v7 What`s New

Correct V7
What's New
Correct V7 は、新機能や機能強化を多く含むバージョンとなっています。このドキュメントでは、
新機能の概要やクイックリファレンスを紹介しています。
Correct V7 の新機能
●
新ホットキー
新しくなったホットキーでは、ツール間の切り替えやタイムラインナビゲーション、ディ
スプレイ設定ができるようになりました。V7 でのホットキーの配置変更で、手の動きを最
小限に抑えることができるよう最適化されました。
●
新 GUI レイアウト
各ツールが1つのウィンドウ内にレイアウトされ、タブで切り替えるパレットタイプの
GUI レイアウトになりました。
●
Tool ヘルプ
F1 を押すと各ツールのヘルプが表示され、操作方法やホットキーを説明します。
●
マスクツール --- 複数のアニメーション可能なマスク作成
マスクツールは、このバージョンから複数のマスクを作成できるようになりました。
AutoFilter、ImageFilter、Grain ツール等で使用することができます。
●
ツールの改善
V7 では、新しいインターフェースやホットキーがついて各ツールが改善されました。修復
箇所のプレビュやレンダリング等、共通の操作がツール間で統一されました。
その他の強化された機能は次の通りです:
○ DRS: Sticky overrides は、複数の修復に同じオーバーライド値を適用することができ
ます。
○ DRS: Get Original Values は右クリック+ドラッグで操作します。
○ Paint: 数フレームに亘り存在するゴミ・傷を連続して除去するためにマクロが追加さ
れました。
○ Paint: Reveal モードに追加された Auto-Align 機能は、正確なオフセット値を簡単に設
定する機能です。
○ Scratch: 複数工程のウィザードが1つのウィンドウ内に集まりました。
○ Scratch: トラッキングする領域を矩形で範囲指定すると自動でスクラッチ傷とその幅
が検出されるようになりました。
○ AutoFilter: 特に YCM の傷に対する検出が改善されました。
○ AutoFilter: 修復が適用された箇所にブレンドボーダーを適用することができるように
なりました。
○ Dewarp と Stabilization: 高速処理されるように改善されました。
1
一般的な操作
多数の機能がアプリケーションに追加されたことにより、タイムライン上でのナビゲー
ション、ツール間の切り替え、クリップの比較、クリップのバージョニングやヒストリ管
理等といった操作がより分かりやすく、また効率的に実行できるようになりました。
●
クリップの切り替え
V7 は、クリップの比較やクリップのバージョニングが簡単にできるようになりました。
クリップを開くと、タイムラインが同じポジションに留まり、またディスプレイチャンネ
ルやズームポジションを含むディスプレイ設定も固定されるようになりました。Pg Up や
Pg Dn により、最後に開かれた2つのクリップ間で切り替えることができます。
●
ナビゲーションとタイムラインキー
修復作業に重要となるナビゲーションとタイムラインキーは、オペレータの手の動きを最
小限に抑えるために、また視線をモニター上に留められるように、左手の定位置近くに集
められました。
E,R
イン点とアウト点をマークする
Shift+E,R
イン点とアウト点に移動
Shift+S,F
選択したタイムラインの次のイベントに移動 (カット
点、ブックマークやマスクキーフレーム)
V,VV,VVV
再生スピードの調整 (X,XX,XXX は逆再生)
Shift+V
イン点とアウト点の間をループ再生
0-9 (テンキー)
タイムラインにタイムコードをテンキーで入力する
メモ: マウスを使用してナビゲーションすることはできなくなりました。
●
ヒストリ表示のホットキー
オリジナルの画と修復箇所をハイライト表示するディスプレイフィルタは、このバージョ
ンからショートカットで切り替えられるようになりました。フレームやショットの修復箇
所をすばやく確認したり、オリジナルの画の状態を確認したりすることができます。
●
W
修復箇所をハイライト表示する --- 修復したピクセル
を青い枠で表示
Shift+W
オリジナルの画と切り替え
ツール選択のホットキー
F2-F11 でツールの切り替えを行います。 (F2-F11 の順番は、ツールパレットのタブの順
番と同じです。)
2
●
レンダーホットキー
プレビュー、レンダー、PDLホットキーは、DRSやペイントを含めた全てのツールで
一貫するようになりました。
D
カレントフレームのプレビュー
●
Shift+D
イン・アウト点で指定した範囲をプレビュー
G
カレントフレームをレンダリング
Shift+G
イン・アウト点で指定した範囲をレンダリング
<
