2016年度 科目名称 担当教員 臨床栄養学 野間 智子 開講学期 (Semester) 単位数 (Credits) 履修年次 (Requirement) 授業形態 (Class Type) 受講定員の有無 (Maximum Enrollment) 後学期 2単位 2年次 講義 無 授業の概要(Course Description) 診療情報管理士は、診療で得られた情報を管理・分析し、活用することで医療の質の向上、安全管 理、および病院経営等に貢献する専門家である。医療のIT化が進み、医療での診療情報管理の重要性 が増している。臨床栄養学の現場では、NST(栄養サポートチーム)をはじめとして、チーム医療の中 でそれぞれが専門的な知識を持ち寄り、質の高い栄養管理が行われている。栄養管理は治療の基本で あり、医療チームを構成する多職種すべてに基本的な栄養管理能力が求められている。そこで、本授 業では主な疾患の病態生理と食事療法・栄養療法、食物と薬剤の相互作用、臨床検査の意義と基準 値、栄養補給法について理解し、一連の栄養管理業務(アセスメント→プランニング→実施→モニタリ ング)について学習する。 授業の到達目標(Course Objectives) 本講義の目的は、臨床医学で学ぶ疾病と栄養との関わりを総合的に理解することである。そのため に下記の2点を到達目標とする。 ①主な疾病の臨床検査や病態生理の基本を学び、理解できる。 ②個々の症状に基づいた食事療法・栄養療法を関連づけることができる。 授業計画(Course Schedule) 第1章 臨床栄養学とは 第2章 栄養評価 第14章 栄養法 第3章 消化器疾患の病態 第3章 消化器疾患と栄養管理 第4章 代謝性疾患の病態 第4章 代謝性疾患の栄養管理 第5章 循環器疾患の病態 第5章 循環器疾患の栄養管理 中間テスト 第6章 腎疾患の病態 中間テストの解説 第6章 腎疾患の栄養管理 第7章 血液疾患の病態と栄養管理 第8章 呼吸器疾患の病態と栄養管理 第9章 内分泌性疾患の病態と栄養管理 第10章 骨疾患と栄養管理 第11章 免疫・アレルギーの病態と栄養管理 第12章 術前・術後の栄養管理 第13章 乳幼児および小児期の疾患と栄養管理 まとめ 授業時間外学習(Supplementary Activities) 授業ごとに前回授業内容に関する小テスト(振り返り)を実施するので復習しておくこと。 第 1 第 2 第 3 第 4 第 5 第 6 第 7 第 8 第 9 第 10 第 11 第 12 第 13 第 14 第 15 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 回 2016年度 成績評価の方法と基準(Grading) 評価方法 (割合) 評価基準 期末試験 (60%) 秀:適切に問題点を指摘し、論理的かつ統合的に関連性を提示でき 中間テスト (20%) ている。 小テスト (20%) 優:指摘した問題点に対し、的確に関連性を提示できている。 良:指摘した問題点に対し、関連性を提示できている。 可:指摘した問題点に対し、一応の関連性を提示できている。 不可:問題点の指摘や関連性の提示ができていない。 テキスト (Textbook) 参考書・資料等 (Supplementary Reading) 備 考 (Other Information) 教員との連絡方法 (Contact With Instructor) 【書名】 【著者】 健康・栄養系教科書シリーズ⑦「臨床栄養学概論」 秋山栄一他 【出版社】 【出版年】 ㈱化学同人 2013年 講義で配布するレジュメで指示する。 3分の1を超える欠席は、単位不可となる。 火曜日の5限と木曜日5限をオフィスアワーとする。 (事前連絡は不要)
© Copyright 2024 Paperzz