能美市観光デスティネーション出張・合宿補助金交付要綱 平成28年4月1日 告示第52号 (趣旨) 第1条 この告示は、能美市への来訪者に対し、市内での回遊を促進し地域経済への 波及を促すため、予算の範囲内において能美市観光デスティネーション出張・合宿 補助金(以下「補助金」という。)を交付することに関し能美市補助金交付規則( 平成17年能美市規則第33号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものと する。 (定義) 第2条 この告示において「能美市への来訪」とは、市内及び近隣の自治体に立地す る企業への出張、学会(主に学者により構成される団体で、学術研究の向上及び発 展を図ることを目的とする団体又は市長が認める団体が主体となって開催する学術 研究の発表又は討論のための集会その他これらに準ずるものをいう。)、合宿及び 修学旅行(学校教育法(昭和22年法律第26号)に定める学校、専門学校の学生 等により実施されるもの)等をいう。 (交付の対象) 第3条 補助金の交付の対象となる能美市への来訪は、(1)~ (4)号に掲げる要件 をすべて満たすものをいう。ただし、市長が交付の対象として特に認める場合は、 この限りではない。 (1) 市内又は近隣の市町内の施設で開催されること。 (2) 市外の団体等により開催されるものであること。 (3) 学会、合宿及び修学旅行については、参加宿泊者数が延べ30人以上である こと。 (4) 宿泊施設は、たがわ龍泉閣、旅亭萬葉、まつさき旅館、石川ハイテク交流セ ンター又は能美市ふるさと交流研修センターさらいのいずれかであること。 2 前項の対象者のうち、別表2に規定する宿泊1泊につき1人あたりの補助額(観 光2箇所訪問)の欄の補助金の交付を受けようとするものは、能美市デスティネーシ ョン補助金指定観光スポット受付印証明書(様式第1号)を提出しなければならない 。 3 前項の規定にかかわらず、次に掲げるものは補助金の交付の対象としない。 (1) 国又は地方公共団体が主催するもの。ただし、能美市以外の地方公共団体の 教育委員会が主催する合宿又は修学旅行の場合は、この限りではない。 (2) 営利を目的とするもの (3) 政治的又は宗教的活動を目的とするもの (4) 本市から別に直接的な補助を受けたもの (補助金の額) 第4条 補助金の額及びその限度額は、別表2、3に定めるとおりとする。 (交付の申請) 第5条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、学会・合 宿等については開催の1月前までに、企業出張者については宿泊当日までに、次に 掲げる書類を市長に提出しなければならない。ただし、市長が特に認める場合は、 この限りではない。 (1) 能美市観光デスティネーション出張・合宿補助金交付申請書(様式第2号) (2) その他市長が必要と認める書類 (交付の決定) 第6条 市長は、前条の交付の申請があったときは、その内容を審査し、補助金を交 付すべきものと認めたときは、これに交付を決定し、能美市観光デスティネーショ ン出張・合宿補助金交付(不交付)決定通知書(様式第3号)によりその旨を申請 者に通知するものとする。 2 市長は、前項の場合において、補助事業を適正に行わせるため、必要な指示、指 導又は条件を付することができる。 (変更又は中止の承認申請) 第7条 補助金の交付の決定を受けた者(以下「補助事業者」という。)は、前条の 規定により補助金の交付決定通知を受けた事業が、次の各号のいずれかに該当する理 由により変更し、又は中止しようとするときは、能美市観光デスティネーション出張 ・合宿補助金変更(中止)承認申請書(様式第4号。以下「変更(中止)承認申請書 」という。)又はその他市長が必要と認める書類を、速やかに市長に提出し、その承 認を受けなければならない。 2 (1) 補助金の申請額を交付決定の金額を超えない範囲で変更しようとするとき。 (2) 補助事業を中止しようとするとき。 (3) 補助金の申請を取り下げようとするとき。 市長は、前項の変更(中止)承認申請書を受理したときは、その内容を審査の上 、補助金交付の変更の可否又は取消しを決定し、能美市観光デスティネーション出張 ・合宿補助金(変更)交付(取消)決定通知書(様式第5号)により補助事業者に通 知するものとする。 (実績報告及び請求) 第8条 補助事業者は、当該補助事業が完了したときは、速やかに次に掲げる書類を 市長に提出しなければならない。 (1) 能美市観光デスティネーション出張・合宿補助金実績報告書(様式第6号) (2) その他市長が必要と認める書類 (補助金の額の確定) 第9条 市長は、前条の実績報告書を受理したときは、その報告に係る補助事業の成 果が補助金の交付の決定の内容及びこれに付した条件に適合すると認めたときは、 交付すべき補助金の額を確定し、その内容を能美市観光デスティネーション出張・ 合宿補助金確定通知書(様式第7号)により補助事業者に通知するものとする。 (補助金の請求) 第10条 前条の規定により、交付すべき補助金額の確定通知を受けた者は、直ちに 能美市観光デスティネーション出張・合宿補助金請求書(様式第8号)により、市 長に請求するものとする。 (補助金の取消し及び返還) 第11条 市長は、補助事業者の提出書類に誤り又は偽りがあると認めたときは、補 助金の交付額を減額し、又は補助金を交付しないことができる。 2 市長は、補助金を交付した後に前項の書類に誤り又は偽りがあると認めたときは 、交付した補助金の一部又は全部の返還を請求することができるものとする。 (その他) 第12条 附 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、市長が別に定める。 則 この告示は、平成28年4月1日から施行する。 別表1(第3条関係) 指定観光施設名 能美市立九谷焼資料館 能美市立九谷焼陶芸館 能美市立九谷焼美術館(浅蔵五十吉美術館) いしかわ動物園 辰口丘陵公園 手取フィッシュランド 松井秀喜ベースボールミュージアム 能美市立博物館 能美市立歴史民俗資料館 クアハウス九谷 里山の湯(辰口温泉総湯) 別表2(第4条関係) 区分 宿泊1泊につき 宿泊1泊につき 1人あたりの補助額 1人あたりの補助額 (通常) (観光2箇所訪問) 500 円 1,000 円 1,500 円(国外参加者) 3,000 円(国外参加者) 500 円(国内参加者) 1,000 円(国内参加者) 500 円 1,000 円 200,000 円 (高校生以下 350 円) (高校生以下 700 円) (140,000 円) 350 円 700 円 140,000 円 国内学会等 限度額 200,000 円 国際学会等 400,000 円 合宿 修学旅行 (備考)「国際学会等」とは、2箇国(日本を含む。)以上から外国人が相当数参加 する規模のものをいう 別表3(第4条関係) 1泊につき 区分 宿泊費基準 1人あたりの補助額 10,000~19,999 円の場合 1,000 円 20,000 円以上の場合 2,000 円 出張
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