PDL にイベントを追加
矩形を描く
V7 では、矩形を描く時にマウスの左ボタンを使用します。マウスホイールの操作が加わっ
たため、中ボタンマウスを使用しなくなりました。DRS では、Get Original Values のた
めに矩形を描くのには右ボタンを使用します。
●
マウスホイールオペレーション
マウスホイールは、全ての機能において上下矢印に代わって使用することができます。
ALT キーを押したままマウスホイールを使用すると、左右矢印キーにあたるの操作ができ
ます。例えば、この操作はオペレータの手の動きを最低限に抑えて、DRS オーバライド、
ペイントのブラシサイズやスクラッチ傷の幅を変更しやすくします。
●
ドローイングツールの選択
Q キーは、DRS、ペイント、マスクツールの描画ツールを選択します。 DRS で最後に描い
た矩形を繰り返したり、Paint ツールの最後のストロークを繰り返す場合は ~ キーを使用
します。
次のページは、これら全ての機能とホットキーの一覧です。新機能に対応するために、いくつか
の機能キーは移動されています。右の欄には V6 での対応するホットキーも表記しています。ホッ
トキーが V6 と V7 で異なる場合は、V6 のキーの箇所に赤い太字で表記しています。
3
機能
キー
メモ
V6 キー
一般
Help
F1
-
値を上げる
↑
Shift = 通常より大きい単位で調整、
CTRL = 通常より小さい単位で調整
↑
値を下げる
↓
Shift = 通常より大きい単位で調整、
CTRL = 通常より小さい単位で調整
↓
DRS ツールの選択
F2
キーボードでの選択のみ
-
Scratch ツールの選択
F3
キーボードでの選択のみ
-
Paint ツールの選択
F4
キーボードでの選択のみ
-
AutoFilter ツールの選択
F5
キーボードでの選択のみ
-
RGB Align ツールの選択
F6
キーボードでの選択のみ
-
Flicker ツールの選択
F7
キーボードでの選択のみ
-
Stabilization ツールの選択
F8
キーボードでの選択のみ
-
Dewarp ツールの選択
F9
キーボードでの選択のみ
-
Grain ツールの選択
F10
キーボードでの選択のみ
-
ImageFilter ツールの選択
F11
キーボードでの選択のみ
-
パラメータの保存
CTRL+S
一部ツールのみ
-
パラメータのロード
CTRL+L
一部ツールのみ
-
PDL へイベントの追加
-
PDL
<
クリップマネージャー
最後に開いた 2 つのクリップ間で
の切り替え
Pg Up/
-
Pg Dn
Master ビンで 1 つ上のクリップ
を選択
Shift+Pg Up
Pg Up
Master ビンで 1 つ下のクリップ
を選択
Shift+Pg Dn
Pg Dn
Version ビンで 1 つ上のクリップ
を選択
CTRL+
Version ビンで 1 つ下のクリップ
を選択
CTRL+
-
Pg Up
-
Pg Dn
ナビゲーション
クリップの先頭フレームに移動
Home
O
クリップの最終フレームに移動
End
P
4
再生
V
V
逆再生
X
X
倍速再生
V V,V V V
倍速逆再生
XX,XXX
イン・アウト点をループ再生
Shift+V
8 コマ前後をループ再生
Shift+X
2度押し(3倍速) /
3度押し(高速再生)
2度押し(3倍速) /
3度押し(高速逆再生)
B
Z
/
カレントポジションからループ再生
する
-
停止
C
C
ジョグ(正方向)
F
F
ジョグ(逆方向)
S
S
選択したタイムラインの次の
イベントに移動
Shift+F
例)カットタイムラインが選択され
ている場合、次のカットに移動
-
選択したタイムラインの前の
イベントに移動
Shift+S
例)カットタイムラインが選択され
ている場合、前のカットに移動
-
次のカット点に移動
K
K
前のカット点に移動
J
J
スペース
-
再生/停止
表示
修復箇所のハイライト表示
W
-
オリジナル画像の切り替え
Shift+W
-
修復した最後のフレーム
Insert
修復された最後のフレームに移動
Insert
修復した次のフレーム
Delete
修復された次のフレームに移動
Delete
拡大
Y
Y
縮小
Shift+Y
I
1:1 表示
Z
T
スクロールモード
U
拡大後、Uキーを押したままマウス
で移動
U
全画面表示
¥
全画面表示のオン・オフの切り替え
F12
全カラーチャンネル表示
CTRL+0
テンキーのみ
CTRL+0
レッドチャンネル表示
CTRL+1
キテンキーのみ
CTRL+1
グリーンチャンネル表示
CTRL+2
テンキーのみ
CTRL+2
ブルーチャンネル表示
CTRL+3
テンキーのみ
CTRL+3
5
機能
キー
メモ
V6 キー
ナビゲーション
イン点をつける
E
[
アウト点をつける
R
]
イン点に移動
