ホーチミンで部品調達商談会 - Terra Motors

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【ベトナム定点観測】第15回
ベトナムの経験から学ぶ領土問題 教訓3「相手を知る」 6
早稲田大学教授 坪井善明
【政界・深層海流】
「人事下手」野田の面目躍如
10
【食彩ASIA】
4
菜食主義者のピザ−インド
マーケット情報
19
クロスレート
アジア通貨レート
9月のインフレ率が低下したインドネシアの靴店で
買い物をする女性 = 4日、ジャカルタ(AFP= 時事 )
ベトナムトップニュース 3
ホーチミンで部品調達商談会
日系企業の現調率向上目指す−ジェトロ ................. 3
電動バイクのCO2削減調査=テラモーターズ、三菱モルガン証など ........................... 3
「本気」のインターン募集=10月31日まで−ジェリーフィッシュ社....................................... 4
ベトナム経済・産業
5
経済低迷でズン首相に暗雲、権力闘争激化も−党中央委総会............................................................................................... 5
コカ・コーラとサムスン、越音楽共有サイトへの広告出稿停止=著作権違反を問題視 ............................................... 5
建設系の国営企業2グループが操業停止に=非効率な事業運営を受け ........................................................................... 7
域内への新たな外国直接投資、ベトナムにも波及の期待 ........................................................................................................... 7
外国直接投資の教育機関、活動期間は原則50年に .................................................................................................................. 8
フーイェン省、民間5社に生産中止を指示=環境汚染で ........................................................................................................... 8
国家歳入、468兆6000億ドンに=9月中旬までの推計 ..................................................................................................... 8
自動車保険各社が展開加速=市場の拡大見込みディーラーと提携 ..................................................................................... 8
プロコンコの株式40%を取得=マサンコンシューマー ............................................................................................................. 9
10基目のタービン設置が完了=バクリエウ省の風力発電所建設で ................................................................................... 9
南部地方の広範囲で停電=火力発電所ストップで ....................................................................................................................... 9
ベトジェットエアが国内線拡充=38円の格安チケット販売へ ................................................................................................ 9
=先物は期近 [ 前営業日終値 ]
上 海 メタル(元/トン)
先物 銅 : 59,520 アルミ : 15,575 亜鉛 : 15,465 ニッケル : 非上場
現物 銅 : 59,100- 59,500 アルミ : 15,480- 15,530
亜鉛 : 15,350- 16,300 ニッケル :130,500-132,000
=先物は 3 カ月物 [ 前営業日午前の値決め ]
LME(米ドル/トン)
先物 銅 : 8,330.0 アルミ : 2,116.0 亜鉛 : 2,089.0 ニッケル : 18,625.0
現物 銅 : 8,325.0 アルミ : 2,088.0 亜鉛 : 2,054.0 ニッケル : 18,650.0
先物は上海先物取引所、現物は長江有色金属提供
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独メトロ、キエンザン省に新店オープン=ベトナムで18店舗目 ........................................................................................... 11
ベトナム一般 11
ASEAN、海洋航行安全で連携強化へ=ビン外務次官 ........................................................................................................ 11
経済発展の陰で環境問題置き去りに=専門家が指摘 ............................................................................................................. 11
ハロン湾でまた事故、台湾人5人死亡 ............................................................................................................................................... 12
各地のベトナム関連ニュース 12
日本の投資家、既製服部門の投資を延期=労働者デモで−インドネシア..................................................................... 12
シェルのLPG会社を買収=越、
マレーシアの3社−タイ大手サイアム・ガス ................................................................. 12
吉野家、
「タイ事業、早期に1日1万食」=バンコクで日本食シンポ ................................................................................... 12
ベトナム経済資料
13
ベトナムのドン・金相場(10月3日∼10月4日)......................................................................................................................... 13
ベトナム主要紙から 13
ベトナム主要紙から(10月4日)......................................................................................................................................................... 13
ミャンマー・カンボジア・ラオス
14
タイ、発電所建設に8000億バーツ=2030年までの計画 ............................................................................................... 14
ミャンマー大統領、近く訪韓=国営紙............................................................................................................................................... 14
シンガポール投資家、ロンドン不動産に最も注目 ....................................................................................................................... 14
タイ 14
タイ日系保険会社、公開企業への移行急ぐ=当局が指導 ...................................................................................................... 14
9月販売、82%増の7237台=通年は7万台突破へ−マツダ・タイ ............................................................................ 15
タイ、外国人観光客が2150万人に=中国客が大幅増 ........................................................................................................... 15
中国・香港・台湾
15
マツダの9月中国販売、35%減=「尖閣」不買の影響か ..................................................................................................... 15
7&iHD、中国出店計画見直す予定なし=反日デモ「影響大きくない」−村田社長 ................................................ 16
16
韓国・北朝鮮 16
その他アジア 17
自動車・二輪 17
マレーシア
Japan/WorldToday 18
人事・訃報
予定
18
21
新聞各紙から 22
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ベトナムトップニュース
ホーチミンで部品調達商談会
日系企業の現調率向上目指す−ジェトロ
【ホーチミン時事】日本貿易振興機構(ジェトロ)とホーチミ
ン市投資貿易促進センターが共済する第5回ホーチミン部品
調達商談会が4日、
同市のサイゴン展示会議センター(SECC)
で開幕した。6日までの3日間、ベトナムでの現地調達比率向
上を目指す日系企業55社と、部品売り込みを図るベトナム企
業50社がビジネスチャンスを探る。
同商談会は、2004年から毎年ホーチミンとハノイで交代
開催しており、ホーチミンでは5回目。今回はベトナム最大の工
作機械見本市「メタレックス・ベトナム」と、同国唯一の国際エ
レクトロニクス製造・実装関連見本市「ネプコン・ベトナム」と
同時開催となり、全体の出展社数は約700社に達し、合計1万
人の来場を見込む。
日越両国は経済連携協定(EPA)や、ベトナムの投資環境改善を目指す「日越共同イニシアチブ」で、同国
の裾野産業育成で合意。商談会はその合意を受けた活動の一環で、裾野産業の育成を通じて日系企業の部
品調達率向上を後押しする。
昨年のハノイ商談会では日本61社、ベトナム53社が出展、2993件の商談が行われ、46件、270万
ドルの成約があった。ジェトロの担当者は「展示会を始めた当初は成約がほとんどなく、あっても段ボールな
ど付加価値の低い製品だったが、昨年は金型などで商談が成立した」と述べ、育成の遅れが指摘されるベト
ナム裾野産業の成長に手応えと期待感を示した。
◇安い人件費の時代は終わった−コンサルタントの市川氏
ジェトロは商談会初日の4日、会場内でセミナーを開催。共同イニシアチブの裾野産業チームのリーダーを
務めるコンサルタントの市川匡四郎氏が講演し、日本の投資状況やイニシアチブの経緯、裾野産業育成に関
する法律などを解説した。
市川氏は特に、中小企業がベトナム進出する際の留意事項として、
(1)必ずジェトロなどの公的機関に相談
する(2)無理のない事業・資金計画をたてる。レンタル工場も検討を(3)人材は長期的視点で育成する(4)
安い人件費の時代は終わった(5)事前にストなど労働問題への対応を検討する−の5点を挙げた。
