エレクトロニクス学習の世界標準 制御実験装置のピーアィディー http://www.pid-control.com/ [email protected] A NATIONAL INSTRUMENTS COMPANY ELECTRONICS WORKBENCH ― エレクトロニクスソフトウェアを 使用した教育における唯一のエキスパート Electronics Workbench製品は、世界中の電気工学部やエレク トロニクス技術の関連学部で最も広く使用されているソフト ウェアです。教育市場向け製品を開発する唯一の企業である 弊社は、多くの教育者にご支持いただいているソフトウェア ツールを提供しています。実際に弊社のソフトウェアは、同 業界内の他社の全製品を合わせた数よりも多くの学校で採用 されています。 弊社製品は、操作性と柔軟性と機能をすべて兼ね備えていま す。高校レベルの入門コースからMITのような一流大学の上級 プログラムまで、あらゆるレベルの教員が、Multisimを使用 して教育に役立ててきました。完全なカスタマイズ対応のGUI を搭載しているため、コース内容、学生の能力、講義形式に 合った独自のユーザインタフェースの効果的な設計を行うこ とができます。 Electronics Workbench Corporationは、ナショナルインスツ ルメンツの100%出資の子会社です。ナショナルインスツルメ ンツに関する詳細は、www.ni.comでご覧いただけます。 世界中の教育機関での実質的な標準 Electronics Workbenchソフトウェアは、30万人の学生の教育に使用されて います!弊社のソフトウェアを使用している世界中の何千もの学校の中か ら、いくつかの学校を御紹介いたします。 大学 単科大学(カレッジ) スタンフォード大学 ITT Institute マサチューセッツ工科大学 ロンドン-UCL ブリティッシュコロンビア 工科大学 デブライ大学 ベルリン教育大学 ミュンヘン工科大学 ベルギーVVKSO トロント大学 ヒールド大学 パーデュー大学 セントラルテキサス大学 清華大学 スプリングフィールド技術 コミュニティカレッジ パントナガール大学 高校 コネチカット州専門学校 ノバスコシア教育省 バサビ工科大学 企業トレーニング Rockwell Collins Ocean Engineering 米陸軍 Electronics Workbenchは、教育界だけでなくプロフェッシ ョナル仕様のソフトウェアでもトップ企業です Electronics Workbench製品は、自信を持ってお求めいただけます。学生た ちは、卒業後も頻繁に利用することになる一流のプロフェッショナル向け 設計ツールに、早い段階から慣れ親しむという貴重な体験を得ることがで きます。 Electronics Workbenchの設計ソフトウェアパッケージは、世界でも最も広 く利用されているプロフェッショナルEDAプログラムの1つです。弊社製 品を使用すれば、学生たちは世界のトップエレクトロニクス企業が採用す るツールについて学ぶことができます。 2 Electronics Workbenchは、約20年にわたり、エレクトロニクス教育に力を 注いできました。 教室や研究室でこのシミュレーションソフトウェアを使用すると、対話式 回路を実際に動かしてみせたり、学生自身が使用してみるといった体験を 通じて、学生はエレクトロニクス理論を本当に理解することができ、講義 ははるかに効果的なものとなります。ただしすべてのシミュレータが同じ ではありません。弊社は、教育向け専用の機能を備えた製品を提供する唯 一のソフトウェアベンダです。学生にとって楽しく内容も充実したカリキ ュラムを提供するためには、非常に重要な要素です。 弊社のソフトウェアは極めて操作性が高いため、複雑なソフトウェアのユ ーザインタフェースを習得する必要がなく、エレクトロニクスの学習に専 念することができます。Electronics Workbench製品は、使いやすさを重要 視しつつ、規格準拠の技術(SPICEやIEEE VHDLなど)をベースとして、 最上級レベルのコースでさえ簡単に学べるような機能がすべて含まれてい ます。ソフトウェア以外にも、補足的な教育向け製品を幅広く取り揃えて おり、どこでもご利用いただけます。 とてもシンプルですが、実績があります。Electronics Workbench製品を使 って学んだ学生は、習得が早い上にコースの内容も長期間にわたり身に付 けています。 教育システムのあらゆるレベルにおける高い効率性 大学でも高校でも専門学校でも、また教室でも通信教育でも企業トレーニ ングでも、対話式の学習環境で楽しいプログラムを提供することができま す。 製品があらゆる教育レベルで効率的に使用されていることは、学生にとっ ても大きなプラスとなります。Electronics Workbench製品は入門、上級、 プロフェッショナルの各レベルに使用できるため、学生は自然にソフトウ ェアに慣れ親しむことができます。そのため、レベルが上がるにつれて複 雑になる学習の中身に専念でき、次から次へと新しいツールの使用方法を 学ぶ必要はありません。 より多くの学生が利用しながら同時にコストを削減 カリキュラムの枠を超えた製品ライン 現在の教育機関は、財政的に厳しい環境に置かれています。エレクトロニ クス業界はかつてないほどに高度化し、それに応じて企業の新卒学生への 期待度も高まっています。それに対し、教育現場側は厳しい予算の制約に 直面しています。 Electronics Workbenchは、非常に高性能で使いやすい教育用ツールとして 広く認められています。弊社のフルカスタマイズ対応製品は、教育向けに 開発した独自の機能や高度な機能を搭載し、様々なカリキュラムに対応す ることができます。 Electronics Workbenchの製品なら、そのような現実的な問題も解決するこ とができます。授業の効率を高め、学生が実験をより多く実施できると同 時に、コストも抑えることが可能です。 Multisim 8は、シミュレーションと回路図入力を組み合わせて、極めて直 感的な完全統合型のエレクトロニクス実験環境をPC上に実現します。 Multisimは世界でも唯一の対話式シミュレータで、シミュレーション実行 中に回路の変更を「オンザフライ」で行い、即座にその結果を確認するこ とができます。BSPICE/XSPICEに完全準拠し、操作性の高い広範な仮想 計測器や、豊富なコンポーネントデータベース、包括的な高機能解析ツー ルを搭載しています。P 6 弊社のソフトウェアを使用すれば、コンピュータ自体が高機能で完成され た計測センターとなるため、ベンチトップ型のハードウェアに比べわずか なコストで、実験を行う機会を劇的に増やすことができます。 さらに、弊社の「仮想コンポーネント」を無制限に利用できるため、実験や プロジェクトのコストは大幅に削減されます。Multisimの強力な仮想計測 器を用いれば、機器の修理に伴う費用や不都合からも開放されます。 柔軟なライセンスオプション Electronics Workbenchでは、いくつかの異なる構成で製品をご用意してい ます。 Lab Edition(フローティングまたはノードロック)― 学生が実験の授業で 使用 Single Edition ― 授業または個人的に教員が使用 Student Edition ― 学生が個人的に使用 上記のオプションを組み合わせた学科ライセンスやサイトライセンスもご 用意しています。詳しくは日本ナショナルインスツルメンツ(株)EWB営 業部までお問合せください。 さらにお得な期間限定ライセンスもご用意しています。ソフトウェアの料 金を支払っている限り、実験装置を常に最新に保つことができます。 Multisim RFを使用した通信の指導。P 10 MultiFHDL 8を使用したデジタルロジック(HDL/PLD)の学習。P 10 Multisim MCUを使用すると、Multisimでマイクロコントローラユニットの 統合シミュレーションと高度周辺デバイスが利用できます。MultiMCUを 使用すると、SPICE(オプションでVHDLも)モデル回路内に、アセンブ リコードでプログラムされたMCUを含めることができます。デジタルエ レクトロニクス、MCUプログラミング、組込システム、上級向け設計な どのコースに最適です。P 11 Ultiboard 8により、学生は回路の製造やPCBへの物理的な実装を実際 に経験することができます。Multisimの回路図は、クリック1つで Ultiboardにインポート可能です。そのようにして、コンポーネント/トレ ース配置から製造、3D表示まで、レイアウトプロセスの全段階を通して、 貴重な体験を得ることができます。それもすべて非常に使いやすいプロフ ェッショナル設計ツール1つで可能です。Ultiboardは、どのような電子回 路でも、Multisimとシームレスに併用することができます。P 12 自宅学習用のStudent Edition。P 14 実験システムに、Multisim対応のナショナルインスツルメンツ製品、 LabVIEWとNI ELVISを併用できます。P 15 Commisimは、通信システム理論を学習するのに最適なツールです。 Commsimのわかりやすいドラッグアンドドロップインタフェースを使用 すれば、アナログ、デジタル、ミックスモード通信システムをブロックダ イアグラムレベルですばやく作成しシミュレーションすることが可能で す。P 16 関連リソース、回路ファイル/教材。P 18 「教科書の作成に携わっていますが、Multisimは理論と現実のギャ ップを埋めるのに極めて効果的なツールです。Electronics WorkbenchのMultisimを強く推奨します。 」 ベストセラー著者 Tom Floyd氏 3 Multisimだけの教育向け機能 Electronics Workbenchは、教育市場に 重点を置き、教育専用の機能を搭載し たエレクトロニクスソフトウェアを開 発する唯一のメーカです。 多くの企業では、商用製品を割引する のみで、教育市場向け製品を後からの 付け足しのように捉えていますが、弊 社では教育向け製品や関連リソースに 多くの額を投資し、教育機関やそこで 学ぶ学生が優れた学習ツールを利用で きるように努めています。 Multisimを使用すると、教員や学生向けにカス タム設計された充実の機能により、画期的な方 法でコース内容を提供することができます。 Multisimでしか利用できないこれらの機能をぜ ひお試しください。 Multisimは、業界唯一の完全な対話式シミュレ ータで、回路の変更を「オンザフライ」で行い、 シミュレーション結果が変化するのをリアルタ イムで確認することができます。 Multisimのユーザインタフェースや計測器、解 析ツールは完全にカスタマイズ対応であるた め、回路内で学生が表示/アクセスできる部分 を制限することができます。そのため、授業方 法のオプションの幅が広がり、様々な方法でコ ンセプトを紹介することができ、学生のレベル やコース内容によってソフトウェアの難易度を 調整することが可能です。また、回路ファイル に画像や説明を追加するのも簡単なため、実験 や自習形式での学習にも有用です。 実際の機器と全く同じような外観と操作性を備 えた20におよぶ仮想計測器(オシロスコープ、 マルチメータ、スペクトルアナライザなど)を 使用して、回路を操作することが可能です。 Multisimの回路制限機能を利用すると、回路に 欠陥を埋め込んでおいて、トラブルシューティ ングの学習に役立てることもできます。あるい は、サブ回路をロックしたり非表示にしたりす ることで、回路の一部について問題を設定する ことも可能です。 