リハビリテーションとは - だいなリハビリクリニック

リハビリテーション普及教室
第1回
リハビリテーションとは
リハビリテーション
とは
平成 23年6月
だいなリハビリクリニック
リハビリスタッフ
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1
本日のメニュー
リハビリとは
リハビリとは
リハビリの
リハビリの専門職
リハビリの
リハビリの目的
リハビリの
リハビリの流れ
リハビリの
リハビリの現場
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2
リハビリテーションとは?
リハビリテーション(rehabilitation)とは、身体的、精神的、社会的に
リハビリテーション
最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自ら
の人生を変革していくための手段を提供していくことを目指し、かつ、
時間を限定した過程である。
(1982.国連、障害者に関する世界行動計画)
リハビリテーションとは
リハビリテーション
失われた生活習慣
われた生活習慣を
生活習慣を
元の生活に
生活に戻す
現在の
現在の生活水準を
生活水準を
維持する
維持する
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運動療法
ADL練習など
環境調整
各種サービスの利用
代替手段の検討など
3
リハビリの専門職
理学療法士(Physical Therapist:PT)
作業療法士(Occupational Therapist:OT)
言語聴覚士(Speech Therapist:ST)
PT
OT
ST
3
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理学療法士:PTとは
「理学療法士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士
の名称を用いて、医師の指示の下に、「理学療法」を行うことを業
とする者をいう。「理学療法」とは、身体に障害のある者に対し、主
としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他
の運動を行わせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理
的手段を加えることをいう。(理学療法士及び作業療法士法より)
PT
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5
理学療法士:PTとは
ストレッチ
マッサージ
ROMex
筋力トレーニング
物理療法
歩行練習
基本的動作能力の回復を図る
PT
トレッチやマッサージ を行い、短くなった筋肉を伸ばしたり、関節
可動域(関節の動く範囲)の拡大を図ること
②筋力トレーニングを行い動作に必要な筋力の獲得 ③痛みがある場合や筋肉が
短くなり伸ばすのが困難になった場合には物理療法を行い、痛みの軽減や筋
を伸ばす補助を行います ④ 「PTと言えば歩行練習」というように当院でも歩
行練習はPTがメインで行っています
①~③のようなリハビリを行い④歩行などPTは基本的動作能力の獲得を中心
にリハビリを展開しています
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6
作業療法士:OTとは
「作業療法士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、作業療法士の
名称を用いて、医師の指示の下に、「作業療法」を行うことを業とす
る者をいう。「作業療法」とは、身体又は精神に障害のある者に対し、
主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るた
め、手芸、工作その他の作業を行わせることを言う。
(理学療法士及び作業療法士法より)
OTの特徴はADL動作、炊事・洗濯・家事などのAPDL動作などの応用的動作
能力の獲得や、就労支援・環境調整などの社会適応能力の向上を図ることに
あります。OTはまだ新しいセラピストとで世間ではあまり知られていないのが
現状です。OTの関わる範囲は広く、まだまだ発展途上のセラピストです。関わ
る範囲が広いため、今日では下肢はPT、上肢はOTというように分けている病
院も多く、当院もその傾向があり、上肢機能の障害に対してアプローチするのは
OTの役目となっています。
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作業療法士:OTとは
ADL訓練
APDL訓練
社会適応訓練
認知
高次脳機能
訓練
応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図る
OT
ADL
APDL
応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図る
ADL
APDL
APDL
OT
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QOL
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言語聴覚士:STとは
「言語聴覚士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、言語聴覚士
の名称を用いて、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者
についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓
練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行うことを
業とする者をいう。(言語聴覚士法第二条より)
診療の補助として、医師又は歯科医師の指示の下に、嚥下訓練、
人工内耳の調整その他厚生労働省令で定める行為を行うことを
業とすることができる。 (言語聴覚士法第四十二条より)
STの特徴は言語訓練、嚥下訓練というところにあり、OTと同様新しいセラピス
トです。
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9
言語聴覚士:STとは
言語訓練
嚥下訓練
口腔ケア
NST
発語・発声機能を含む、口腔機能の維持・回復を目的とする
ST
NST
や摂食管理と
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★
★ ★
★ ★
★
★
★発語・発声機能を含む、口腔機能の維持・回復
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リハビリの目的
元の生活習慣に戻すこと
日常生活動作(Activity of Daily Living:ADL)の向上・再獲得を目指す
リハビリが
リハビリが必要
ADL
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リハビリの流れ
リハビリの依頼
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~ができない
~が不便
~が痛い
評価
それはなぜなのか? 筋肉?関節?神経?など
治療
その原因を解決するようにアプローチしていく
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評価とは
評価(evaluation)とは、患者の持つ症状や障害を把握して、それら
の情報を分析し、治療方針を立案して、その治療結果を確認し、
患者の将来を予測する過程である。(理学療法評価学より)
身体機能、ADLなどを検査、把握しプログラムを立案する過程
筋力:MMT
関節可動域:ROM
感覚
疼痛
認知機能
神経
ADL
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リハビリの現場
病院
デイケアサービス
デイサービス
老人保健施設
訪問リハビリ
など・・・
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リハビリの現場:病院
急性期
日赤や国際医療福祉病院、独協医大などの救急指定病院
基本的には手術をする、救急処置をする病院
回復期
当院や塩原温泉病院など、主に急性期病院の次に入院する病院
家に帰るための準備・治療をする病院
慢性期・維持期
比較的病状の安定している患者が長期間入院する病院
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リハビリの現場:デイケア
主に機能の維持を目的に通いで
リハビリを行う
特に当院の場合、入院からすみ
やかに移行することで入院から
継続した集中的リハビリによる
機能回復が期待されている
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リハビリの現場:老人保健施設
入院による集中的な治療は
終えたが、家庭に帰るには大変
(医療的依存度が高い・介護量
が多い)な方が入所し在宅復帰
の準備を整える施設
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リハビリの現場:訪問リハビリ
患者の自宅に伺い、リハビリ
を提供する
実際の生活場面での練習が
可能
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清聴ありがとうございました
ご清聴
ありがとうございました
~次回:FIMについて~
FIM
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