋合意されたが、その内容は段階 -2- 的に11年目(冷蔵丸鶏及び冷凍鶏肉(丸鶏及び骨付き肉については段階的に6年 目)に関税を撤廃するとする厳しいものである。現状においては、我が国への鶏肉 輸出国が米国を除き TPP に参加していないことからその影響は限定的とみられて いるが、国内生産に悪影響を与えることがないよう、必要な対策等について要請活 動を行った。 一方、国産鶏肉の消費拡大については、一昨年作成した、安心でおいしい国産チ キンをコンセプトとした「国産チキンシンボルマーク」の一層の普及定着を図り、国 産チキンの適切な表示と輸入品との差別化を図るとともに、鶏肉の輸出についても、 平成27年1月に設立した「日本畜産物輸出促進協議会鶏肉輸出分科会」を中心に、 オールジャパン体制で鶏肉輸出の拡大のための対策を講じた。 1.家計消費 平成27年度の全国一世帯当たり鶏肉家計消費は堅調に推移し、購入数量が15, 890g(前年比102.5%)、購入価格が15,483円(前年比105%)と、 ともに増加した(総務省統計局全国二人以上の世帯)。 2.国内ブロイラー生産量 平成27年度の国内生産量は、当協会の調査による推定では約671百万羽(前 年比101.2%)、生体重量は約1,990千トン(前年比102.1%)とわずかに 増加した。 3.鶏肉輸入量 タイ産鶏肉の輸入が解禁されたこと等から、約551千トン(前年比110.5%) と大幅に増加した。うち、大半を占めるブラジルからの輸入量は約426千トン(前 年比105%)となった。 タイからの輸入量は96千トン(前年比153%)と大幅に増えている。 輸入鶏肉調製品は主にタイと中国の2カ国から輸入されてきたが、中国からの輸 入が減少したが、タイからの輸入が増えたため約410千トン(前年比100.7%) と前年並みに輸入された。 -3- 4.食鳥相場(日本経済新聞社正肉加重平均価格) H27,4~H28,3 品名 \ 項目 前年比 (年度)円/㎏ 円/㎏ も も 肉 635 +15 む ね 肉 320 +11 955 +26 もも肉+むね肉 H27,4~H27,9 品名 \ 項目 前年比 (上半期)円/㎏ H27,10~H28,3 円/㎏ (下半期)円/㎏ 前年比 円/㎏ も も 肉 621 +27 650 + 4 む ね 肉 340 +51 299 -30 961 +78 949 -26 もも肉+むね肉 平成27年度の平均相場は、年度を通じて堅調に推移し、「もも肉」635円/㎏ (前年度620円)、 「むね肉」320円/㎏(前年度309円)となり、もも肉価格・ むね肉価格の合計は955円/㎏(前年度929円)となった。 Ⅱ 事業内容 1.公益目的支出計画に係る実施事業 平成24年度から一般社団法人への移行に伴い、平成23年度一般正味財産期末 残高38,504千円の財源をもって、公益目的支出計画に係る実施事業として、 次の3事業に取組んだ。 なお、公益目的支出計画に係る実施事業の実施期間は、平成28年度末とされて いる。公益目的財産額については、平成24年度から平成26年度に28、639 千円を消化し、平成26年度末の公益目的財産残額は9,865千円となった。 平成27年度には、8,419千円を消化し、平成27年度末の公益目的財産残 額は1,446千円となっている。 -4- (1)国産鶏肉生産動向等情報収集提供事業 事業費 455千円 平成19年度から当協会が直接とりまとめをしている「ブロイラー生産・処理動 向調査」を継続実施し、情報提供した。 本事業は当協会生産加工部会58会員(68処理加工工場)の協力を得て、毎月 の生産と今後の生産計画について集計するもので、鶏肉の需給動向を見極めるうえ での貴重な調査資料である。 (2)国産鶏肉安全安心等普及増進事業 事業費 5,449千円 国産鶏肉の消費拡大を目的として平成16年度から実施している「国産チキンま つり」を継続実施するとともに、安全・安心等の情報を記載したカレンダー(10 月に料理情報カレンダー90,000部)等の販促資材を作成し配布した。 (3)国産鶏肉取引規格適正表示等普及推進事業 事業費 2,514千円 国産鶏肉の一層の品質向上を図るため、品質管理者指導養成研修会を全国4ヶ所 で開催した。 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平成 27 年 10 月 13 日 ホテルメトロポリタン盛岡 32名 平成 27 年 10 月 22 日 大阪食鳥会館 30名 平成 27 年 10 月 28 日 福岡生活衛生食品会館 29名 平成 27 年 11 月 28名 5 日 ㈱UL ASGjapan 丸の内トラストタワー また、国産鶏肉の円滑かつ適正な取引を推進するため、食鶏取引規格・食鶏小売 規格等について、支部会議及び九州における「国産鶏肉を使った料理講習会」で解 説を行った。 同料理講習会は「全国鶏肉消費促進協議会」の協力を得て、福岡県、佐賀県、長 崎県、鹿児島県、山口県において59ヶ所、1,741名の参加を得た。 -5- 2.補助事業等の実施状況 (1)国産畜産物安心確保等支援事業(緊急時生産流通体制支援事業のうち緊急時鶏 肉処理体制整備等対策事業) (独)農畜産業振興機構 畜産業振興事業 事業費 6,401千円 補助金 6,401千円 高病原性鳥インフルエンザ等の発生時に、移動制限区域内の食鳥処理場の速やか な出荷再開が可能となるよう、高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフル エンザに関する特定家畜伝染病防疫指針で定める消毒や交差汚染の防止等の再開 要件を満たす体制をあらかじめ整備するとともに、発生時においては食鳥処理場の 早期再開及び処理鶏肉等の流通円滑化を支援するため、全国を区域として次に掲げ る事業を行った。 1)緊急時対応に向けた検討会の開催 ア.中央検討会 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平 成 27 年 6 月 2 日 東京都中小企業振興公社 18名 平 成 2 7 年 9 月 2 日 浜松町東京會館 24名 平成 27 年 11 月 24 日 東京都中小企業振興公社 28名 平 成 28 年 3 月 28 日 浜松町東京會館 23名 イ.地域検討会 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平成 27 年 9 月 8 日 大阪食鳥会館 28名 平成 27 年 9 月 9 日 ウィンク愛知 21名 平成 27 年 9 月 15 日 佐賀ワシントンホテル 51名 平成 28 年 1 月 29 日 ホテルメトロポリタン盛岡 32名 2)設備・機器の緊急リース等に対する支援 高病原性鳥インフルエンザが発生せず、申請がなかったため交付はなかった。 -6- (2)国産鶏肉生産量等調査事業 (独)農畜産業振興機構 事業費 4,860千円 受託額 4,860千円 成鶏及び地鶏等の処理羽数及び処理量を月単位で調査集計を行い、毎月の生産動 向を把握し(独)農畜産業振興機構に報告した。 その報告を基に、同機構で鶏肉の国内生産量を算出し公表した。 (3)食肉流通改善合理化支援事業(国産食肉等新需要創出緊急対策事業) (独)農畜産業振興機構 畜産業振興事業 事業費 16,140千円 補助金 14,375千円 国産鶏肉の新たな商品価値を提案し、普及させることにより、国産鶏肉の需要拡 大を図るために次の事業をおこなった。 1)商品性創出事業(補助率:定額) ①国産鶏肉新需要創出緊急対策事業推進協議会の開催 国産鶏肉の新たな商品開発及び消費拡大の方策について多角的な検討をす るため、生産から販売までに至る関係者で組織された協議会を開催した。 