Shift+E
L
アウト点に移動
Shift+R
;
イン点のクリア
CTRL+E
Shift+[
アウト点のクリア
CTRL+R
Shift+]
カレントショットに
イン・アウト点をつける
H
H
キーフレームの追加
B
マスクタイムライン使用時
-
キーフレームの削除
CTRL+B
マスクタイムライン使用時
-
カット点の追加
N
カットタイムライン使用時
N
カット点の削除
CTRL+N
カットタイムライン使用時
M
ブックマークの追加
M
ブックマークタイムライン使用時
-
ブックマークの削除
CTRL+M
ブックマークタイムライン使用時
-
タイムライン
カットタイムラインの選択
O
非表示 Shift+O
-
ブックマークタイムラインの選択
P
非表示 Shift+P
-
ヒストリタイムラインの選択
[
非表示 Shift+[
-
マスクアニメーションタイムライ
ンの選択
]
非表示 Shift+]
-
マウス操作
囲った箇所を元に戻す
F8
G キーでカレントフレームの修復箇所
をレンダリング
S
Shift+G キーでイン点とアウト点で指
定した領域をレンダリング
F8
CTRL + G キーで、別のコマに移動し
ても、修復箇所をレンダリング
-
マウスホイール
↑↓キーにあたるの機能
-
ALT+マウスホイール
←→キーにあたるの機能
-
右ボタンドラッグ (DRS のみ)
6
DRS
●
●
●
●
●
F2--- DRS ツールの選択
ボタンの大きい新レイアウト
Sticky Overrides オプション
新ホットキー
右クリック&ドラッグ--- Get Original
Values の選択
F2 DRS ツールの選択
F2 で DRS ツールを選択します。
新レイアウト
DRS ツールのレイアウトでは、オプションの選択
や選択されているオプションの確認がしやすくな
りました。 余計な組み合わせが削除され、代わり
にモーションタイプ(low, high)とソースフレー
ム(past,both,future)を独立して選択するよう
になりました。
Sticky Overrides
「Sticky Overrides」を使用するためのオプション
が追加されました。このオプションをチェックし
ている場合、修復箇所を新たに囲ってもオーバー
ライド値が維持されます。これは、後に続く修復
箇所にも同じオーバーライド値を適用したい時に便利です。オーバーライド値が 0 以外の数値の
場合、明確に判断できるようにその値が黄色くハイライトされます。特定のオーバーライド値を
0 にリセットするには、2 つの方法があります:
1. ツールのオーバーライド値をクリックする。
2. ツールのオーバーライド値で Shift+オーバーライド番号を押すとその番号のオーバーライ
ド値のみがリセットされます。(オーバーライド番号に関しては、DRS ホットキーを参照
して下さい。)
全てのオーバーライド値をリセットする場合は、Shift+C を押します。
全てのオーバーライドは、矢印キーだけでなくマウスホイールでも調整することができます。マ
ウスホイールを使用すると、手を移動させなくてもこれらの値を調整することができます。ALT
キーを押してマウスホイールを使用すると、Move オーバーライドで使用する左右矢印キーにあ
たる動きをします。矢印キーもしくはマウスホイールとの組み合わせで使用する CTRL と Shift キー
は、値の増減量を調整します (通常より小さな単位もしくは大きな単位で移動等)。
7
新ホットキー
DRS のホットキーをさらに使いやすくするために再配置しました。長年にわたってご利用頂いて
いるユーザーの方々は慣れるのにしばらくかかるかもしれませんが、新バージョンを 3 日間も使
えば過去のショートカットキーから移行するには十分です。また新しい指使いの良さに気づくと
思います。
G キーのクイックフィックス機能を V7 で D キーに割り当てましたが、このホットキーに慣れるの
が難しいと思います。
A キーは保留中の修復結果をキャンセルし、G キーはそれをレンダリングします。また、修復箇
所を囲い、レンダリング又はキャンセルする前に S 及び F キーを使用して前後のフレームにナビ
ゲーションした場合、CTRL+G を押すと、その修復箇所に戻らずに、カレントフレーム上でペン
ディングされている修復箇所をレンダリングすることができます。
E と R はイン点とアウト点を指定するために使用します。
Q キーは、ドローイングツールを変更するために使用します。
Get Original Values と ヒストリー機能
フレーム内の特定の修復箇所を元に戻す場合(Get Original Values (GOV))、元に戻したい箇所
に対して右ボタンで矩形を描きます。V7 では GOV は以前のような別モードではありません。
GOV が保留の場合、G キーでレンダリングするか別の領域に矩形を描くとレンダリングされます。
