中学校教諭1種免許状(理科)・高等学校教諭1種免許状(理科)の取得方法

根拠規定:教育職員免許法第6条別表第4
(平成10年改正法)
中学校教諭1種免許状(理科)・高等学校教諭1種免許状(理科)の取得方法
初めて教育職員免許状を取得される方は、教育職員免許法第5条別表第1による取得方法になります。
1 必要とする免許状:同一の学校の他教科の1種又は専修免許状
(例)中学校教諭1種免許状(理科)を取得したい場合、中学校教諭1種免許状(数学)など
2 教科・教職に関する科目の所要単位数
修得を要する科目・最低修得単位数
中学校
最低修得単位
既修得単位
高等学校
最低修得単位
①物理学
1以上
1以上
②化学
1以上
1以上
③生物学
1以上
1以上
④地学
教科に関する ⑤物理学実験(コンピュータ活用を含む。)
科目
⑥化学実験(コンピュータ活用を含む。)
1以上
1以上
1以上
⑦生物学実験(コンピュータ活用を含む。)
1以上
⑧地学実験(コンーピュータ活用を含む。)
1以上
教科に関する科目の所要総単位数
教職に関する科目
理科の指導法
教科・教職の合計所要総単位数
1以上
1以上
既修得単位
1科目
以上
を
選択
20以上
20以上
8以上
4以上
28以上
24以上
注意事項
(1) 教科及び教職に関する科目の単位は、必ず取得する教育職員免許状の認定課程(国から認定
を受けた課程)のある大学で修得してください。
(2) 法定科目名と大学の開講科目名が異なることがあります。受講する科目がどの教科に関する科目に
対応するか、大学の教務担当の方に必ず確認してください。
(3) 教科に関する科目の単位を修得する際は、一般的包括的な内容※を含めて修得してください。
※一般的包括的な内容は各大学で設定が異なりますので、1つの教科に関する科目の一般的包括的な内容について
複数の大学の単位を合わせて満たすことはできません。
例:物理学実験(コンピュータ活用を含まない。)をA大学で修得し、コンピュータ活用のみをB大学で修得⇒申請不可
(4) ⑤、⑥、⑦及び⑧の各教科に関する科目は、( )の内容をすべて含めて修得してください。
(5) 高等学校の免許状の授与を受ける場合の⑤、⑥、⑦及び⑧の各教科に関する科目については、
一般的包括的な内容を満たすのであれば、すべての科目を修得する必要はありません。
(ただし、中学校及び高等学校の免許状の同時取得を希望する場合は、結果的にすべての科目の修得が必要になります。)
3 人物・身体の検定
教育職員免許法第6条別表第4の適用による教育職員免許状申請は、上記の単位の修得のほか、
人物及び身体の検定(共に書類審査)に合格することが条件になります。
4 単位の修得後の流れ
東京都で教育職員免許状を申請する場合、申請者本人に少なくとも2回(申請用紙の請求と提出)、
申請窓口においでいただく必要があります。単位の修得が終わりましたら、申請用紙の受取りに御来庁
ください。〔ただし、東京都教育委員会のホームページにアクセスできる場合、東京都教育委員会の
ホームページから申請用紙を入手することができます。〕