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平成 27 年 7月 22 日 (一社)日本食鳥協会 21名 平成 28 年 3月 23 日 (一社)日本食鳥協会 20名 ②消費者ニーズに対応した国産鶏肉の品質・規格の調査選定 国産鶏肉に対する消費者ニーズに対応した品質・規格等の調査選定等マーケ ティングリサーチを行い、それらの結果を「消費者ニーズに対応した国産チキ ンの品質・規格の調査報告書」にとりまとめた。 ③訴求ポイントの科学的検証 ア 国産鶏肉の優位性(メリット)及び消費者ニーズを踏まえた新たな加工品 の開発方針等を検討する会議を開催した。 開 平成 27 年 催 日 開 催 場 所 9 月 29 日 (一社)日本食鳥協会 -7- 出 席 者 10名 平成 27 年 10 月 20 日 イ (一社)日本食鳥協会 8名 訴求ポイントの科学的検証 国産チキンの優位性を示すための訴求ポイントを科学的に検証するため、 チルド及び凍結鶏肉のイノシン酸、脂肪酸、臭気成分、K値、アンセリン、 カルノシン等の化学分析を実施し、それらの結果を「国産チキンの優位性を 示すための訴求ポイントの科学的検証報告書」にとりまとめた。 ④ニーズに対応した生産出荷体制の確保 ア 生産者等に対する指導内容を検討するための会議の開催 開 催 平成 27 年 イ 日 開 催 場 所 9 月 30 日 (一社)日本食鳥協会 出 席 者 13名 ニーズに対応した生産出荷計画の調整指導 開 催 日 開 平成 28 年 3 月 28 日 催 場 所 浜松町東京會館 出 席 者 16名 ⑤フードコミュニケーションプロジェクトシートの作成研修指導の開催 生産から販売までの各事業者の取組・価値観等の共有を図るため、フードコ ミュニケーションプロジェクトシートの作成研修会を開催した。 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平成 27 年 11 月 10 日 大阪食鳥会館 25名 平成 27 年 12 月 4 日 福岡朝日ビル 38名 平成 27 年 12 月 9 日 ウィンク愛知 23名 平成 28 年 1 月 26 日 (一社)日本食鳥協会 15名 ⑥国内外の販路開拓 新たな商品価値に即した国産鶏肉の国内外における販路を開拓するため現地 調査等を実施し、その結果を「国産チキンの国内外の販路開拓報告書」に取り まとめた。 また、2)①、②で開発した国産鶏肉の低需要部位を利用した加工品及び調 理品の試作試食会を開催した。 試作試食会 平成28年3月28日 -8- 浜松町東京會舘 加工品:鶏むね節・ささみ節、骨なしフライドチキン、オイル焼きチキンロ ール 調理品:鶏手羽カレースープ、柔らかフライドチキン、ささみのマリネ、 手羽なかのさっぱりマリネ風、手羽もとのオイル漬け ミラノ風チキンカツレツ、砂肝のマヨサラダ、砂肝の醤油漬け 鶏首つるの甘辛お酢煮、もみじの赤ワイン煮込み 2)実証事業(補助率:1/2) 国内外の実需者に対する新たな商品価値に即して国産鶏肉等の販売手法を実 証するための事業を実施した。 ①国内外の実需者(小売・外食等)に対する調理法の開発提案 国産鶏肉の低需要部位を使った調理法を開発し、レシピ集「国産鶏腕試し」 (4,000部)としてとりまとめ、配付した。 ②国産鶏肉の低需要部位を利用した加工品の試作 a 鶏むね節・ささみ節 b オイル焼きチキンロール c 骨なしフライドチキン (4)大口食肉需要者安定供給支援事業(国産食肉給食利用促進事業) (独)農畜産業振興機構 畜産業振興事業 事業費 3,049千円 補助金 3,049千円 高齢化社会が進行している状況下において、高齢者向けの給食や介護関係者及 び医療関係者等の給食を通して、国産鶏肉の安定供給と利用促進を図った。 