履修に際して2

情報ネットワーク導入ユニットⅠ
ガイダンス
臼杵 潤
授業の概要
この授業は,大きく分けて2つの内容を学習する.
1つは,C言語プログラミングの基本事項を学ぶ.
もう1つは,コンピュータ内部の演算処理についての基礎
知識を身につける.
教科書:
「新・明解C言語 入門編」,柴田望洋著,SBクリエイティブ
授業内容
(月曜2限:大学生としての基礎的能力)
コンピュータ内部の演算とハードウェアの動きについて演習・実習する.
(火曜3限:C言語)
C言語について、教科書にそって主に講義(と一部演習)を実施する.
(金曜2限:C言語)
C言語について、教科書にそって主に演習(と一部講義)を実施する.
【重要】いずれの曜日・時間もノートPCを持参すること.
曜日・時限
月・2
火・3
金・2
教室
202,(B102)
1201
202
担当
井家※・君山+TA
臼杵+TA
海野※・岡本(剛)+TA
※印は各授業の主教員(各授業時間の担当教員内のリーダー)。
出席・成績評価
(1)出席調査
授業開始前に学生証をカードリーダに通すこと
• 毎回出欠を調査する.欠席回数が授業毎に1つでも1/3を超える者は
原則X評価とする.(病欠等は考慮する【所定の手続きをとる】)
• 30分以上の遅刻と、許可のない途中退出は原則として欠席扱いとする.
(2)成績評価
• ①C言語70点+②演算処理とハードウェア30点
①C言語:実技試験(45点)+期末試験(25点)
②演算処理とハードウェア:レポート(30点)
• 合格: 上記①と②の合計が60点以上
• 期末試験を未受験の場合はX評価
各種ダウンロードについて
• 配布資料は、臼杵研ホームページ上から
ダウンロード可能
• 授業に関する連絡事項の伝達も上記を使用
http://www.jj.nw.kanagawa-it.ac.jp/
→右上「Programing Languages」
→「プログラミング言語のページ」
→「C言語1/2(KAIT編)」
→上部にある「C言語Ⅰ(KAIT編)」。
※ 履修に際して1&2、各種ダウンロード、その他情報あり
5
授業:講義・・文法等の説明
C言語のプログラム基本形
教科書:p.2 の List 1-1
■ C言語のプログラムの流れの基本
/*
練習プログラム1
学籍番号 077140
名前
○○ △△
実行の方向
mainから始まり上→下に順番に実行
される.
*/
#include
<stdio.h>
int main(void)
{
printf("%d", 15 + 37);
■ 上→下 の単純な流れを変えたい
場合がある.例えば,
・条件によって実行したり,
しなかったり → if文, switch文
(3章)
return(0);
}
・同じようなプログラムを繰返す
→ do文,while文,for文
(4章)
授業:演習・・プログラム作成
問題2.
キーボードから読み込んだ整数値に 10 を加えた値を表示す
るプログラムを作成しなさい.
(実行結果例)
整数を入力してください:57
その数に 10 を加えると 67 です
(
部分はキーボード入力)
ソースプログラムと実行プログラム
プロジェクト
・ 保存先,実行コード作成方法などを指定
・ ソースファイル,実行ファイルの管理など
◆ソースファイル
ソースプログラムが
書かれたもの
我々が書いたり,
読んだりする
プログラム
<ビルド>
実行コード
への翻訳
◆実行ファイル
プログラムとして
実行できる
PCが読んで
実行する
プログラム
ソースプログラムと実行プログラム
プロジェクト
・ 保存先,実行コード作成方法などを指定
・ ソースファイル,実行ファイルの管理など
<ビルド>
◆ソースファイル
実行コード
ソースプログラムが
への翻訳
書かれたもの
◆実行ファイル
プログラムとして
実行できる
エラー
エラー
我々が書いたり,読ん
だりするプログラム
(文法に従って書く)
文法的な間違い
PCが読んで
実行する
プログラム
プログラムの
考え方間違い