電動バイクの
クのCO2
CO2削減調査=テラモーターズ
削減調査=テラモーターズ、三菱モルガン証など
電動バイクのテラモーターズは4日、ベトナムのホーチミンで実施される電動バイクとガソリンバイクの二酸
化炭素
(CO2)
排出量の比較調査を、
新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)
から三菱UFJモルガン・
スタンレー証券などと共同で受託したことを明らかにした。削減したCO2を販売できるオフセット・クレジッ
ト制度への適合を目指す。受注額は5000万円。
調査は、10月中旬からホーチミン市内でテラモーターズの電動バイク30台を1カ月間走らせ、ガソリンバ
イクのデータと比較、CO2の削減量を推定する。周辺事務などは三菱モルガンからアドバイスを受ける。ホ
ーチミン市の省エネルギーセンターも協力するという。
データ収集後は、三菱モルガンがカーボンオフセットプロバイダーのマイクライメイトジャパン(本社東京都
中央区)と協力して、異なる国の間でCO2削減量を融通し合う「2国間オフセット・クレジットメカニズム」を
利用できるように粗データを整理。その後、調査全体の報告書を作成し、来年2月に事業を終える。
NEDOによると、日本政府とベトナムは早ければ年内にも2国間における同メカニズムの運用開始につい
て合意し、来年度から実際に運用を始めたい考え。CO2排出権の「販売先」については、まだ不透明だが、
ひとまずは日本政府かベトナム政府になる可能性が高いという。
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◇来夏からベトナムで「スマホEV」を生産
また、テラモーターズは来夏からベトナムで電動バイクの生産を始める計画だ。スマートフォン(多機能携
帯電話)をバイクのカギとして利用できる機能などを付け、ベトナム国内外に販売する予定。
一方、日本での電動バイクの売り上げは、2010年度に1000台、11年度に3000台、今年度は10月
時点で既に3000台と順調に伸びている。佐賀県を除く全都道府県で、ビックカメラなどの家電量販店や二
輪車販売店などに販売エリアを確保。計1000店舗に上り、排出ガスや雑音を出さないことから早朝から活
動する農業関係者などからの需要が伸びているという。
ただ、今後はベトナムやフィリピンなどの東南アジア市場を中心に、海外での販売をメーンにしていく方針と
いう。
「本気
本気」のインターン募集=10月3
0 31日まで−ジェリーフィッシュ社
コールセンター業や海外留学生の誘致事業を展開するジェリーフィッシュ社(本社東京都品川区)は、ベト
ナムのハノイでインターンシップを実施する。期間が半年以上1年以内という長期にわたって正社員と同じ業
務を行う「本気」の就業体験という。締め切りは31日までで、募集人員は2人程度。
対象は性別・学歴・語学力は不問の18∼29歳の日本人。
「本気の人材」を求める見返りとして、渡航費や
住居はジェリー社が用意し、生活費も月500ドルを支給するという。インターンでは、日本留学を希望するベ
トナム人学生に対する簡単な日本語教育や、留学希望学生同士の交流イベントの運営などを任せられる。
また、現地日系企業の役員や社員との会食会も予定しているという。10月中旬からはフィリピンのマニラ
でのインターン募集も始める予定。
ジェリー社は海外関係ではこれまで、ベトナムから留学生を迎える事業を主に展開。年間100人を受け入れ
て月2万円から住居を提供し、1年∼1年半程度、
日本語学校に通わせる取り組みを行ってきた。今年に入って、
フィリピンからの受け入れも始めた。インドネシアからの受け入れに向けても準備を進めている。
菜食主義者のピザ
インド
インドにある外国料理店で1番人気なのはイタリア料理
だろう。何しろ数が多い。中にはイタリア人が直接経営に関
与し、味も良い店もある。与党総裁を務める政界の実力者
ソニア・ガンジー氏はイタリア出身。これが「近年のイタリ
ア料理店の出店増加を後押しした」
(地元記者)とのうわ
ささえある。
これまでは本場に近い味を探してきたが、先日、ついに
インド風ピザに挑戦した。店員に「一番インド的なピザ」と
注文して出てきたのは菜食主義者向けピザ。豪快にかぶり
つくと、
「辛い!!」。確かにメニュー表には唐辛子のマーク
が付いていたが、激辛だ。しかもなぜかカレーの味がする。しかし、一緒に食べたインド人支局助手は平
気な表情で「おいしい」と一言。テーブルに常備されていたマスタードまでかけ始めた。
店員に聞けば、ピザにはインド伝統の薬味がふりかかっており、これが辛さ倍増の「犯人」と判明。
ただ、これも多くの客が求めた結果だと聞き「インドだなあ」と実感せざるを得なかった。
【メモ】入店したのは首都ニューデリー南部ムニルカ地区の「スライス・オブ・イタリー」。チェーン展開
で首都に複数出店している。
(ニューデリー時事)
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ベトナム経済・産業
経済低迷でズン首相に暗雲、権力闘争激化も−党中央委総会
経済低迷でズン首相に暗雲
ベトナム国内で、経済低迷やスキャンダルを背景にグエン・タン・ズン首相に対する批判が強まっている。観
測筋は、1日に開幕した第11期中央委員会第6回総会を舞台に、政治的ライバルがズン首相の責任を追及
する動きが活発になり、権力闘争が激化する可能性があるとみている。AFP通信が3日伝えた。
山積する政治課題に対処するため、今回の総会は通常の倍の2週間にわたって行われる見通しだ。党スポ
ークスマンは「これほど多く議題があり、長い期間にわたって開催されるのは珍しい」とのグエン・フー・チョン
党書記長の発言を紹介した上で、
「われわれが議論し、決定を下さなければならないテーマの大半は非常に
重要、困難かつ敏感な問題だ」と強調する。
ズン首相は2006年の就任後、
経済発展を重視する政策を推進してきたが、
最近は成長に陰りが出ている。
インフレが進み、外国からの直接投資は減少。銀行の不良債権問題も深刻化しつつある。今年8月には首相
に近い大物実業家が逮捕され、米ムーディーズは先週、ベトナムの信用格付けを引き下げた。
こうした事態を受け、中央委の中でズン首相に対する不満の声が高まっている。オーストラリアのベトナム
専門家、カール・セア氏は「共産党内の批判的な勢力は、少なくとも首相の権力をそごうと試みるだろう」と指
摘した。観測筋の間では、チョン書記長やチュオン・タン・サン国家主席がズン首相に責任を取らせようとして
いるとの見方が出ている。
国民の間では、当局の厳しい取り締まりと統制にもかかわらず、
インターネット上のブログやソーシャルメディ
アが政治的な意見を表明する場として人気を集めている。共産党関係者は「経済問題や汚職を理由にこれほ
ど国民から攻撃された首相はいない」と指摘する。
ただ、党内や国民からの批判が首相に辞任を迫る動きにつながるかどうかは不透明で、この関係者は「ズン
氏を更迭するのは容易でない」と述べた。
(時事)
コカ・コーラとサムスン
コーラとサムスン、越音楽共有サイトへの広告出稿停止=著作権違反を問題視
米コカ・
コーラと韓国のサムスン電子は、
ベトナムのIT企業VNGが運営する音楽共有サイト「Zing.vn」
への広告出稿を停止したという。同サイトは若者を中心に人気を得ているが、コカ・コーラとサムスンはこのサ
イトでの著作権侵害を問題視して広告を引き揚げたようだ。AP通信の報道を引用し、ベトナム紙トゥオイチ
ェ電子版が4日伝えた。
これによると、AP通信がコカ・コーラとサムスンに対し、
「Zing.vnが欧米やベトナムの楽曲を許可
なく提供している」と忠告したことを受け、2社は広告出稿を停止したとされる。
サムスンは、
「わが社は著作権を尊重し、許可なく楽曲をコピーしたり、勝手に著作権物を配布したりすると
いった権利侵害に対抗するため、広告を引き揚げた」と説明。コカ・コーラは「広告出稿を停止し、さらなる決
定の前にZing.vnの行為を調査する」としているようだ。
同サイトにはこのほか、米インテル、米コルゲート・パルモリブなどに加え、日本企業も広告を出していると
伝えられている。
Zing.vn側は、この件に関し現時点で公式な発表はしたくないとする。ただ、VNGのブオン・クアン・
カイ副社長はトゥオイチェに対し、
「われわれのサイトは数多くの楽曲の著作権料を支払っているベトナム有数
のサイトだ」と強調。
「国内の楽曲については、ベトナム録音産業協会やベトナム音楽著作権保護センターに著
作権料を支払っている上、わが国の数百人にも上る有名歌手と楽曲の使用契約を結んでいる」と説明する。
また外国の楽曲については、
「ソニー・ミュージックエンタテインメントや米ユニバーサル・ミュージック・グ
ループといった大手のレコード・レーベルに働き掛けている」
(カイ副社長)という。同副社長は、
「ベトナムで
行われている音楽の無料視聴という習慣をこうした大企業に納得させるのは大変な仕事だが、われわれは大
手1社と既に話をまとめており、近くこれを発表する」と語った。
(時事)
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時 事速報
第1
15回
5
ベトナムの経験から学ぶ領土問題 教訓3
ベトナムの経験から学ぶ領土問題 教訓
3「相手を知る
「相手を知る」
早稲田大学教授 坪井善明
第三の教訓は、
「相手をよく知る」というものである。
中国には「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
:薪(たきぎ)の上に寝て、
苦い胆(きも)をなめて、復讐(ふくしゅう)を心に誓って辛苦するこ
と、また、目的を遂げるために苦心し努力を重ねること」という言葉
があるように、中国の政治指導者の伝統的な態度は、相手の力量と
自分の力量を十分に測って、自分が勝負に勝てないときはあえて勝
負を挑むことはせず、時をひたすら待つという忍耐強さ・我慢強さ
がある。つまり、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題についても、数十
年の歳月を待ってでも、国民に愛国教育を徹底的に施し、経済発
展を推進して国力をつけ、海軍力を中心とする軍事力も蓄えて、勝
利の方程式が完成するまでじっと行動を控えてきたのである。
多分現時点でも、尖閣諸島が日米安保の適用範囲に入っていると
日米が言う以上、
一度軍事衝突が起これば、
米軍の出動が想定され、
最悪シナリオでは中国と米国が戦火を交える可能性がある。その場
合、
中国が軍事的に勝利することはありえないと踏んでいる。従って、
戦争を起こすほどの示威行動は避けるというのが常識的な理解で
ある。
しかし、日本が「尖閣諸島は日本の固有の領土なので、領有権問題はそもそも存在しない」という立
場を取ってきているので、その立場を「領有権問題は存在する」というところまで押し戻すことを、中国
は戦略としてあらゆる手段を通じて狙っていると見るのが妥当であろう。尖閣諸島に海洋調査船等を
巡航させて、
「尖閣諸島は中国の領土だ」と主張する行動を日常化する、大量の漁船を島に派遣して
一大示威行動をして中国国民の関心を高める、米国の新聞等に中国の主張を盛り込んだ意見広告を
掲載して中国の立場に国際社会が同情を持つように誘導する、
上陸を想定した軍事演習を繰り返して、
日本側をけん制する、必要とあれば大規模な反日デモを中国各地で組織する等が想定される。
◇日本の「負の遺産」
このような行動に対して日本が取るべき態度はどういうものなのだろうか。それは、
「大人の対応」
というような言葉で表される姿勢ではないのは明らかだろう。まず確認しておかなければならないこ
とは、中国は短兵急に問題解決を急いではいないということである。より中長期的な見通しと戦略で
尖閣問題を見ているという中国の姿勢をまず理解することだろう。
だが、日本の稚拙な対応が続くと、事態はエスカレートする危険がある。例えば、尖閣諸島に香港の
漁民が上陸を試みて、それを阻止しようとする日本の海上保安庁の巡視船と小競り合いになり、その
過程で死傷者が出るというような事態が想定される。両当事者が激高して、現場で小規模な軍事的な
衝突が起こると、
それは大規模な戦争の導火線になる恐れもあるのだ。いわば、
そのような最悪シナリ
オを頭に置きながら、冷静に対処しなければならない。難しい問題である。
より歴史的にみると、これは日本が明治以来近代化の過程で「脱亜入欧」という姿勢を取り、近隣
のアジア諸国について体系的で深い理解をしてこなかったということの負の遺産であると言ってよい。
円高でアジアに工場移転をせざるを得ないのが、日本の中小企業の現実の姿ではある。だが、それで
は現地の人々が日本をどう考えているのか、日本との歴史的関係がどうなっていたのか等の知識だけ
でなく、そもそも現地の人たちの歴史や考え方がどういうものなのかといった基本的なことも知らない
のが一般的なのだろう。
いわば、相手を何も知らずに現地にやみくもに進出していっているのが現実なのである。これでは、
事件が起こった時にどう対処してよいか皆目見当がつかなくなるのは当然なのだ。その象徴が、今の日
本政府が、尖閣問題、竹島(韓国名・独島)問題に直面している現実なのである。
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建設系の国営企業2グループが操業停止に=非効率な事業運営を受け