1)全国協議会の開催 開 催 平成 27 年 日 開 催 場 所 出 席 者 8 月 27 日 (一社)日本食鳥協会 14名 平成 27 年 11 月 13 日 (一社)日本食鳥協会 11名 2)給食献立の改善・開発 高齢者向け給食献立の開発を行い(6品目 ㈱アグリゲート)、その成果を「高 齢者向け給食料理集Ⅱ」(2,000部)としてとりまとめ、配付した。 3)国産食肉を用いた給食献立の普及推進 2)で開発した高齢者向け給食献立による料理講習会を開催した。 -9- 開 催 日 開 催 場 所 出 席 者 平成 28 年 2 月 10 日 銀座ファーマーズラボ 31名 平成 28 年 2 月 17 日 天神チクモクビル 25名 平成 28 年 3 月 27 日 神楽坂 Nemaru 20名 (5)日本の食魅力再発見・利用促進事業(消費拡大全国展開事業) 一般社団法人 日本養鶏協会主体事業参加 日本全国で国産飼料を利用した国産畜産物の消費拡大PRを実施した。 国産畜産物フェア(東京)平成 27 年 11 月 14~15 日ファーマーズキッズフェスタ 国産畜産物フェア(香川)平成 27 年 11 月 21~22 日さぬきうまいもん祭り (6)日本畜産物輸出促進協議会鶏肉輸出分科会 日本畜産物輸出促進協議会 事業費 4,550千円 補助金 4,550千円 1)会員の動向 平成28年3月31日現在の会員数 22社 2)鶏肉輸出分科会への変更に向けた動き 安定的な事業実施のため、輸出準備分科会については、輸出戦略実行委員会 に畜産分科会として参加する必要があり、このため鶏肉輸出準備分科会を発展 的に解消し、鶏肉輸出分科会に変更した。 鶏肉の輸出戦略及び平成27年度鶏肉の輸出拡大方針の作成 平成27年 8月27日 第1回畜産物輸出戦略検討会に参加 平成27年11月25日 第2回畜産物輸出戦略検討会に参加 3)畜産物特別支援事業への取り組み (ア)国内における輸出促進体制・環境整備 ア.鶏肉輸出統一ロゴマークの作成・登録 鶏肉輸出統一ロゴマーク作成委員会において決定 - 10 - 開 催 平成 27 年 日 9月 開 3日 催 場 所 出 席 者 (一社)日本食鳥協会 19名 イ.商品ラベルの輸出先国言語への翻訳 (イ)輸出先国における環境整備 PR セミナーの開催 ・ミラノイベント(平成27年9月19日~26日) ・香港フードフェスティバル2015 来場者 123万人 (平成27年12月24日~28日) ・ジャパンチキン普及啓発セミナーIN 香港 来場者430人 (平成28年3月9日~10日) (ウ)輸出関連調査の実施 ア.輸出先国調査検討委員会の開催 開 催 平成 27 年 日 6月 開 場 所 3 日 (一社)日本食鳥協会 平成 27 年 11 月 25 日 平成 28 年 催 出 席 者 12名 (一社)日本食鳥協会 12名 3 月 29 日 (一社)日本食鳥協会 13名 イ.市場・流通調査・アンケート実施 ・事前マーケティング調査 香港、ベトナム、カンボジアを対象に、㈱ジャパン・フード・サービ スに委託し実施 ・現地調査 ベトナム、カンボジアを対象に、現地調査を実施 (平成28年3月14日~18日) 3.当協会の独自事業 (1)国産チキンまつりの実施概要 平成21年度に定めた「国産とり肉の日」 (10月29日)関連イベントとして、 国産チキンまつりを平成27年10月29日(木)~10月31日(土)を全国 統一イベント期間とし、農林水産省及び全国鶏肉消費促進協議会の後援と全国食 - 11 - チョー 鳥肉販売業生活衛生同業組合連合会の協力を得て、 「鳥 うまい 新鮮、安心、ヘ ルシー」をスローガンに掲げ、全国26都道府県において盛大に実施した。 また、全国の消費者を対象に地鶏肉プレゼントクイズを実施し、アクセス数約 3万7千通(応募総数は約2万通)の中から厳正な抽選により100名の当選者を選 び好評のうちに終了した。 各地域での実施概要は次表のとおり 支部(都道府県) 実施日 実施内容 1. 