家きん飼養者の皆様へ ~高病原性及び低病原性 鳥インフルエンザ対策の 再徹底をお願いします~ ます。 うにしましょう。 生管理区域に立ち入らせないよ 最小限とし、必要のない者を衛 ◦健康な家きんを飼養するため、 (五)家きんの健康観察 海外で使用した衣類・靴の持ち ◦海外からの入国者の立入禁止や、 れたときは、ただちに家畜保健 ◦死亡率の増加など異常が確認さ 日頃から当該家きんの健康状態 高病原性鳥インフルエンザウイ ルスは、その伝播力の強さ及び高 い致死率から、ひとたびまん延す 込み禁止を徹底しましょう。 衛生所に連絡してください。 を良く確認しましょう。 れば、養鶏産業に及ぼす影響が甚 ◦鶏舎には踏み込み消毒槽を設置 (二)野鳥・野生動物の侵入の防止 大となります。 ②低病原性鳥インフルエンザ H5又はH7亜型のA型インフ ルエンザウイルス(高病原性鳥イ ◦衛生管理区域内に入った人や車 ましょう。 に記録を作成し、保存しておき (六)記録の作成と保存 よる病気です。ウイルス表面の血 ンフルエンザと判定されたものを し消毒液の管理を適切に行いま 、及び ◦鶏舎には防鳥ネットを張り、破 鳥類のインフルエンザは、A型 インフルエンザウイルスの感染に 清型により、H1からH 除く。)の感染による家きんの病 損が見つかったら直ちに修理し ◦感染ルート等の早期特定のため N1からN9の亜型に細分され、 気と定められています。 しょう。 この組合せでH5N1亜型などと 侵入経路を見つけ、捕獲装置の ◦ねずみを見つけた場合は、その しょう。 きんの状況の記録を作成しま 異常の有無、導入・出荷時の家 両の記録や、飼養する家きんの 高病原性鳥インフルエンザ及 び低病原性鳥インフルエンザ以 設置、殺鼠剤の使用などの侵入 ましょう。 家畜伝染病予防法では、後述す る高病原性及び低病原性鳥インフ 外のA型インフルエンザウイル 防止対策を行いましょう。 ③鳥インフルエンザ ルエンザと鳥インフルエンザの3 スの感染による鶏、あひる、う (三)飲用水、飼料の汚染防止 分類されます。 つに分類されています。 ずら及び七面鳥の病気と定めら ◦水道水以外を使用するときは、 ますので、消石灰も有効です。 酸や強アルカリでも感染力を失い 薬で容易に死滅します。また、強 高病原性及び低病原性鳥インフ ルエンザウイルスは、市販の消毒 【消毒薬の効果】 現在、我が国では、高病原性や 低病原性鳥インフルエンザの発生 ◦水道水、又は安全な井戸水を使 野生動物の排せつ物が混入しな はありません。 我が国では、これから、カモな どの渡り鳥が飛来する時期となり、 いようにし、また適切に消毒を 用しましょう。 しかし、中国・台湾・近隣アジ ア諸国等においては、本病が続発 本病の侵入リスクが一層高まる季 出ます。このため、実際の消毒に しており、我が国への侵入が心配 あたっては、消毒の目的や環境に しかし、実際の農場では地形や 鶏舎の状態などにより効果に差が ねずみ等の侵入がないよう対策 ◦飼料を保管する倉庫等も野鳥や 行いましょう。 されています。 ①高病原性鳥インフルエンザ 様には、飼養衛生管理の再確認と いします。 ~飼養している家きんの死亡率 上昇や異常な症状を発見した場合 更なる侵入防止対策の徹底をお願 国際獣疫事務局が作成した診断 基準により、高病原性鳥インフル (一)人・車両等による侵入の防止 は直ちに家畜保健衛生所まで連絡 応じて薬剤を選択し、適切な希釈 エンザウイルスと判定されたA型 ◦出入り口付近に消毒設備(消毒 を行い、ねずみや野鳥の繁殖場 ◦鶏舎周辺の草刈りや木の伐採等 の実施 濃度と方法で使用しましょう。 インフルエンザウイルスの感染に 機器等)を設置し、車両の出入 (四))鶏舎内外の整理・整頓・清掃 よる家きん(鶏、あひる、うずら、 りの際に消毒をしましょう。 きじ、だちょう、ほろほろ鳥、及 ◦衛生管理区域の出入り口を必要 してください~ び七面鳥)の病気と定められてい 所をなくしましょう。 を行いましょう。 節になります。家きん飼養者の皆 【発生防止のための対策】 れています。 16
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