A 第 DAS リ ー ダ ァ ス ク ラ ブ 号 ン ョ シ レ ュ ミ シ P F 発行所 株式会社 ― (2008年)平成20年 月 日 水曜日 Tel :06-6209-7678 大阪市中央区備後町2-4-6 編集発行人:税理士 三輪 厚二 Fax :06-6209-8145 寄付金課税の概要 Q:会社の寄付金は、税務上全額損金にな らない部分があるそうですが、どのようにな っているのですか? A:特定の寄付金を除き、損金算入限度額 を超える部分は損金に算入することができな いこととなっています。 【解説】 法人税では、国や地方公共団体、財務大臣 が指定した寄付金など特定の寄付金を除き、 会社が支出した寄付金のうち次の算式で求め た損金算入限度額を超える部分の金額は、損 金に算入しないこととしています。 これは、寄付金には反対給付がなく損金性 に乏しく、損金不算入的性格を有しているけ ども、事業遂行上必要な寄付もあることから、 一定の損金算入限度額を設けて、これを超え る部分は損金不算入としているのです。 損金算入限度額= {(期末資本金等の額×当期の月数/12× 0.25%)+(当期の寄付金支出前の所得金額× 2.5%)}×1/2 なお、寄付金の額は、その拠出の形態によ って次のように評価、算定します。 ① 金銭による贈与・・・金銭の額 ② 金銭以外の資産の贈与・・・資産の贈与時の 時価 ③ 経済的利益の供与・・・供与時の時価 ④ 資産の低額譲渡・・・資産の譲渡時の時価と 対価との差額 ⑤ 低額での経済的利益の供与・・・供与時の時 価と対価との差額 リーダァスクラブFAXニュース 0 1 9 RE 3598 1994 年 1 月 6 日 創 刊 ・毎 日 発 行
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