GOV が保留の時点で、A キーを押すと GOV 操作がキャンセルされるため、つまりはオリジナルの
画には戻りません。
フレーム全体をオリジナルの画に戻すためには、GOV の保留中に Shift+G を押します。
Insert と Delete キーが、画面に表示されているフレームから一番近くの修復箇所に移動するとい
う操作は変わりませんが、V7 からはハイライト表示のフィルタは、ホットキーの W に設定されま
した。ハイライトモードに表示を切り替える場合、W を使用します。それから Insert/Delete キー
を使用して一番近くの修復箇所に移動して下さい。修復した全ての箇所がハイライト表示され、
W キーをもう一度押すことで迅速に表示を切り替えることができます。Shift + W は、そのフレー
ム全体のオリジナル値を表示します。
8
DRS - ホットキー一覧表 V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示していま
す。
機能
キー
メモ
V6
DRS
Low Motion
1
Both、Past、Future を繰り返し選択
(# +) F1
High Motion
2
Both、Past、Future を繰り返し選択
(# +) F2
Hard Motion
3
Blur,Edge Preserving を繰り返し
選択
(# +) F3
Replace
4
描画部分をマークしたフレーム(単一
または複数の平均)に置き換える
Move
5
Over と Under の切り替え
Shift+5 は値のリセット
1,2 +F5
Rotate
6
Over と Under の切り替え
Shift+6 は値のリセット
3,4 + F5
Density
7
Shift+7 は値のリセット
5 + F5
Border
8
On/Off の切り替え。 CTRL+8 は
値のリセット
7 + F5
Grain
9
Shift+9 は値のリセット
6 + F5
Transparency
0
Shift+0 は値のリセット
8 + F5
ドローイング
Q
矩形、フリーハンド、ベジェの切り
替え
F4
クイックフィックス
D
自動矩形ツール
G
4+F1
自動拡大付きクイックフィックス
Shift+D
自動的に拡大して矩形ツールで修復
-
オーバーライドのリセット
Shift+C
全てのオーバーライドをデフォルト
値にリセット
-
リピートドローアクション
~
最後に囲った矩形を自動的に繰り返
す
A
AutoAccept は常時有効になっています。次の修復箇所を選択することで、確定していない修復箇所
がレンダリングされます。
コマンド
手動でレンダリング
G
修復箇所をレンダリング
F
移動後のコマでレンダリング
CTRL+G
別のコマで保留中の修復箇所やオリ
ジナルのピクセルをレンダリング
-
イン/アウト点の間をレンダリン
グ
Shift+G
イン/アウト点の間をレンダリング
(GOV のみ)
1 + F8
修復箇所をキャンセルする
A
プレビューの切り替え
T
オリジナルの画と修復結果を切り替
えて見比べる
D
Shift + T
保留中の修復箇所を自動で拡大する
-
修復箇所を拡大する
S
9
マウス機能
左又は中
ボタンマウス
左マウスドラッグ
修復箇所を囲う
Shift+左マウスドラッグ
自動で拡大し、修復箇所を囲う
右マウスドラッグ
囲った領域をオリジナル値に戻す
Shift+右マウスドラッグ
自動で拡大し、オリジナル値に戻す
マウスホイール
↑↓キーにあたる機能
↑↓キーのみ
ALT+マウスホイール
←→キーにあたる機能
←→キーのみ
10
F8
-
Scratch
●
●
●
●
●
●
F3 ---Scratch ツールの選択
シンプルになった新規 GUI
スクラッチ傷の幅を自動検出
マウスホイール調整
シングルフレームレンダリング
新ホットキー
F3 Scratch ツールの選択
F3 で Scratch ツールを選択します。
シンプルになった新 GUI
スクラッチツールの GUI は、V7 より全てのパラメー
タが1つのウィンドウで表示・設定可能になりまし
た。
スクラッチ傷の幅を自動検出
スクラッチ傷を矩形で囲うと、位置と幅が自動的に
検出され、それに応じて拡大表示ウィンドウが設定
されます。
メインウィンドウをクリックすると再度自動検出し、
拡大表示ツールを再配置することができます。
また、手動でスクラッチ傷の幅を設定する必要がある場合は、マウスホイールや矢印キーを使用
して調整することもできます。上下矢印キーとマウスホイールではスクラッチ傷の幅を変更する
ことができます。左右矢印キーと ALT+マウスホイールでは傷の境界を調整することができます。
シングルフレームレンダリング
G キーは、単一フレームをレンダリングするときに使用します。これにより単一フレームを修復
