並木ドリーム 第149号 2016.12.28

並木ドリーム
ポーラ美術館ベスト10
第149号
2016.12.28
茨城県立並木中等教育学校 校長通信
-クリスマス特別企画-
12月25日(日)クリスマスにポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山12
85)に行きました。ポーラ化粧品のオーナーだった鈴木常司氏が収集した美術品を展示
するため,2002年に開館した美術館で,コレクションの中心は19世紀以降の西洋絵画
です。実は,2016年1月6日にも行ったので,1年間で2度行ったことになります。
今回,大きく変わったことが1つあります。2016年9月10日から常設展の写真撮影
が可能になったのです。欧米では一般的ですが,日本の美術館での写真可は,画期的な
ことです。そこで,今号では,クリスマス特別企画として「中島の選ぶポーラ美術館の
至宝ベスト10」を発表します。館内で色々考えながら撮影しました。お楽しみください。
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ラウル・デュフィ「パリ」1937 ……楽しくなる色鮮やかな大作(約2m×2m)
アンリ・マティス「リュート」1943 ……「色彩の魔術師」マティスの朱色!
クロード・モネ「サン=ラザール駅の線路」1877 ……印象派を代表する作品
オーギュスト・ルノワール「レースの帽子の少女」1891 ……ポーラ美の看板娘
ポール・ゼザンヌ「アルルカン」1888-1890 ……後のキュビズムを連想させる
クロード・モネ「睡蓮の池」1899 ……約200点描かれた「睡蓮」の最初期の作品
フィンセント・ファン・ゴッホ「アザミの花」1890 ……亡くなる1ヶ月前の作品
ジョルジュ・スーラ「グランカンの干潮」1885 ……新印象派の点描が美しい
藤島武二「女の横顔」1926-1927
……エキゾチックな中国服姿の女性像
関根正二「三人の顔」1919 ……結核により20歳で夭折した天才洋画家の作品