南国市 香南清掃組合 水切りしながら意識を変える “ 押 し の 一 手 ”

南国市
香南清掃組合
水切りしながら意識を変える
“ 押 し の 一 手 ”
■キーワード: 水切り、生ゴミ削減
■活動時期 :毎日
■主な活動メンバー:香南地域の市民のみなさん
■ホームページ: http://www.clean-kounan.jp/
(取り組み内容)
■テーマはゴミの削減!
運ばれてくるゴミ回収のパッカー車から流れ出る大量の水分(生ゴミの80%は水分)
ゴミはその重みによって各家庭の負担金(税金)変わってくる。水分を減らして重みを減らせば市民の
負担も減る!
生ゴミの水切りグッズ「押しの一手」誕生!
香南3市、4万8千世帯すべてに無料配布。
☆押しの一手の名前は公募で決定。
1つ300円で販売も行っている。
■「押しの一手」のメリット
( 排水溝にぴったり! )
①ゴミ減量によって市民の負担が減る。
②絞ったものが目に見える(ゴミ減量が一目でわかる)
③水分を抜くと燃やす時のエネルギーを減らすことができる(CO2の削減に繋がる)
④生ゴミのニオイ軽減(ニオイの原因は水分の腐敗)
⑤間伐材を利用したカーボンニュートラル製品
⑥レジ袋削減に繋がる可能性。
(水分切らずに捨てる=袋を2重にする人が多い)
⑦ゴミに対する意識の啓発(ゴミ分別への繋がりなども期待できる)
■成果
・配布は「ゴミに対する啓発」というのが一番の目的。
押せば結構出る。実際に使った人が「こんなに出るとは思わなかった!」というくらい。
使って見れば効果は実感できる = ゴミ減量にも繋がっていく。
・7月頃に配り、実際に水分量は減ったようには感じるが、そこまで目に見えて変わるものではない。
とにかく今はゴミに対する意識啓発が重要。
■目標と現状
・現在の香南清掃工場の規模は 80t×2炉=160t
この 80tを 60tくらいに減らすことができれば、小さな炉ですみ
建設費用も大きく下がるため市民の負担も減る!(炉は 20 年くらいしか持たない)
・現在、80tの炉に対し1日 75~80tくらいのゴミが入ってきてる。
(基本は1炉ずつ交代で使っている。)→ まずはこれを 60~65tくらいに減らしたい。
■今後の展望
・押しの一手の次の一手を考えていく。 →地域の環境に目を向ける。
例えば地域にホタルを戻すといった自然環境を戻すのことも清掃組合の仕事だと思っている。
清掃工場は地域の人に嫌がられるもの…地域へ還元していきたい!
■県民の皆さんに一言
人間は下に出すものに目を向けたがらない。でも下があるから上がある。
下をきれいにきちんとしておかないと、上も消化丌良になります。
ゴミに目を向けてください。
そしてゴミの削減にご協力ください。
(平成 21 年 9 月現在)