ゴースト画像

MR 用語集
SIEMENS
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
ADC 画像
(ADC image)
AD コンバータ (ADC)
(Analog to Digital
Converter)
拡散強調イメージング:ADC 画像は最低 2
つの b 値を持つ拡散強調画像から計算され
ます。コントラストは空間的に分布した撮
像組織の拡散係数を表し、T1 または T2*強
調部分は含まれません。
MR コンポーネント:MR のアナログ信号を
デジタル信号に変換するコンピュータシス
テムの一部。
ADC 画像
ADC:
見掛けの拡散係数
ADC – アナログ-デジ
タルコンバータ
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B0 磁場
(B0 field)
B1 磁場
(B1 field)
BOLD イメージング
(BOLD imaging)
BOLD 作用
(BOLD effect)
b値
(b- value)
MR 物理特性:磁気共鳴(MRI)装置の静
磁場(強度)。
MR 物理特性:送信コイルにより生成され
る RF 放射線の交流磁場(高周波磁場)。
MR アプリケーション:BOLD イメージン
グは血流の局所変化により脳の特定部位に
おける現行活動レベルを表示します。 人体
血液中の水素プロトンは信号キャリアとし
て使用されます。
血液そのものが造影剤として働き、血流
の変化に関係する局所的な酸素濃度を測定
します(BOLD 作用)。
BOLD イメージング:神経活動が高まる
と、静脈血の酸素濃度だけでなく局所血流
も増加します。
酸素の増加に伴ない、赤血球の磁気特性
が周辺血漿の磁気特性に近づきます。血管
内の 横磁化(磁化率) は、さらに緩やかに
減衰します。この BOLD 作用は T2 と T2*ま
で及び、検査時の血液量における信号の増
加として現れます。
拡散イメージング:拡散強調係数。b の値
が高いほど、拡散強調が強くなります。
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CARE ボーラス
(Care Bolus)
CISS シーケンス
(CISS sequence)
CP コイル
(CP coil)
造影剤強調 MRA:CARE ボーラスでは、造
影剤が検査部位に到達したと同時に、フー
リエ空間の中心を迅速にスキャンすること
ができます。これにより、動脈血管の最適
なコントラストが得られます。
MR スキャン法:T2 強調を高めた高分解能
の 3D グラジエントエコー法。異なる励起
レベルで 2 回の撮像 を内部的に実行して組
み合わせ、干渉縞が(例えば内耳に)発生
するのを防止します。後処理に MPR また
は MIP を使用して後処理を行います。
MR コンポーネント:2 つの直交送信/受信
チャンネルを有する円偏向型の送信コイル
または受信コイル。受信コイルでは線形偏
向型のコイルよりも良好な SN 比 が得られ
ます。
CISS:
Constructive
Interference in the
Steady State
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Dark Fluid
イメージング (FLAIR)
(Dark fluid imaging
(FLAIR))
dB/dt
DESS シーケンス
(DESS Sequence)
DICOM
MR スキャン法:実効エコー時間と反転時
間(TI)を長くして流体の抑制を行う
TurboIR 法。一般的な T2 強調コントラスト
による明るい流体信号で通常覆われている
病変部位は、Dark Fluid 法で可視化されま
す。流体の T1 緩和により、TI の時点 で縦
磁化がゼロになるように反転パルスが印加
されます。結果として流体の信号を”消去”
することができます。
MR 物理特性:磁場の経時変化(dB 対 dt
値)を表す式。交流磁場により、導体(生
体組織など)に電磁場が発生します。これ
らの磁場は被検者の身体に電流を発生させ
ます。dB/dt は安全性の目安となる重要な
閾値です。
→ 末梢神経刺激
MR スキャン法:繰り返し時間 TR の間に 2
種類のグラジエントエコー(FISP と
PSIF)を収集する 3D グラジエントエコー
法。画像再構成時に強い T2 強調 PSIF 画像
が FISP 画像に付加されます。主に関節で
使用され、軟骨で良好なコントラストが得
られます。後処理として MPR が使用され
ます。
医療用画像の電子データ交換規格。
DICOM 規格により、機器やメーカーに関
係なくデジタル医療用画像のやり取りが可
能になります。また、異なる規格の病院シ