する際に、イン・アウト点を設定する手間が省けます。
新ホットキー
次のページでは、スクラッチツールのホットキーを紹介しています。
11
Scratch - ホットキー一覧表 V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示して
います。
機能
キー
メモ
V6 キー
Scratch
方向
1
縦傷と横傷の切り替え
-
移動
2
Movement の Yes/No を切り替え
-
検出
3
↑↓キーで検出したいコンポーネン
トを選択
-
プロセス
4
↑↓キーでプロセスしたい R,G,B コ
ンポーネントを切り替え
-
スクラッチウィンドウ
5
スクラッチウィンドウにフォーカス
-
バックグラウンドディテイル
6
矢印キーを使ってスライダを調整
-
Scratch ウィンドウ
スクラッチウィンドウ
5
スクラッチウィンドウにフォーカス
-
スクラッチ傷の幅
↑↓キー
Shift = 大きい単位で調整、
CTRL = 小さい単位で調整
-
スクラッチ傷の位置
←→キー
Shift = 大きい単位で調整、
CTRL = 小さい単位で調整
-
コマンド
カレントフレームのプレビュー
D
-
イン/アウト点の間をプレビュー
Shift+D
-
カレントフレームを
レンダリング
G
-
イン/アウト点間を
レンダリング
Shift+G
-
PDL
<
PDL にイベントを追加
プレビュの切り替え
T
オリジナルの画と修復後の画を切り
替え
Shift+D
レンダリングの一時停止
スペース
-
レンダリングの再開
スペース
-
レンダリングの停止
CTRL+
スペース
-
12
マウス機能
中ボタン
ドラッグ
左マウスドラッグ
画面上
傷のある領域をドラッグして囲う
Shift+左マウスドラッグ
画面上
傷のある領域をドラッグして囲うと、 Shift+中ボタ
画の端まで矩形が自動的に伸びる
ンドラッグ
左クリックとドラッグ
拡大表示
拡大表示を配置する
ツールの配置
中ボタン
+ドラッグ
右ドラッグ( DRS のみ)
囲った領域を元に戻す
F8 (DRS
モードにて)
マウスホイール
↑↓キーにあたる機能
-
ALT+マウスホイール
←→キーにあたる機能
-
13
Paint
●
F4 --- Paint ツールの選択
●
マクロ設定
●
Reveal モード:
●
AutoAlign(自動位置合わせ)他
新ホットキー
F4 Paint ツールの選択
F4 でペイントツールを選択します。
マクロ機能
数フレームにわたって同じ位置に存在する傷やセル
ゴミ等を除去することはこれまで簡単ではありませ
んでした。ペイントマクロにより、あるフレーム上
で、または数フレームにわたってストローク設定を
繰り返すことができるようになりました。レンダリ
ング前のストロークをイン/アウト点間に適用する
には、Shift+G を押します。CTRL+Space を押すと
操作を中止することができます。また、最後のスト
ロークは~ キーで繰り返すこともできます。
Reveal モード:
AutoAlign(自動位置合わせ)他
Reveal モードでは、リファレンスフレームをターゲットフレームに対して自動的に位置合わせす
ることができるようになりました。トランスフォームモードで Q を押すと、AutoAlign ボックス
にカーソルが切り替わります。その後、フレーム内のどこか位置を合わせたい特徴を含む箇所で
クリックします。両方のフレームにはその特徴が含まれていなければならず、必要な場合はマウ
スホイールでボックスの大きさを変更します。
手動でオフセットを調整するのにも、マウスホイールを使用することができるようになりました。
トランスフォームモードでマウスホイール又は↑↓キーを使用して少しずつ位置を調整します。
ALT+マウスホイールは、画を左右に移動します。CTRL や SHIFT を使用すると、より小さな値や
大きな値で移動することができます。
オニオンスキンでは、透明度を変更することができるようになりました。Paint ツールの
Reference Frame ボックスでスライダーを使用すると、状況に応じて透明度を調整することがで
きます。
新ホットキー
次のページでは、Paint ツールのホットキーを紹介しています。
14
Paint - ホットキー一覧表 V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示してい
ます。
機能
キー
メモ
V6
Paint
Reference Frame の選択
CTRL+Shift を押しながら、ナビゲー
CTRL+Shift ションキーを使い、表示したいリファ CTRL+Shift
レンスフレームを選択
Ref Frame = Target Frame
に設定
CTRL+Shift
+スペース
CTRL+Shift
+スペース
Reveal モード
1
