原発の利用の是非 Q:原発を利用するメリット、デメリットは何 でしょうか??一つずつ挙げてみましょ う。 アウトライン 1.世界における原発の現状 2.日本における原発の現状 3.一般的な賛成意見 4.一般的な反対意見 5.まとめ 世界における原発の現状 主要国の発電電力量と電源構成(2011年) (スマートジャパン「データで見る世界と日本のエネルギー事情(1)」より引用) http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1408/11/news025.html (朝日新聞2011年5月26日付記事より http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105250637.html) 世界における原発の現状 <各国・地域別の原子力動向> (1)原子力発電継続・推進国 フランス、フィンランド、スウェーデン、イギリス、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ブルガリア、ロシア、 ウクライナ、アルメニア、中国、韓国、インド、パキスタン、イラン、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジ ル、アルゼンチン、南アフリカ ◎新規導入国 ベトナム、タイ、マレーシア、バングラデシュ、UAE、ヨルダン、サウジアラビア、トルコ、リトアニア、ポー ランド、ベラルーシ、カザフスタン、 (2)原子力後退・撤退国 ドイツ、スイス、ベルギー、台湾、イタリア (一般社団法人 日本原子力産業協会「各国・地域別の原子力動向」より引用 http://www.jaif.or.jp/ja/joho/2014/01post-fukushima_world-nuclear-trend140116.pdf) 世界における原発の現状 <世界の原子力発電開発の現状> 福島第一原子力発電所事故をきっかけに欧州のいくつかの国 が脱原子力政策に立ち返った BUT! 新規導入国を含め、世界の原子力発電開発は継続的に拡大、 建設中基数は過去20年で最多の81基 このうちアジアで建設中の原子力発電所は中国の31基を含め て世界の6割強を占める 日本における原発の現状 ・2013年3月11日、東日本大震災が発生、原発事故発生 ・全部で10の原子力発電所があり17基がある →現在全て停止中 ・新たな安全基準のもと、再稼働に対する議論進む 例)川内原発と高浜原発が新安全基準審査に合格 →まもなく再稼働へ (一般社団法人日本原子力技術協会「日本の原子力発電所の運転情報」より引用) http://www.gengikyo.jp/facility/powerplant.html 一般的な賛成意見 ・発電コストが低い ・安定供給が可能なウランが燃料 ・現時点で原発を廃止すれば火力発電に頼ら ざるを得ない →CO₂排出、化石燃料の問題 ・安全性の確保が前提 事故のシミュレーション、継続的な点検 ・廃止するより改善に投資 ・いずれは自然エネルギーに移行するべき 出典:資源エネルギー庁(原子力2010) 出典:電力中央研究所 他(電気事業連合会「原子力・エネルギー」図面集) http://www.jaif.or.jp/ja/joho/press‐kit_4‐4.pdf 一般的な反対意見 ・危険性 核廃棄物の処理困難 ‐原発から出る核廃棄物は半永久的に管理 ‐放射性廃棄物の処分費用や管理費用も含めると安上がりではない 事故の危険性 ‐日本は地震多発地帯 ‐周辺地域に深刻な放射能汚染 ‐テロやミサイル攻撃の標的になる危険性 一般的な反対意見 ・政府に対する信頼性 原子力行政は非民主的 ‐補助金によって、原発を過疎地域に押しつけている ‐原子力行政は情報公開が進まず秘密主義 電力会社から大量の広告 ‐東京電力の広告宣伝費は年間約300億円 ‐原子力技術の専門家のほとんどが電力会社や国から研究費をもらっている ‐テロやミサイル攻撃の標的になる危険性 Q:原発をエネルギー源として利用すること に賛成ですか、反対ですか??
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