水戸市立酒門小学校

水戸市立酒門小学校
学 校 長
実施日時
実施場所
対
象
担 当 者
講
師
高堀正伸
平成17年11月14日
*月+
午前10時30分!午後12時30分
図工室
™年生40名
豊田雅之
オレリアンバロン
,フランス県国際交流員-
● 活動内容
1 はじめの言葉 進行(児童国際交流実行委員)
2 講師の先生紹介
3 ふれあい活動
「フランスの文化にふれよう」
・フランスに住んでいる人々
・フランスのお金
・フランスの建築物
4 質問コーナー
5 ふり返り
6 お礼の言葉
7 終わりの言葉
● 児童の感想
私はフランスについて、事前に調べました。フランス
というとフランス料理くらいしか思い浮かばなかったの
ですが、インターネットで調べてみたら色々なことが分
かったのでバロンさんに会うのが楽しみでした。バロン
さんは、日本語がとても上手で面白い話をたくさん聞か
せてくれました。にらめっこのようなゲームでは、バロ
ンさんの動きや表情が面白くてみんな大笑いでした。フ
ランスの挨拶も教えてもらいました。最後に、バロンさ
んがカツラをかぶって変装して、ホウキのギターを弾き
ながら、今日学習したことを復習してくれたのがとても
楽しかったです。フランスに行ってみたいな、と思いま
した。
フランスの人はみんな面白いのかな、と思いました。
自由の女神は、フランスからアメリカに贈られたことを
教えてもらいました。フランスの小学校の様子を写真を
使って教えてくれました。フランスの小学生は、日本の
ことをどう思っているんだろうと思いました。バロンさ
んに会って、フランスが身近に感じるようになりまし
た。今まで、フランスと言えばフランス料理とかサッ
カーとかしか知りませんでしたが、もっといろいろ調べ
てみようかなと思います。
● 先生の感想
総合的な学習の時間の中で、
「国際理解教育」の一環と
して本事業を行いました。当日は一日参観日でもあった
ため、多くの保護者の方にも参加していただくことがで
き、
「国際理解教育」の取り組みについて理解していただ
く良い機会にもなりました。
児童はそれぞれ図書室やインターネットを活用して、
フランスのことを事前に調べました。フランスについて
それほど興味がなかった児童も、調べる活動を通して、
フランスの魅力を発見することができたように思いま
す。調べたことを学級で発表し合う機会を設けました
が、自分が知り得た情報を意欲的に発表しようとする姿
が見られました。
英語以外の言語を使っての交流は、児童に新鮮な印象
を与えたように思います。今後、さらに世界に目を向け
て学習を重ねる児童が増えると思います。
資料や実物をつかっての学習会は非常に有意義なもの
でした。
● 成果と課題
ワールドキャラバン国際理解学習会を通して、日本と
フランスの文化や歴史、風土の違いを感じることができ
ました。この事業に取り組むにあたって、我々教師自身
が異文化との交流を積極的に行う必要があると感じまし
た。児童は、事前に調べ学習をしていたため興味をもっ
て取り組むことができ、さらに興味を深めると同時に、
フランス以外の文化にも興味を抱くようになりました。
バロンさんが日本語が堪能なこともあって、コミュニ
ケーションには不自由しませんでした。一方では、受け
身の児童が多く、自分からコミュニケーションを取るこ
とができない場面も見られました。児童のコミュニケー
ション能力を伸ばすことが、国際理解教育を推進するた
めには必要なことではないかと考えます。
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