高機能な解析ツールは24種類(Monte Carlo、 Worst Case、I-V Analyzerなど)搭載されてい ますので、場合によっては実際のテスト装置以 上に詳細に回路の動作を理解することができま す。 Multisimの13,000の部品を収録したデータベー スには、標準的なコンポーネントのほかに、教 育に役立つ特殊な部品も各種含まれています。 スイッチやポテンショメータなどの対話 式コンポーネントは、シミュレーション の実行中に操作可能です。 EDや7セグメント表示などの動画部品は、 シミュレーション結果に応じて外観が変 わります。 実環境でそのような値の部品が見つから なくても、仮想コンポーネントを使えば パラメータをお好きな値に自在に設定す ることができます。理論的な概念の説明 に最適です。 Multisimのインターネット設計共有機能を使用 すると、ポイントからマルチポイントへのイン ターネット/イントラネットブロードキャスト をリアルタイムで実行できます。回路図を作成 し、シミュレーションを実行して、同じ建物内 や地球の裏側にいる人と対話することが可能で す。彼らも全く同じ画面を見ることができます。 これは通信教育や、学生同士あるいは教員と学 生のコミュニケーションに利用できます。 4 定格コンポーネントを使用すると、特定 のパラメータが超過したとき(電源や電 流)に「ブローアップ(仮想的に故障)」 することで学習効果を向上することがで きます。 3Dコンポーネントでは、従来の回路図記 号の代わりに、実物と同様の写真を使用 しています。回路図と実際の回路に隔た りがないため、入門コースの学生の理解 を早めることができます。 MULTISIM 8の新しい教育向け機能 Multisim 8では、速度、機能、操作性が全体的 に向上しているのに加え、エレクトロニクスプ ログラムを強化する新しい教育向け機能が数多 く搭載されています。 Multisim MCUを使用すると、Multisimシステム にマイクロコントローラユニットの統合シミュ レーションと高度周辺デバイスを追加すること ができます。使い慣れた効果的なMultisim環境 で、MCUやアセンブリ言語プログラミングなど について教えることが可能です。MultiMCUを 加えることで、Multisimはさらに広範なコース やプロジェクトに対応することが可能となりま す。 新しい「ブレッドボード画面」を利用すると、 「ライブ」の3Dブレッドボード環境で回路の作 成や実験の実施が可能です。学生は実際の研究 室での作業を行う前に、このような重要なスキ ルをハンズオン学習によって身に付けることが できます。 計測プローブは、回路の任意の場所に配置可能 になりましたので、回路図にダイナミックな電 圧値や電流値を添付することができます。各プ ローブの表示は、閾値設定や精度設定によって 個別に制御できます。 Multisimのテキスト説明ボックス(シミュレー ションと同時にスクロールします)を使えば、 理論を説明したり、指示を出したり、質問を投 げかけたりすることが可能です。 新しい組込式画面キャプチャユーティリティを 使用すると、わかりやすい画像などを使って、 課題を説明したり、実験マニュアルやコース教 材を作成したりできます。 Multisimに含まれているAgilentやTektronixの 計測器シミュレーションを使って、これらの実 際の計測器の使用方法を、リスクなしで教える ことが可能です。計測器のシミュレーションは、 外観と動作が実際の計測器とまったく同じで、 あとは電源を入れるだけです。 「ツールヒント」式のメモを使って、回路図の 任意の場所にコメントを付けることが可能で す。そのようなメモは、ソリューションの説明 や課題へのフィードバックに最適です。 視覚的なエラーマーカやエラー箇所の拡大機能 を備えた使いやすい電気規則チェックにより、 配線エラーをすばやく見つけて修正することが できますので、無駄な労力や貴重な時間を費や す必要がありません。 Multisimの梯子図(ラダーダイヤグラム)を使 うと、制御理論を使い慣れたMultisim環境内で 学生に紹介することが可能です。梯子図を作成 してMultisim 8に搭載された機械装置のシミュ レーションを制御するという課題を出すことが できます。梯子図のコンポーネントも機器のシ ミュレーションも完全動画化されていますの で、わかりやすいフィードバックが得られます。 それぞれに完全なSPICEパラメータのセットア ップを含む再利用可能なシミュレーションプロ ファイルを作成して配布すると、学生はシミュ レーションに慣れるにつれて課題を正しく行う ことができるようになります。 5 multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ 弊社の主要製品であるMultisim 8は、回 路シミュレーションと回路図入力を組 み合わせて、PC上で実行する統合型の 直感的なエレクトロニクス実験装置を 作成するための製品です。シミュレー タとして世界で最も広く利用されてい る製品で、教員や学生が電子回路を設 計し、実験を行って回路の動作を確認 することにより、学習効果を高めるこ とができます。 講義で紹介する場合も研究室で使用す る場合(主要プラットフォームとして、 あるいはハードウェアステーションに ついて話し合うための教材として)も、 Virtual Instrumentationと対話式のライ ブシミュレーションによって実際の電 子回路に近い体験ができます。 業界標準のSPICEをバックグラウンド で採用するMultisimのドラッグアンド ドロップインタフェースなら、回路の設 計、配線、解析が簡単です。教員の方々 の話によると、通常Multisimを30分も 使用すれば、学生たちは熱心に独自の 回路の設計を始めるということです。 「Multisim 7を使用することには明確なメ リットがあります。コスト効果が高く、 時間の節約ができる。高機能で安全、高 精度で、最新のエレクトロニクス仕様に 伴って常に更新されています。学生にと っても楽しく使用でき、離れた場所でも 使える仮想研究室です。そして何よりも 「ユーザフレンドリー」です。Multisimは 仮説の強化とトラブルシューティングテ クニックの習得に最適なツールです。当 校のオンライン EET プログラムでは、こ のツールを使うことで、従来型の電子工 学技術プログラムと同様に、実験コース の目的を満たすばかりか上回ることさえ あります。 」 グランサム大学学部長 Gary Sutter, Ph.D 6 カスタマイズ可能かつ直感的 対話式のSPICEシミュレーション Multisimは、回路を作成して操作するための、 完全にカスタマイズ可能な柔軟かつ直感的ワー クスペースです。この製品を使えば、学生は複 雑なユーザインタフェースでなくエレクトロニ クスの学習に専念することができます。 回路シミュレーションは、回路の動作を見るた めの最も早く簡単な方法で、電子工学を教える ためのツールとしてはその高い効果が認められ ています。自分で計算したりテスト機器をプロ トタイプボードに接続するのに比べ、数分の1 の時間で回路の動作を視覚的に確認することが できます。Multisimを使用すれば、アナログ、 デジタル、ミックスドモードの回路のシミュレ ーションを高速かつ正確に再現します。 入門コース向けから上級のプロジェクト設計ま で、学生のレベルに合わせてワークスペースを カスタマイズすることができます。 インストラクタは、授業の内容や学生のレベル に合わせて、ソフトウェアの使い勝手や外観を 自由にカスタマイズすることができます。また、 授業の目的に応じて独自のメニューやツールバ ー、ショートカットを作成することもできます。 機能や計測器、解析関数などへの学生によるア クセス制限を設けることで、学生が混乱するの を防ぎ、新しい題材を順序どおりに教えること ができます。また、Multisim 8を使えば、それ ぞれに完全なSPICEパラメータのセットアップ を含む複数のシミュレーションプロファイルを 作成し再利用することが可能なため、学生はエ レクトロニクスシミュレーションに徐々に慣れ ていくことができます。 また、回路図の任意の場所にツールヒント式の メモを添付して、回路に注釈を付けることもで きます。シミュレーションとともにスクロール する説明用のテキストボックスで、仮説を記述 したり指示を出したり質問したりすることも可 能です。新しい画面キャプチャユーティリティ を使用すると、実験用マニュアルや教材などに 使用する図面をすばやく作成することができま す。 Multisimのコアには、業界標準の強力なSPICE エンジンが搭載され、Berkeley SPICEとXSPICE Extensionによってデジタルシミュレーションの 質が向上しています。外観部分には、初心者の ユーザにもわかりやすい非常に優れたMultisim ユーザインタフェースが採用されています。そ のような組み合わせにより、複雑なSPICEの構 文を気にすることなく、SPICEのメリットを最 大限に活用することができます。授業によって は、もちろんSPICEの細部のすべてを学生が利 用できるようにすることも可能です。 ゲインや電圧リプルなどの概念を対話式シミュ レーションにより補足 Multisimは業界で唯一の対話式シミュレータで、 学生は「オンザフライ」で変更を行ったり「も しも(what if) 」の状況を確認したりすることが できます。Multisim特有のコシミュレーション 機能によってSPICEシミュレーションの範囲が 広がり、1つの回路ファイル内にVHDLモデル を含めることが可能となっています。 高速で高精度のシミュレーション結果 極めて直感的なユーザインタフェース 標準のSPICE 3F5およびXSPICE 完全にカスタマイズ可能なワークスペー ス(独自のメニューやツールバーを作成 可能) 業界唯一の対話式シミュレータ パスワード保護による計測器や解析関数、 サブ回路へのアクセスの制御 シミュレーションプロファイル ツールヒント式の注釈 シミュレーションと同時にスクロールす る説明用テキストボックス 新しい画面キャプチャユーティリティ 全コンポーネントをA/D混合回路で使用可 能 VHDLを使ったコシミュレーション シミュレーションアドバイザによるシミ ュレーションエラーのトラブルシューテ ィング multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ コンポーネントおよびモデル 部品の配置と配線 ブレッドボードモード Multisimは、大規模なコンポーネントライブラ リを備えています。しかも必要なコンポーネン トを探すのも簡単です。13,000種類のコンポー ネントが論理的にグループ分けされ、デスクト ップ上の容器からすばやく取り出すことが可能 になっています。先行入力式ダイナミック検索 に、便利な新しいフィルタを組み合わせること で、必要なコンポーネントをすばやく見つける ことができます。 シミュレータを使用する際、最も多くの時間を 要するのが、ワークスペース上に部品やワイヤ を配置して回路図を作成するステップです。 Multisim 8の新しいブレッドボードモードを使 用すると、学生は「ライブ」の3Dブレッドボー ド上で回路を構築し実験を実施することができ ます。まず「アシストモード」から開始して、 慣れてきたらプロジェクトを学生自身に完成さ せます。一貫性チェックとブレッドボードERC 機能により、仮想ブレッドボードが確実に構築 できるようになっています。ブレッドボード配 線リポートが生成されますので、それを印刷し て実験室で利用することができます。 Multisimのライブラリには、一般的に使用され ているすべての標準デバイスに加えて、最新の デジタルICも含まれています。