H25.9 とっとこ 9月 自己肯定感について/他

とっとこ通信は天満病院のこどもリハビリテーション部とてんま発達支援センタ
ー・ジュニアクラブのスタッフが作成しているお便りです。こどもリハビリテーション
部ではこどもの個々の発達課題に応じてプログラムを作成し発達援助をする仕
事をしています。てんま発達支援センター・ジュニアクラブでは発達の遅れをお持
ちのお子様を対象としたグループ療育を行っております。
E-mail : [email protected]
携帯メールでお子様の名前を件名に入れて頂いて送
信していただけると講演会やセンター行事などを
お知らせします。
おこさまの描いた絵をのせてみませんか?
とっとこ通信ではお子様の描いた絵を挿絵に使わせて頂いております。
お家で描いた絵がありましたら掲載させていただきます。
私たちてんま発達支援センターが大切にしていることの一つに、自己有能感を育むという視点があります。今回は、その自己有能感につい
てお話したいと思います。
自己有能感とは、「自分がこの世に生まれてきてよかったと思える心のはたらき」であり、「自分を肯定的に受けと
め、自分を励まし、ほめる心のはたらき」のことです。(『育てにくい子にはわけがある』より引用)
自己有能感が持てないと、「どうせわたしなんか。」「何をやってもうまくいくはずがない。」と考え、心が不安定になりやすく、生きる力や意
欲・希望がわきにくい状態につながってしまいます。では、自己有能感を高めるためには、どうすればよいのでしょうか…?
それは、“自分で自分を励ます力があるかどうか”がポイント だそうです。自分を励ますとは、がんばれがんばれ!と無
理にはっぱをかけることでなく、ありのままの自分や、成果ではなくがんばっている過程を認めること、自分を他と比
べずに褒めてあげることです。
ということで、わたしもてんま発達支援センターのいいところを褒めてみたいと思います。
① スタッフがすごい!
主なスタッフは4名いますが、矢田先生は明るく元気、金澤先生はよく気が付くしっかりさん、住友先生は柔らかく優しい。わたくし泊は、勉強
熱心で知識が豊富かな~と思います。適所適材、それぞれの個性を活かしながらのチームプレイです。
② わかりやすい!
何を/どれだけ/いつまで/どのようにするのかを、こども達に“わかりやすく”伝えるため、様々な工夫をしています。
例えば…
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情報の視覚的構造化
具体的/肯定的な表現をする。ことばがけを多用しない。
できること・知っていることの中に、1つだけチャレンジ的要素を盛り込む
暗黙の了解も明瞭に伝える など
③ 園庭がおもしろい!
築山やすべり台で遊んだり、バッタや蝶・トンボをみつけて遊んだり…、こども達の笑顔がたえません。
…いいところ自慢は、もっともっとありますが、今回はこれぐらいにします(笑)。
失敗やトラブルが続き自分に自信が持ちにくいお子様や、子育てが思っていたようにいかず悩んでいる方も多くいらっしゃると思いますが、
いろいろありがながらも一生懸命に向き合うお姿に、わたしは頭がさがる思いです。
そんな方こそ、謙遜することなく、是非自分で自分を褒める練習をしてみて下さいね。
今年の 7 月からはてんま発達支援センターで相談支援の業務を担当させて頂いている八坂です。初対面の人に臨床心理士だと言うと「今、
私の考えてることわかる?」「こんなことで困ってるんだけどどうしたらいい?」という反応が返ってくることがあります。これらの答えは基本的
に、どちらも「わかりません」です。普通私たちは人の考えを黙って読み取るとか、誰かの悩みに明快に回答するといったことはしません。では
一体何をする者なのか、簡単にいうと、助けを必要とする人と一緒に考えながら、答えに近づくお手伝いをする仕事だと思っています。多くの
場合、まず人の話を聞くところから始まるのですが、この"聞く"という作業が意外に簡単ではありません。そこで普段私たちが使っている、話を
聞くときのちょっとした技術について、いくつかお話ししてみたいと思います。
①『相手のほうを向く・うなずく・相づちをうつ』 大抵の人はごく自然にやっていることです。一度試してもらえるとわかると思いま
すが、相手を見ずに、動かず、無言で人の話を聞くというのは非常に難しいです。このような姿勢は、話し手にとっては相手が話を聞いてくれ
ているサインとして伝わります。
②『相手の言葉をくり返す』 相手が話したことをそのまま同じようにくり返す、いたってシンプルな方法です。これも試してもらうと実感