Reveal モードの選択
F1
Clone モード
2
Clone モードの選択
F2
Color モード
3
Color モードの選択
F3
Paint/Erase の切り替え
4
Paint / Erase の切り替え
-
フリートランスフォームモード
5 (又は
CTRL+T)
Transform モードの表示
CTRL+T
Transform モードの Diff/Mix 切
り替え
6 (又は
Shift+T)
オニオンスキンの切り替え Difference/Mix
Brush の選択
(ペイントモード時)
Q
パレットのブラシを切り替え (Shift+Q
は逆方向で切り替え)
最後のストロークの削除
A
最後のストロークを削除
全てのストロークのキャンセル
Shift+A
F4
Backspace
Shift+S
コマンド
手動でレンダリング
G
修復箇所をレンダリング
Shift+F
移動後のコマでレンダリング
CTRL+G
別のコマで保留中の修復箇所を
レンダリングする
-
イン/アウト点間をレンダリング
Shift+G
イン/アウト点間の修復箇所を
レンダリング
-
~
カレントフレーム上で、最後の
ストロークを繰り返す
-
最後のストロークを繰り返す
イン/アウト間のプロセスを停止
プレビューの切り替え
CTRL+Space イン/アウト間のプロセスを停止する
オリジナルの画と修復後の画を切り
替える
T
Shift+D
マウス機能
ブラシサイズの変更
マウス
ホイール
選択しているブラシ設定の値を変更
する
元の値に戻す (DRS 操作時)
右ボタン
ドラッグ
右ボタンで矩形を囲い、オリジナルの
F8 (DRS 時)
値に戻す
-
次のページでは、Reveal モード、Clone モード、Color モードのホットキーを紹介しています。
15
Paint - ホットキー一覧表(続き) V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示
しています。
機能
キー
メモ
V6
Reveal モード
Reference フレームの位置調整
ALT+
クリック&
ドラッグ
フリートランスフォームモード
(FTM)
Transform モードの Diff/Mix
切り替え
AutoAlign を有効にする
(Transform 時)
トランスフォームモードは、X,Y 値の
みを表示する
矢印キーをマウスの代わりに使用可
ALT+
クリック&
ドラッグ
5 (又は
CTRL+T)
Transform モードコントロールを
表示
CTRL + T
6 (又は
Shift + T)
Transform モードで、
Difference/Mix を切り替え
-
位置調整したい領域でクリック
-
Q
FTM: 位置
トランスフォームコントロールボッ
クス内でクリック
Click & Drag
FTM: スケール
トランスフォームポイントの4つの
角のいずれかをクリック
Shift +
Click & Drag
FTM: ストレッチyと変形
9つのトランスフォームポイントの
いずれかをクリック
Click & Drag
FTM: 回転
トランスフォームコントロールの領
域の外でクリック
Click & Drag
FTM: トランスフォームの決定
FTM: トランスフォームのキャン
セル
トランスフォームのリセット
5 (CTRL+T パラメータを保存し、トランスフォー
又は Enter) ムモードを終了
変更点を保存しないで、トランス
フォームを終了
Esc
SHIFT + C
全てのトランスフォームパラメータ
を 0 にリセット
Enter
Esc
CTRL+
スペース
Clone モード
Reference ポイントの選択
CTRL+Shift リファレンスフレームを表示し、ポ
+Click
イントをクリック
CTRL+Shift
+Click
Color モード
カラーピッカー
CTRL+Shift フレーム上でクリックし、色をサン
+Click
プリングする
カラーピッカーの
サンプルサイズ
CTRL+Shift
↑↓キーを使用して調整
+↑↓
バケツツール
ALT+Click
選択した色で塗りつぶしたい領域を
クリック
16
ALT+
Click
-
AutoFilter
●
●
●
●
●
●
●
F5 --- AutoFilter ツールの選択
新 GUI レイアウト
細かいパラ用のダスト設定
修復箇所のエッジソフト
AlphaFilter の統合
シングルフレームレンダリング
新ホットキー
F5 AutoFilter ツールの選択
F5 でペイントツールを選択します。
新 GUI レイアウト
AutoFilter の GUI がシンプルになりました。
ロード中の全てのフィルタがツールの上部に表
示されます。チェックボックスでフィルタの有
効/無効を簡単に設定できます。フィルタのリス
トの下に表示されるボタンにより、保存されて
