交差点通過部分における無事故運転者と事故惹起運転者の目の動きを時間の経過に従って示したのが、 次の図である。 この図から、無事故運転者は、左側へ目をよく動かし、必要な情報を積極的に取っているのに対して、事故 惹起運転者は、ほぼ走行車線辺りしか見ておらず、「不注視(0.1秒以上目が注視していない)」の箇所が多数 存在する。 図3.無事故運転者と事故惹起運転者の目の動きの違い 無事故運転者の目の動き 時間 (秒) さらに左 道路の左 中央 道路の右 事故惹起運転者の目の動き さらに右 トラックの映像 さらに左 道路の左 中央 9 9 20 1 2 1 4 3 9 12 1 8 3 7 5 8 6 4 不注視 3 2 12 4 2 3 不注視 4 2 1 5 1 不注視 1 6 13 3 3 1 3 8 6 1 不注視 2 6 2 2 8 2 2 2 1 1 2 7 3 7 2 1 8 1 1 4 不注視 3 不注視 8 3 不注視 7 不注視 9 不注視 2 3 4 10 4 2 2 不注視 1 1 2 不注視 5 2 不注視 2 不注視 11 1 4 2 2 2 不注視 3 12 さらに右 不注視 8 1 道路の右 不注視 8 4 4 不注視 不注視 4 13 1 4 不注視 2 不注視 1 *図中の数字は、停留時間(目の止まった時間)を示す。単位は、0.1秒(100ミリ秒)である。 4
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