東北支部 (1) 北海道 11/23(月・祭) 「中札内村第 34 回収穫感謝祭」参加 (2) 岩手県 8/8(土)~8/9(日) 「鶏王国、北いわて。とり合戦」参加 10/25(日) 「すみた産業まつり」参加 10/29(木) 「岩手とり肉の日」学校給食・鶏肉普及啓蒙 (3) 宮城県 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール (4) 福島県 10/10(土)~10/11(日) 「ふくしま復興やきとり祭り」参加 2. 関東支部 (1) 栃木県 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール 3/26(土) (2) 群馬県 (3) 埼玉県 「よみがえれ!宇都宮城」桜まつり 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール 〃 〃 11/3(火・祭) 桶川市民まつり 11/7(土)~11/8(日) あげお産業祭り (4) 東京都 10/10(土) 「2015 築地秋祭り」で鶏肉加工品販売 10/20(火) 中華・食鳥肉フェスタ 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール 11/13(金) (5) 神奈川県 3. 中部支部 (1) 岐阜県 料理講習会 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール 10/24(土)~10/25(日) 「岐阜県農業フェスティバル」参加 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗等での協賛セール (2) 静岡県 〃 〃 (3) 愛知県 〃 〃 - 12 - 4. 関西支部 (1) 京都府 10/25(日) 「京都SeeLフェア」参加 10/29(木)~10/31(土) 国産チキンまつり協賛セール (2) 大阪府 〃 〃 11/8(日) 大阪市旭区千林くらしエール館・ 国産チキンまつり (3) 兵庫県 10/29(木)~10/31(土) 国産チキンまつり協賛セール (4) 広島県 〃 〃 (5) 香川県 〃 〃 11/21(土)~11/22(日) (6) 徳島県 「食の大博覧会 2015」参加 10/17(土)~10/18(日) 「四国放送まつり 2015」参加 10/29(木)~10/31(土) 国産チキンまつり協賛セール 5. 九州支部 (1) 山口県 11/21(土) (2) 福岡県 10/26(月)、11/6(金) 料理講習会 「深川養鶏特別販売会」参加 10/29(木)~10/31(土) 会員小売店舗での協賛セール 11/3(火・祭) 「福岡食肉市場まつり2015」参加 11/14(土)~11/15(日) 「第 20 回福岡県農林水産まつり」参加 11/21(土) (3) 佐賀県 「ふれあいフェスタ」参加 10/23(金)~10/25(日) みつせ鶏本舗「がばうま祭り」参加 H27.12 月、H28.2 月 JA伊万里、さが農業まつり (4) 長崎県 11/21(土)~11/22(日) 「ながさき実り・恵みの感謝祭 2015」参加 (5) 大分県 11/3(火) 福岡県と合同開催及び各会員独自 PR セール (6) 宮崎県 11/15(日) 「宮崎県食育・地産地消フェスタ」参加 (7) 鹿児島県 11/28(土)~11/29(日) 「元気もりもり畜産フェア」参加 6. 本部 (1) 沖縄県 11/29(日 ) 「うちな~いい肉の日」参加 全国の会員小売店舗等において、全国食鳥肉販売業生活衛生同業組合連合会と連 携し、「揚げておいしい若どりまつり」を 10 月 29 日(木)~10 月 31 日(土)の 同時期に開催した。 - 13 - (2)食鳥処理加工業技能評価試験の実施概要 事業費 16,554千円 公益財団法人国際研修協力機構(JITCO)の認定を受け、食鳥処理加工業技能評 価試験を実施した。 1)技能評価試験の概況 ア.試 験 回 数 : 215回(初級211回) イ.受 験 者 数 :1061名(初級1054名) ウ.国別受験者数 中 国 フィリピン ベトナム インドネシア タイ 71名 389名 40名 15名 534名 ミャンマー カンボジア 8名 4名 2)技能評価試験の実施状況 作業名 受験者数 再受験者数 最終合格者数 及びその等級 及び回数 食鳥処理加工業 1054名 1名 1055名 211回 1回 212回 食鳥処理加工業 2名 0名 2名 中級 1回 0回 1回 食鳥処理加工業 5名 0名 5名 専門級 2回 0回 2回 1061名 1名 1062名 214回 1回 215回 827名 4名 831名 170回 1回 171回 初級 平成 27 年度合計 平成 26 年度実績 及び回数 延べ受験者数 (3)国産鶏肉市場活性化対策事業 及び回数 事業費 1055名 2名 5名 1061名 827名 21,036千円 国産鶏肉の消費の拡大に資するため平成27年度は平成25年度に設定した国 産チキンシンボルマークの普及浸透を推進した。 1)実行委員会の開催 - 14 - 会 議 \ 項 目 開 催 日 開 催 場 所 第 1 回実行委員会 平成 27 年 6 月 3 日 (一社)日本食鳥協会 第 2 回実行委員会 平成 27 年 9 月 3 日 (一社)日本食鳥協会 第 3 回実行委員会 平成 27 年 11 月 25 日 (一社)日本食鳥協会 第 4 回実行委員会 平成 28 年 3 月 29 日 (一社)日本食鳥協会 2)国産チキンシンボルマーク新聞広告掲載等 平成27年 8月10日(焼き鳥の日)読売新聞本社版朝刊(関東地域) 平成27年10月29日(国産とり肉の日)朝日新聞全国版朝刊 平成27年10月9日.15日.29日(国産とり肉の日)WebPR 配信3回 3)アグリフード EXPO 東京 2015 国産畜産物・展示商談会に出展 平成27年8月18日・19日 東京ビックサイト 4)国産鶏肉市場活性化事業セミナー マーケティングコンサルタント 西川りゅうじん氏によるセミナーを開催 した。 CHICKEN の安心とおいしさ 「国産チキンをブレイクさせよう!JAPAN を広めよう~」 平成27年9月2日 浜松町東京會館 5)販促資材作成 シンボルマークドライ T シャツ 250枚 シンボルマークポロシャツ 40枚 シンボルマークエプロン 100枚 シンボルマークネクタイ赤、黒、青 150本 シンボルマーク耐久性シール シンボルマーク広告レジ袋 30,000枚 800,000枚 シンボルマークインタビュー用タぺストリー 1人用、3人用 (4)平成27年度海外食鳥産業視察の実施概要 次のとおり実施し、初期の目的を達成し全員無事に帰国した。 - 15 - ア.実施期間:平成27年10月11日~10月27日 イ.参加人数:総勢35名 ウ.訪問都市:カナダ(トロント、モントリオール、ナイアガラ) エ.主な視察:ガルフ大学 講義(養鶏業における繁殖) :Mapie Iodge 養鶏場・加工場視察 :トロント養鶏業協議会 :その他スーパーマーケット他市場視察 Ⅲ 各部会の事業状況 1.小売部会 店頭小売の流通・販売段階における部会運営委員会を開催し、定期的に情報交換 を行った。 当協会の主催する「国産チキンまつり」に積極的に参加協力する等、消費者に国 産鶏肉の安全安心を訴えるとともに消費拡大に努めた。 運営委員会 開 催 日 開 催 場 所 出席者 第1回 平成 27 年 6 月 2 日 (一社)日本食鳥協会 14名 第2回 平成 27 年 9 月 2 日 浜松町東京會館 16名 第3回 平成 27 年 11 月 24 日 東京都中小企業振興公社 15名 第4回 平成 28 年 3 月 28 日 浜松町東京會館 12名 2.