Multisimの統合 型データベースの各デバイスには、回路図表記 シンボル、シミュレーションモデル、およびフ ットプリントが含まれていますので、すべての デバイスはキャプチャ、シミュレーション、お よびレイアウトに即使用できるようになってい ます。また、対話式、アニメーション、バーチ ャル、定格、3Dなど、さまざまなタイプのコン ポーネントを取り揃えていますので、学生の理 解度をさらに高めることができます。 対話式コンポーネントは、シミュレーションの 際に指定のキー入力により値を変更することが でき、その変更による信号の変化をリアルタイ ムで表示することができます。コンポーネント を変更した後シミュレーションを再起動する必 要がないため、講義でデモとして行う際に大幅 な時間の短縮が可能です。 アニメーション部品は、シミュレーションの結 果に応じて見た目が変わりますので、リアルタ イムでフィードバックを得ることができます。 仮想コンポーネントのパラメータは任意の値に 設定することができますので、理論上の概念を 示すのに適しています。 定格コンポーネントは、指定のパラメータが範 囲を超えた場合に「ブローアップ(仮想的に故 障) 」することで重要な概念を強調します。 実験で使用する実際のデバイスとよく似た3Dコ ンポーネントを使うことにより、実際の回路と 回路図の隔たりを縮めることができます。 製品に付属のマスタライブラリに加えて、各グ ループごとに利用できるコンポーネントの「サ ブライブラリ」をセットアップすることが可能 ですので、実験や設計のプロジェクトの管理を 簡素化することができます。Multisim を使用す ると、自動モデルメーカなど、さまざまな方法 で独自の部品/モデルをライブラリに追加する ことができます。 Multisimには他の製品にはないさまざまな機能 が搭載されているため、教える側にとっても学 生にとっても、重要なステップを迅速かつ簡単 に実行できます。実際に、Multisimでの部品の 配置と配線は非常に直感的なため、手順の説明 が必要ない場合もあります。エレクトロニクス の理論を教えるはずの講義や実験の貴重な時間 を、複雑なソフトウェアツールの使用方法の説 明に使ってしまうのは無駄なことです。 Multisim独自の「モードレス」操作により、配 置と配線のモードを切り替える必要がありませ ん。ユーザが実行しようとしていることをソフ トウェアが判断します。部品を配置するには、 ワークスペース上でコンポーネントをドラッ ク&ドロップするだけです。配線元と配線先の ピンをクリックすれば、自動的に配線されます。 組込みの自動配線アルゴリズムにより、直感的 で論理的なパスで配線が行われます。また、自 動配線を行う方法として、2端子パッシブをワ イヤ上に直接ドロップすることもできます。 Multisim 8には、時間の節約につながる便利な 配線機能がいくつか備わっています。たとえば、 新しい部品のピンで既存のワイヤまたはすでに 配置されているコンポーネントに触れると、接 続が行われます。次に、新しい部品を正しい位 置に移動すると、必要なワイヤが自動的に作成 されます。部品を移動したり回転したりしても、 ワイヤは「ラバーバンディング」によって接続 を維持します。また、ワイヤはユーザの意のま まにドラッグしたり形を変更したりすることも できます。 Multisimの電気規則チェック機能により、配線 のミスをすばやく見つけて修正することができ ます。この機能は、回路にエラーマーカで視覚 的にしるしを付けるもので、「エラー箇所を拡 大」する機能もあります。 きわめて直感的なキャプチャ環境 配置と配線のモード切り替え不要 部品容器からデスクトップへドラッグ& ドロップ式に部品を配置 パッシブコンポーネントを自動接続 包括的な13,000のデバイスライブラリ 自動配線 部品をわかりやすく論理的に分類 高性能な新しいコンポーネントブラウザ コンポーネントの動きに合わせて柔軟に変 形(ラバーバンディング) 教育向けのコンポーネントによる高い学 習効果 任意の位置から(ピン以外の場所からで も)ワイヤを配線可能 コンポーネントウィザードで独自のコン ポーネントを迅速に作成 ERC機能により視覚的なエラーマーカで 回路に印付け 100%混合モードモデル モデルメーカによりデータブック値から 自動的にSPICEを作成 「サブライブラリ」により実験や学生のプ ロジェクトに使用できる部品を識別 ブレッドボードの配置を実験前に終わらせて、 貴重な実験時間を節約することができます。 実験室外でブレッドボードの「ハンズオ ン」学習が可能 アシストモードとアシスト無しモード 一貫性チェックとブレッドボード ERC ブレッドボード配線レポート 梯子図(ラダーダイヤグラム) MMultisim 8には新しいクラスのコンポーネン トが含まれており、それを利用して、Multisim 環境で梯子図を学生に紹介することができま す。梯子図をさまざまな「本物」の機械装置の シミュレーションに接続し、制御理論を説明し ます。装置シミュレーションも梯子図もどちら も完全なアニメーション形式ですので、学生た ちは視覚的なフィードバックによって制御スト ラテジを検証することが可能です。 梯子図およびコンポーネント 「本物」の機械装置のシミュレーションを 制御 完全にインタラクティブでアニメーショ ン方式 ノード名による仮想配線で、複雑な回路 を簡潔に表現 梯子論理図と機械入力/出力を接続して、完全 なシステムをシミュレーション可能。 7 multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ 仮想的な計測器 Multisimは、ベンチトップで実際の計測器に接 続するのとまったく同じように回路図に配線で きる仮想的な計測器を各種提供する、唯一のソ フトウェアです。実環境のシステムと同様に、 仮想的な計測器も完全に対話式であるため、シ ミュレーションの実行中に設定を変更して、瞬 時に結果を表示することができます。そして操 作は非常に直感的です。 実際の機器とまったく同じように動作する20種 類の仮想の計測器を使って、エレクトロニクス 計測の基本を学生たちに紹介することができま す。高価なハードウェアやその保守の必要性が 軽減されるため、学生はリスクを負わずに学習 することができ、実験に関わるすべての学生が 計測をオンデマンドで利用することが可能とな ります。 16チャンネルロジックアナライザ カーソルを使ってデータをスクロールし、論理 レベルを表示することができます。 Agilent®計測器 Agilent社の54622D Scope、34401A DMM、 33120A波形発生器と同じように動作するシミュ レーション。 電流計 電流を簡単かつ迅速に読み取ります。 ボードプロッタ 周波数応答を示すもので、周波数に対するプロ ットのゲインまたは位相シフト(最大10GHz) をプロットします。 歪みアナライザ 信号の相互変調歪みと高調波歪みの両方を計測 します。 ダイナミック計測プローブ どこでも自在にプローブを配置して、回路にダ イナミック電流/電圧値の注釈を付けます。 個々のプローブの表示精度に閾値を設定し、制 御することができます。 周波数カウンタ 周波数、周期、パルス、立ち上がり/立ち下が りなどの計測を行います。ACまたはDCカプリ ングのいずれかを選び、感度とトリガレベルを 設定することができます。 関数発生器 方形波、三角波、または正弦波を生成します。 周波数(1GHzまで) 、デューティサイクル、振 幅およびDCオフセットを設定します。 マルチメータ ACまたはDC電流/電圧、抵抗、デシベル損失 (自動範囲)を計測します。 ネットワークアナライザ スミスチャート、スタビリティサークル、イン ピーダンスマッチングで、ネットワークのSパ ラメータを計測します。 8 オシロスコープ プラスまたはマイナスエッジにおける内部また は外部トリガ。2または4チャンネルのバージ ョンがあります。 スペクトルアナライザ 周波数と振幅範囲が調整可能であり、振幅と周 波数の関係を計測します。 Tektronix®オシロスコープ Tectronix社のTDS 2024 4チャンネルスコープ と全く同じように動作するシミュレーション。 電圧計 電圧を簡単にすばやく表示します。 電力計 電力値を計測して力率の読み取り値を表示しま す。 ワード発生器 一度に1ワードずつ進み、ユーザ定義のデータ セット(最終アドレスと初期アドレスを使用) またはサイクルを連続的にバースト発生するよ う構成します。 multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ ANALYSES 仮想計測器はフル装備の実験装置と同じ柔軟性 を備えていますが、Multisim に含まれる24の解 析関数を使用すると、実環境では不可能な形で 回路を調べることが可能となります。Multisim 8 は実行速度も大幅に向上し、回路の動作や性能 を詳細に調べるための極めて高い能力を備えた ソフトウェアです。 3dB ポイント 回路の一般的な3dBポイントを計算してグラフ に表示します。 ACおよびDC感度 特定のパラメータに対する感度を表示し、製造 時の差異による回路の性能への影響を予測しま す。 ポールゼロ(Pole-Zero) 回路のAC小信号転送関数を特定し、ポールお よびゼロ(不安定点)を計算します。 温度スイープ 動作温度範囲全体において遷移、DC、および AC応答をスイープします。 トレース幅 すべての回線分岐にわたって電流をシミュレー ションし、PCB設計図に適したトレース幅を自 動的に割り当てて、すべてのトレースが十分な 電流処理機能を持つようにします。その結果は Ultiboardに自動的にエクスポートされます。 伝達関数 回路のDC小信号伝達関数を導き出し、入力抵 抗、出力抵抗、およびDCゲインを計算します。 AC周波数スイープ 指定範囲の周波数においてゲインと位相の応答 をプロットします。 Transient ユーザ指定の時間範囲にわたって回路の動作を 把握します。 バッチ解析 実行する解析のシーケンスの予定を設定します。 ユーザ定義解析 ユーザ独自のカスタム解析を作成します。 DC操作ポイント 回路のDC操作ポイントを特定して、各回路ノ ードにおける電圧と電流の詳細なレポートを生 成します。 最悪ケース(Worst Case) 新しい高機能アルゴリズムにより、各コンポー ネントの指定許容範囲に基づいて、回路で予測 される極値を正確に特定します。 グラファ グラファは、シミュレーション解析結果の表示、 調整、保存、印刷、エクスポートに使用できる 多目的ツールです。グラファは完全にカスタマ イズ可能で、計測の実行、マーカの設定、軸の 構成、グリッドの追加などが行えます。別のシ ミュレーションから得たトレースをオーバーレ イ表示して、結果を比較することもできます。 グラファ結果はすべて、ボタン1つでMicrosoft Excel®またはMathsoft Mathcad®にロードする ことができます。 シミュレーション結果の表示 データの表示、調整、保存、印刷、エク スポート 高精度計測 トレースをオーバーレイ表示して結果を 比較 ExcelおよびMathcadへのエクスポート ポストプロセッサ ポストプロセッサを利用すると、シミュレーシ ョンの結果や波形に対しあらゆるタイプの数 学/工学演算を実行することができます。この ツールには、さまざまな使用方法があります。 シミュレーション結果やグラフ上で数学 演算を実行 DCスイープ さまざまな電圧または電流ソースの値に対し、 回路内のノードのDC操作ポイントを計算しま す。 算術演算&三角演算 微積分&代数演算 歪み 高調波歪みとそのスペクトル密度を特定します。 ブール論理演算 フーリエ 回路内の信号のスペクトル成分を監視します。 