バイオエタノールの製造方法

バイオエタノールの製造方法
○ バイオエタノールの製造方法は基本的に酒と同じ。
○ 一般に、さとうきびなどの糖質やトウモロコシ、コメ等のデンプン質作物を原料に、これ
らを糖化・発酵させ、濃度99.5%以上の無水エタノールにまで蒸留して作られる。
○ 稲わらや廃材などのセルロース系の原料から、エタノールを製造することも技術的に
は可能。
糖質原料
さとうきび、
発酵工程後のエタノールの濃度
浸出又
は圧搾
約95%
てん菜 等
99.5%以上
約10%
でんぷん質原料
粉砕
糖化
発酵
コメ、トウモロコシ、
麦 等
セルロース系原料
稲わら、建築廃材、
間伐材 等
糖化酵素
粉砕
糖化
硫酸・加水分解※
蒸留
脱水
無水
エタノール
酵 母
※:セルロース系原料からの糖化はデンプン系原料よりも
技術的ハードルが高く、現在は硫酸による加水分解を
利用した手法が主流。
実用化には、低コスト化に向けた技術開発が必要。
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