鋸南小学校電子黒板用機器等整備業務 仕様書

鋸南小学校電子黒板用機器等整備業務
仕様書
鋸南町教育委員会
1. 業務名
鋸南小学校電子黒板用機器等整備業務
2. 導入範囲
鋸南小学校を対象としたPC/プロジェクター展開を予定しており、本件での業務範囲は以下のと
おりとする

電子黒板用機器及び教育用ソフトウェアの調達

調達する教育用コンピュータに教育用ソフトウェアのキッティング

調達品の操作説明び運用支援
3. 導入機器数量内訳
項番
項目
台数
4
教育用タブレットPC
1 台
5
教育用ノート型PC
4 台
6
学習用システム
1 式
7
学習支援システム
1 式
8
電子黒板機能付きプロジェクター(壁掛け型)
4 台
9
電子黒板機能付きプロジェクター(据え置き型)
2 台
10
マグネットスクリーン
5 本
11
書画カメラ
5 台
4. 教育用タブレットPC要件
教育用タブレットPCは下記仕様とする
・
10.1インチ以上のタブレットPCとする
・
CPU Intel Atom Z3745以上
・
メインメモリ RAMメモリ4GB以上
・
フラッシュメモリディスクドライブ SSD64GB以上
・
画面解像度 1,920×1,200 10.1型以上
・
入力装置 静電容量方式タッチパネル/ 電磁誘導方式(専用スタイラスペン付属)
・
802.11a/b/g/n対応wi-fiインターフェース
・
USB3.0×1、USB2.0×1以上備えること
・
USBマウス(光学式)/ JIS 配列 USB109 キーボードを添付すること
・
タブレットの拡張クレードルを添付すること、また、下記のインターフェースを有すること
USB2.0×2、ラインイン/ラインアウト端子、VGA、HDMI、LAN(1000BASE-T)
・
1台以上を用意すること
・
PC本体は国産メーカー製とし、富士通、NEC製のどちらかとすること
【ソフトウェア要件】
・
Windows8.1ProのOSを用意し、PCのキッティングと作業を実施すること。バージョンは全
て最新版とすること
・
トレンドマイクロ社製Client/ServerSuite(ライセンスは別途町が用意)
・
Webブラウザ(最新のIEとHTML5対応ブラウザの2つ以上とする)
・
閲覧ソフト (一太郎ビューアー)
5. 教育用ノート型PC要件
教育用ノート型PCは下記仕様とする
・
15.4インチ以上のノート型PCとする
・
CPU Intel Celeron 2950M以上
・
メインメモリ RAMメモリ4GB以上
・
HDD 320GB以上
・
画面解像度 1,366×768 15.6型以上
・
USB3.0×2、USB2.0×2以上備えること
・
USBマウス(光学式)を添付すること
・
4台以上を用意すること
・
PC本体は国産メーカー製とし、富士通、NEC製のどちらかとすること
【ソフトウェア要件】
次の機能を有するソフトウェアとする
・
Windows8.1ProのOSを用意し、PCのキッティングと作業を実施することバージョンは全て
最新版とすること
・
トレンドマイクロ社製Client/ServerSuite(ライセンスは別途町が用意)
・
Webブラウザ(最新のIEとHTML5対応ブラウザの2つ以上とする)
・
閲覧ソフト (一太郎ビューアー)
・
【学習用システム要件】
次の機能を有する学習用システムとする
・
インターネットデータセンターに設置された専用サーバから、各学校に教材コンテンツを配信
するサービスであること
・
小1から中3までのドリル教材(5教科全単元)が、文科省学習指導要領に沿って体系化され、
総計50,000問以上提供されていること
・
学習履歴をサーバ内に蓄積する機能を有し、履歴を基に学習者の理解度に応じた教材や解
説教材を利用できる機能を有すること
・
小 1 から中3までの解説教材を総計3,000以上の学習単元項目を収録し、提示に適した図
版を拡大表示できること。また、解説教材の理解を確認できる確認問題を有すること
・
公立の主な小中学校で採択されている各社の教科書に対応し、教科書のページ及び単元
名から教材を検索・抽出可能なこと
・
学習履歴は先生からも確認ができ、クラスの学習回数や平均点をグラフ表示ですばやく把握
できること。加えて、特定の児童・生徒を指定し学習回数推移・平均点推移・教科の学習比率
もグラフで確認可能なこと
・
ドリル教材及び解説教材を、ダウンロードしてオフライン環境で学習可能なこと。加えて、サー
