11月号 - 明石市学校サイト一覧

学校だより №7
11 月 の 行 事
H28 (2016).10.25
明石市立鳥羽小学校
「考え、議論する道徳の授業」
校長 八木 眞由美
朝夕は気温が下がり、秋を感じるようになりました。11月(霜月)も目前です。8日は「立冬(りっと
う)」。暦の上では、この日から立春までが冬です。昔の人は、1年を24の節気に区切り、季節の変わ
り目を肌で感じて暮らしました。現代に生きる私たちは、「立冬」と聞いても儀式めいた感慨はすっか
り薄くなってしまいました。それでも、あちらこちらで季節が読み取れるから面白いものです。例えば、
出勤するサラリーマンの服装。この間までは、明るい色のスーツ姿だったのが、いつの間にか濃い
色になっています。まさに、「立冬や 紺の上衣に 紺の闇(飯田龍太)」の句そのものの風景です。
今、校内は、音楽の世界一色に染まっています。体育館からは、天使のような歌声が聞こえてきま
す。どの学年も、5日の音楽会に向けて、合唱や合奏の練習に余念がありません。当日は、「おくろう
とばっ子 音楽の手紙を」のテーマのもと、素晴らしい演奏が披露されることと思います。ぜひご来校
賜り、子ども達と素敵なメロディー、ハーモニー、そして、リズム感あふれる演奏をお楽しみください。
さて、新聞報道などでご存知のことと思いますが、昨年3月27日に、
「学校教育法施行規則」
並びに、
「小・中学校学習指導要領」等の一部改正が行われ、
「特別の教科 道徳」が新設され
ました。平成30年度から、この学習指導要領に即した授業の実施が決まっています。その
ような中、本校では、平成27・28年度の2年間、明石市教育委員会の指定を受けて、道
徳の授業のあり方の研究に取り組んでいます。今月25日金曜日には、研究発表会を開催し、
全学級で授業を公開して、これまでの研究の成果を県内の先生方に公開・披露します。
道徳の指導の具体的なポイントの一つに、
「いじめの問題への対応の充実」があります。子
どもの心を育てるためには、いじめなどの現実の問題について「考え、議論する」授業が重要
12 月の予定
1日(火)児童鑑賞会
2日(水)委員会活動
5日(月)とばっ子集会
3日(木)文化の日
4日(金)代表委員会 音楽会準備(6校時)
21日(水)給食終了日
22日(木)終業式
5日(土)音楽会
町別一斉下校
7日(月)代休日
9日(水)1年校外学習 クラブ活動
11日(金)連合音楽会(4年出演 市民会館)
15日(火)子ども安全の日
16日(水)奉仕作業(5校時)
17日(木)教育相談日
18日(金)就学時健康診断(受付 13:00 開始 13:30~)
(1.2 年生 12:50 下校)
23日(水)勤労感謝の日
24日(木)1~4年(13:30 下校)5.6 年研究発表会準備
25日(金)研究発表会
28日(月)朝会 アレルギー対応検討委員会
29日(火)3年校外学習
30日(水)4年学年行事(福祉体験) 委員会活動
だと言われています。一時間の授業の中で、子ども一人一人が、現在の自分を見つめて問題を
見出し、深く考えることによって、自らの姿や生き方をどうするのかを考えるようになってい
きます。本校では、そのような道徳の授業づくりに取り組んでいます。
また、人を思いやりながらも自分の考えをしっかりと伝えられる子どもを育てるためには、
学校と家庭・地域が協力して、人権を尊重する教育を進めていくことが大切です。人と人との
つながりは、最も小さな社会である家庭から始まります。親子の愛情あふれるふれあいや対
話・会話を通して、人として生きていくための基本的な生活習慣、信頼感、思いやりの心、善
悪の判断、自立心や自制心、社会的なマナーを身に付けていきます。価値観の多様化の中で、
子育てに迷われることがあるかもしれません。しかし、人間として大切なことは変わらないは
ずです。自信を持って、子どもと向かい合いましょう。
落ち葉踏む 今日の明るさ 明日もあれ
水原秋櫻子
**11 月の学校諸費の引き落としは 8 日(火)
22 日(金)となります**
**スクールカウンセラー海津先生来校日・・・10日(木)18日(金)
カウンセリングの希望は担任にお申し出ください。**