建設系の国営企業
3日付のベトナム紙ベトナム・ニュース電子版などによると、ベトナムのグエン・タン・ズン首相は、国営企業グ
ループのベトナム建設工業グループ(VNIC)とベトナム住宅・都市開発ホールディングス・グループ(HUDホ
ールディングス)の操業を停止することを決定した。両グループは今年1月12日に新設されたばかりという。
ファム・ベト・ムオン官房副長官は、VNICとHUDホールディングスが効率的に事業を行えず、ベトナムの
主要な不動産開発グループになることが難しいことが今回の決定につながったとしている。
また両グループが、
異なる機能を持ち職務もバラバラな子会社を事業基盤としていることも、現在の経済状況には適合しないと
判断した。
これに伴い、政府は建設省に、HUDホールディングスとその関連会社を再編し、住宅・都市開発会社を設
置するよう要請。同時にVNICをソンダー総合会社に改変するよう求めた。VNICとHUDホールディング
スがこれまでに結んだ契約はすべて新会社に移行される。
今後、建設省が新会社の予算の監視や、VNICとHUDホールディングスの完全子会社7社の運営に責任
を持つことになる。また新会社の会長と役員の任命も建設省が行うほか、同省は新会社の株式会社化計画を
ズン首相に提出することが求められている。
ベトナムは2005年から7つの国営企業グループを運営。09年にはVNICとHUDホールディングスを
含む4グループの新設が決定された。ただベトナム政府は現在、国営企業グループを5∼7グループに減らす
ことを計画している。
ムオン官房副長官は、
「VNICとHUDホールディングス、さらに経営難に陥っている国営造船会社ビナシ
ンを除くほかの8つの国営企業グループの事業は適正に行われており、政府目標を満たしている」と説明。こ
の8グループは今後も石油・ガス、電力、石炭、化学、通信、ゴム、繊維の分野で変わらず事業を継続するとし
ている。またこのうち繊維の国営企業グループは今後、新規株式公開(IPO)を行う計画という。
(時事)
域内への新たな外国直接投資、ベトナムにも波及の期待
域内への新たな外国直接投資
3日のオンライン新聞ベトナムネットによると、
同国の外資誘致は困難が予想されるものの、
外国直接投資
(F
DI)には回復の兆しが見えており、国内経済の明るい材料となっている。
中国広西チワン族自治区の南寧で先月、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の貿易見本市が開かれ、
各国から経済界の指導者や主要企業の経営者、投資家らが集まった。地域の役割の重要性を示し、ベトナム
を含めた各国に新規外国投資の波が到達するきっかけになる可能性がある。
中国国営の新華社は、同国が外国投資の誘致面で、安い労働力や土地といった強みを徐々に失っていると
伝えた。また、経済発展に必要な資金を獲得する上で、中国に大きな利点がまだ残されているとの認識を示す
一方、ASEAN諸国の一部が、
従来は中国の呼称だった
「世界の工場」
への道を歩み始めていることを認めた。
さらに、その典型例としてベトナムを挙げ、過去2年間で中国に代わり、スポーツ用品大手ナイキの下請け注文
を受けるようになったと指摘した。
アナリストらは、ベトナムが工業生産の移管プロセスから恩恵を受けていると語る。ナイキはベトナムへの
外注を増やして短期間に利益を得られるばかりではなく、高級品の生産機会をベトナムにもたらすことができ
る。
数カ月前まで、ベトナムのFDIをめぐる見通しは「暗い」とされていた。国連貿易開発会議(UNCTAD)
の報告書で、ベトナムが東南アジアで数少ないFDI減少国の一つであることが明らかになったことが背景に
ある。しかし外国の実業家グループや政府代表団の訪問が続いたことで、ベトナムにFDIが戻ってくる兆しが
見えてきた。
先月初め、カーク米通商代表部(USTR)代表が数人の米国人実業家とともにベトナムを訪問し、ベトナム
経済での役割拡大を求める米国の意向を伝えた。また、シンガポール米国人商工会議所による調査で、事業
拡大先としてベトナムを検討しているとの回答が全体の57%を占め、タイやインドネシアの割合を上回った。
先月中旬には、ドイツのレスラー経済技術相が実業家230人を同行してベトナムを実務訪問し、投資機運
が引き続き高まった。下旬には英国やフランス、日本の代表団の訪問があり、金融投資や海港、エネルギー、
インフラ開発といった分野に強い関心を示した。日本商工会議所の岡村正会頭によると、ベトナム政府は日本
からの投資増加を目指しているという。
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ベトナム紙VNエクスプレスは、資産運用会社ビナキャピタルのチーフエコノミストのアラン・ファン氏や、地
元エコノミストのブイ・キエン・タン氏の発言として、ベトナムに対する外国人投資家の関心が高まっていると
伝えた。
外国人投資家とのつながりがある2人は、
9000万人の消費者と安い労働力を兼ね備えるベトナムが、
市場として魅力的だと語っている。
この発言は統計に一部反映されていると言えるだろう。計画投資省によると、過去9カ月間のFDI登録額は
810億ドル相当。国内外が景気低迷で苦戦している中、昨年同期とほぼ同じ水準だったという。
(時事)
外国直接投資の教育機関、活動期間は原則
外国直接投資の教育機関
活動期間は原則5
50年に
0年に
3日付のベトナム紙ダウトゥによると、同国政府はこのほど、教育分野における外国の投資や協力について
規定した第73号政府議定を公布した。これによれば、外国直接投資(FDI)による教育機関の活動期間に
ついて、認可日から数えて50年を超えてはならないとしている。ただし、必要があれば政府が延長を決定で
きるが、最大で70年を超えないとしている。
さらに、教育プログラムについては、ベトナムで実施する前に、外国で品質チェックが行われていなければな
らない、あるいは、外国の当該機関が品質を公認した教育プログラムでなければならないとしている。
(時事)
フーイェン省
ェン省、民間
民間5社に生産中止を指示=環境汚染で
社に生産中止を指示=環境汚染で
4日付のベトナム紙ティントゥク電子版などによると、同国のフーイェン省人民委員会はこのほど、ダイミン、
チーフエ、ハイフー、ベトニャット、タインザインの5社に対し、生産活動の中止を指示する通達を出した。
これは、各5社が珪藻(けいそう)土、ベントナイト、炭酸カルシウムを使って水産養殖場の環境改良製品を
生産する際に、環境汚染を引き起こしていたのが理由という。フーイェン省では、天然資源・環境局を中心に、
各関連機関と合同で、これらの企業に土地を賃貸した協同組合に対し調査および処分を行うとしている。
現地では、地元住民からの通報により、幾つかの民間企業が水産養殖場の環境改良製品および肥料を生
産するために、チョップチャイ山のふもとの土地を借り、ベントナイトを採取していることが発覚。これらの企
業はいずれも、環境改良製品の生産施設を建設する許可を取っておらず、環境への影響に関する評価報告も
していなかった。
(時事)
国家歳入、4
国家歳入
、468
8兆6000
6000億ドンに=
億ドンに=9月中旬までの推計
月中旬までの推計
3日付のベトナム紙トゥオイチェ電子版によると、同国の統計総局はこのほど、今年1月から9月15日までの
国家歳入が468兆6000億ドンに達したとする推計を発表した。このうち、個人所得税が33兆3000億ド
ンを占めたという。半面、
原油販売からの歳入は約79兆ドン、
環境保護税は8兆7000億ドンにとどまった。
また、企業セクター別では、外資系企業からの税収が54兆9000億ドンだった。
同局によれば、生産活動のために必要な燃料や原料の価格が前年同期比10.72%上昇し、物流費も同
14.02%上昇したが、農林水産品の製品価格指数は7.
77%の上昇にとどまったという。
(時事)
自動車保険各社が展開加速=市場の拡大見込みディーラーと提携
ベトナムで保険会社が自動車保険市場での展開を加速している。保険各社は自動車ディーラーや銀行と提
携するなどし、保険加入者の獲得に向けた取り組みを強化。自動車販売の伸びに伴い、自動車保険市場の拡
大に期待が膨らんでいるという。3日のベトナムネットが報じた。
ベトナム保険協会によると、
ベトナムの1∼6月期の生命保険の保険料収入は前年同期から12.68%拡大。
ただ、自動車販売の低迷を受け、自動車保険の保険料収入の伸び率は2.2%にとどまった。
一方、
ベトナムの自動車保険市場は今後の拡大余地が大きいとみられ、
保険各社は着々と展開を進めている。
同国のバオミン保険は自動車保険市場でのシェアを取り戻そうと努めており、ベトナム全土に整備した支店ネ
ットワークを生かす目的でITシステムに資金を投じたほか、保険の補償額を引き上げて顧客を取り込もうとし
ている。
さらにベトナムのAAA保険は自動車ディーラーと、自動車販売の拡大や相互の利益確保に向けて協議して
いる段階。AAAはこれまでに全国の自動車ディーラー50社と良好な関係を結んでいる。
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時 事速報
ベトナム投資開発銀行(BIDV)系の保険会社BIDV保険株式総合会社(BIC)も現在までに、国内の
250の自動車ディーラーと提携。8月末にはBICのブンタウ支店(南部バリアブンタウ省)が銀行や自動車
ディーラーと、自動車向けの融資と保険を組み合わせた自動車販売プログラムを実施した。同時に自動車販
売を促すため、
自動車購入者に対し、
保守費用と付属品の設置料金を50%引き下げるプロモーションを導入。
自動車ローンの金利や自動車保険料の引き下げなども行っている。
米リバティーは独メルセデス・ベンツ、米フォード・モーター、韓国の起亜自動車、
マツダ、トヨタといった各
自動車ブランド正規代理店と提携。広告・宣伝の支援や、自動車の購入者への保険の提案などで協力してい
るという。
(時事)
プロコンコの株式4
プロコンコの株式
40%を取得=マサンコンシューマー
0%を取得=マサンコンシューマー
3日付のベトナム紙ザンチー電子版によると、同国のマサン・グループは2日、グループ企業のマサンコンシ
ューマーが大手家畜飼料メーカー「プロコンコ(ベトナム・フランス家畜飼料生産株式会社)の株式40%をプ
ルデンシャル・アシュアランス・プライベートリミテッドとPCAインターナショナルファンズSPC(ベトナム・セ
グリゲイテッド・ポートフォリオ)から取得することを正式に発表した。取得費用は約9600万ドル。
プロコンコは、
「コンコ」ブランドの家畜飼料を生産している企業で、豚、ニワトリ、牛、アヒル、魚、エビ用の
飼料を生産し、サプライチェーンの構築やマーケティング、販売までを一貫して行っている。同社は現在、ベト
ナムに約475カ所の代理店を抱えている。
(時事)
10基目のタービン設置が完了
0基目のタービン設置が完了=バクリエウ省の風力発電所建設で
3日付のベトナム政府電子新聞などによると、バクリエウ省で風力発電所プロジェクトを展開している投資
主体のコンリー社は2日、同プロジェクトのフェーズ1で最後となる10基目のタービン設置を無事完了したと
発表した。
これらのタービンはステンレス製で、重量が約210トン、高さは80メートルで、直径が4メートルある。羽の
部分は、突然の暴風時には自動的に折りたたまれるシステムになっているという。米国のゼネラルエレクトリッ
クが製造し、設置も行った。
タービンの設置には、1000人前後の作業員が昼夜問わず働いて約1年半を要したという。現在は110
キロボルト電線と22キロボルト電線の敷設工事や変電所工事が急ピッチで進んでいる。今月中にも完成し、
11月初めには国家電力網への電力供給を開始できる見通し。コンリー社では、フェーズ1が完成した後は、す
ぐにフェーズ2に着手し、引き続きタービン52基の設置工事に取り掛かるとしている。
(時事)
南部地方の広範囲で停電=火力発電所ストップで
4日付のベトナム紙VNエコノミー電子版によると、カマウ第2火力発電所が4日早朝、突然ストップした。
施設内のトラブルが原因という。これにより、ベトナム南部地方で複数の省・都市が広範囲に停電となった。
ベトナム電力グループ(EVN)では、国家送電総合会社、第4送電会社、南部電力総合会社、国家電力シス
テム調整センターと協力し、事故の対応に全力を挙げ、同日午前8時10分までに復旧を終え、電力供給を開
始したという。
(時事)
ベトジェットエアが国内線拡充=3
トエアが国内線拡充=38円の格安チケッ
8円の格安チケット販売へ
格安航空会社ベトジェットエアは2日、運航路線を拡充すると発表した。近く複数の国内線ルートを新設す
る。またこれを記念し、1万ドン(約50セント、約38円)の格安航空券を売り出す。
ベトジェットエアは11月15日にホーチミン∼ゲアン省ビン線、同22日にホーチミン∼トゥアティエンフエ
省フエ線、12月7日にハノイ∼ラムドン省ダラット線、同20日にホーチミン∼キエンザン省フーコック線を
就航する見通し。
1万ドンの格安航空券は新設路線を含む同社のすべての運航路線に適用され、10月から来年いっぱい
利用できるという。購入希望者は、10月10日から12日の午後9時から11時59分にウェブサイト(www.