バ接続環境可で学習履歴をアップロードし学習履歴を同期できること
・
プロジェクター提示などに適した、自由にコマ送り可能な Web アニメーションコンテンツを複
数提供可能なこと
・
提供するシステム内で、理科の単元ごとに活用できるコンテンツを一覧表示でき、そのまま起
動できる機能を有すること。また、インターネット上のサイトを一覧に追加する機能を有するこ
と
・
理科の指定した単元の、前後の学年の関連単元を一覧で見ることができること
・
小学校3年から中学校3年までの理科の全単元が系統付けられ、マップとしてみる事ができる
こと
・
ドリル教材は、WindowsPC においては、Internet Explorer の他に、Firefox、GoogleChrome に
対応すること。またドリル教材は iPad、iPhone(iOS6 以上搭載端末/Safari ブラウザでの利用)
の他、Android4.0 以上搭載端末(標準ブラウザでの利用)で利用可能なこと
・
オリジナル教材作成やまとめ発表用として WindowsPC で利用できるエディタ機能を有するこ
と。作成した資料はパソコン自体に保存ができ、オフラインでも使用できること
・
フラッシュ型教材を作成できる機能を有すること。作成した教材はパソコン自体に保存ができ、
オフラインでも使用できること
・
フラッシュ型教材を作成できる機能は、文字入力の他に絵を描いたり写真素材をドラック&ド
ロップで取り込める機能を有すること。また、あらかじめに収録されている5,000以上の教材
を取り込み自由に加工して作成可能なこと
・
システムの利用に関する専用の電話サポート窓口(フリーコール)を設けていること
・
収録コンテンツは年次で更新され、学習指導要領改訂、及び教科書改訂にも対応できること
・
利用校に在籍する児童の家庭からも、インターネット経由で学習履歴ドリルが利用できること。
その際、利用端末に特別なプログラムのインストールは必要としないこと。また、学習履歴を
先生専用画面より確認が行えること
・
学校から保護者に対して連絡メールの配信が行えること。また、メール配信時には、閲覧確
認ボタンの有無の設定や、選択式や自由記述式のアンケートの設定が行えること
・
インターネット利用に関するルールやマナーについての解説を収録していること
・
小学校1年生から6年生までの「国語」「算数」「理科」「社会」の単元別プリントが合計8,000
以上収録されていること
・
単元別のプリントは国語・算数(小 1~小 6)、理科・社会(小 3~小 6)を収録していること
・
「国語」「算数」「理科」「社会」の単元別のプリントは大問単位で編集できること
・
単元別のプリントは公立の主な小学校で採択されている各社の教科書に対応し、教科書の
ページ及び単元名から教材を検索・抽出可能なこと
・
テーマ別の弱点補強や漢字の「くせ字矯正」が可能なプリントが収録されていること
・
電子黒板やプロジェクターに投影して利用できる、学習指導要領に沿った動画やアニメーシ
ョンを合計2,000点以上収録されていること
・
クリック操作やドラッグ操作によって、画面を動かすことができ、アニメーションを使ってわかり
やすく解説する教材を収録していること
・
教育コンテンツ配信サービス基本システムの検索機能と連携して動作すること
【運用支援】
本システムを安定した状態で運用するために、ICT機器運用支援を実施すること
・
教育現場において、教職員や子ども達との円滑なコミュニケーションが図れる者をICT支援
員とすること
・
ICT支援員の適正管理のため、専任の管理者を配備すること。管理者は教育情報化コーデ
ィネーター3級以上の資格を持つ者とし、勤務状況やICT支援員の配備等の調整を教育委
員会及び学校と円滑に行える者とする
・
ICT支援員は学校からの本調達品に関する問合わせについて受付・対応し、問題解決支援
や障害の一次切り分けを可能な限り行うこと
・
一次切り分けで解決が難しい事案やシステム障害及びハード障害発生時は、教育委員会に
報告すること
・
支援期間は、原則として国民の祝日及び12月29日から1月3日を除く月曜日から金曜日の
9:00~17:30内を基本する。但し、教育委員会及び受託者と協議により日程は調整できる
ものとする
・
学校を定期的に訪問し、ICT機器やソフトウェアの利用について、以下の支援業務を行うこと
1.