できると思いますが、聞き手に話がきちんと伝わっているという感じが得られます。
③『相手の気持ちを言葉にする』 お子さんが、何か納得のいかないことがあってイライラしているとします。そこへ「仕方ないでしょ。い
いかげん機嫌直しなさい」と言ったら、機嫌は直るでしょうか…?こんなとき、「○○したかったんだね。できなくて残念だったね」と声をかけら
れると、自分の気持ちがわかってくれていると感じられ、場合によってはそれだけである程度落ち着くこともあるかもしれません。
人は話をするだけで気持ちが落ち着いたり、頭の中が整理できたりするものです。仮に悩みを相談されている場面であっても、相手は一通り
話を聞いてほしいだけで、必ずしも助言は求めていないことも多いのです。聞き手の意見をアドバイスとして伝えようとするとお説教のように
響いてしまい、返って気分を損ねるということも実はめずらしくありません。その上で、あえてこちらの意見を伝えようとするときには、次のこ
とに気を留めてみるのがいいと思います。
④『“I メッセージ”で話す』 例えば「あなたが…だからこんな失敗するんでしょ」というように“You メッセージ”で話すと、相手は追い詰めら
れてしまい、反発や自信の低下を招くおそれもあります。あなた(You)ではなくわたし(I)を主語にして、「私は…だと思うよ」という表現に変え
ると、メッセージはぐっと受け入れやすくなります。
もし話を聞いてみて問題が深刻だったり、きちんと対処をしたほうが良いと思われるときには、専門家への相談を勧めてあげてください。
人の話をきちんと聞くというのは、それだけでかなりエネルギーの要ることです。自分が解決しよう、答えを出してあげようと意気込まずに、
ゆっくり耳を傾けてみてください。
初めまして、こんにちは^^4月からにこにこ園で保育士をさせて頂いている大久保です。毎日猛暑のように暑いですね!!でも、夜になると徳島
では毎年阿波踊りの音色が鳴り響いて“今年もこの季節がやってきたんだなあ~”と思わせてくれますね。。私も小さな連に所属していて、毎
年お盆は踊る阿呆~♪になっています!とはいってもかなり自由~な連なので、楽しく友達まわりで踊っています♪″そんなこんなで少し遅れ
ましたが、初とっとこ通信なので自己紹介をさせていただきたいなあ~..と思います(^^)/
私は徳島出身、徳島と育ちで徳島大好きです\(^^*)大学卒業後は、一般企業に勤めた後、公立保育所で可愛い子どもたちに囲まれて毎
日過ごしていました。そして縁あって現在はにこにこ園でお世話になっています。性格はマイペースで気分屋♪几帳面な所と大雑把な所の差
は大きいと思います(^w^) 趣味の1つはテニスです☆テニスは中学のころからしていて、現在でも週に一回、学生時代の友達と集まってテニス
をしたり試合にも定期的に参加しています!ケガをして3ヶ月テニスができなかった時はかなりストレスが溜まりましたよ~!!´Д`;;笑
あとは旅行も大好きです!!いろんなとこに行って温泉に入ったり、美味しいものを食べたり、観光したり..☆★ちょうど 1 年くらい前に北海
道へ格安旅行をしてきました!!涼しいだろうな~と思いつつ行くと猛暑でした..現地の人曰く、「今年は異常気象よ~」とおっしゃってました
ね。。でも海鮮、特に大好きないくらが最高―!に美味しかったです!そしていちばん最近ではプチ旅行で高知に行ってきました\(^0^)/
温泉に入って癒されて~美味しいタタキを食べながらお酒を飲んで~最高でした☆!いつか九州の方まで行って、有名な温泉などにゆっく~り
入ってのんび~り癒され旅をしたいな~。。と考えています(○^皿^)/もしおすすめのところなどあったら是非ぜひ教えてください*
自己紹介ばかりになってしまいましたので、ここで少し療育のことにもふれさせて頂きたいと思います。にこにこ園ではまだまだ不慣れで知
らないことが多い私ですが、日々先輩方から教わりながら療育に取り組んでいます。
にこにこ園では“フレームワーク”という療法を用いて療育をしています。まずお子さんの指導・支援に必要な情報を観察等で調
べ、それに沿って構造化された指導計画を立て、実施していきます。お子さんが将来的に自立して
生活等していけるように私たちは取り組んでいます。お子さんが少しずつでも、日々の中で「できた!」という
喜びや姿が見られると私自身もとても嬉しいです!これからたくさんのことを吸収して、少しでも支援の役に
立てるように頑張っていきます☆よろしくお願いいたします m(_ _)m