荷受部会 荷受段階における部会運営委員会を開催し、大消費地を中心とした鶏肉の需給価 格動向について定期的に情報交換と情報提供を行い、鶏肉の流通改善を図るととも に中長期の需給調整と在庫の適正化に努めた。 運営委員会 開 催 日 開 催 場 所 出席者 第1回 平成 27年 6 月 2 日 (一社)日本食鳥協会 18名 第2回 平成 27 年 9 月 2 日 浜松町東京會館 14名 第3回 平成 27 年 11 月 24 日 東京都中小企業振興公社 16名 - 16 - 平成 28 年 3 月 28 日 浜松町東京會館 第4回 16名 3.生産加工部会 緊急時鶏肉処理体制整備等対策事業に係る中央推進委員会及び地域協議会に参 画し、緊急時の鶏肉処理体制整備と食鳥の集出荷を円滑に行うためのネットワーク を整備した。 生産流通段階における部会運営委員会を開催し、生産コストの低減を図るため、 生産動向について定期的に情報交換を行い国内鶏肉生産の安定と流通改善に努め た。 当協会が実施した国産鶏肉生産動向等情報収集提供事業と地鶏銘柄鶏生産振興 推進事業に係る生産流通実態調査に協力するとともに、品質管理指導者養成研修会 に参加し、安全で安心な国産鶏肉の安定生産に努めた。 また、主要産地協議会を開催し、食鳥産業を巡る諸課題について協議した。 協議会 開 催 日 開 催 場 所 出席者 第1回 平成 27 年 7 月 2 日 ホテル森の風鶯 32名 第2回 平成 28 年 3 月 3 日 浜松町東京會舘 25名 4.種鶏ふ卵部会 国産鶏肉の需給価格動向と見通し及び輸入鶏肉の需給動向について定期的に情 報交換を行うとともにブロイラー用初生雛不足が見込まれる状況下、適宜、鶏肉及 びブロイラー用ひな需給見通し情報の提供に努めた。 Ⅳ 総会・理事会等の会議開催状況 1.総会の開催 第55回定時総会 (1)開催日時:平成27年6月18日(木)午前10時45分 (2)場 所:浜松町東京會舘「チェリールーム」 - 17 - (3)出席者数:118名(うち委任状による出席者84名) (4)議 事 報告事項 (1)平成26年度事業報告に関する件 (2)平成27年度事業計画に関する件 (3)平成27年度正味財産増減予算書の件 議 案 第1号議案 平成27年度貸借対照表及び正味財産増減計算書承認の件 第2号議案 公益目的支出計画実施報告書に関する件 第3号議案 平成27年度会費の賦課並びに徴収方法に関する件 第4号議案 平成27年度借入金最高限度額に関する件 第5号議案 役員辞任に伴う選任の件 2.理事会の開催 (1)第1回理事会 ア.開催日時:平成27年6月3日(水)午前10時 イ.場 所:一般社団法人日本食鳥協会会議室 ウ.出席者数:理事15名、監事2名 エ.議 案 第1号議案 報告に関する事項 (1)各部会運営委員会の協議事項について (2)各支部の活動状況及び協議事項について 第2号議案 平成26年度事業報告の件 第3号議案 平成26年度貸借対照表及び正味財産増減計算書承認の件 第4号議案 役員辞任に伴う選任の件 第5号議案 第55回定時総会の開催の件 - 18 - (2)第2回理事会 ア.開催日時:平成27年9月3日(木)午前10時 イ.場 所:一般社団法人日本食鳥協会会議室 ウ.出席者数:理事16名、監事2名 エ.議 案 第1号議案 報告に関する事項 (1)各部会運営委員会の協議事項について (2)平成27年度補助事業等の概要と実施状況について ア.緊急時鶏肉処理体制整備等対策事業 イ.国産鶏肉生産量等調査事業 ウ.国産食肉等新需要創出緊急対策事業 エ.国産食肉給食利用促進事業 (3)平成27年度実施事業等(公益目的支出計画に係る継続事業) の概要と実施状況について ア.国産鶏肉生産動向等の情報収集提供事業 イ.国産鶏肉安全安心等普及増進事業 ウ.