いるフィルタをロードしたり、新規フィルタを
作成したりすることができます。
全てのパラメータは1つのフォームに統合され、
青いバーが長い程効果の強い設定であることを
意味しています。
次のテーブルは、分かりやすくなった新しい名前、古い名前、パラメータの効果のリストです。
V7 での名前
効果
V 6 での名前
Max Size
検出したい傷の大きさを設定します。
傷はこの値の範囲内に入らなければなりません。
値が大きいとより強い効果を示します。
Size
Min Contrast
傷とその周りのピクセル間のコントラスト値を設定
します。
値が小さいとより強い効果を示します。
Contrast
(設定値が V7 と逆になります)
Min Fix Confidence この値を超える傷について修正が行われます。
値が小さいとより強い効果を示します。
Motion
(設定値が V7 と逆になります)
Horizontal Motion
Vertical Motion
Motion Offsets
(アドバンストパラメータ)
モーション設定は、最も適した修復結果を得るため
に前後フレームのサーチエリアの大きさを決定しま
す。高い値に設定しておくと、通常はより望ましい
修復結果を得ることができます。
細かいパラ用のダスト設定
フィルタの Dust 設定で、「パラ」として分類される傷の最大のサイズを決めます。パラは、Min
Fix Confidence の値に関係なく除去されます。Dust Max Size は、Max Size の値より大きく設
定することはできません。
17
エッジブラー
Edge Blur は、各々の修復箇所に適用されるエッジソフトの量を調整します。これにより、リプレ
イスされるピクセルがさらにそのフレームに馴染みやすくなります。「2」ははじめに適用してみ
るのにはお勧めの値です。
AlphaFilter の統合
AlphaFilter ツールは、その他のフィルタと平行して α チャンネル検出フィルタが利用できるよ
う AutoFilter ツールに統合されました。AlphaFilter を使用するには、別途ライセンスが必要です。
α チャンネルを持つ DPX ファイルのクリップがロードされると、α チャンネル検出オプションが
有効になります。検出に α チャンネルを使用する場合は Min Fix Confidence をとても低く、で
きれば 0 に設定することをお勧めします。
シングルフレームレンダリング
イン・アウト点の設定をしなくても、G キーを押すと単一フレームのレンダリングが実行できま
す。Mono モードのマスクツールと組み合わせて AutoFilter を使用し、DRS や Paint や Scratch
を使う感覚である1つのフレームからたくさんのパラや傷を即座に除去することができます。
新ホットキー
新しいホットキーでは、キーボードから AutoFilter の全ての機能へすぐにアクセスすることがで
きます。次のページでは、AutoFilter の全てのホットキーを紹介しています。
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AutoFilter - ホットキー一覧表 V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示して
います。
機能
キー
メモ
V6
AutoFilter
前のフィルタ
7
リストにある前のフィルタを選択
-
次のフィルタ
8
リストにある次のフィルタを選択
-
フィルタを使用する
9
選択しているフィルタを有効/無効
にする
-
新規フィルタ
0
新規フィルタダイアログを開く
-
保存してあるフィルタをロードする
-
フィルタのロード
CTRL + L
パラメータ
Max Size
1
-
Min Contrast
2
-
Fix Confidence
3
-
Correction Edge Blur
4
-
Horizontal Motion
5
-
Vertical Motion
6
-
デフォルトとして保存
CTRL + S
-
パラメータのリセット
Shift + C
-
コマンド
D
-
Shift+D
-
カレントフレームの
レンダリング
G
-
イン・アウト点間の
レンダリング
Shift+G
-
カレントフレームのプレビュー
イン・アウト点で指定する領域の
プレビュー
PDL
<
PDL にイベントを追加する
-
レンダリングの一時停止
スペース
-
レンダリングの再開
スペース
-
レンダリングの停止
CTRL
+スペース
表示
ハイライトモードでプレビュー
Fix モードでプレビュー
T
Shift + D
Shift+T
Shift + D
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各設定にナビゲーションするために Tab キーを使用したり、値を変更するために矢印キーを使用した