複雑な数学演算 I-V解析 ダイオード、BJT、MOSFETの特徴的なI-V曲 線を生成します。 モデルパラメータスイープ コンポーネントモデルパラメータの掃引時に遷 移、DC、およびAC解析を実行します。 モンテカルロ デバイスパラメータのランダム変異に対する遷 移、AC、およびDC回路の応答の統計解析を実 行します。 ネステッドスイープ ある解析内で別の解析を実行します。たとえば、 パラメータスイープの結果に対して温度スイー プを実行するような場合です。 ノイズ ノイズのRMS和を計算することにより、回路の ノイズ感受性を特定します。 ベクトル演算 最悪ケース解析を使って、コンポーネントのど の程度の差異が回路の性能に影響するかを確認 できます。 LabVIEWとの統合 Multisimはナショナルインスツルメンツの LabVIEW®と統合できますので、この2つの最 先端製品の間で情報を簡単に共有することがで きます。実環境の集録データを使用して、シミ ュレーション曲線と実際の結果を比較すること で、理論と実践の関連について学ぶことができ ます。 ナショナルインスツルメンツ製品と統合 LabVIEWを使用したデータ集録 シミュレーション結果と集録値を比較 実環境データでシミュレーションを実施 高度設計用のプロフェッショナル向け 機能 Multisimは、世界で最も普及しているエレクト ロニクス教育用ソフトウェアであるだけでな く、プロフェッショナルのEDA業界においても 広く利用されています。そのため、ほとんどの 学習者には必要なくても、上級設計コースや、 大学院過程、研究プロジェクトなどには役に立 つ機能が豊富に搭載されています。極めて複雑 な設計でも、Multisim 8なら簡単に処理するこ とができます。 プロジェクト管理、強力なバスサポート、階層 型のマルチシート設計、PCBレイアウトに反映 される設計上の制約、高機能なスプレッドシー ト表示、指定パラメータと一致した回路を自動 生成する回路ウィザード、バリアントサポート など、様々な機能をご利用いただけます。 Multisimのプロフェッショナル機能で、複 雑な設計も簡単に処理 9 multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ Multisim RFを使用した通信の指導 中級クラスのエレクトロニクスプログラムでは、通信コースが重要な役割を果たすようになっていま す。Multisim RFモジュール(Multisim 8に付属)は、高周波数に適したシミュレータ機能を強化する とともに特殊機能を搭載していますので、RF回路の作成と実験が可能です。 高周波数ではSPICEのシミュレーション動作がデータブック値から離れてしまうため、ほとんどの SPICEモデルはRF設計には不適切です。Multisim RFを使用すれば、高周波数でも精度を維持するよ う設計された以下のようなSPICEモデルのライブラリを利用できますので、そのような制約がありま せん。 インターデジタルコンデンサ ピン&トンネルダイオード マイクロストリップおよび送信ライン RF BJT&MOSFET スパイラルインダクタ 導波管 独自のRFモデルを作成する必要がある場合は、下記のようなSPICEモデルを自動生成する付属のモ デルメーカが便利です。 RFコンデンサ&インダクタ ストリップラインおよび送信ライン 導波管 スペクトルアナライザは、周波数領域に回路特性を表示しますので、信号の高調波、搬送波レベル、 側帯波周波数などを詳しく確認することができます。 ネットワークアナライザは、一定の周波数範囲にわたって出力対入力振幅をプロットし、S、Y、Z、 Hパラメータを計算します。そして回路特性を導き出し、それをスミスチャートにプロットします。 次にゲインおよびスタビリティサークルを生成して回路の安定性を確認し、回路のインピーダンスに 適合する集中素子構成を自動的に検出します。 MultiVHDL 8を使ったHDLおよびデジタルロジックの指導 Electronics Workbenchでは、Multisimに搭載されたSPICEシミュレーションのほかに、VHDLシミュ レーションテクノロジを提供しています。MultiVHDLは、VHDLプログラミングの指導に使用するこ とができ、IEEE規格に完全準拠しています。VHDLのコースがすでにある場合や、デジタルロジック を教える新しい方法について検討している方には、最適なソリューションを提供できます。 SPICEモデルとともにVHDLモデルをシミュレーションすることで、HDL設計の基本を学ぶことがで きます。まず、シンプルなゲートをVHDLモデルに置き換えるところから開始します。すると短時間 のうちに、回路のアナログ部分やグルーロジック部分と同時に、VHDLモデルを使って複雑なデジタ ルチップのシミュレーションを行うことができるようになります。学生にとっては、下級コースで習 得した同じソフトウェアやインタフェースを使って、簡単にHDLに移行できるという大きなメリット があります。 MultiVHDLは、スタンドアロンアプリケーションとして使用することも、特許コシミュレーション を使ってMultisimのSPICEシミュレータと併用することもできます。HDL、デジタルロジック、プロ グラマブルロジック設計などの講義や、実際にSPICEでモデル化できない複雑なデジタルICのための シミュレーションモデル作成に最適なソフトウェアです。コシミュレーションにより、VHDLモデル のコンポーネントをミックスドモード回路に導入し、FPGA/CPLDの性能を実際に使用する回路 (SPICEモデル)で実行することが可能となります。 MultiHDLには、柔軟性に富んだ設計エントリ、高度に自動化されたプロジェクト管理、高機能なシ ミュレーション、詳細な波形表示、包括的なデバッグ機能などが搭載されています。 ソースコードエディタ 高速で高精度のシミュレーション ステートマシンエディタ グラフィカルテストベンチデザイナ オンザフライエラー検出 − コンパイル前に多くのエラーを検出 グラフィカル波形ビューア VHDL IEEE 1076-93および1164の完全サポート ソースレベルでの高度な対話式デバッグ SPICE を使った特許技術のコシミュレーション 10 multiMCU マイクロコントローラのコシミュレーション プログラムの実行監視とデバッグ MultiMCUを使用すると、マイクロコン トローラユニットのコシミュレーショ MultiMCUには、MCUの内部処理について理解 ン機能がMultisimに追加されますので、 するための表示方法がいくつかあります。 アセンブリコードでプログラミングし 「アセンブリソースウィンドウ」は、MCUにロ たMCUをSPICEモデル回路(オプショ ンでVHDL)内に含めることができます。 ードされたアセンブリコードを表示します。そ 学生は、使い慣れたMultisim環境で、 MCUやアセンブリ言語プログラミング について学習することができます。 MultiMCUは、デジタルエレクトロニク ス、コンピュータアーキテクチャ、 MCUプログラミング、組込式制御、上 級設計などのコースに最適です。 基本操作 MultiMCUの操作は、Multisimを使い慣れたユ ーザにとっては非常に直感的です。 まず多くのMCUチップの中からコンピュータブ ラウザで1つを選択し、他のMultisim部品と同 様に回路に配線します。 のとき現在実行している命令がハイライト表示 されます。このウィンドウでは、コード内にブ レークポイントを設定してシミュレーションを 一時停止したり、プログラムをシングルステッ プしてMultisimシミュレーションを次の指令の 実行する前まで進めることができます。 高度な周辺デバイス MultiMCUでは、Multisim環境で複数の高度周 辺デバイスを利用できるため、取り組み可能な プロジェクトの幅が広がります。また、Multisim の既存の機械装置シミュレーションと併用し て、制御プロジェクトで実環境のコンテンツを 利用することも可能です。 16進数およびテンキー 非ストロボ型7セグメントLCDバンク ASCII端子 その他 「メモリウィンドウ」は、MCUのレジスタやメ モリ(RAMとROM) 、および外部メモリチップ の内容を表示します。 また、標準のMultisim計測器を使って、回路内 の任意のシミュレーションノードの電圧レベル やロジックレベルを調べることもできます。 現在実行中の命令をハイライト表示 包括的なデバッグ機能 ブレークポイントを設定して実行を一時 停止 アセンブリコードをシングルステップ メモリおよびレジスタの内容を表示 アセンブリソースウィンドウでコードの実行の 監視と制御が可能 メモリウィンドウを使ってレジスタ値やメモリ 値を表示 MultiMCUによりMultisim環境でマイクロコント ローラおよび高度周辺デバイスが利用可能 次に、MultiMCUのアセンブリ言語エディタを 開き、アセンブリコードをインポートするか、 直接書き込みます(このコードは回路ファイル とともに「更新」します) 。コードは、ボタン1 つでマシン語に翻訳することができます。次に、 Multisimシミュレータを起動します。MultiMCU は、サポートされる各マイクロコントローラユ ニットの正確なタイミングを再現します。 Multisimシリーズ製品: エレクトロニクス教育向けの唯一のフルソリューション ディスクリートコンポーネント multiSIM 8 デジタル、アナログ、 ミックスドモードSPICEシミュレーション 一連の作業は極めてシンプルです。 広範なIntel®/Atmel® 8051/8052チップ コシミュレーション 各デバイス対応の組込アセンブラ UART、タイマおよび割り込みをサポート 各チップに固有のMCUプロパティダイア ログ FPGA マイクロコントローラ multiVHDL 8 multiMCU VHDLのプログラミング およびシミュレーション MCU/アセンブリコードの プログラミングとシミュレーション 11 ultiBOARD 8 PCBレイアウト Ultiboardは、プロフェッショナルレベ ルでありながら使いやすいPCBレイア ウトソフトウェアで、プロジェクトを 回路図設計から完全なボードの完成ま でサポートします。 Ultiboard 8を使用すると、学生は回路 の製造やPCBへの物理的な実装の貴重 な経験を持つことができます。 Multisimの回路図は、クリック1つで Ultiboardにインポート可能です。その ようにして、コンポーネント/トレー ス配置から製造、3D表示まで、レイア ウトプロセスの全段階を通して、貴重 な体験を得ることができます。それも すべて非常に使いやすいPCB設計ツー ル1つで可能です。Ultiboardは、ボー ド設計の基本概念や、PCBレイアウト の高度テクニックなどの指導に最適な ソフトウェアで、どのようなエレクト ロニクスプログラムでもMultisimとと もに使用することができます。 また、これはEDA業界においても最も 広く採用されているレイアウトツール の1つです。そのため、卒業後も業務の 中で頻繁に使用することになりますの で、きっと役に立つことでしょう。 Multisimとのシームレスな統合 MultisimとUltiboardは、当初より緊密な統合を 念頭に置いて設計されています。クロスプロー ビングを使用すると、設計の論理的表現と実際 の物理的設計の間を行き来ことができます。 Multisimでシンボルを選択するだけで、対応す るフットプリントがUltiboardで自動選択されま す。また、Ultiboardでは、前方および後方注釈 機能をサポートしていますので、レイアウトの 際に回路図情報に重要な変更を加えることがで きます。 