ステム間で相互接続が行えます。
FLAIR: Fluid
Attenuated Inversion
Recovery
DICOM: Digital
Imaging and
Communication in
Medicine
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ECG トリガー法
(ECG Triggering)
EPI 係数
(EPI factor)
EPI 法
(EPI technique)
生理学的な同期撮像法:被検者の心拍信号
に同期したスキャンを行います。トリガー
に R 波を使用します。心臓の収縮により画
像が不鮮明になるため、この方法は心臓や
胸部のスキャンに特に適しています。
エコープラナーイメージング:単一の励起
パルスの後に収集される EPI シーケンスの
グラジエントエコー数(通常 64∼128)。
EPI 係数 128 は通常のグラジエントエコー
シーケンスよりもスキャン時間が 128 倍高
速であること表します。
→ エコープラナーイメージング
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FID(自由誘導減衰)
信号
(FID signal)
FISP シーケンス
(FISP sequence)
FLAIR 法
(FLAIR technique)
FLASH シーケンス
(FLASH sequence)
MR 物理特性:核スピンの RF 励起により
誘導され、外部の影響を受けずに時定数
T2*の割合で指数関数的に減衰する信号。
MR スキャン法:FISP グラジエントエコー
シーケンスでは、次の RF パルスを印加す
るまでは残留横磁化は除去されません。こ
の残留横磁化は縦磁化と共に信号にも影響
します。縦磁化の強度は T1 に依存し、横磁
化の振幅は T2*に依存します。コントラス
トは T1/ T2* の関数で表され、一般に TR に
依存しません。
→ Dark Fluid イメージング
fMRI
MR スキャン法:FLASH グラジエントエコ
ーシーケンスは縦磁化の平衡を利用したシ
ーケンスです。残留横磁化は強いグラジエ
ント(スポイラーグラジエント)パルスに
より除去されます。T1 強調および T2* 強調
コントラストを設定することができます。
→ ファンクショナルイメージング
FOV
→ 撮像視野
FISP:
Fast Imaging with
Steady Precession
FLASH: Fast Low
Angle Shot
FMRI: ファンクショ
ナル磁気共鳴画像)
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HASTE シーケンス
(HASTE sequence)
MR スキャン法:HASTE はターボスピンエ
コー法のシーケンスです。高分解能の T2 強
調画像を連続して収集する場合に使用しま
す。
すべての画像情報は単一の励起パルスで
取得します。この後、180º のパルスでエコ
ーが生成されます。画像はハーフフーリエ
再構成の後に取得されます。
HASTE:
Half-Fourier
Acquisition SingleShot TurboSE
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k 空間(スペース)
(k space)
→ フーリエ空間(スペース)
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LOTA 法
(LOTA technique)
MR スキャン法:モーションアーチファク
トの低減を行うデータ平均化方法。
LOTA:
Long Term Averaging
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MAP シム
(MAP Shim)
MEDIC 法
(MEDIC technique)
MIP
MIP のローカライズ
(Localized MIP)
MPRAGE 法
(MPRAGE technique)
MR アンギオグラフィ
(MRA)
(MR angiography)
MR イメージング
(MR imaging)
画質チェック:MAP シムはシム電流の全体
的な調整を行います。補正関数は固定アル
ゴリズムを用いて計算され、該当するシム
電流に適用されます。MAP シムはスキャン
フィールド全体にも適用されます。
最新の装置の場合、MAP シムは必要あり
ません。
MR スキャン法:1 回のスキャンで収集し
た複数のエコーは 1 枚の画像に組み込まれ
ます。利点:時間当たりの SNR が向上
し、アーチファクトが少なくなります。用
途:頸椎、関節。
後処理: 3D スキャンとマルチスライスス