vietjetair.com)経由で予約する必要がある。
ベトジェットエアは先に、国内の既存路線の便数を拡大すると明らかにしている。10月半ばからホーチミ
ン∼カインホア省ニャチャン線、
ホーチミン∼ダナン線、
ハノイ∼ダナン線の便数を増やすという。
(ハノイ時事)
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「人事下手」野田の面目躍如
時事通信解説委員 田崎史郎
「あんたも周りを整理した方がいいよ」−。民主党幹事長・輿石東が首相・野田佳彦にこう告げたのは、
野田が9月21日の民主党代表選で再選され、輿石に留任を要請した時だった。
この忠告が効いたのか、側近の手塚仁雄は内閣改造に伴う人事で首相補佐官を外された。また、同じ
く側近の党国民運動本部長・近藤洋介は経済産業副大臣に就任した。近藤は経産政務官をすでに務
めているので出世したように見えるが、党の役員会や常任幹事会には出席できなくなり、輿石の目の前
からは消えたということだ。
野田政権の内閣改造・党役員人事なのに、輿石の意向が色濃く反映しているように見える。
◇ダブル田中への不安
1日に行われた内閣改造の前夜から漏れ始めた閣僚名簿でまず、驚いたのは文部科学相・田中真紀
子だった。真紀子が小泉政権下の2001年に外相を務めたころ、指輪の紛失を秘書官のせいにしてデ
パートに買いに行かせたあげく、イラン外相との会談に遅刻した騒動、米高官との会談キャンセルなど
さまざまな問題を引き起こし、
「大臣失格」の烙印(らくいん)を押されたのはなお記憶に新しい。
その真紀子が起用された理由について、日中関係への配慮だとか、離党予備軍対策とかいろいろな
説がある。だが、いずれもしっくり来ない。真紀子が起用されたからといって改善されるほど現在の日中
関係は甘くなく、離党者が出なくなるわけでもない。
私見では、案外単純なところに理由があり、本人が強く希望し、野田や輿石がのまざるを得なくなっ
たということではないか。真紀子は元代表・小沢一郎の離党の動きに同調しない一方、夫の直紀の防衛
相更迭もすんなり受け入れた。また、代表選では野田再選の旗を振った。
こう振り返ると、真紀子は内閣改造に向けてしっかりと手を打っている。真紀子が出馬する衆院新潟
5区の選挙情勢が厳しいことも、入閣への思いを駆り立てたのかもしれない。
もう一人の田中、
法相・田中慶秋の起用にもまさか、
と思った。慶秋は民主党政権下で「万年入閣候補」。
人事が近づくとそわそわして入閣を働きかけるが、
なかなか実現しなかった。今回も野田グループ幹部が
「慶秋さんは入閣させてはいけない」と強く進言していた。
このように「在庫一掃」を図った結果、当選5回以上の民主党衆院議員46人のうち別格の元首相・羽
田孜、元衆院副議長・渡部恒三の二人を除くと、大臣も副大臣も務めていないのは古賀一成(当選6回)
と川内博史(同5回)の二人だけとなった。
なんと衆院当選5回以上の大臣経験者は36人にのぼる。当選4回以下や、参院議員を加えると大臣
経験者はゆうに50人を超える。言い換えればこれだけ頻繁に大臣が交代したわけで、
こう代わったので
は、民主党政権の旗だった「政治主導」が実現できるはずがない。
◇「決められない政治」続ける野田政権
一連の人事は野田と輿石の二人だけで決められた。野田が輿石に留任を要請し、輿石が受け入れた
ことが今回の人事につながったと言える。とても衆院選の指揮を執れそうもない輿石を留任させた理由
について、首相周辺や党幹部は「岡田克也副総理や、国家戦略担当相に就任した前原誠司前政調会長
が幹事長に就任したのでは離党者が多く出る。
離党者が出ないようにするには輿石さん以外になかった」
と言う。
政権与党の幹事長を決めるのに離党者防止が基準となることは自民党政権時代にはなかった。しか
し今、民主党議員が最も恐れているのは離党者が増えて過半数割れすることだ。つまり、離党者が出る
ような政策決定はこの政権ではできないということだ。
環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加決定も、原子力規制委員会の委員人事の国会同意もこの
政権ではできない。衆院解散を先送りすればするほど、野田が唱える「決める政治」と裏腹に、
「決めら
れない政治」が続く。
(敬称略)
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時 事速報
独メトロ、
トロ キエンザン省に新店オープン=ベトナムで
で1
18店舗目
8店舗目
4日付のベトナム紙トイバオキンテーによると、世界的な会員制卸売チェーンの独メトロキャッシュアンドキ
ャリーは3日、キエンザン省ラックザー市に新店「メトロキエンザン」をオープンした。これで、ベトナムでの店
舗は18店となった。
メトロキエンザンは広さが4200平方メートルで、食品と非食品を合わせて2万5000品目超を販売。そ
の90%はベトナム国内で生産されたものだという。
(時事)
ベトナム一般
ASEAN、海洋航行安全で連携強化へ=ビン外務次官
第67回国連総会に参加したベトナム代表団団長を務めたベトナムのファム・クアン・ビン外務次官はこのほ
ど、ベトナムの声(VOV)放送局のワシントン支局のインタビューに答えた際、
「東南アジア諸国連合(ASE
AN)加盟各国は海洋航行の安全保障と安全性をはじめ、地域の平和、安定、協力の確保を目指し、ASEA
N内の連携を強化することで一致した」と述べた。
ビン次官は「国連総会に際し、ASEANの非公式外相会合が行われ、国連の諸問題の解決やASEANと
国連との協力の強化におけるASEANの連携が話し合われた」と語った。
ビン次官はまた、12月にカンボジアで開催される予定のASEAN首脳会議の準備について、
「ASEAN
諸国は地域の平和、安定、協力、中でも海洋航行の安全保障と安全性の確保におけるASEANの中核的な
役割を一層発揮する必要がある。航行の安全保障に関する複雑な推移を前に、ASEAN諸国はいずれも国
際法と国連海洋法条約を尊重し、紛争を平和的に解決するという原則も強調した」と指摘。
さらに、
「ベトナム東部海域、いわゆる南シナ海問題に関して、南シナ海行動宣言(DOC)を厳格に実施す
るとともに、国連海洋法条約を遵守し、同問題の解決に関するASEANの6条項原則を支持すると表明した
ほか、南シナ海行動規範(COC)の早期交渉を行うことで合意した」と明らかにした。
(VOV特約 http://
vovworld.vn/ja-JP.vov)
経済発展の陰で環境問題置き去りに=専門家が指摘
3日のベトナム・ニュース(電子版)が環境問題専門家の見方として報じたところによると、ベトナムでは25
年間にわたる経済発展の陰で、環境が悪影響を受けている。
環境保護のNPO(民間非営利団体)、パン・ネーチャーが北部ニンビン省で最近開催した、経済発展と環
境保護の調和に向けたワークショップで、専門家が報告した。
天然資源・環境戦略研究所の副所長、グエン・テ・チン博士は、ベトナムは経済発展の達成に向けて天然資
源を使いすぎていると語った。
チン博士によると、1990年の国内総生産
(GDP)
伸び率を
「レベル1」
とすると、17年後には
「レベル3.5」
に加速した。この間に、水と電力の消費量は2倍に、土地利用面積は1.