Multisimを使ったクロスプロービング 前方/後方注釈機能 使いやすいインタフェース 回路の3D表示 Ultiboardの使いやすいインタフェースを使用す ると、アクティブでない層の淡色表示、指定し たネットのラッツネストをオフにする機能、ボ ード全体に対してアクティブ領域を表示した外 観図などの機能により、表示や操作が非常にし やすくなっています。「ポストイット」タイプ のメモで、設計にすばやく注釈を付けることも 可能です。 Ultiboardの3Dビューアを使用すると、内部層の トレースやビアなども含め、完成されたボード の写実的な3D表現を簡単に作成することができ ます。Ultiboardは、プロジェクトをリアルに表 現します。 全てのライブラリ部品には、高さと色に関する 正確な情報が含まれています。コンポーネント、 トレース、パッド、ビア、シルクスクリーンな ど、ボードが細部まで見事に再現されています。 レジスタにはカラーコードバンドまで表示さ れ、ダイオードには極性が表示されます。確認 した後は、プロジェクトの最終レポートとして、 画像を印刷したりエクスポートしたりすること ができます。 3D表示、印刷、エクスポート 完全な部品の高さおよび色情報 PCBの内部層を表示 「ポストイット」タイプのメモで、設計に注釈 を付けることができます。 柔軟な回転、パン、およびズーム操作 メイン画面とコンポーネントのプロパテ ィページでの3Dプレビュー また、選択フィルタにより、コンポーネント、 トレース、または銅領域を分離して、必要な要 素を簡単に選択することができます。強力な Highlight Selected Net関数を使用すれば、トレ ースをすばやく見つけることが可能です。 Ultiboardのスプレッドシート表示機能を利用す ると、部品、ビア、トレース、パッド、ネット などを表示や操作が簡単に行えます。この便利 な機能を利用して、複数のコンポーネントやト レースに共通の情報を同時に編集することがで きます。 さらに、ツールバー、メニュー、ショートカッ トキーなど、すべてのWindows標準機能のカス タマイズや作成が可能なため、カリキュラムに 最適なワークスペースを作ることが可能です。 メニュー、ツールバー、コマンドのカス タマイズ 「ポストイット」タイプの設計メモ 選択フィルタ オブジェクト情報を記載するためのツー ルヒントラベル スプレッドシート表示 選択したネットのハイライト機能 アクティブでない層の淡色表示 マルチレベルの取り消し/やり直し 組込の自動ルーティング機能 Multisimでシンボルを選択すると、対応するフ ットプリントがUltiboardで自動選択されます。 12 Ultiboardには、ほとんどの教育用アプリケーシ ョンに十分な組込の標準自動ルータが登載され ています。これは、グリッドベースの「rip-up and retry」アルゴリズムを採用しています。柔 軟性に富んだ各種オプションにより、各設計に 最適なルーティングストラテジ設定を選ぶこと ができます。 Ultiboardによって生成された回路ボード設計図 の3D表現 ultiBOARD 8 PCBレイアウト コンポーネントの配置 充実したトレース配置機能 設計規則チェック Ultiboardを使えば、部品の配置は簡単です。ボ ードの枠線の外側にあるデフォルト位置から部 品をドラッグアンドドロップするか、全てのコ ンポーネントをネットリストに一覧表示した部 品容器からコンポーネントをドラッグアンドド ロップするだけです。 Ultiboardには、手動と「Follow-me」の2つのト レース配置方法があります。手動トレース配置 は、マウスをクリックするたびにトレースの経 路が変わる従来型の方式です。 リアルタイム設計規則チェック機能(Ultiboard 独自の機能)は、規則違反が発生すると警告を 発しますので、瞬時にフィードバックを得るこ とで学習効果が高まります。対話式の部品配置、 レイアウト、およびルーティングの際に規則違 反がハイライトされますので、設計規則に合わ せてコンポーネントやトレースをすばやく処理 することが可能です。あるいは、エラーを無視 して、レイアウトセッションの最後にまとめて 分析するように設定することもできます。エラ ーログの項目をクリックすると、ボード上でハ イライトされた違反箇所にジャンプします。 「Follow-me」トレース配置機能は、固有の対話 式アルゴリズムを使用して、自動ルータの機能 性とオートメーション性能を活用しつつ、手動 ルーティングの柔軟性と制御性を同時に得るこ とができます。この方法では、ユーザがマウス をクリックしてトレースの経路を「指示」し、 Ultiboardが各ポイントを処理します。 グリッドレストレースおよび「Follow-me」 式配置機能 「Push and Shove」型トレース配置 リアルタイム設計規則チェック エラーログで「エラーにジャンプ」 簡単に経路を消去 ルーティングの際にトレースプロパティ を編集 ボードにコンポーネントがドロップされると、 リアルタイム「力ベクトル」によって配置が行 われます。 リアルタイムの「力ベクトル」は、ラッツネス トを分析しルーティングに最適なコンポーネン トの移動場所をアドバイスして、部品配置を調 整します。 操作可能領域と禁止領域を簡単に設定すること ができ、コンポーネントのみ、トレースのみ、 または両方に割り当てることができます。また、 コンポーネントの高さによって「インテリジェ ント」な禁止領域を設けることもできます。 任意のアングルで正確に座標に配置 直交および極性グリッド リアルタイム力ベクトル 操作可能/禁止領域 コンポーネントのミラーリング 柔軟性の高いピン/ゲートスワップ フットプリントライブラリと編集 Ultiboardには、コンポーネントのフットプリン ト(約4,000種類の形状)の大規模なライブラリ が含まれており、業界最新のデバイスとともに 常に更新されています。また、フットプリント を作成、編集、管理するためのフットプリント ウィザードおよび形状エディタも搭載されてい ます。形状は、DXFファイルでインポートする こともできます。 Ultiboardは、マスタ、 「コーポレート」 、ユーザ ライブラリからなるMultisimと同じ構造を持っ ていますので、実験で使用するコンポーネント の学生による使用をコントロールすることが可 能です。 また、ブラインドビアやベリードビアなど、現 在使用されている最も高度なパッドやビアにも 対応しています。 大規模なフットプリントライブラリ 利用可能な部品の「コーポレート」データベース フットプリントウィザード 柔軟なビアサポート BGAおよびその他の高度デバイスのサポート 高度トレース機能 Ultiboardには、業界でも他では見られないよう な特有のトレース処理機能がいくつか搭載され ています。例えば、リアルタイムラッツネスト 機能は、部品やトレースの移動に伴い常にラッ ツネストラインを更新します。「From copper ratsnesting」機能には、ピンからだけでなく最 も近くにある銅ポイントからのラッツネストラ インも表示されます。 Ultiboardの「吸着」機能を使用すると、マウス を動かしたときに、ボード上の要素毎にに移動 することができます。カーソルは、「トレース 配置」モードではラッツネストに、「選択」モ ードでは銅に吸着します。接続先のパッドに近 い場合、ルータの「磁力」効果によりトレース を引き寄せ、接続を完成させます。さらに、 SMDファンアウトの自動作成、ピンネックトレ ースのサポート、ネットブリッジ、テストポイ ントの挿入など、その他にも多くのプロフェッ ショナル仕様の機能が搭載されています。 リアルタイムおよび「From Copper」ラッ ツネスト機能 ラッツネストおよび銅への「吸着」機能 パッドにおける磁力効果 Ultiboardには、広範な製造出力、「ジャンプ」 機能を備えたエラーレポートや、業界唯一のリ アルタイムDRCが搭載されています。 製造工程用の出力 Ultiboardには、自動ティアドロップ処理、角の 面取り、使用されていないビアやトレースの削 除など、製造前にボードレイアウトの最終処理 を行う機能が搭載されています。また、お好き な方法でコンポーネントに番号を付けて、完成 品のボード上でコンポーネントを見つけやすく することもできます。Ultiboardでは、ガーバー、 拡張ガーバー、DXFなど、あらゆる一般的なフ ォーマットで出力することができます。また、 部品表から銅量レポートまで、様々なレポート を生成することが可能です。 自動SMDファンアウト ガーバービューアによるガーバー274-X ピンネックおよびEqui-spaceトレースの サポート 製造前に設計を自動でクリーンアップ テストポイントの挿入 ジャンパの自動配置 銅領域およびパワープレーン BOM、Centroid、およびDrillファイル 層の結合 銅量およびテストポイントレポート DXF(2D&3D) 、SVG、IPC-D-356A ネットリストのエクスポート Ultiboardの極めて高度なcopper pourを使用する と、あらゆる形状を組み合わせて領域を作成す ることができます。銅領域は、熱安全弁の有無 に関わらず、ピンに接続することも可能です。 銅領域上にトレースを配置する際は、様々なリ アルタイムアップデートによって銅領域上でト レースをプローすることで、必要な空間を自動 的に作ります。 銅領域上でトレースをプロー 分割されたパワープレーン 自動熱安全弁 13 studentEDITIONS From Electronics Workbench 回路設計、実験、および統合学習 Multisimは、電子/電気工学を学ぶ学生向けの回路図キャプチャ、シミュレーション、およびプログ ラマブルロジックツールです。基本回路、アナログ/デジタル電子工学、回路解析から、高周波電子 工学やVHDLプログラミングまで、広範なカリキュラムに対応した対話式学習環境です。 Ultiboardはプリント基板の学習用に設計されたPCBレイアウトツールです。Multisimから回路図をイ ンポートして、コンポーネントを配置し、銅トレースをルーティングして設計ファイルを生成します。 生成された設計ファイルは、3Dで表示したり製造に進めることができます。 Electronics Workbenchでは、学生の予算に合わせて選べる2つの学生向けバージョンをご用意してい ます。どちらのバージョンも、認定教育機関に在籍する学生のコンピュータを使った教育目的での使 用に対してのみ認可されています。 Multisim Student Lite Multisim Student Liteは、高校や大学の初級∼中級レベルの電子工学コースを対象とした、回路シミ ュレーションソフトウェアパッケージです。 Multisim Liteには、およそ1,500のコンポーネントライブラリと6つの仮想的な計測器が含まれていま す。Liteバージョンで作成した回路は、コンポーネントの数が25に制限されており、Multisim 8の他 の教育向けバージョンとファイルの互換性があります。 Electronics Workbench Student Suite Electronics Workbench Student Suiteは、大学の中級∼上級レベルの電子工学コースを対象としたソ フトウェアパッケージです。Student Suiteには、回路シミュレーションツールのMultisimとPCBレイ アウトツールのUltiboardの学生向けバージョンが含まれています。 このパッケージは、学生が授業で学んだことをさらに個人的に追究するのに最適なプラットフォーム を提供します。1年生向けの基本原理から上級生向けの高度解析や応用研究まで、学部全体のカリキ ュラムに対応しています。 