Ben van Gelder4.rtf

《Ben van Gelder Quartet featuring Mark Turner》
[Profile]
ヴェン・バン・ゲルダー Ben van Gelder : alt sax
オランダ・フローニンゲンの出身のサックス奏者。現在、25歳という若手ながら、
ニューヨーク・ジャズシーン期待の新星と言われている実力派。幼少期より、音楽
好きの家族のもとで育ち、幼い頃から音楽の追求を決意したBenは、地元オランダ
で数多くの著名なミュージシャン達と共演しながら学んだ。2006年、ニューヨーク
へ拠点を移しNew School Universityで彼の音楽や学術を研鑽。Lee KonitzやMark
Turnerに師事し、ニューヨーク市内でも主要なJazzクラブで演奏活動を展開。2011
年 に は ピ ア ノ に A er o n Par k sを む か え て 初 の リ ー ダ ー ア ル バ ム 「 F r ame o f
Reference」をリリース。本作では力強くしなやかな演奏に加え、随所に新世代の感
覚を魅せる内容となっており、評論家や音楽家から、ユニークで独創的なサウンド
への賞賛を受けている。過去数年にわたって、スタン・ゲッツ/クリフォード・ブラ
ウン財団をはじめとする様々な助成金を取得しており、オランダで最も名高いデト
ロイトJazzアワードを受賞。2013年には、モンクコンペティション:サックス部門
のセミファイナリストに選出される。 同年年9月にはMark Turner と Ben Street を
迎えて最新作となる「Reprise」をリリース。現在、2014年リリースを予定してい
るコードレス編成でのアルバムを制作中であり、今後の活動からも目が離せない。
ジョー・サンダース Joe Sanders : bass
アメリカ合衆国出身。ニューヨークを拠点に、今、同世代の音楽家達の間で最も求
められている若手ベーシストの一人。幼い頃より、的確な道を指し示してくれる多
くの先輩や先生に恵まれ、6年生の頃にはミルウォーキー交響楽団奨学金を取得し
て、ミルウォーキー交響楽団のメンバーでもあったCatherine McGinn氏に中学ー高
校時代を通して師事。ミルウォーキー芸術高校を卒業後、2002年にはカリフォルニ
アのパシフィック大学にあるDave Brubeck Instituteにおいて完全奨学金を得られる
5人中の1人に選出される。 Christian McBrideの指導の元でより一層優れたベーシ
スト目指しBrubeck Instituteで学んだ2年間を経て、拠点をニューヨークに移す。
Jazzクラブやセッションでの演奏活動を展開を始めると、瞬く間に彼の名前を皆が
耳にするようになり、ニューヨークへ移り住んで1年後には、Terence Blanchardが
芸術監督を努めるThelonious Monk Instituteへの参加が決定。
そこで、John Clayton、Bob Hurst、Ron CarterそしてCharlie Hadenらからマンツー
マンのレッスンを受け、さらにスキルを磨き吸収した。Thelonious Monk Institute
を卒業後、ニューヨークへ戻り、近年では、国際ジャズベースコンクールと
Thelonious Monk Instituteジャズベースコンクールの両方で準優勝を収めた。
これまで、Ravi Coltrane、Herbie Hancock、Jimmy Heath、Wayne Shorter, Dave
Brubeck、Mulgrew Miller、Geri Allen, Jeff Tain Watts、Karriem Riggins、
Nicholas Payton、Roy Hargrove、Gerald Clayton、Geoffery Kezzer、Lionel
Loueke、Aaron Parks、Chris Potter、Ambrose Akinmusire、Christian Scottそして
Taylor Eigsti 等、数多くの素晴らしいミュージシャン達と演奏/レコーディング、
ツアーなどを共にしている。
クレイグ・ウエインリブ Craig Weinrib :drums
幼少期に両親が聴かせてくれたジャズレコードの数々がジャズに興味を持つきっか
けとなり11才の時にドラムを始める。伝統的なリズムの研鑽に深く情熱を注ぎドラ
ムのエネルギーをそのまま伝える重厚なビートが特徴の奏法を開発する。その、独
創的な音楽性は大きな話題となり、アーロン・パークス・トリオ、ベン・バン・ヘ
ルダー・クインテット、ジョナサン・バティスト・バンド等の他、生前のジャッ
キー・マクリーンのグループにも参加している。
マーク・ターナー Mark Turner : tenor sax
1965年オハイオ州で生まれ。類まれな作曲センスと高い演奏能力で現代ジャズシー
ンを牽引する、アメリカが生んだ当代のナンバー1サックス奏者とも言われている。
高校在学中にアルト・サックスを始め、その後テナー・サックスへ転向する。「ロン
グビーチ大学」で美術を専攻していたが、音楽への情熱が高まり 87年にボストンの
「バークリー音楽院」へ入学。ビリー・ピアースやジョージ・ガゾーンに師事し音楽
の学位を取得する。在学中に、カート・ローゼンウインケルやジョシュア・レッドマ
ン、ジェフ・キーザー、ドゥエイン・バーノ等、音楽活動を行う上での良きパート
ナーとなるジャズメンたちに出会う。彼の演奏は、フリーな感覚を大切にしなが
ら、ウォーム感
ネーション
れる音色で、低音から高温まで安定した演奏を聴かせ、イマジ
れるメロディ・センスは他の追随を許さい。ジョン・コルトレーンやウ
エイン・ショーター、ウオーン・マーシュなどからの影響を感じさせつつも、彼独特
な情感深さ、知的な深遠さ、優雅さをハーモニーに織り込むテナー・サックス・プレ
イヤーである。「ニューヨーク・タイムズ」「ビルボード誌」「ダウンビート誌」
「ロサンジェルス・タイムス」などで絶賛を集めている。