りすることもできます。
20
マスク
●
●
●
●
●
複数マスクの生成
Mono モード
自動キーフレーミング
全てのシェイプがトランスフォーム可能
新ホットキー
複数マスクの生成
V7 では、複数のマスクを作成することができるようになりました。グループモード(初期値)で
は、複数の領域で構成することができます。様々なオブジェクトの位置を個別やグループで移動
したりアニメーションしたりすることができることで、フレームの特定の領域のみをプロセスす
ることができます。
Mono モード
Mono モードでは、新しいマスクを描くと既存のマスクが削除されます。このモードは、
AutoFilter を使用してフレーム単位でパラ消しの作業をする時に非常に便利です。マスクを描き、
D キーを使用して AutoFilter でプレビューし、そして G キーでレンダリングを実行します。別の
領域でプロセスを繰り返したい場合、そのままマスクを作成し、D キーでプレビュー、G キーで
レンダリングします。前に描いたマスクを削除する必要はありません。
自動キーフレーミング
Mask のキーフレームは、マスクが作成された時や位置が調整された時に自動的に追加され、キー
フレーム間で自動的にアニメーションします。画面上でマスクを移動させるために、最初のフレー
ムでマスクを描き、動きが終了するフレームにナビゲートしてマスクを移動します。マスクが選
択解除された時にも、キーフレームが追加されます。これらのキーフレーム間を再生すると、移
動しているマスクが表示されます。
全てのシェイプがトランスフォーム可能
V7 では、矩形、フリーハンド、ベジェツールのうちどれがマスクを描くために使われても、ベジェ
カーブとして作成されます。例えば、矩形を描いた場合、コーナーを移動したり、カーブを変更
したり、またポイントを追加することで再形成することができます。
新ホットキー
素早くマスクを描いたり、移動したり、またアニメーションをつけたりするために、マスクツー
ルの全ての機能にホットキーが追加されました。次のページでは、マスクツールの全てのホット
キーを紹介しています。
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マスク - ホットキー一覧表 V6 から変更がある場合、V6 のキーの箇所に赤い太字で表示していま
す。
機能
キー
メモ
V6
マスク
マスクモードに入る/抜ける
7 又は
CTRL+I
マスクの有効/無効
Shift+I
(ペイントのみ)
-
マスクの反転
I
内側が有効(緑)を外側が有効(赤)に
切り換え
ドローイングツールの選択
Q
この場合、マスクツールが有効であ
ることが必要
F4
左クリック&
マスクを描く
左クリック メモ:全てのシェイプがベジェに変
&ドラッグ 換される
マスクの選択
Shift
+クリック
選択したマスクを移動
左クリック
&ドラッグ
-
選択したマスクを回転
外側を
左クリック
-
選択したマスクのストレッチ
点を左クリッ
ク & ドラッグ
-
マスクの選択解除
Shift+外側を
左クリック
-
マスクの削除
ポイントの選択
ポイントの無効化
ポイントの削除
Shift+A
マスクの内側をクリックすると、自
動的にトランスフォームモードに変
わる
全てのキーフレームのマスクを削除
左クリック
-
左クリック
A
キーフレームに対して無効にするポ
イントを選択
Delete
Shift+A
全てのキーフレームに対して削除す
るポイントを選択
-
追加のポイントを選択
Shift
+クリック
ポイントの複数選択
左クリック マスクの外側を Shift+Click クリック
&ドラッグ し、ポイントを一度にまとめて選択
ポイントの移動
左クリック クリックし、選択したポイントを
&ドラッグ ドラッグして移動
カーブの変更
ドラッグ
Shift+クリックで別のポイントを
選択
Shift+クリッ
ク
左クリック&
ドラッグ
Ctrl+クリック Ctrl+クリックし、ポイントをドラッ Ctrl+クリック
&ドラッグ グしてカーブを変更
&ドラッグ
キーフレームの追加
B
-
キーフレームの削除
Shift+B
-
マスクタイムラインの選択
]
マスクタイムラインを選択してキー
フレームにナビゲーションする
22
-
次のキーフレームに移動
Shift+F
マスクタイムラインが表示されてい
るときに有効
-
前のキーフレームに移動
Shift+S
マスクタイムラインが表示されてい
るときに有効
-
マスクの保存
Mask >
Save Mask
.msk ファイルとしてマスクを保存
-
マスクのロード
Mask >
.msk ファイルをロード
Load Mask
Mono モードに切り替え
ツールバー
上で M
マスクを Group と Mono モード間で
切り替え
23
-