Student Suiteには、約3,200のコンポーネントライブラリ、20の仮想的な計測器、14の解析および高度 機能(RF設計やVHDLコシミュレーションなど)が含まれています。完成した回路図はUltiboardに エクスポートして、独自のプリント基板を設計することができます。Student Suiteを使って作成した 回路は、コンポーネント数が50に制限されており(PCB上で350ピン) 、MultisimおよびUltiboardの教 育用バージョンとファイルの互換性があります。 発想から3D表現まで、独自のPCBを作成するのに不可欠なエレクトロニクス実験装置として機能し ます。 14 multiSIM 8 シミュレーション&キャプチャ ultiBOARD 8 PCBレイアウト national INSTRUMENTS 製品 以下の製品は、Multisimシステムを補完 するものとして、Electronics Workbench 社よりお求めいただけます。 LabVIEW LabVIEWは、科学者やエンジニアを対象とし たグラフィカルプログラミング言語および開発 ツールで、シミュレーション、データ集録、計 測器制御、計測器解析、データ表示などの機能 が搭載されています。LabVIEWを学んだ学生 は、就職の際に大いに役立つソフトウェアツー ルの貴重な体験を得ることができます。 LabVIEW計測器インタフェースでMultisimの信 号データをインポート。 LabVIEWを使用すれば、高度なプログラミン グのトレーニングを受けなくても、短時間で複 雑なプログラムおよびアプリケーションを作成 することが可能です。さらに、LabVIEW教育 には以下のようなメリットがあります。 学生が実践トレーニングとして活用でき る組込の計測および解析機能 Mutlisim、Excelなどの主要なエンジニア リングツールへのオープン接続性を提供 使いやすく習得も簡単なため、プログラ ミングではなく理論を教えることに専念 可能 業界で広く採用されているため、LabVIEW のプログラミングを学ぶことで就職に有 利なスキルを習得 NI ELVIS VIRTUAL INSTRUMENTS SUITE NI ELVIS(NI Educational Laboratory Virtual Instrumentation Suite)は、大学の工学研究室 での使用を目的としたLabVIEWベースの設 計・プロトタイプ作成環境です。LabVIEWベ ースの仮想計測器(以下VI) 、マルチファンク ションデータ集録デバイス、カスタム仕様の ベンチトップワークステーションとプロトタ イプボードで構成されています。NI ELVISは、 購入したら即使用可能ですが、研究目的に合 わせてカスタマイズすることもできます。 ELVISに付属されている各計測器対応のソフ トウェアは、LabVIEWをベースとしており完 全にオープン形式であるため、学生のニーズ に合うよう簡単にカスタマイズすることがで きます。 計測、データ集録、プロトタイプ作成ス テーションを統合 業界標準のNI LabVIEWソフトウェアお よびNI DAQデバイスをベースとしたオ ープンプラットフォーム VIのフルパッケージを搭載 LabVIEWソースコードが含まれているた め、LabVIEW環境で計測器を簡単にカス タマイズ オシロスコープ 関数発生器 デジタルマルチメータ(DMM) 任意波形発生器(ARB) 電源 ダイナミック信号アナライザ(DSA) インピーダンスアナライザ ボードアナライザ NI ELVISワークステーション 2線式電流/電圧アナライザ NI ELVISベンチトップワークステーションに は、以下のような機能があります。 3線式電流/電圧アナライザ 取り外し可能なプロトタイプボード (学生にとって便利な可搬性と価格) 可変電源 関数発生器 手動またはプログラムによる制御 +/- 15 Vおよび+5 Vの電源 DMMおよびスコープ用のBNC入力 短絡および高電圧保護 15 commSIM ネットワーク& 通信シミュレーション Commsimは、信号または物理レベルで エンドツーエンド通信システムをモデ ル化するのに使用するツールです。 Commsimの最新バージョンでは、エン ドユーザからのフィードバックを反映 させて、シミュレーション性能と設計 の操作性を向上しています。 通信の授業にCOMMSIMを利用 シミュレーション Commsimを使用すると、授業や研究プロジェ クトで通信ネットワークのシミュレーションを 行えるため、複雑な通信システムをシンプルで 直感的なインタフェースにより操作することが 可能となります。 システムダイアグラムが完成したら、信号に接 続してシミュレーションを開始するだけで、い つでも信号を確認することができます。シミュ レーションの実行中でも結果を表示することが 可能です。Commsimのシミュレーションエン ジンは、ユーザによる完全な制御が可能なため、 上級ユーザはタイムステップやサンプリングレ ートを上げてシミュレーション速度を高めた り、あるいは統合/ソルバ方法を変更したりす ることができます。 通信ブロックや高機能な時間領域シミ ュレーションエンジンなど充実した装 備のCommsimは、アナログ、デジタル、 ミックスドモード通信システム用の高 速・高精度ソリューションを提供しま す。ワイヤレスLANなどの新機能や状 態遷移ブロックなどの追加により、最 新の技術やコンセプトを学ぶことがで きます。 Commsimの直感的なブロックダイアグ ラムインタフェースでは、Multisimと 同じドラッグアンドドロップ配置・配線 方式を採用していますので、極めて複 雑な通信システムでも簡単に学習可能 です。 Commsimでも他のElectronics Workbench製品 と同じドラッグアンドドロップ式インタフェー スで、ブロックの配置・接続を行います。 トランスミッタ、チャンネル、レシーバという 通信システムの基本要素は、Commsimの高機 能なシミュレーションエンジンを使えば、簡単 にシミュレーションすることができます。そし てCommsimに搭載された仮想実験室を使った 実践学習によって、基本概念をさらに裏付ける ことが可能です。Commsimは、北米各地の一 流大学でカリキュラムの一部として採用されて います。最新テクノロジを利用したシミュレー ション/通信ブロックを提供しますので、学生 は最先端の重要な通信システムについて学習す ることができます。 配置ブロックと接続ブロック ライブラリから希望の関数ブロックを配置する には、下記に紹介する200以上の関数ブロック からドラッグアンドドロップするだけです。ブ ロックを配置したら、その接続は同じくらい簡 単です。ブロックの出力をクリックし、次に別 のブロックの入力をクリックすれば、Commsim が自動的に配線を行います。一連の作業は極め てシンプルです。 また、階層型ブロックを使用して、複雑度の高 いシステムを分割し、それぞれに固有のシンボ ルを割り当てることもできます。弊社の主流商 品であるMultisim(世界で最も広く利用されて いる回路設計ソフトウェア)をお使いなら、 Commsimでシステムダイアグラムを作画する のも簡単なはずです。 適切な仮想計測器を接続するだけで、システム 内の任意の場所で信号を表示可能。 シミュレーションはいつでも停止/開始して、 設定された間隔で調査したりシングルステップ を実行したりすることもできます。自動再開モ ードを使用すると、シミュレーションをあらか じめ設定された回数実行します。この機能は、 ビット誤り率(BER)曲線を生成する場合に便 利です。Commsimは、連続時間、離散時間、 ベクトル、マトリクス、複素数シミュレーショ ンをサポートしています。 シミュレーションの実行結果を表示するには、 時間領域、周波数領域、xyプロット(位相、ス キャタなど)、ログスケール、BER、アイダイ アグラム、パワースペクトルなど、いくつかの 方法があります。もちろん、色や目盛、ラベル、 ズームなどは自由に変更することができます。 Commsimで柔軟に結果を表示できるだけでな く、Mathcad®、Matlab®、.WAVまたはOLE準 拠製品など、他社の数学・表示ソフトウ ェアにエクスポートして統合することも 可能です。 Commsimには、時間領域、周波数領 域、xyプロット、BER、アイダイアグ ラムなど、様々なシミュレーション結 果表示方法があります。 16 commSIM ネットワーク& 通信シミュレーション システムブロックおよびモデルのライブラリ ライブラリには、最新のワイヤレスLANテクノロジなど、システムコンポーネントのモデル化に使用できる広範な通信ブロックが含まれています。また、 イベント駆動システム用状態遷移図ブロック、デジタル要素、フィルタおよび位相ロックループ、および多数の数学関数も含まれています。 モジュレータ/デモジュレータ ワイヤレスLAN(NEW) 汎用ブロック Commsimでは、以下のアナログ・デジタル変 調/復調ブロックを利用できます。これらは、 一部コヒーレント方式を採用しています(復調 の際位相の同期が必要) 。 Bluetooth、802.11a、802.11b(Wi-Fi)など、最 新のLANテクノロジをモデル化します。 Commsimには、以下のように、その他にも多 くの通信ブロック(フィルタ、PLL、デジタル など)や汎用数学関数(複雑な算術演算や推定 など)があります。 AM MSK SQPSK8 PM DQPSK PAM (2. 4, 8, 16) pi/4-DQPSK PPM FM PSK (2. 4, 8, 16) FSK QAM (16, 32, 64, 256) I/Q エンコーディング/デコーディング 信号のエンコーディングを実行すると、情報転 送の信頼性を高めることができ、圧伸や量子化 (アナログ信号) 、または前方エラー修正(デジ タル信号で畳み込みやトレリスコーディングを 使用)を含めることができます。Commsimに は、以下のエンコーダ/デコーダがあります。 Block Interleaver Convolutional Encoder Bluetooth GFSKモジュレータ、Bluetoothホッピング パターン発生器、短縮ハミングエンコー ダ/デコーダ、Bluetoothデータスクラン ブラ/デスクランブラ 802.11 バーカーシーケンス、CCITT CRC-16、デ スクランブラ、GFSK(2および4レベル) 、 ローレートホップパターン発生器、スク ランブラ 802.11a データスクランブラ/デスクランブラ、 畳み込みエンコーダ、インタリーバ、パ ンクチャ/デパンクチャ、ビタビデコー ダ、OFDMパイロットマッパ/デマッパ、 OFDMモジュレータ/デモジュレータ (スカラおよびベクトルバージョン) 802.11b DBPSK/DQPSKモジュレータ、CCKモジ ュレータ/デモジュレータ、ハイレート ホップパターン発生器 複雑な算術演算 A/D Converter Conjugate Compander Conversions (Complex & Real) Complex FFT IFFT Inverse Delay Power Gain (dB) Square Root Integrate & Dump デジタル要素 Bits to Symbol Modulo Divide by N Phase Rotate D & JK Flip Flop Phase Unwrap Mux/Demux Polynomial Parallel to Serial Spectrum Analyzer RFコンポーネント Symbol to Bits Amplifier State Transition Block Attenuator チャンネル Trellis Decoder/Encoder 信号を渡すための伝送路をモデル化すること は、遅延や歪み効果を正確に捉える上で不可欠 です。