無鉛和絵具の改善研究 木村裕之* 高橋宏* これまでに九谷焼で使用する無鉛和絵具の開発を行ってきた。現在では,無鉛和絵具を使用した製品数も 増えてきている。しかし,絵具の使用者から無鉛和絵具に対して「不透明である」との指摘が多い。本研究 では,無鉛和絵具の本格的な使用を前に,これら業界からの意見に対応するため無鉛和絵具の性質改善に関 する検討を行った。 キーワード: 九谷焼, 無鉛和絵具, 不透明 Research for Improvement of Lead-free Clear Overglaze Color Hiroyuki KIMURA and Hiroshi TAKAHASHI We have developed a lead-free clear overglaze color pigment for Kutani ceramics. The number of products that use lead-free clear overglaze color pigment has been increasing. However, many of the users pointed out that the colors are opaque. In this research, before starting full-scale use of lead-free clear overglaze color pigment, we examined possibilities for improving the quality of the color pigment to respond to comments from the relevant industries. Keywords:Kutani ware, l e a d - f r e e c l e a r o v e r g l a z e c o l o r , o p a c i t y 1.緒 表1 言 陶磁器の溶出鉛規格基準 旧規格 九谷焼は,上絵具を使用した加飾を特徴とする陶磁 深さ25mm未満又は液体を満たせないもの 器である。陶磁器の上絵具には, 九谷焼に限らず一般 新規格 17.0 μg/cm 2 8.0 μg/cm2 的 に 800℃ 前 後 で の 溶 融 と 透 明 感 を 生 み 出 す た め に フ 1.1㍑未満 5.0 μg/ml 2.0 μg/ml リ ッ ト (ガ ラ ス の 粉 砕 物 )の 成 分 と し て 酸 化 鉛 が 使 用 さ 深さ 1.1㍑以上3.0 ㍑未満 2.5 μg/ml 1.0 μg/ml れている。しかし, 鉛は重金属であり,人体に影響を 25mm以上 3.0㍑以上 2.5 μg/ml 0.5 μg/ml 0.5 μg/ml 加熱用調理器具 与 え る 恐 れ が あ る 。 こ の た め ,食 品 衛 生 法 に よ り 食 器 表2 か ら の 鉛 溶 出 量 に 対 し 規 制 値 が 定 め ら れ て い る (鉛 の 陶磁器の溶出カドミウム規格基準 旧規格 他 に カ ド ミ ウ ム の 規 制 値 も 定 め ら れ て い る )。 環 境 問 深さ25mm未満又は液体を満たせないもの 題 等 に 対 す る 世 界 的 な 関 心 の 高 ま り か ら , 1999年 に は 国 際 標 準 化 機 構 (ISO)の 鉛 溶 出 規 制 値 が 強 化 さ れ た 。 こ の 動 き に 対 応 し , 食 品 衛 生 法 に お け る 「陶 磁 器 の 鉛 深さ 及 び カ ド ミ ウ ム の 溶 出 規 格 」の 改 正 が 行 わ れ た (表 1及 25mm以上 0.7 μg/cm2 1.1㍑未満 0.5 μg/ml 0.5 μg/ml 1.1㍑以上3.0 ㍑未満 0.25 μg/ml 0.25 μg/ml 3.0㍑以上 0.25 μg/ml 0.25 μg/ml 加熱用調理器具 び 表 2参 照 )。 