普通教室及び特別教室における学習用ICT機器・汎用ソフトウェア全般の利活用に関
する支援を行うこと
2.
教員のICT活用レベル向上のためのスキルアップ講習等の実施(Office講習等)を行
なうこと
3.
授業教材や操作手順書作成等に係る技術支援及び作業補助
4.
ICTを活用した効果的な授業に関する資料・事例等の紹介
5.
ICT機器不具合時における簡易メンテナンス及び保守業者への障害対応に係る支援、
補助、助言
・
定期訪問は、1日で約3~4時間程度とし、月1回以上(合計60回)導入から3年間実施する
こととする。ただし、学校行事や会議・研修、祝祭日等を考慮する必要があるため、契約締結
後、随時協議のうえ訪問日時を調整するものとする
・
千葉県内の教育機関に対するタブレットPCの導入実績があること
・
千葉県内に、ICT支援の実績が公立小中学校にあること
6. 学習支援ソフト
学習支援ソフトは下記仕様とする
・
授業準備や学習履歴の管理など、簡単な操作で効率的に行える環境システム
・
先生のICTスキルを問わず、安心して使える授業支援ツール
・
使っているうちに自動で教材/学習データがたまり、授業のノウハウの蓄積と共有ができること
7. 電子黒板機能付きプロジェクター(壁掛け型) 要件
電子黒板機能付きプロジェクター(壁掛け型)は下記仕様とする
・
壁掛け型のプロジェクターであること
・
プロジェクター単体に黒板機能を備えていること
・
PCに接続せずに電子黒板機能が使え、投影面に異なる色で、2人同時書込みが可能なこと
・
投影面上にプロジェクターを制御するツールバーで電源OFF、拡大、ズーム機能、AVミュー
ト、音量調整などの操作がPC接続時、非接続時で同様の操作が可能なこと
・
明るさ 3,300ルーメン以上(全白/カラー)
・
コントラスト比 5,000:1以上
・
表示方式 3原色シャッター投影方式(3LCD方式)
・
総画素数 100万以上
・
色再現性 1,677万色フルカラー対応
・
湾曲した黒板に投影する際に発生する画面のゆがみを補正できること縦横台形補正機能を
有するとともに、4点(4コーナー)での投影位置の補正ができること
・
PCとの接続しなくても、自動位置合わせができること
・
焦点調整 オートまたはマニュアルフォーカス調整できること
・
投影レンズ デジタルズーム1.35倍以上
・
投影距離 70型サイズを投影時、スクリーンからプロジェクター本体までの距離が41cm
以内で投影可能であること
・
解像度 リアルWXGA
・
入力端子 RGBミニD-Sub15ピン×2以上、HDMI×2以上、RCA(コンポジット)×
1以上
・
音声入出力 ステレオミニジャック×1以上またはRCA×1以上
・
その他端子 USBタイプA・B×各1、LAN×1以上
・
スピーカー 16W以上内蔵
・
設置要件 5-1、5-2、6-1、6-2の教室に天吊り設置を行なうこと
・
黒板横にインターフェースボックスをつけ、HDMI/RGBケーブルの接続が行えるようにするこ
と
8. 電子黒板機能付きプロジェクター(据え置き型)要件
電子黒板機能付きプロジェクター(据え置き型)は下記仕様とする
・
据え置き型のプロジェクターであること
・
プロジェクター単体に黒板機能を備えていること
・
PCに接続せずに電子黒板機能が使え、投影面に異なる色で、2人同時書込みが
可能なこと
・
投影面上にプロジェクターを制御するツールバーで電源OFF、拡大、ズーム機能、