チャンネルには、銅線、ファイバ、フリ ースペースなどがあり、Commsimでは以下の ブロックでモデル化されます。 推定器 Average Power Add White Gaussian Noise (Complex & Real) Delay Estimator Binary Symmetric Channel Event Time Jakes Mobile Mean & Median BER Curve Control Correlation Multipath フィルタ Propagation Loss I/Q Mapper Max Index Gray Decoder/Encoder Viterbi Decoder (Hard/Soft) Decimation Binary Counter Queue Convolutional Interleaver 演算子 Arithmetic Coupler Balanced Mixer Splitter/Combiner Switch 信号源 Complex Tone File Data Frequency Sweep Impulse Rice/Rayleigh Fading Adaptive Equalizer Noise Rummler Multipath FIR & Sampled FIR PN Sequence TWTA IIR Random MagPhase Rectangular Pulses 位相ロックループ その他の通信 Charge Pump Sinusoid VCO (Complex & Real) Animation Matrix Operations Frequency Mapping Nonlinear Arithmetic Optimization Boolean Random Generator Square Wave DDE Signal Consumer Sawtooth Integration Signal Producer Linear Systems Time Delay ® MatLab Interface PLL Loop Filters Phase/Frequency Detector Walsh Sequence Triangular Wave Transcendental 17 related RESOURCES 関連資料 エレクトロニクスを学生に正しく教え るには、個々のカリキュラムに合わせ てカスタマイズされた様々なリソース が必要です。シミュレーションソフト ウェア、ハードウェアトレーナ、回路 基板、コンポーネント、テスト・計測 ツール、教科書や実験マニュアルなど、 あらゆる教材を有能な教員が選りすぐ って組み合わせ、学生の取り組みに効 果を発揮する環境を提供しています。 パートナー WEBサイト Electronics Workbenchでは、エレクトロニクス 教育に携わる他の一流企業と提携することは、 質の高い製品やサービスを提供する上で重要で あると考えています。以下の企業は、弊社が緊 密な提携関係を築いている会社の一部です。 Electronics Workbenchでは、お客様のお役に立 てるWebサイトになるよう、内容の充実に努め ています。弊社Webサイトでご利用いただける リソースは、ダウンロード可能なデモ、回路フ ァイル、ニュースレター、記事、学術論文、実 験マニュアル、プロジェクト、関連リンクや弊 社イベントカレンダーなどさまざまです。 Electronics Workbenchでは、質の高い カリキュラムを組んで学習の効果を高 めるよう、あらゆる教材を提供するた め努力を重ねています。 技術サポート 教員向けの電話(+Eメール)サポートを提供 しているのは、Electronics Workbenchだけです。 他社では、通常Eメールサポートしか提供して いません。弊社では声によるきめ細かいサービ スを無料で提供しています。 回路設計やプリント基板製造のエキスパートで も、いつサポートが必要になるかはわかりませ ん。弊社の優れた技術サポートにより、より良 い回路の設計や、シミュレーションの難題の解 決、ネットワーク研究の管理や優秀な学生から の難しい質問への回答など、何でもお答えしま す。 弊社Webサイトでは多彩な教育用リソースをご 利用いただけます。 ELECTRONICS WORKBENCHに関する 書籍 Electronics Workbenchに関する数多くの書籍 が、実績のある著者によって執筆され大手出版 社から出版されています。以下はその一部です。 Using Multisim 7: Troubleshooting DC/AC, 2/e, 2004, Reeder, Delmar Publishing Schematic Capture with Multisim 7: 1/e, 2005, Hertiner, Prentice Hall Computer Simulated Experiments for Electric Circuits Using EWB Multisim, 3/e, 2004, Berube, Prentice Hall ELECTRONICS WORKBENCH発行の 書籍 外部により出版された書籍のほかに、Electronics Workbenchでも需要の高いカリキュラム分野に 関する書籍を独自に出版しています。その一部 を以下に紹介します。 Practical Teaching Ideas with Multisim 7, 4/e, 2004, Shields & Browning, Electronics Workbench, 244 pgs 「... 何度か技術サポートに電話をかけたこ とがありますが、常に一貫して正確な回 答を得ることができました。こちらが本 当に解決方法を理解するまで、根気よく 説明してくれます。私の経験では、それ ほどの丁寧なサービスを受けたことは他 社ではほとんどありません。改めて感謝 するとともに、これからも良いソフトウ ェアを作り続けてください。 」 David Christophersen 18 Electronics for Physics Students with Multisim, 2/e, 2003, Shields, Electronics Workbench, 201 pgs Understanding RF Circuits with Multisim — A Workbook with 20 Circuit Experiments, 2002, Shields, Electronics Workbench, 120 pgs related RESOURCES 関連資料 回路セット 世界の多くの電子/工学教材には、テキストで取 り上げている回路と同じElectronics Workbench 回路がセットで付属されています。実際に、多 くの著者は教材で取り上げた回路の組み立て、 設計、テストを、Multisimを使って行っていま す。ここでも、Electronics Workbenchのエレク トロニクス教育における重要な役割がおわかり いただけるはずです。 Multisimで作った回路を利用したことで、教材 の価値が高まるとともに、本や印刷された回路 図だけでなく、サンプル回路を即座にシミュレ ーションすることが可能となることで、対話式 実験や学習の貴重な機会を持つことができま す。 そのような教材を一部ご紹介します。回路セッ トの入手方法や教材に合った作成済み回路に関 するご質問等については、各出版社までお問合 せください。 Multisim回路を付属した教材 Foundations for Electronics — Conventional Flow Version, 1/e, Meade, Delmar Publishing Electronic Devices and Circuits, 6/e, 2004, Bogart, Prentice Hall Microelectronic Circuits, 5/e, 2004, Sedra/Smith, Oxford University Press Electronics for Computer Technology, 2003, Terrell, Delmar/Thomson Electronic Communications Systems, 1/e, Blake, Delmar Publishing Electronics Fundamentals: Circuits, Devices and Applications, 6/e, 2004, Floyd, Prentice Hall Electronic Devices: Systems and Applications, 1/e, Diffenderfer, Delmar Publishing Electronics: A Complete Course, 2/e, 2004, Cook, Prentice Hall Electronics Technology Fundamentals, 2/e, Paynter, Prentice Hall Electronics: Principles and Applications, 6/e, 2003, Schuler, McGraw-Hill Electronic Communications for Technicians, 2/e, Wheeler, Prentice Hall Essentials of Circuit Analysis, 1/e, 2004, Boylestad, Prentice Hall Electronic Communication Principles 1/e, Stanley, Prentice Hall Essentials of Electronics, 2/e, 2002, Petruzella , McGraw-Hill Introductory DC/AC Electronics,6/e, Cook, Prentice Hall Experiments in DC/AC Circuits with Concepts, 2002, Baker, Delmar/Thomson Introductory DC/AC Circuits, 6/e, Cook, Prentice Hall Foundations for Electronics, 4/e, 2003, Meade, Delmar/Thomson Electronic Devices, Conventional Current Version, 7/e, Floyd, Prentice Hall Foundations of Electronics: Circuits & Devices, 4/e, 2003, Meade, Delmar/Thomson Electronic Devices, Electron Flow Version, 5/e, Floyd, Prentice Hall Fundamentals of Electric Circuits, 2/e, 2003, Alexander/Sadiku, McGraw-Hill Digital Electronics, 7/e, Klietz, Prentice Hall Fundamentals of Linear Electronics, Integrated and Discrete, 2/e, 2002, Cox , Delmar/Thomson Digital Electronics with VHDL, 1/e, Klietz, Prentice Hall Modern Electronic Communication 