約 1年 間 の 周 知 ・ 移 行 期 間 が 設 け ら れ て 1.7 μg/cm 新規格 2 0.05 μg/ml い値となっている。 お り , 平 成 21年 8月 1日 か ら の 実 施 が 行 わ れ る 。 今 回 の 改正では規制値強化と共に新しく設けられた規格があ これらの規制強化に対応するため,これまでに工業 り , 深 さ 25mm以 上 の 3.0リ ッ ト ル 以 上 と 加 熱 用 器 具 で 試 験 場 で は , 九 谷 焼 で 基 本 色 と し て 使 用 す る 青 ( 緑 ), ある。近年の食の安全性の問題等を受けて非常に厳し 黄 , 紺 青 , 紫 ,赤 の 五 色 に つ い て , 無 鉛 和 絵 具 の 研 究 開 発 等 1) で 無 鉛 化 を 行 っ て き た 。 ま た , 金 を 着 色 剤 と し * て 使 用 し た 透 明 感 を 持 つ 赤 絵 具 の 開 発 2) や 無 鉛 白 盛 絵 九谷焼技術センター -57- 具 の 開 発 3) も 行 っ て き た 。 規 制 強 化 の 実 施 期 日 が 定 ま 化 ス ズ , カ リ 氷 晶 石 , 塩 基 性 炭 酸 亜 鉛 に つ い て は 0.5, ったことにより,今後,現在以上の無鉛和絵具の使用 1.0, 2.0%, 銀 化 合 物 に つ い て は 0.1, 0.2, 0.4%と し た 。 増加が見込まれる。しかし,絵具の使用者から無鉛和 各 添 加 剤 を 加 え た 試 料 に つ い て ふ の り の み で , 2.1と 絵 具 に 対 し て , 「濁 り が 強 い (不 透 明 で あ る )」 や 「か き 同様の手順で絵付け及び焼成を行った。濁りの低減効 難い」といった指摘を多数受けてきた。無鉛和絵具の 果の状態は,試料を目視で観察・評価した。 本格的な使用を前に,これら業界からの指摘に対応す 2.2.2 凝集剤の検討 るため,無鉛和絵具の性質改善に関する研究を行った。 2.1の 結 果 よ り , 業 界 で 垂 止 め と し て 使 用 さ れ て い る塩化カルシウムでは,ふのりと同時に使用し絵付け 2.実験内容 2.1 を行った場合に濁りを増加させることが確認された。 ここでは,ふのりと同時に使用しても濁りの発生の少 濁りの発生要因について 無鉛和絵具中に濁りが発生する要因について検討を ない凝集剤について検討を行った。無機材料として塩 行った。絵付けで使用するのり剤及び凝集剤が,絵具 化アルミニウム,無機高分子,有機材料として高分子 に与える影響について検討を行った。のり剤としてふ 凝 集 剤 に つ い て 検 討 を 行 っ た 。 の り 剤 と し て CMCを の り と CMC(カ ル ボ キ シ ル メ チ ル セ ル ロ ー ス )を 使 用 し 使 用 し , 2.1の 条 件 で 絵 付 け 及 び 焼 成 を 行 っ た 。 た 。 濁 り が 強 い 紫 絵 具 に つ い て , ふ の り 及 び CMCを 添 加 し た も の と , ふ の り と 凝 集 剤 及 び CMCと 凝 集 剤 2.3 改善版無鉛和絵具の試作試験 を 添 加 し た も の で 検 討 を 行 っ た 。 紫 絵 具 , ふ の り (液 2.2で は 50g程 度 の 実 験 室 レ ベ ル の 調 合 試 験 で あ っ た 。 体 ふ の り ), 凝 集 剤 (垂 止 め )は 市 販 の も の を 使 用 し た 。 ここでは,銀化合物及び無機高分子を添加した絵具に CMCに つ い て は 水 に 溶 解 し て 3.5%溶 液 濃 度 に 調 整 し つ い て 実 際 の 絵 具 製 造 工 程 に お い て , 1バ ッ チ 2.0kg規 た も の を 使 用 し た 。 試 料 作 製 は , 絵 具 3.8gに 水 と の り 模の調合を行った。