AVミュート、音量調整などの操作がPC接続時、非接続時で同様の操作が可能なこと
・
明るさ 3,400ルーメン以上(全白/カラー)
・
コントラスト比 5,000:1以上
・
表示方式 3原色シャッター投影方式(3LCD方式)
・
総画素数 100万以上
・
色再現性 1,677万色フルカラー対応
・
補正 縦横台形補正機能を有するとともに、4点(4コーナー)での投影位置の補正が
できること
・
PCとの接続をしなくても、自動位置合わせができること
・
焦点調整 オートまたはマニュアルフォーカス調整できること
・
投影レンズ デジタルズーム1.35倍以上
・
投影距離 70型サイズを投影時、スクリーンからプロジェクター本体までの距離が72cm
以内で投影可能であること
・
解像度 リアルWXGA
・
入力端子 RGBミニD-Sub15ピン×2以上、HDMI×1以上、RCA(コンポジット)×
1以上
・
音声入出力 ステレオミニジャック×1以上またはRCA×1以上
・
その他端子 USBタイプA・B×各1、LAN×1以上
・
スピーカー 16W以上内蔵
9. マグネットスクリーン要件
マグネットスクリーンは下記仕様とする
・
ケース一体型巻取り収納式であること
・
スクリーンサイズ 72インチ(16:10)
・
重量 2.5KG以下であること
・
スクリーンは水平方向に引き出し、任意のサイズで使用できること
・
スクリーン本体は磁石で容易に黒板に着脱できること
10. 書画カメラ要件
書画カメラは下記仕様とする
・
総画素数 300万画素以上
・
ダイヤル式ズームを有すること
・
光学12倍ズーム以上/デジタルズーム 2倍以上
・
撮影速度は最大30フレーム/秒以上であること
・
オートフォーカス機能/オート・手動
・
解像度は、XGA、SXGA、WXGA、1080p出力が可能なこと
・
入力端子:HDMI、アナログRGB
・
出力端子:HDMI、アナログRGB
・
撮像範囲 A3対応(SXGA出力時420mm x 334mm以上)で、
・
A3サイズ取り込み時の本体の高さが430mm以下
・
カメラ回転角度が220度以上であること
・
静止画が、SDカード、USBメモリに記録可能なこと
・
総重量:3.5Kg以下であることいること
・
本調達で整備するプロジェクターと、パソコンを介さず、直接接続し、電子黒板機能利用でき
ること
11. 導入体制とスケジュール
本システムの構築にあたっての体制及びスケジュールを示すこと
・ 導入体制
導入業務全体を総括する責任者を置くこと。また、導入を円滑に進めるための体制を整備し、
スケジュールと併せて書面にて提出すること
・ システム稼動日
年度末までに全てが本稼働することを目標とするが、詳細な日程については提案業者と別途
協議の上、決定するものとする
・ 導入後の体制
システムの本稼働後、システムの状態チェックや操作等の問い合わせに対応すること
12. 教育(操作研修)
本システムの引渡後に、職員が操作を習得するための教育を実施すること
・ 導入システムの操作について、管理者及び各学校にて説明・研修を行うこと
・
研修に使用するテキストは、電子データ一式を用意すること
13. 納品物
以下のドキュメントを書面及び電子媒体(CD-R1枚に収めること)にて提出すること
・
本システム導入に係るソフトウェア、ハードウェア等納品物の一覧
・
教職員向けマニュアル