5倍になった。
天然資源環境省の統計によれば、2002∼09年の間にベトナムでは毎年1000ヘクタールのマングロー
ブ林が失われた。
都市や地方が発展する一方で、住宅地や工業用地などで排水処理が追い付いていない。ごみも適切な処理
が施されていない。
ハノイ国立大学天然資源環境研究所のグエン・マン・ハー博士は、ベトナムはかつて、生物多様性に満ちた
小さな国だったが、今や環境破壊で知られていると指摘。
同博士によると、07∼11年の間に警察当局は象牙23トン、センザンコウ100トン、サイの角100キロ以
上を押収した。
ハー博士はさらに、水力発電施設の建設により、森林が破壊され,野生動物が失われていると非難した。
米国に本拠を置くフォレスト・トレンズのトー・スアン・プック氏は、ベトナムが木材および木製製品の主要輸
出国になって以来、森林保護が課題となっていると語った。
同氏の推定では、ベトナムは年間500万∼600万立方メートルの材木を輸出している。
ワークショップの参加者の大半は、環境を保護するにはプロジェクトの環境への影響を調査することが不
可欠との点で一致した。
(時事)
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時 事速報
ハロン湾でまた事故、台湾人
ハロン湾でまた事故
台湾人5人死亡
人死亡
【ホーチミン時事】4日付のベトナム各紙によると、同国北部クアンニン省のハロン湾で3日、観光客18人
を乗せた船が大型観光船と衝突して転覆し、台湾人5人が死亡した。警察は船長ら乗員を逮捕し、原因を調
べている。
同湾は、
国連教育科学文化機関(ユネスコ)が世界文化遺産に登録した人気スポット。しかし事故が多発し、
2011年2月の観光船沈没事故で日本人1人を含む12人が死亡したほか、同年5月の沈没事故では乗客・乗
員29人全員を救助した。
各地のベトナム関連ニュース
日本の投資家、既製服部門の投資を延期=労働者デモで−インドネシア
日本の投資家
4日付のインドネシア紙インベスター・デーリー(8面)によると、同国衣料・アクセサリー供給者協会(A
PGAI)幹部のスルヤディ・サスミタ氏はこのほど、複数の日本の投資家がインドネシアで労働者デモが相次
いでいることを受け、同国の既製服部門への投資を延期していることを明らかにした。当初予定されていた投
資額は2兆∼3兆ルピア(約160億∼240億円)に上るという。
スルヤディ氏は、政府が対策を行わずデモが続くと、外国投資家は投資先をミャンマーやベトナムなどの他
国に変更する恐れがあると指摘。従業員の福祉を尊重しない企業があった場合、政府は厳しく処分しなけれ
ばならないと述べた。
(時事)
シェルのLPG
シェルの
LPG会社を買収=越
会社を買収=越、
マレーシアの3社−タイ大手サイア
マレーシアの
社−タイ大手サイアム・ガス
【バンコク時事】タイの液化石油ガス(LPG)大手サイアム・ガス・ペトロケミカルズ(SGP)は3日、シェル・
グループのベトナムとマレーシア現地会社3社を買収すると発表した。東南アジアでの事業拡大が目的で、買
収額は約1億1235万バーツとなる。
サイアム・ガスは、シェル・ガス・ベトナムの株式100%とシェル・ガス・ハイフォンの79.
64%、
マレーシア
のシェル・チムールの70%を取得する。金額はそれぞれ300万バーツ、935万バーツ、1億バーツ。このう
ちベトナム2社は昨年、赤字だった。
サイアム・ガスはタイ国内のLPG市場で約17%のシェアを獲得し、タイ石油会社(PTT)、ワールド・ガス
に続いて3位となっている。近隣諸国で事業拡大しており、2010年にはベトナム、シンガポールの現地LP
G会社を買収した。
サイアム・ガスの今年上半期の売上高は226億9731万バーツ、純利益は2億9299万バーツと堅調に推
移している。
吉野家、
吉野家
、
「タイ事業、早期に
「タイ事業
早期に1日1万食
万食」=バンコクで日本食シンポ
【バンコク時事】】NPO法人日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)は3日、バンコクで外食産業に
関するシンポジウムを開催した。シンポジウムでは吉野家ホールディングス(HD)の安部修仁会長が日本や
海外事業について講演。吉野家は、1990年代にタイに進出したが、いったん撤退し、昨年8月に再進出し
た。既にバンコクに5店舗を出店中で、同会長は「8店までの出店が決まっている」と説明した上で、タイ事業
について「当初は3∼5年で軌道に乗ればよいと考えていたが、スムーズな初動となった」と振り返った。
◇15年に50店舗へ
吉野家は、タイに3年間で30店を出店するとの目標を掲げている。安部会長は、早期に「30店舗以上、
1日1万食」を実現し、
「(仕入れや出店戦略など)会社としての意図を実現していくためのタイにおける商品
価値を高めていきたい」と語った。
また配布資料によると、2015年時点の東南アジアでの出店計画は、タイ50店、インドネシア65店、シ
ンガポール30店、ベトナム、
マレーシア各10店、フィリピン16店。同社は15年までの中期経営計画で、中国、
東南アジアを中心に海外店舗を1500店に拡大する方針を打ち出している。
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時 事速報
◇ファストフード化が進展か
一方、
92年にタイに1号店を出店し、
現在同国で97店を運営しているラーメン「ハチバン」のタイ現法社長、
清治洋氏は、
今後のタイの外食産業の変化について、
「タイ人の食べ方が早くなっており、
よりファストフード化し、
商品提供に早さが求められていくと思う」と語った。
日本食レストランを展開するタイ資本のオイシ・グループのパイサーン副社長は、
「バンコクと地方都市では
日本食への理解度が全く異なる」
と話し、
それぞれで戦略を変えていく必要があると指摘。バンコクに関しては、
「総合的な日本料理ではなく、うどんやとんかつ、カレー、牛丼など専門性を求める傾向はさらに強まるだろう」
と予想した。
◇5日に1店閉店の厳しさも
シンポジウムの冒頭、あいさつしたJROタイ支部長を努める浅井靖綏モス・
フーズ
・タイランド会長によると、
タイの日本食レストランは今年6月時点で1676カ店。このうち総合レストランは全体の3割強を占めるが、
「こ
こ数年は専門店の伸びが急」という。また競争は激しく、10年時点の調査との比較で、
「現在は2日に1店が
開店し、5日に1店が閉店を余儀なくされている」と指摘した。
ベトナム経済資料
ベトナムのドン・金相場
金相場(10月3日∼
0 日∼10月4日)
0
10月4日 10月3日
〔1米ドル/ドン〕
中間値 20,
828 20,
828
銀行間値 20,
870∼20,
910 20,
850∼20,
900
非公式値 20,
880∼20,
900 20,
860∼20,
880
〔金〕
(1テール=37.
5グラム=当たり、単位100万ドン)
47.58∼47.90 47.48∼47.80
(ロイターES時事)
ベトナム主要紙から
ベトナム主要紙から(10月4日)
0
〔トゥオイチェ〕
◆銀行関係者によると、ベトナムの銀行は金預金の金利を2%以下から3%に引き上げた。11月25日から
金預金の取り扱いができなくなるためという。
〔トイバオキンテー〕
◆ベトナム国家証券委員会(SSC)の幹部によると、多くの企業が株価操作を目的に自社株を購入している
ため、SSCは今後、これを厳しく取り締まる方針だ。
〔タインニエン〕
◆ベトナムのバオベト銀行は、中小企業向けに計1兆ドン(約4790万ドル)の融資パッケージを11.5∼13
%の金利で提供するという。
〔ベトナム・ニュース〕
◆ベトナム北部クアンニン省の高官は、
同省に立地する世界遺産のハロン湾で3日、
観光船と連絡船が衝突し、
9歳の少女を含む台湾人5人が水死したと明らかにした。
〔サイゴンザイフォン〕
◆ベトナムのグエン・タン・ズン首相は、新設された国営ベトナム工業建設グループとベトナム住宅・都市開発
ホールディングス・グループ(HUDホールディングス)の2社について、試験操業の停止を決定した。また建設
省に対し、2社の事業をそれぞれの母体となった企業に組み入れるよう命じたという。
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時 事速報
〔タインニエン〕
◆ベトナムのホーチミン市最高人民裁判所は、死刑判決を不服として上訴していたタイ国籍の女子学生(23)
の訴えを棄却した。女子学生は麻薬を持ち込んだとされている。
〔トイバオキンテー〕
◆ベトナム運輸省は同国中部のデオカー峠トンネルの建設が月内に開始されると明らかにした。総投資額は
15兆6000億ドン(約7億4750万ドル)という。
(ロイターES時事)
ミャンマー・カンボジア・ラオス
タイ、発電所建設に
タイ
発電所建設に8000
8000億バーツ=
億バーツ=2
2030年までの計画
0年までの計画
4日付のタイ英字紙バンコク
・ポスト
(経済1面)
によると、
タイ発電公社
(EGAT)
のポンディット副総裁は3日、
政府が今年6月に承認した2030年までの電源開発計画(PDP)について、総投資額が8000億バーツに
なるとの見通しを明らかにした。
PDPは3回見直しを行った。最新版PDPは30年の発電容量が7万686メガワット(MW)となり、現在
の3万2000MWから約2.2倍に増えると予想した。経済成長率は平均4∼4.5%で推移し、バンコク首都
圏で計10本の都市型鉄道が開通することから、当初予想の6万9500MWから引き上げた。
タイ国内の発電所の70%はタイ湾などで生産する天然ガスを使っているが、30年には57%に下げる。
国民のアレルギーが強い石炭火力は20%に抑えて、太陽光発電などの代替エネルギーやラオス、ミャンマー
など近隣諸国からの電力購入を増やす方針を盛り込んだ。
ただし、EGATのポンディット副総裁は、
「発電所建設には周辺住民の理解を得ることが一番重要な課題」
とし、地域振興や住民参加型の電源開発が求められているとの見方を示した。
(時事)
ミャンマー大統領、
ンマー大統領 近く訪韓=国営紙
【バンコク時事】ミャンマー国営紙は4日、テイン・セイン大統領が韓国の李明博大統領の招待に応じ、近く
同国を公式訪問すると伝えた。時期については明確にしていない。
李大統領は5月、韓国大統領として29年ぶりにミャンマーを訪問。テイン・セイン大統領と会談し、ミャン
マーの資源開発、インフラ整備などで協力を拡大していくことで合意した。
シンガポール投資家、ロンドン不動産に最も注目
シンガポール投資家
2日付のシンガポール経済紙ビジネス・タイムズ(33面)が伝えたロンドンの不動産コンサルタント会社ク
ラトンズと同VPCアジア・パシフィックによる調査で、シンガポールの個人投資家はロンドンの不動産に最も
関心を示していることが分かった。ロンドン中心部の住宅不動産の資産価値が急速に回復していることが、シ
ンガポールの富裕層の間で注目を集めている。
