A 第 リ ー ダ ァ ス ク ラ ブ 号 ン ョ シ レ ュ ミ シ P F 発行所 株式会社 ― (2008年)平成20年 月 日 木曜日 Tel :06-6209-7678 大阪市中央区備後町2-4-6 編集発行人:税理士 三輪 厚二 Fax :06-6209-8145 再リース料は月額の 1/12 Q:リース取引は、リース終了時に無償又 は名目的な対価で譲渡されるものは、所有権 移転外リースに該当しないとのことですが、 どれぐらいの対価が目安になるのですか? A :月額の12分の1が目安になります。 【解説】 今年の4月から施行されている新リース税 制では、周知のとおり、リース期間の終了時 やその中途において、その資産を無償又は名 目的な対価によって賃借人に譲渡されるもの については、所有権移転外リース取引に該当 しないこととされています。 そして、これに準ずる取引として、①リー ス期間の終了時に無償と変わらない名目的な 再リース料を支払って再リースすることが契 約で定められているものや、②賃貸人に対し てそのリース取引に係るリース資産の取得資 金を貸付けている金融機関等が、賃借人から 資金を受け入れ、その資金によって賃貸人の 借入金の元利返済に充てるとともに賃借人の リース料等の債務と相殺する、いわゆるディ フィーザンス取引を挙げています。 なお、無償と変わらない名目的な再リース 料については、個々のリース取引ごとに判断 すべきものとしながらも、基本リース期間に 係る月額リース料の12分の1程度を再リース の月額リース料としている場合は該当しない としていますので、この程度のリース料を目 安にするといいでしょう。 リーダァスクラブFAXニュース 7 DAS 8 RE 3574 1994 年 1 月 6 日 創 刊 ・毎 日 発 行
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