調合した絵具について無添加の絵 剤 (0.35ml) を 加 え ガ ラ ス 板 上 で 混 合 し た 後 , 垂 止 め 具 と 比 較 し 発 色 状 態 (濁 り の 状 態 ), 剥 落 傾 向 , 耐 酸 性 (0.17ml)を 加 え 混 合 し , ゴ ス で 線 描 し た 白 素 地 皿 に 均 について評価を行った。垂止めは加えずのり剤はふの 一な面積になるように塗布した。絵付け後自然乾燥を り を 使 用 し , 2.1と 同 様 の 手 順 で 絵 付 け 及 び 焼 成 を 行 十 分 に 行 い , 電 気 炉 で 850℃ ま で 270分 で 昇 温 し , 15分 った。耐酸性については,指標としてナトリウムの溶 間 保 持 し 焼 成 を 行 っ た (ノ リ タ ケ チ ッ プ SP-1の 溶 融 径 出 量 を 測 定 し た 。 試 験 方 法 は , 4.0% 酢 酸 溶 液 を 容 器 で 27.5∼ 28.8mmの 熱 量 )。 焼 成 後 の 試 料 表 面 を 目 視 及 に 満 た し , 24時 間 室 温 で 静 置 後 , 溶 液 中 に 溶 出 し た ナ び 光 学 顕 微 鏡 (20倍 倍 率 )で 観 察 し た 。 ま た , 使 用 し た ト リ ウ ム 成 分 を 原 子 吸 光 分 光 分 析 装 置 (㈱ パ ー キ ン エ ふ の り 及 び CMCに つ い て 化 学 分 析 を 行 っ た 。 化 学 分 ル マ ー ジ ャ パ ン 製 , AAnalyst800)で 定 量 分 析 を 行 っ た 。 析 試 料 は ろ 紙 上 に 200μ lを 滴 下 し 自 然 乾 燥 に よ り 測 定 3.結果及び考察 試 料 を 作 製 し , 蛍 光 X線 分 析 装 置 (理 学 電 機 (株 )製 , シ ス テ ム 3270E , 50kV , 50mA , 測 定 径 20mm) で 定 性 分 3.1 析を行った。 絵 付 け 条 件 (の り 剤 )の 違 い に よ る 濁 り の 発 生 状 態 の 濁りの発生要因について 違いを検討した。各焼成後の試料を目視で観察を行っ 2.2 濁りの低減条件の検討 た。ふのりをのり剤として使用した試料では,絵具の 2.2.1 添加剤の検討 下に線描したゴス線はほとんど確認できず強い濁りが ふのりを使用し絵付けを行った場合に絵具中に発生 発生している。ふのりに垂止めを加えた試料では,ふ す る 気 泡 を 除 去 す る こ と を目 的 と し て 、添 加 剤 の 効 果 の り の み に 比 較 し 濁 り の 増 加 (特 に 白 濁 傾 向 )が 観 察 さ について検討した。濁りの傾向の強い無鉛和絵具の紫 れ た 。 CMCを の り 剤 と し て 使 用 し た 試 料 で は , 絵 具 と黄絵具について検討を行った。添加剤は,硫酸スト の下に線描したゴス線を確認することができ,ふのり ロンチウム,酸化スズ,カリ氷晶石,塩基性炭酸亜鉛, の 様 な 濁 り は 観 察 さ れ な か っ た 。 CMCに 垂 止 め を 加 銀 化 合 物 (特 級 及 び 一 級 試 薬 )を 使 用 し た 。 黄 及 び 紫 絵 えた試料では,若干の白濁傾向が観察された。各試料 具 50gに 水 20mlと 各 添 加 剤 を 所 定 量 加 え て 自 動 乳 鉢 で を 光 学 顕 微 鏡 に よ り 20倍 倍 率 で 観 察 を 行 っ た 。 の り 剤 30分 間 混 合 し た 。 添 加 量 は , 硫 酸 ス ト ロ ン チ ウ ム , 酸 としてふのりを使用した試料では,絵具の下のゴス線 -58- はほとんど確認できず,絵具中に無数の細かな気泡が 観 察 さ れ た (図 1a)。 ふ の り に 垂 止 め を 加 え た 試 料 で は , よ り 著 し く 気 泡 が 増 加 し て い る の が 観 察 さ れ た (図 1b)。 