キャンから最大投影値を計算し、MIP シリ
ーズに編集することができます。この投影
法は、主に MR アンギオグラフィに使用し
ます。血管は画像の他の部分よりも明るく
表示されます。
MR アンギオグラフィ:MIP のローカライ
ズにより、画質が向上して再構成時間が大
幅に短縮します。対象血管を含んでいる部
分的なデータボリュームのみを使用しま
す。投影画像にはバックグラウンドのノイ
ズピクセルがほとんどなく、脂肪信号が暗
く表示されます。個々の血管を選択して鮮
明な画像の再構成も行えます。
MR スキャン法:反転パルスのプリパレー
ションを有する TurboFLASH の 3D 拡張
法。3D データの記録では、プリパレーショ
ンパルス当たり 1 セグメント(パーティシ
ョン)のみを取得することができます。
収集後、3D パーティション内のすべての
行で遅延時間 TD が使用されます。遅延時
間はサチュレーション作用を防止するのに
必要です。
MR アプリケーション:MR アンギオグラ
フィ(血管造影)は、磁化状態や局所流速
など特定の物理的血液特性に依存します。
この特性は血液量に依存し、MRA では単一
の血管のではなく、血流の全血管が描出さ
れます。この後、3D データボリュームを再
構成(MIP)することで様々な表示が行えま
す。
TOF、PC MRA、CE MRA
傾斜磁場を利用した磁気共鳴により撮像さ
れるオブジェクト(人体など)の画像。実
MAP:
Multi-Angle
Projection
MEDIC: Multi-Echo
Data Image
Combination
MIP:
最大強度投影法
MIP:
最大強度投影法
MPRAGE:
Magnetization
Prepared Rapid
Gradient Echo
Imaging
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MR 画像
(MR image)
MR 感度
(MR sensitivity)
MR 信号
(MR signal)
MR 心臓撮影法
(MR cardiology)
際には、体内のプロトン分布が表示されま
す。
MR イメージングは病変/正常組織の違い
(画像コントラスト)を臨床的に撮影する
ために使用します。
MR 画像は多数の独立した画素(ピクセ
ル)で構成されています。ピクセルは格子
状にマトリクスに割り当てられます。画像
マトリクスの各ピクセルには特定のグレー
スケールが表示されます。このグレースケ
ールマトリクスの全体を離して見ると、画
像になります。
ピクセルのグレースケールは、ボリュー
ムエレメント(ボクセル)の測定信号強度
を反映します。ボクセルの信号強度は、
各々の横磁化に依存します。
MR 物理特性:MR 検査で利用される原子
核は “MR センシティブ” でなければなりま
せん。すなわち、核スピンを有している必
要があります。よって、偶数のプロトンお
よびニュートロンからなる原子核がすべて
排除されます。
水素同位体 1H は、最も感度が高いために
他のすべての原子核の基準として設定さ
れ、相対的な MR 感度 1(または 100%)
を有しています。
MR 物理特性:RF レンジ(RF 波帯域)に
おける電磁場信号。この信号は、横磁化の
歳差運動から生成される、受信コイル内の
(ダイナモ原理)の可変電圧(ダイナモ原
理)によって作り出されます。この電圧の
時間的な変化(連続波)が MR 信号です。
MR アプリケーション:MR 心臓撮影法に
は以下の利点があります。
• 画像面と FOV の自由な選択
• 生体組織の高コントラスト
• 時間および空間分解能
画像面の投影像は血管心臓撮影、シンチ
グラフィー、または 2D 心臓エコー検査で
比較することができます。複数の心臓スラ
イスを各スライス断面沿いに収集し、すべ
ての 3 次元で心臓の完全な解剖学的構造を
表示することができます。心時相でデータ
記録を収集し、心拍のシネ表示が行えま
す。
この後に心臓スタディの定量解析を実施
し、以下の作業が行えます。
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•
MR
スペクトロスコピー
(MRS)
(MR spectroscopy
(MRS))
MR 造影剤
(MR contrast agent)
Multivenc シーケンス
(Multivenc sequence)
左心室の内側/外側心筋壁、および右心
室の内側心筋壁の手動または半自動セ
グメンテーション:ED/ES 画像または
完全な心周期。
• 心室容量、心筋質量、機能パラメータ
の計算。
• 心筋壁厚の解析:ED/ES 時相間または
心周期における壁厚の変化をセクタご
とに解析。
• 心機能、パフュージョン、冠動脈アン
