床版の比較表

床版の比較表
種 類
RC床版
PC床版
鋼床版
合成床版
I形鋼格子床版
オープングレーチング
床 版
床版支間
3m以下
6m程度
6m程度
6m程度
4m程度
2m程度
○I形鋼を主要部材とし
た床版
○形鋼で格子状に構成
された、コンクリート
を打設しない床版
○現場工程を短縮する
ことができる
○ 軽 量 化 を図 ることが
できる
特 徴
○鉄筋コンクリートを用
いた床版
○コンクリートにプレス
トレスを導入した床版
○最も一般的な床版
長 所
○経済的に優れている
○現場への材料搬入が容
易であり、施工上も大
型機器を必要としない
○複雑な路面線形に対応
○鋼鈑(デッキプレート) ○鋼とコンクリートとの
を縦横に補剛した床版
合成構造を用いた床版
○ 主 桁 の 上フランジと
兼用
○応力部材となる型枠
兼用の底板がある
○コンクリートのひび割
れ発生を防止
(耐久性向上)
○コンクリート系床版に
比べ重量を軽くするこ
とができる
○床版の長支間化に対
応できる
○床版支間を広くするこ
とができるため、主桁
本数を少なくすること
ができる
○構造高を低くすること
ができる
○現場工程を短縮する
ことができる
○現場工程を短縮する
ことができる
○長大吊橋などの耐風
安 定 性 を向 上させ る
ことができる
○床版の耐久性が向上
する
○除雪の必要がない
○プレキャスト床版を用
い ると現 場 工 程 を短
縮することができる
短 所
○床版支間が長いと採
用できない
○路面線形が複雑であ
ると対応できない
○耐用年数が最も短く、 ○高強度コンクリートを
床版の打ち換えが必要
用いるための品質管
となる可能性がある
理やプレストレス導入
に 対する 管 理 などに
○施工に天候が影響し、
配慮する必要がある
品質確保や施工誤差
に課題がある
○他の床版形式に比べ床
版自重が大きくなる
○輪荷重を直接支持す
るため、疲労損傷に留
意する必要がある
○たわみ易いため、
アス
ファルト舗装に損傷の
生じる恐れがある
○塗装などの防錆対策
が必要
○塗装やメッキなどの防
錆対策が必要
○床版内に水が浸入し
た 場 合 の 水 抜き対 策
が必要
○床版内に水が浸入し
た 場 合 の 水 抜き対 策
が必要
○床版上から物が落下
する可能性がある