調査はバンコク、ドバイ、ジャカルタ、クアラルンプール、
マナマ、シンガポール、東京の7都市の個人投資家
を対象に行い、57%がロンドンを最優先の投資先として挙げた。また、全回答者の約71%が、最も注目し
ている投資先の不動産に今後3∼6カ月に投資を行う計画だと答えた。
ジャカルタの投資家の最優先投資先はシンガポールで、オーストラリア、ロンドンが続いた。東京の投資家
はマレーシアへの注目度が最も高かった。バンコクの投資家はミャンマーに最も注目していることが分かっ
た。
(時事)
タイ
タイ日系保険会社、公開企業への移行急ぐ=当局が指導
タイ日系保険会社
【バンコク時事】タイで営業する日系保険会社が上場会社の基準となる公開企業(パブリック・カンパニー)
に移行している。タイ保険業管理委員会(OIC)は、保険会社の健全経営のため来年2月までに公開企業に
なるよう指導しており、これに沿って各社とも準備に入った。
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時 事速報
日系損害保険会社、タイ国東京海上火災保険は10月1日付でパブリックカンパニーとなった。正式な登録
社名もトキオ・マリン・インシュアランス(タイランド)PCLに変更し、旧社名のシームアンを外した。また損
保ジャパン(タイランド)も8月末までに公開企業に移行した。ただし両社とも経営の透明性を向上させるのが
目的で、当面、上場する予定はないとしている。
生命保険では、第一生命保険が出資するオーシャンライフ・インシュアランスが今年7月10日付で公開企
業になった。同社も今のところ上場する予定はない。また日本生命保険が資本提携するバンコク・ライフ・アシ
ュアランスは公開企業となった後、2009年9月にタイ証券取引所に上場している。
タイでは国内2位の生保会社タイ・ライフが今年5月、ムアンタイ・ライフ・アシュアランスが同10月1日付
でパブリックカンパニーとなった。いずれもタイ証取に上場する計画はないと説明している。
9月販売
月販売、8
、82%増の
2%増の7
7237台=通年は
7台=通年は7万台突破へ−マツダ
万台突破へ−マツダ・タイ
【バンコク時事】マツダ・セールス・タイランドは3日、同社の9月の販売台数が前年同月比82%増の7237
台だったと発表した。月間販売台数が7000台を超えたのは3カ月連続となった。
車種別内訳は「マツダ2」3580台(前年同月比32%増)、
「マツダ3」591台(同57%増)、ピックアッ
プトラック「BT−50プロ」3065台(同242%増)、その他3台。1∼9月の累計は、前年同期比64%増
の5万2170台。
柚木長一社長によると、同社の四半期別販売台数は引き続き増加しており、第1四半期は1万4264台(前
年同期比43%増)で、第2四半期は1万6313台(同58%増)、第3四半期は2万1593台(同87%増)だ
った。第4四半期も2万台を上回り、通年で7万台を突破すると見込んでいる。
同社のマーケティング担当スリーティップ氏は、今年末の自動車市場が例年より活況を呈するとの見通しを
示した。政府による自動車優遇措置の終了を控え、購入予約が殺到するとみている。
◇9月販売、82%増の4877台=フォード・タイ
フォード・タイランドは4日、同社の9月の販売台数が前年同月比82%増の4877台だったと発表した。小
型乗用車「フィエスタ」や、8月に発売した新型フォーカスが好調に拡大している。1∼9月の累計は、前年同
期比67%増の3万8099台だった。
タイ、外国人観光客が
タイ
外国人観光客が2
2150万人に=中国客が大幅増
0万人に=中国客が大幅増
3日付のタイ英字紙バンコク・ポスト(経済3面)によると、タイ観光産業協会(TCT)のピヤマン会長は、
2012年の外国人観光客が2150万人となり、前年の1910万人から大幅に増えるとの見通しを明らかにし
た。タイ観光公社(TAT)が予想した2050万人、観光・スポーツ省の2100万人を上回るとみている。
タイは年末年始を挟んだ10月から2月が観光シーズンの最盛期。国慶節に入った中国からは10月だけで
計150便のチャーター便が就航する見込み。首都バンコクや南部プーケットを訪れる観光客が多く、滞在日
数も例年の2∼3日間から4∼5日間に延ばす人が増えている。また香港、シンガポールでもタイが人気スポッ
トとなっている。
同会長によると、債務危機が続く欧州からの観光客は伸び悩んでいるものの、中国からの観光客が増えて
おり、前年比では大幅なプラスとなる。またタイ南部やバンコクは洪水の心配がなく、シーズン中の観光客に
影響は出ていないという。
(時事)
中国・香港・台湾
マツダの9月中国販売
マツダの
月中国販売、3
、35%減=
5%減=「尖閣
尖閣」不買の影響か
【北京時事】マツダは4日、9月の中国新車販売が1万3258台と、前年同月比35%減少したと発表した。
中国では日本政府の尖閣諸島国有化に反発して日本製品の不買運動が広がっており、影響を受けたとみられ
る。
1∼9月の累計販売実績は前年同期比6%減の14万8116台。
うち第一汽車との合弁ブランド
「一汽マツダ」
が13%減の8万7325台、長安汽車との合弁「長安マツダ」が7%増の6万0791台だった。
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時 事速報
7&iHD、中国出店計画見直す予定なし=反日デモ「影響大きくない
影響大きくない」−村田社長
セブン&アイ・ホールディングスの村田紀敏社長は4日の決算会見で、中国事業について「今後の出店計画
を見直す予定はない」と語った。村田社長は、反日デモの影響で中国での売り上げが「当初は30%ぐらい減
った」と指摘。その上で、
「売り上げは、元には戻らないがほぼ近いところまで戻って来た」と語った。業績に与
える影響については「現在算定中だが、それほど大きな影響を与えるとは考えていない」と述べた。
マレーシア
日系企業4社がアルミや環境技術などで投資検討=ムスタパ通産相
日系企業
社がアルミや環境技術などで投資検討=ムスタパ通産相
【クアラルンプール時事】マレーシアのムスタパ・モハメド通産相は4日、日系企業4社がアルミニウムや環
境技術などの分野でマレーシアでの投資を検討していると明らかにした。同相は、4社は多国籍企業ではな
く中規模の企業で、1年以内に投資案を最終的にまとめるとの見込みを示した。同日に通産省で開かれた、
パナソニック・グループのパナソニック・スカラシップによるアジア留学生奨学金の授与式に出席した後に、記
者団に語った。
同相によると、4社はマレーシア投資開発庁(MIDA)と協議しており、数社は既に土地を取得した。1
社はマレーシアでマッシュルームを生産して輸出することを計画しているという。同相は4社の投資案件につ
いて、
「雇用機会を創出するために重要だ。
マレーシアが大企業だけでなく中小企業にとっても魅力的である
ことを表すものだ」と説明。さらに日本からの投資を呼び込みたい考えを示した。
◇パナソニック、
マレーシアの大学生2人に奨学金
パナソニック・スカラシップは同日、アジア留学生奨学金の2013年の奨学生としてマレーシア人大学生2
人を選出したと発表した。同奨学金はパナソニックの創業80周年を記念して1998年に創設されたもので、
これまでの14年間にアジア諸国の学生344人の日本の理工系大学院への留学を支援してきた。このうちマ
レーシア人学生の留学は45人に上った。新たな2人の選出で、累計は47人となる。
日本とマレーシアの監査審査会、協力で合意
日本とマレーシアの監査審査会
【クアラルンプール時事】マレーシア証券委員会は4日、企業の監査役を監視する「監査審査会(AOB)
」
が監査審査に関する協力で日本の金融庁、公認会計士・監査審査会と合意したと発表した。英国ロンドンで
3日に開催された監査監督機関国際フォーラム(IFIAR ) の会議に際し監査監督上の協力に関する書簡を
交換した。
AOBが東南アジア以外の外国当局と協力で合意するのは今回が初めて。公式な協力関係の構築により、
要請に応じて監査会社などの情報を共用することが可能になる。
韓国・北朝鮮
通貨協定延長、慎重に判断=日本の姿勢に反発も−韓国
通貨協定延長
【ソウル時事】4日付の韓国夕刊紙・文化日報によると、10月末に期限を迎える日韓通貨協定の拡充措置
について、日本の財務省幹部が韓国側から延長の要請がなければ打ち切る方針を示したことに関し、韓国企
画財政省高官は
「31日まで時間があり、
十分に検討する。急いで日本に延長を要請する考えはない」
と語った。
同協定は、緊急時に日韓両国が外貨を融通し合う仕組み。同紙によると、大統領府高官も「拡充は日本に
とっても必要なことだった。必ずわれわれが先に要請する必要があるとは言えない」と述べた。
また、4日付の中央日報は、日本側の姿勢について、
「頭を下げに来いというメッセージであり、韓国として
は容易に受け入れることができない要求だ。通貨協定の趣旨に鑑みれば、
(竹島問題などにより)感情的に処
理するべきではない」と反発した。
同紙によると、企画財政省幹部は「3169億ドル(約25兆円)という十分な外貨保有高がある上、米国の
量的緩和第3弾により、外貨がなだれ込んでいる状況だ」と述べ、仮に延長されなくても影響は小さいとの認
識を示した。
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時 事速報
その他アジア
横河電機、製鉄所自家発電所向け制御システムを受注=インドネシア
横河電機
【ジャカルタ時事】横河電機は4日、子会社の韓国横河電機がインドネシアのバンテン州チレゴン市で建設
されるクラカタウ・ポスコ社の製鉄所の自家発電所向け制御システムを一括受注したと発表した。受注額は非
公表。
クラカタウ・ポスコはインドネシアの国営製鉄クラカタウ・スチールと韓国鉄鋼大手ポスコの合弁会社で、チ
レゴンに年産能力600万トンの一貫製鉄所を建設中。横河電機は、ポスコ傘下の情報技術サービス会社ポ
スコICTから同システムを受注した。
クラカタウ・ポスコの自家発電所は、製鉄所で発生する副生ガスを燃料とし、10万キロワットの発電ユニ
ット2基で構成される。操業開始は2014年4月の予定。韓国横河電機は、ボイラーや付帯設備の制御を行
う統合生産制御システムを納入する予定で、13年1月に1基目向けを出荷する。
ロングライフ、インドネシアで高齢者住宅を運営へ
ロングライフ
【ジャカルタ時事】介護サービス事業のロングライフホールディングは3日、インドネシアの上場不動産会社
ジャバベカと合弁会社を設立し、同国で高齢者住宅の管理・運営を行うと発表した。営業開始は2014年2月
を予定する。
高齢者住宅は、首都ジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ県チカランで戸建てを50棟、50部屋収容のマン
ション型の建物を1棟建設し、計100部屋とする。日本の有料老人ホームと同様に高齢者が入居し、合弁会
社の社員による介護などのケアサービスを受けられる。
合弁会社の社名は
「PT.