ふ の り の み (a)で 観 察 し た 気 泡 が 結 合 し 大 き く な っ た ものやそれらが弾けている状態が観察された。のり剤 と し て CMCを 使 用 し た 試 料 で は , 絵 具 の 下 に 線 描 さ a c b d れたゴス線が確認でき,ふのりの様な気泡は観察され な か っ た (図 1c)。 CMCに 垂 止 め を 加 え た 試 料 で は , 微 細 な 気 泡 の 発 生 し て い る のが 確 認 さ れ た(図 1d)。 以上の結果より,のり剤としてふのりを使用した場 合に強い濁りが確認され,垂止めを加えることにより 著しく濁りが増加することが確認された。また, CMCの 場 合 で は の り 剤 の み で は 気 泡 は 観 察 さ れ な か 図1 ったが,垂止めを加えることにより白濁傾向が発生す 20倍 倍 率 で の 絵 具 の 表 面 観 察 a:ふ の り , b:ふ の り +垂 止 め , c:CMC, d:CMC+垂 止 め ることが確認された。光学顕微鏡の観察より,絵具が 表3 濁った状態に見えるのは,絵具中に無数の細かな気泡 Na2O が 存 在 (発 生 )し て い る た め で あ る こ と が 確 認 で き た 。 ふのり この絵具中に発生している気泡を除去することができ CMC 5.0 2.4 ふ の り 及 び CMCの 化 学 分 析 MgO 2.2 - SiO2 0.1 - P2O5 0.3 - SO3 Cl 35.7 - 0.2 - K2O 2.0 - CaO 1.3 0.1 れ ば , 濁 り を 低 減 す る (透 明 感 を 増 す )こ と が 可 能 で あ る と 考 え ら れ る 。 表 3に ふ の り 及 び CMCの 化 学 分 析 の 添 加 し た も の で , 気 泡 の 発 生 (残 留 )が 少 な く な っ て お 結果を示す。各元素が酸化物表示となっているが装置 り,濁りの低減効果を得ることができた。銀化合物を の計算上の結果であり,検出時点では各元素が検出さ 加えたものでは,黄及び紫絵具何れにおいても,絵具 れる。ふのりでは,多くの成分が検出されている。ふ の下に線描されたゴス線を確認でき,十分な濁りの低 の り は 海 藻 で あ る こ と か ら , Na, Mg, K, Ca等 の 海 減 効 果 を 得 る こ と が で き た 。 添 加 量 は , 0.1 , 0.2 , 水成分が多く含まれている。検出された成分で最も多 0.4% の 何 れ の 添 加 量 に お い て も 十 分 な 効 果 を 得 る こ い も の は S(SO 3 )で あ っ た 。 こ れ も ふ の り が 海 藻 で あ る とができた。 こ と か ら S成 分 が 多 く 含 ま れ て い る も の と 考 え ら れ る 。 3.2.2 CMCに つ い て は , ほ と ん ど が 有 機 成 分 で あ り , 無 機 塩 化 ア ル ミ ニ ウ ム は , 2.0%溶 液 濃 度 の も の を 使 用 成 分 で は Naと Caが 検 出 さ れ た 。 CMCが 水 へ の 溶 解 の した。わずかな添加量で十分な凝集能を得ることがで ためにナトリウム塩の形をしているためである。この きたが,添加量を増していくと垂止めと同じく白濁傾 ようなのり剤の無機成分の違いが,焼成後にみられる 向 が 強 く な っ た 。 高 分 子 凝 集 剤 は , 1.0%溶 液 濃 度 の 絵具中の気泡の状態を生み出すのではないかと考えら ものを使用した。添加量を増やしていっても,十分な れる。 凝集能を得ることはできなかった。無機高分子は粉体 凝集剤の検討 であるため,添加剤の場合と同じく絵具に所定量加え 3.2 濁りの低減条件の検討 3.2.1 調 整 し た 絵 具 に つ い て 検 討 し た 。 