ギオグラフィ
MR アプリケーション:MR スペクトロス
コピーにより、細胞の新陳代謝 状態の非侵
襲的スキャンが行えます。MR スペクトル
は スキャンボリューム(ボクセル)のケミ
カルシフトに依存する信号強度を示しま
す。このスペクトルから代謝物の濃度を推
測することができます。
MR スペクトロスコピーでは、MR 信号
(急激に増加する高周波振幅)を経時的に
スキャンします。フーリエ変換を用いるこ
とで、この振幅は周波数成分(スペクト
ル)の表示に変換されます。
MR スペクトロスコピーは、中間代謝物
の領域で組織や器官のインビトロおよびイ
ンビボ検査を行う際に不可欠な方法です。
→ 造影剤
フェーズコントラスト MR アンギオグラフ
ィ:様々な流速流れを均等な感度で撮像す
るシーケンス。例えば末梢動脈などの、流
速の変動を幅広く収集する場合に使用しま
す。
venc: 流速エンコー
ディング
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PC アンギオ
(PC angio)
Percentage of
Baseline at Peak
(PBP)
PSIF シーケンス
(PSIF sequence)
→ フェーズコントラストアンギオグラフィ
潅流イメージング:ピーク画像のベースラ
イン比率。スライスに合わせて再構成する
ことができます。グレースケールには、造
影剤注入前のベース画像を基準にした信号
変化が表示されます。
MR スキャン法:FISP 法のシーケンスを時
間的に反転させたようなシーケンス。短い
スキャン時間で強い T2 強調コントラストが
得られます。
PBP: Percentage of
Baseline at Peak
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RARE 法
HASTE
(RARE technique
HASTE)
RF アンテナ
(RF antenna)
RF コイル
(RF coils)
RF シールド(遮蔽)
(RF shielding)
RF スポイラー
(RF spoiling)
RF パルス
(RF pulse)
MR スキャン法:高速のターボスピンエコ
ー法。1 つの励起パルスを印加して 256 以
上のエコートレインによって、全エコー信
号を読み取ります (Single Shot TurboSE)。
各エコー信号に対して個々に位相エンコー
ドを行います。
→ RF コイル
MR コンポーネント: アンテナ(コイルと
呼ばれる)は、RF パルスの送信や MR 信
号の受信に使用します。
アンテナの送信コイル機能は関心領域
(VOI)の原子核を最大限に均一に励起し、す
べての原子核は同じ励起を受けます。
アンテナの受信コイル機能は最小限にノ
イズを抑えた MR 信号を受信します。信号
強度は、コイル内でスキャンされる励起ボ
リューム、およびスキャンオブジェクトと
の距離に依存します。ノイズは主にコイル
サイズに依存します。
画質:MR ではラジオ周波数帯(RF 周波数
(高周波)領域)の RF パルスを使用しま
す。以下の理由により RF シールドが必要
です。
• 外部電磁波(外部電波)(無線、電気
機器など)はスキャンに歪み起こし、
画像アーチファクトを発生させます。
• MR システムの RF 信号は、他の受信装
置に干渉しないようにシステムから遮
蔽しなければなりません。
RF シールドを行う場合は、マグネットコ
イルと受信コイルをファラデーケージ(高
周波を遮蔽する容器)内に取り付けます。
例えば、マグネット室を銅板で遮蔽し、窓
を導電スクリーンでカバーします。
→ スポイラーグラジエント
→ 励起パルス
RARE:
Rapid Acquisition
with Relaxation
Enhancement
RF:
Radio Frequency(無
線周波数)
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SE-CSI 法
(SE-CSI technique)
SN 比
(SNR)
(Signal-to-noise ratio
(SNR))
STEAM 法
(STEAM technique)
STIR シーケンス
(STIR sequence)
SVS 法
(SVS procedure)
MR スペクトロスコピー:スピンエコー
SVS 法に基づくハイブリッド法。
画質:信号強度とノイズとの関係。SN 比
を向上させるには次の方法があります。
• 撮像回数を増やす。
• スキャンボリュームを増やす(ただ
し、空間分解能は低下)。
• 特殊コイルまたは局所コイルを使用す
る。
• バンド幅を狭くする。
• エコー時間を短くする。
• スライス厚を上げる。
MR スペクトロスコピー:シングルボリュ