Jababeka Longlife City」
で、
12年12月にチカランで設立予定。
資本金は25億ルピア
(約2000万円)
。出資比率は、
ジャバベカの連結子会社グラハブアナ・チカランが66%、
ロングライフホールディングの連結子会社ロングライフ国際事業投資が34%とする。
インドの対日ナフサ輸出、先月より高めのプレミアムで販売=トレーダー
インドの対日ナフサ輸出
【ニューデリー、シンガポール・ロイターES=時事】インドの石油会社エッサール・オイルは伊藤忠商事に、
10月26∼30日に同国Vadinar港から積み出されるナフサ3万5000トンを、中東の相場に1トンあた
り約31∼32ドルのプレミアムを上乗せした価格(FOB、本船渡し価格)で販売した。トレーダーらはこのプ
レミアム水準が、需給の引き締まりを反映しているという。
先月インドから出荷されたナフサの平均プレミアムは1トンあたり20ドル程度だった。
自動車・二輪
納車に遅れ=部品工場火災で最大3週間−富士重
納車に遅れ=部品工場火災で最大
週間−富士重
富士重工業は4日、部品納入企業の工場で火災が発生したため、国内顧客への納車が最大3週間遅れるこ
とを明らかにした。主力車「レガシィ」や「インプレッサ」などが対象で、約800人の顧客に影響する。輸出に
影響はないもようだ。
バンパーなど樹脂製部品を製造する自動車部品メーカー「リード」の本社工場(埼玉県熊谷市)で9月に火
災が発生し、2本ある塗装ラインがいずれも使用不能となった。リードは塗装工程を外部に発注することで
10月中旬には生産の遅れを取り戻す方針だが、一時的な部品不足は避けられない。
販売好調なインプレッサは注文から納車まで2カ月程度かかっている。今回の火災でさらに遅れる顧客に
対して、富士重は個別に説明するとしている。
ダイムラー、
ムラー 日産などと燃料電池開発=独自開発を断念−業界誌
【フランクフルト時事】4日発売の独業界誌アウト・モトア・ウント・シュポルトは、独自動車大手ダイムラー
が自動車向け燃料電池の独自開発を断念し、日産自動車、米フォードの2社と共同開発すると伝えた。ダイム
ラー関係者がパリ国際モーターショーで明かした。
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時 事速報
ツェッチェ社長が近く公表するという。2社と連合を組むことで、開発・生産コストを大幅に圧縮するのが
狙い。共同開発する燃料電池はまずコンパクトカー「Bクラス」に搭載する計画だが、発売時期は当初予定の
2014年から遅れる見通し。
Japan/WorldToday
ロムニー氏、巻き返しへ全力=オバマ陣営は引き締め−米大統領選
ロムニー氏
【デンバー(米コロラド州)時事】米共和党のロムニー大統領候補は、大統領選の第1回候補者討論会を優
位に乗り切ったことを受け、巻き返しに向けた動きを本格化させる。対するオバマ大統領の陣営は逆転を許す
まいと、引き締めを図る構えだ。
ロムニー氏は4日、
選挙結果を左右する
「スイング
・
ステート
(揺れる州)」
の一つである南部バージニア州入り。
5日も同州でテコ入れを図った後、最激戦州である南部フロリダ州に移る。
各地での遊説の合間には、16、22日に開催される第2回と第3回の討論会に向けた
「特訓」
も続ける予定。
これに先立つ11日に副大統領候補討論会に臨む共和党のライアン候補は3日深夜に声明を出し、
「米国はオ
バマ氏にあと4年の任期を与える余裕はない」と気勢を上げた。
一方、安全運転を心掛けた結果、
守勢に回った印象を残したオバマ大統領は、支持者向けに出した電子メー
ルで「残された時間は少ない」と結束を呼び掛けた。4日はライアン氏の地元でもある中西部ウィスコンシン
州に移動。5日はバージニア州の2カ所で集会をこなす。
オバマ氏は前回大統領選の討論会で共和党のマケイン上院議員を圧倒するなど本来は論戦を得意とす
る。3回目の討論会のテーマはロムニー氏が苦手とする外交問題だけに、同氏の正念場はしばらく続きそう
だ。
欧州中銀、金利据え置き=市場の動向注視
欧州中銀
【リュブリャナ時事】欧州中央銀行(ECB)は4日、スロベニアのリュブリャナで定例理事会を開き、ユーロ
圏17カ国の主要政策金利を史上最低の0.
75%に据え置くことを全会一致で決めた。先月にスペインを念
頭に置いた国債購入を表明した後、金融市場が若干沈静化したことを受け、市場の動向を見極める方針だ。
ただ、ドラギECB総裁は理事会後の記者会見で、実際の国債買い入れ発動には、購入を求める国の財政健
全化などが前提条件と強調。
「(手続きを進める決定権は)政府側の手にある」として、債務危機に直面するス
ペインなど各国政府側の対応を呼び掛けた。
銀行救済費用に対する懸念から7月には7%を超えていたスペイン国債の利回りは、10月初め時点では6
%以下の水準まで低下。ドラギ総裁は
「国債購入の表明で、
過去数週間は市場の緊張は緩和した」
と評価した。
ただ、高失業率などを挙げて「ユーロ圏の経済の勢いは依然弱い」と強調、引き続き景気動向を注意深く見
守る姿勢を示した。
スペインは近く、ECBとユーロ圏による国債買い入れを申請するとの観測が出ている。ドラギ総裁は「国
債購入発動の用意はある」としたが、
「支援を求めるかはスペイン次第だ」と語った。
欧州連合(EU)欧州委員会が進めている、
ユーロ圏の銀行監督をECBの下で一元化する案については「E
CBの金融政策と監督機能が明確に分離されることが重要」とくぎを刺した。
人事・訃報
外務省人事(5
(5日)
経済局参事官(フランス兼アンドラ兼モナコ公使)正木靖
高田勇氏死去(明治大名誉教授
明治大名誉教授・仏文学
仏文学)
高田 勇氏(たかた・いさむ=明治大名誉教授・仏文学)9月23日午後11時49分、食道がんのため横
浜市の病院で死去、81歳。愛媛県出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は長男の創(はじめ)氏。
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時 事速報
マーケット情報
アジア通貨クロスレート(時事通信参考値
時事通信参考値)
JPY
USD
EUR
SGD
4日17時
MYR
THB
PHP
IDR
VND
INR
KRW
HKD
日本円
1JPY=
-
米ドル
1USD=
78.5980
ユーロ
1EUR=
101.745 1.29450
S ドル
リンギ
1SGD=
63.9528 0.81367 0.62856
バーツ
1THB= 2.57361 0.03274 0.02529 0.04024 0.09998
ペソ
1PHP= 1.89621 0.02413 0.01864 0.02965 0.07367 0.73679
ルピア
ドン
1IDR=
ルピー
1INR=
ウォン
1KRW= 0.07064 0.00090 0.00069 0.00110 0.00274 0.02745 0.03725 8.61868 18.7562 0.04654
香港$
1HKD= 10.1354 0.12895 0.09962 0.15848 0.39376 3.93821 5.34508 1236.65 2691.24 6.67780 143.485
台湾$
1TWD= 2.68344 0.03414 0.02637 0.04196 0.10425 1.04268 1.41516 327.416 712.530 1.76801 37.9891 0.26476
JST 作成
TWD
CNY
0.01272 0.00983 0.01564 0.03885 0.38856 0.52737 122.013 265.528 0.65886 14.1568 0.09866 0.37266 0.08062
-
0.77250 1.22900 3.05350 30.5400 41.4500
-
9590.0 20870.0 51.7850
1112.70
7.75480 29.2900 6.33640
1.59094 3.95276 39.5340 53.6570 12414.3 27016.2 67.0357 1440.39 10.0386 37.9159 8.20247
-
2.48454 24.8495 33.7266 7803.09 16981.3 42.1359 905.370 6.30985 23.8324 5.15574
1MYR= 25.7403 0.32749 0.25299 0.40249
-
10.0016 13.5746 3140.66 6834.78 16.9592 364.402 2.53964 9.59227 2.07513
-
1.35724 314.014 683.366 1.69565 36.4342 0.25392 0.95907 0.20748
-
0.00820 0.00010 0.00008 0.00013 0.00032 0.00318 0.00432
231.363 503.498 1.24934 26.8444 0.18709 0.70663 0.15287
-
2.17623 0.00540 0.11603 0.00081 0.00305 0.00066
1VND= 0.00377 0.00005 0.00004 0.00006 0.00015 0.00146 0.00199 0.45951
-
0.00248 0.05332 0.00037 0.00140 0.00030
1.51778 0.01931 0.01492 0.02373 0.05896 0.58975 0.80042 185.189 403.012
-
21.4869 0.14975 0.56561 0.12236
-
0.00697 0.02632 0.00569
-
3.77702 0.81709
-
0.21633
人民元 1CNY= 12.4042 0.15782 0.12191 0.19396 0.48190 4.81977 6.54157 1513.48 3293.67 8.17262 175.604 1.22385 4.62250
-
※本表は、インタバンク市場における取引データを基に時事通信が作成した参考値です。内容には正確を期し
ていますが、本レートを利用した取引でお客様に不利益が生じましても、当社は一切の責任を負いかねます。
三菱東京UF
三菱東京
UFJ銀行アジア通貨レート
J銀行アジア通貨レート(2012/10/04
2012/10/04)
◆本日の動き
対米ドル
OPEN
韓国ウォン
台湾ドル
香港ドル
フィリピン・ペソ
シンガポール・ドル
タイ・バーツ
1113.0
29.405
7.7547
41.530
1.2310
30.660
RANGE
1112.3
29.290
7.7547
41.465
1.2285
30.560
∼
∼
∼
∼
∼
∼
CLOSE
1114.4
29.405
7.7553
41.575
1.2329
30.670
1113.8
29.388
7.7550
41.470
1.2293
30.570
中銀参考
1112.7
−
−
41.531
−
30.710
主要金利
当地株式
前日比
3.0200
0.3880
0.310000
3.88
0.3125
3.0000
1992.68
7682.34
20913.30
5443.74
3082.33
1309.93
-3.35
-2.29
+25.02
+68.22
+5.19
+2.38
◆本日のその他の中銀参考値 ◆その他の本日東京17時時点の実勢値
中国中銀参考相場
ベトナム中銀参考相場
休場
20828
中国人民元
インドネシア・ルピア
ベトナム・ドン
休場
9595.0
20885
マレーシア・リンギット
インド・ルピー
パキスタンルピー
3.0546
51.8200
95.3000
◆前営業日の動き
中国人民元
マレーシア・リンギット
インドネシア・ルピア
インド・ルピー
休場
3.0580
9600
52.5450
3.0580
9590
52.1250
∼
∼
∼
∼
3.0645
9610
52.5700
3.0590
9600
52.1600
−
−
52.3345
3.1000
4.1000
7.9000
1649.75
4251.51
18869.69
注)
【為替レート】香港、シンガポール、タイ:東京時間 9 時− 17 時のオフショア市場の取引。その他:地場 市場の取引。
【中銀参考】韓国・
間市場取引加重平均。中国:当日の外貨取引所発表対米ドル仲値。フィリピン:当日の銀行間市場取引加重
の外貨取引所発表対米ドル仲値。フィリピン:当日の銀行間市場取引加重
-1.28
-5.33
+45.78
タイ:前営業日の銀行
タイ:前営業日の銀行間市場取引加重平均。中国:当日
平均。インド:現地正午の市場実勢。
【主要金利】韓国、香港、シンガポール、
マレーシア:
銀行間 1 ヶ月物金利。中国:1 週間物金利。 タイ:前営業日の銀行間市場取引加重平均。中国:当日の外貨取引所発表対米ドル仲値。フィリピン:当日の銀行間市場
取引加重
その他:翌日物金利。
【株式】シンガポール、タイ、香港:東京時間 17 時頃の水準。中国:上海 A 株価指数
アジア主要市場の株価指数(4
(4日、カッコ内は前営業日比
カッコ内は前営業日比)
上海総合
深センB株
香港・ハンセン
台湾加権
韓国 KOSPI
時事通信社
(CLOSED)
(CLOSED)
20907.95(+19.67)
7682.34(-2.29)
1992.68(-3.35)
シンガポール STI
クアラルンプール KLCI
フィリピン総合 PSEi
ジャカルタ総合 IDX
タイ SET
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3086.64(+9.50)
1661.47(+11.72)
5443.74(+68.22)
4271.461(+19.950)
1306.63(-0.92)
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05 October 2012
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ほぼ横ばい=0.