添 加 量 は 0.5, 1.0, 添加剤の検討 2.0% と し た 。 何 れ の 添 加 量 に つ い て も 凝 集 能 を 得 る 各添加剤による濁りの低減効果について検討を行っ ことができた。また,ふのりと同時に使用しても,従 た。紫絵具について,硫酸ストロンチウム,酸化スズ, 来の垂止めの様な濁りは観察されなかった。 カリ氷晶石,塩基性炭酸亜鉛では,濁りの低減効果は 得られなかった。黄絵具について,硫酸ストロンチウ 3.3 ム,酸化スズでは,添加したことによる溶融状態の変 銀 化 合 物 と 無 機 高 分 子 を 添 加 し 2.0kg調 合 し た 紫 及 化は見られたが十分な濁りの低減効果は得られなかっ び黄絵具の絵付け焼成を行った。比較として銀化合物 た 。 黄 絵 具 に カ リ 氷 晶 石 及 び 塩 基 性 炭 酸 亜 鉛 を 2.0% 及び無機高分子を添加していない絵具も同時に焼成を -59- 改善版無鉛和絵具の試作試験 行った。発色の状態について,無添加の紫と黄絵具で り,顕著な濁りが観察された。 は 何 れ で も 濁 り (気 泡 の 発 生 )が 確 認 さ れ た 。 銀 化 合 物 (3) 顕 微 鏡 (20倍 )に よ る 観 察 か ら , 濁 り の 要 因 は 絵 具 と無機高分子を添加した絵具では,絵具の下に線描さ 中の無数の細かな気泡であることを確認した。 れたゴス線を確認でき濁りの低減効果を確認すること (4) ふ の り と CMCの 化 学 分 析 の 結 果 か ら , ふ の り に は が で き た 。 剥 落 傾 向 に つ い て は , 3度 の 焼 成 を 行 っ た 無 機 成 分 (特 に S成 分 )が 多 く 含 ま れ て い る こ と を が何れの試料においても剥落傾向はみられなかった。 確認した。 耐 酸 性 (ナ ト リ ウ ム 溶 出 量 )に つ い て は , 無 添 加 で は 黄 (5) 濁 り の 傾 向 の 強 い 紫 と 黄 無 鉛 和 絵 具 に つ い て , 添 0.38mg/l , 紫 0.41mg/l , 銀 化 合 物 と 無 機 高 分 子 を 添 加 加剤による濁りの低減効果を検討したところ,銀 し た も の で は 黄 0.40mg/l, 紫 0.42mg/l の 結 果 と な っ た 。 化合物を添加したもので良好な結果を得た。 添加剤を加えることによる耐酸性の大きな変化がない (6) 凝 集 剤 の 検 討 の 結 果 , 無 機 高 分 子 を 添 加 し た も の ことが確認できた。 で良好な結果を得た。 今後,更に量産に向けて試験・検討を行っていく予 (7) 銀 化 合 物 と 無 機 高 分 子 を 添 加 し た 紫 及 び 黄 絵 具 に 定である。 つ い て 2.0kg規 模 の 試 作 試 験 を 行 い 良 好 な 結 果 を 得た。 4.結 言 参考文献 食品衛生法改正に伴う無鉛和絵具の本格使用を前 に,業界からの指摘により絵具の性質改善について検 1) 木 村 裕 之 . 石 川 県 九 谷 焼 試 験 場 研 究 報 告 , 2002, 討 を 行 い 以 下 の 結 果 を 得 た。 No53, p. 17-20. 2) 木 村 裕 之 . 石 川 県 工 業 試 験 場 研 究 報, 2004, No54, p. (1) の り 剤 の 違 い に よ る 試 験 の 結 果 , ふ の り で 絵 付 け を 行 う と 濁 り の 傾 向 が 強 いこ と が 確 認 され た 。 67-70. 3) 木 村 裕 之 . 石 川 県 工 業 試 験 場 研 究 報, 2006, No55, p. (2) 垂 止 め を 加 え る こ と で 濁 り が 発 生 す る こ と が 確 認 さ れ た 。 特 に , ふ の り に 垂止 め を 加 え るこ と に よ 51-54. -60-
© Copyright 2024 Paperzz