8/e, Miller/Beasley, Prentice Hall Introduction to Electricity, Electronics, and Electromagnetics, 5/e, 2002, Boylestad, Prentice Hall Digital Design and Computer Organization 1/e, 2004, Farhat, CRC Press Introduction to Electronics, 4/e, 2001, Gates, Delmar/Thomson Advanced AC Electronics, Principles and Applications, 1/e, 2004, Jacob, Delmar/Thomson Introductory Circuit Analysis, 10/e, 2003, Boylestad, Prentice Hall Basic Electronics, 9/e, 2003, Grob, McGraw-Hill Introductory Electronic Devices and Circuits: Conventional Flow Version, 6/e, 2003, Paynter, Prentice Hall Circuit Analysis — Theory and Practice, 3/e, 2004, Robbins/Miller, Delmar/Thomson Circuit Analysis with Devices — Theory & Practice, 1/e, 2004, Robbins/Miller, Delmar/Thomson DC/AC Circuits & Electronics: Principles & Applications, 2003, Herrick, Delmar/Thomson Digital Electronics: Principles and Applications, 6/e, 2003, Tokheim, McGraw-Hill Digital Fundamentals with VHDL, 1/e, 2003, Floyd, Prentice Hall Digital Fundamentals, 8/E, 2003, Floyd, Prentice Hall Digital Principles and Design, 1/e, 2003, Givone, McGraw-Hill 「Electronics Workbenchは、回路設計を 学ぶための最高の教材です。実際の研究 室と同じような環境で学習できる上に、 実に様々な回路について学ぶことができ、 非常に使いやすく便利です。 」 Introductory Electronic Devices and Circuits: Electron Flow Version, 6/e, 2003, Paynter, Prentice Hall Linear Circuit Analysis, 2/e, 2001, Decarlo/ Pen-Min Ling , Oxford University Press Network Analysis with Applications, 4/e, 2003, Stanley, Prentice Hall Power Electronics: Principles & Applications, 1/e, 2002, Jacob, Delmar/Thomson Practical Electricity, 2/e, 2002 ,Cook, Prentice Hall Practical Electronics, 2/e, 2002, Cook, Prentice Hall Digital Systems, 9/e, 2004, Tocci, Prentice Hall Principles and Applications of Electrical Engineering, 4/e, 2003, Rizzoni, McGraw-Hill Electric Circuit Fundamentals, 6/e, 2004, Floyd, Prentice Hall Principles of Electric Circuits: Electron Flow Version, 6/e, 2002, Floyd, Prentice Hall Electricity: Principles and Applications, 6/e 2003, Fowler, McGraw-Hill Principles of Electronic Communication, 2/e 2003, Frenzel, McGraw-Hill Electronic Circuit Analysis and Design, 2/e, 2001, Neamen, McGraw-Hill Transform Circuit Analysis for Engineering and Technology, 5/E, 2003, Stanley, Prentice Hall Electronic Devices and Circuit Theory, 8/e, 2002, Boylestad, Prentice Hall ウォータールー大学工学部長、著者 Dr. Adel Sedra 19 エレクトロニクス教育カリキュラム対応の各種ソフトウェア multiSIM 8 ultiBOARD 8 commSIM シミュレーション&キャプチャ PCBレイアウト ネットワーク& 通信シミュレーション Multisimには、直感的な回路図キャプチャ、正確なシ ミュレーションや解析、プログラマブルロジックによ る独自のコシミュレーションなどの機能が搭載されて います。操作性の高いエレクトロニクス教育用パッケ ージに求められるすべての機能を備えた、業界トップ レベルのソフトウェアです。指導者は対話式回路を用 意し、Multisim固有の仮想計測器を使って値を変更し て、回路の動作の変化をその場で確認することができ ます。学生にとっても、回路の作成や、作成済みの回 路の解析、仮想実験課題の取り組み、回路の動作のシ ミュレーションや不具合のトラブルシューティングな ど、様々なことが可能です。 Ultiboardは、プロフェッショナル仕様でありながら使 いやすい機能を搭載しているため、ボード設計の基本 原理やPCBレイアウトのスキルなど、役に立つ知識や 技術を身に付けることができます。Ultiboardを使用す ると、Multisimからの回路図のインポート、コンポー ネントの配置、銅のルーティング、エッチングと圧延 をすぐに行える設計ファイルの生成などが可能です。 高機能な3Dビューアも搭載されていますので、PCB の内部や外観を視覚的に表示でき、即時のフィードバ ックに役立ちます。 Commsimは、通信システムの学習教材として利用さ れているもので、アナログ/デジタル通信システムの ブロックダイアグラムレベルでの描画およびモデル化 に使用します。Commsimは、信号およびシステム、 通信、ネットワークなどのコースに最適なツールです。 Commsimをカリキュラムにご利用いただくと、主要 な通信技術の基本的理解や、各「ブロック」の選択と システムへの接続、広帯域幅による効率の向上など、 あらゆる重要なトピックを網羅することができます。 現在ではワイヤレスLANもサポートしています。 Multisimの機能 Ultiboardの機能 Commsimの機能 Student Student Education/ Lite Suite Lab 回路図キャプチャ 対話式シミュレーション ブレッドボード画面 回路に注釈を挿入 回路の制約 コンポーネントウィザード SPICE/VHDLのコシミュレーション グラファ&ポストプロセッサ インターネットによる設計の共有 RF設計キット シミュレーションアドバイザ 回路ウィザード コードのモデル化 説明ボックスとシミュレーションの同期 ダイナミック計測プローブ Electrical Rulesチェック 階層型/マルチシート設計 梯子図/コンポーネント モデルメーカ(アナログ/デジタル) 画面キャプチャユーティリティ シミュレーションプロファイル スプレッドシート表示 仮想計測器 解析 デバイスライブラリ 設計に使用できる最大コンポーネント数 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A 6 0 1,500 25 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A 20 14 3,200 50 20 24 13,000 無制限 完全カスタマイズ対応のユーザインタフェース 3D視覚化(PCBの外観)、印刷対応 ツールヒントラベル付きのオブジェクト情報 リアルタイム設計規則チェック 64のレイヤと1ナノメートルの分解能 「Push and Shove」型トレース配置 「ポストイット」タイプの設計メモ 組込のフットプリントエディタ 組込の自動ルーティング サポートするピン数 グリッドレスの「Follow-me」式ルーティング機能 Ultiboard/Multisim間でのクロスプロービング Multisimを使った前方/後方注釈機能 高機能なスプレッドシート画面 PCB内部の3D表示 3D情報のエクスポート(DXF形式) コンポーネントの自動ファンアウトオプション ピンおよびゲートスワッピング ピンネックトレースのサポート 極性グリッド 操作可能/禁止領域 選択したネットのラッツネストをオフに設定可能 利用可能な部品の「コーポレート」データベース 位置の複製および経路のコピー機能 マイクロビアのサポート テストポイントの挿入 Electronics Workbenchのソフトウェアは、高校から大学、企業トレーニングまで、 あらゆるレベルのエレクトロニクス教育における事実上の世界標準となっていま す。製品価格については、日本ナショナルインスツルメンツ(株)まで直接ご連 絡いただくか、販売代理店へお問合せください。 Student Education/ Lab 350 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A 1,000 ドラッグアンドドロップ式のブロック シミュレーションエンジン 時間領域 周波数領域 XYプロット(位相、スキャタ) ログスケール BER アイダイアグラム パワースペクトル MathcadおよびMatlabへのエクスポート 状態遷移図ブロック ワイヤレスLAN Bluetooth 802.11a 802.11b(Wi-Fi) ブロックダイアグラム チャンネル 複雑な算術演算 モジュレータ デジタル要素 エスティメーター エンコーダ/デコーダ フィルタ PLLブロック RFコンポーネント 信号源 Student Education/ Lab N/A N/A N/A 最大100 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準 標準 無制限 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 拡張 代理店: 制御実験装置のピーアィディー 担当 さが TEL:045−541−4431 [email protected] 日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 〒105-0011東京都港区芝公園2-4-1 秀和芝パークビルA館4F 0120-527196 www.ni.com/jp 明日の技術者を今日育てる!
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