ほぼ横ばい=
0.07%安
7%安〔バンコク株式
バンコク株式〕
〕
(4
(4日)
【香港AFP=時事】4日のバンコク株式市場の株価は、ほぼ横ばい(小幅反落)で終了。SET指数は、前
日終値比0.
92ポイント(0.07%)安の1306.
63で引けた。
携帯電話大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)は1.44%安の206バーツ。政府系複合企業サイ
アム・セメント・グループは0.
57%高の351バーツ。
三菱東京UF
三菱東京
UFJ銀行直物為替公表建値 10/04
J銀行直物為替公表建値 10/04
米ドル
ユーロ
スイスフラン
ノルウェークローネ
豪ドル
中国人民元
マレーシアリンギ
メキシコペソ
インドルピー
KW ディナール
UAE ディルハム
韓国ウォン
フィリピンペソ
チェココルナ
HUNG フォリント
TTS
79.53
102.93
84.63
13.94
82.28
12.77
--7.13
1.67
288.16
22.10
7.27
2.05
4.18
0.38
TTB
77.53
99.93
82.83
13.34
78.28
12.17
--5.13
1.37
272.16
20.74
6.87
1.77
3.94
0.34
A/S
77.41
99.78
82.72
13.31
78.06
----------20.70
---------
加ドル
英ポンド
デンマーククローネ
SWEDEN クローナ
NZドル
香港ドル
シンガポール$
タイバーツ
パキスタンルピー
サウジリヤル
カタールリヤル
INDONE ルピア
南アフリカランド
露ルーブル
POLAND ズロチ
TTS
81.17
130.39
13.90
12.16
66.51
10.56
64.63
2.64
0.98
21.77
22.30
0.95
10.82
2.78
26.02
TTB
77.97
122.39
13.30
11.36
62.51
9.70
62.97
2.48
0.68
20.17
20.94
0.71
7.82
2.28
23.62
A/S
77.83
122.18
13.28
11.33
62.35
9.68
62.87
2.47
--20.13
-----------
(注)インドルピー 、INDONE ルピア 、 フィリピンペソ 、 パキスタンルピーのTTBは参考相場
米国市場サマリー(4
(4日)
【株式】NY株、続伸=欧州対策の進展期待で
ニューヨーク株式相場は、欧州債務問題の対策が進展するとの期待や、堅調な内容の米雇用関連指標を
背景に、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比80.
75ドル高の1万3575.36ドルと続伸
した。ハイテク株中心のナスダック総合指数も14.23ポイント高の3149.46と続伸した。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比877万株増の6億7292万株。
【為替】円、78円台半ば
ニューヨーク外国為替市場は、ユーロが商いの中心となる中、円相場は1ドル=78円台半ば付近で方向感
なく推移した。午後5時現在は78円44∼54銭と、
前日同時刻(78円45∼55銭)比01銭の円高・
ドル安。
ユーロは同時刻現在、
対ドルで1ユーロ=1.3013∼3023ドル
(前日午後5時は1.2900∼2910ドル)
、
対円では同102円13∼23銭(同101円25∼35銭)。
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予定
きょう(5
(5日)の発表行事予定
〔国内〕
◆日銀政策委・金融政策決定会合最終日
◇白川日銀総裁会見(午後3時半)
◆9月上中旬の貿易統計(午前8時50分、財務省)
◆9月末の外貨準備(午前8時50分、財務省)
◆安倍自民党総裁と山口公明党代表会談(午前、院内)
◆閣議(午前10時、官邸)
◆財政審財政制度分科会(午前10時、財務省)
◆9月30日現在の日銀営業毎旬報告(午前10時)
◆12日実施のエネルギー対策特会借入金入札予定(午前10時半、財務省)
◆8月の景気動向指数速報(午後2時、内閣府)
◆財務省の地震保険制度に関するPT(午後2時)
◆9月末の携帯電話・PHS契約数(夕、電気通信事業者協会)
◆「シーテックジャパン2012」一般公開中(6日まで、千葉・幕張メッセ)
◆細野民主政調会長が福島県を訪れ、佐藤知事と会談
〔海外〕時間はJST
◆8月の独製造業受注(経済省)
◆第2四半期のユーロ圏GDP確定値(午後6時、EU統計局)
◆仏伊スペイン首脳会談(マルタ)
◇モンティ伊首相会見(6日午前1時)
◆コーエン米財務次官(テロ・金融犯罪担当)がテロと身代金目的誘拐などについて講演(午後8時、ロンドン・
王立国際問題研究所)
◇コーエン米財務次官の仏、独、伊、英訪問最終日
◆9月の米雇用統計(午後9時半、労働省)
◆デュークFRB理事がNY連銀で講演(6日午前2時)
◆8月の米消費者信用残高(6日午前4時、FRB)
◆ASEAN海洋フォーラム最終日(マニラ)
◆パリ国際モーターショー一般公開中(14日まで)
◆休場=中国(国慶節)
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05 October 2012
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時 事速報
新聞各紙から
東京各紙朝刊(5
(5日)
【1面トップ】
〔朝日〕iPS細胞から卵子、出産 不妊症の解明に一歩 京大マウス実験
〔毎日〕
「内部被ばく相当低い」
「SPEEDIに終始しない」 委員発言 県振り付け 福島検討委 進行表
を作成 役所は出直しを
〔読売〕女性宮家 内親王に限定 論点整理 本人の意思を反映 皇籍離脱後に活動案も
〔日経〕中国暴動特約を停止 大手損保 保険料上げ検討 進出企業に影響
〔産経〕IMF世銀総会 9日から半世紀ぶり日本開催 「震災復興」世界に発信 東京五輪招致見据え
〔東京〕これが復興予算か 沖縄の緊急輸送道路整備 刑務所の訓練用小型機械 国会・政府やっと調査
【他の1面独自記事】
◆外務省と別に日朝接触 拉致対策本部、8月の課長協議中 松原前拉致相が派遣 「二元外交にあたら
ない」
(朝日)
◆住宅地盤の液状化対策 評価制度導入先送り 国交省(朝日)
◆再生医療 実用化へ指針 基本法案策定 民・自・公合意 医療機関を特定(読売)
◆トヨタ、中国販売半減 9月、反日デモ響く(読売)
◆次世代事業へ投資枠 三井物産、毎年度200億円 米先端研と戦略提携(日経)
◆JA全中 脱原発宣言 全国大会 決議へ 「蜜月」自民と一線(東京)
【共通ニュース】
◆女性宮家創設案 国家公務員案も併記▽創設巡り両論併記
◆東電以外に売電 都改正条例可決
◆吉田選手に国民栄誉賞授与へ
【日経】
◆穀物高騰、原料やりくり 飼料・食品会社 デフレで価格転嫁難しく 割安な作物に変更 (2)
◆強力な金融緩和促す 前原経財相 決定会合きょう出席 「今後もできる限り」(5)
◆世界の雇用「停滞続く」 人材大手マンパワーCEO 中印、内需不振響く 米企業「財政の崖」問題見極
め (7)
◆美容家電、東南ア開拓 パナソニック、タイなど5カ国 今年度1000億円事業に▽化粧品大手も積極展
開 女性2億人市場に的 (9)
◆ホンダ、
「軽」で初の首位 上期の新車販売「N BOX」快走 全体ではトヨタのHV1、2位 (9)
◆私用スマホ 接続OK 企業システム用ソフト開発 NEC、安全性向上 (11)
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