国産鶏肉取引規格適正表示等普及推進事業 (4)当協会の独自事業について ア.2015年度「国産チキンまつり」の開催について イ.平成27年度食鳥処理加工業技能評価試験の実施状況について ウ.2015年度海外食鳥産業視察について 第2号議案 国産鶏肉市場活性化対策事業の取組みについて その他 ア.国産畜産物フェアについて イ.日本畜産物輸出促進協議会鶏肉輸出準備分科会 (3)第3回理事会 ア.開催日時:平成27年11月25日(水)午前10時 - 19 - イ.場 所:一般社団法人日本食鳥協会会議室 ウ.出席者数:理事14名、監事 2 名 エ.議 案 第1号議案 報告に関する事項 (1)各部会運営委員会の協議事項について (2)平成27年度補助事業等の概要と実施状況について ア.緊急時鶏肉処理体制整備等対策事業 イ.国産鶏肉生産量等調査事業 ウ.国産食肉等新需要創出緊急対策事業 エ.国産食肉給食利用促進事業 (3)平成27年度実施事業等(公益目的支出計画に係る継続事業)の概要と 実施状況について ア.国産鶏肉生産動向等の情報収集提供事業 イ.国産鶏肉安全安心等普及増進事業 ウ.国産鶏肉取引規格適正表示等普及推進事業 (4)当協会の独自事業について ア.2015年度「国産チキンまつり」の開催状況について イ.平成27年度食鳥処理加工業技能評価試験の実施状況について ウ.2015年度海外食鳥産業視察報告について 第2号議案 国産鶏肉市場活性化対策事業の実施状況にいて 第3号議案 平成27年度上半期(9月期)の収支状況について その他 ア.TPP 大筋合意の内容と対策について イ.日本畜産物鶏肉輸出促進協議会鶏肉準備分科会設置について ウ.マイナンバー制度について エ.国産畜産物フェアについて - 20 - (4)第4回理事会 ア.開催日時:平成28年3月29日(火)午前10時 イ.場 所:一般社団法人日本食鳥協会会議室 ウ.出席者数:理事13名、監事2名 エ.議 案 第1号議案 報告に関する事項 (1)各部会運営委員会の協議事項について (2)平成26年度補助事業等の概要と実施状況について ア.緊急時鶏肉処理体制整備等対策事業 イ.国産鶏肉生産量等調査事業 ウ.国産食肉等新需要創出緊急対策事業 エ.国産食肉給食利用促進事業 (3)平成27年度実施事業等(公益目的支出計画に係る継続事業)の概要 と実施状況について ア.国産鶏肉生産動向等の情報収集提供事業 イ.国産鶏肉安全安心等普及増進事業 ウ.国産鶏肉取引規格適正表示等普及推進事業 (4)当協会の独自事業について ア. 2015年度「国産チキンまつり」の開催について イ.平成27年度食鳥処理加工業技能評価試験の実施状況について ウ.国産鶏肉市場活性化対策事業の取組みについて エ.2015年度海外食鳥産業視察報告について 第2号議案 国産鶏肉市場活性化対策事業の実施状況にいて 第3号議案 平成28年度事業計画書(案)及び平成28年度正味財産増減 予算書(案)に関する件について 第4号議案 会員の入会について - 21 - その他 (1)日本畜産物鶏肉輸出促進協議会鶏肉輸出準備分科会について (2)日本の食魅力再発見・利用促進事業 Ⅴ 会員の異動状況 1.会員の異動状況 会 部会\項目 期 首 員 入 会 数 退 会 期 末 小 売 27 0 1 26 荷 受 52 0 0 52 生産加工 80 1 0 81 種鶏ふ卵 9 1 0 10 168 2 1 169 合 計 注1.小 売:退会(1会員)有限会社 大黒屋本舗 注2.生産加工:入会(1会員)株式会社 但馬どり 注3.種鶏ふ卵:入会(1会員)株式会社 山形種鶏場 2.賛助会員の異動状況 部会\項目 会 期 首 員 入 会 数 退 会 期 末 インテグレーター 6 0 0 6 機器・薬品他 23 0 0 23 29 0 0 29 合 計 - 22 -
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