ーム法。STEAM パルスシーケンスでは、
スライス選択的な 3 つの 90ºパルスでステ
ィミュレートエコーを発生させます。
MR スキャン法:反転時間 TI が短いインバ
ージョンリカバリーシーケンスで、脂肪抑
制に使用されます。TI の選択は磁場強度に
依存します。
→ シングルボリュームスペクトロスコピー
SE-CSI:
Spin Echo Chemical
Shift Imaging
STEAM:
Stimulated Echo
Acquisition Method
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T1 コントラスト
(T1 Contrast)
T1 定数
(縦磁化緩和時間)
(T1 constants
(longitudinal
relaxation time))
T2 コントラスト
(T2 contrast)
T2 定数
(横磁化緩和時間)
(T2 constants
(transverse relaxation
time))
T2*定数
(T2* constants)
TIR sequence
(TIR sequence)
TIRM シーケンス
(TIRM sequence)
TOF アンギオ
(TOF angio)
TONE 法
(TONE technique)
TrueFISP
画質:T1 強調画像のコントラストは主に各
種組織のさまざまな T1 時定数によって決ま
ります。
MR 物理特性:縦磁化の平衡状態への回復
を表す組織固有の時定数。T1 時間後、縦磁
化緩和は最終値の 63%まで回復します。組
織のコントラストを決定するパラメータで
す。
画質:T2 強調画像のコントラストは主に各
種組織のさまざまな T2 時定数によって決ま
ります。
MR 物理特性:理想的な均一磁場における
横磁化の減衰を表す組織固有の時定数。T2
時間後、横磁化により元の値の 63%が失な
われます。組織のコントラストを決定する
パラメータです。
MR 物理特性:横磁化の減衰を表す固有の
時定数で、静磁場および身体の不均一性を
考慮します。常に、T2* < T2 の関係にあり
ます。
→ ターボインバージョンリカバリー
→ ターボインバージョンリカバリーマギニ
チュード
→ タイムオブフライトアンギオグラフィ
MR スキャン法:TONE 法は TOF アンギオ
グラフィに使用して、血流が 3D ボリュー
ム内を通過するときの飽和作用を最小限に
抑えます。傾斜スラブプロフィールを持つ
RF パルスが血流速度と血流方向を補正し
ます。これにより、パーティションごとに
異なるフリップアングルが作成されます。
MR スキャン法:すべての定常状態シーケ
ンスの中で最も高い信号を生成するグラジ
エントエコーシーケンス。コントラストは
T1/T2 の関数になります。短い TR と短い
TE で T1 部分が一定に保持されつつも、画
像はほぼ T2 強調となります。
TrueFISP シーケンスでは、FISP 信号と
PSIF 信号が同時に生成されて重ね合わさる
ため、磁場の不均一性に対して感度が高く
なります。その結果、画像に干渉縞が現れ
る場合があります。そのため、TR はでき
る限り短くし、かつシム調整を実行する必
要があります。
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TurboFLASH
T 検定
(t-Test)
MR スキャン法:TurboFLASH シーケンス
では、超高速グラジエントエコーシーケン
スにより 1 回の撮像でローデータマトリク
ス全体がスキャンされます。画像コントラ
ストはプリパレーションパルスによって変
更することができます。
→ Z スコア
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Venc 値
(venc value)
→ フロー感度
Venc:
速度エンコーディン
グ
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ZIP 法
(ZIP technique)
Z スコア
(Z score)
画像再構成、ゼロフィリング:3D スキャン
におけるスライス選択方向の補間法。通常
再構成されるパーティションの間に、中間
の 3D パーティションを再構成することがで
きます。
BOLD イメージング:t 検定に似た統計解析
法。Z スコアは、アクティブ画像と非アク
ティブ画像から微分画像を計算する場合に
使用されます。差分を大きく強調します。
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アーチファクト
(Artifact)
アクティブシールド
(Active shielding)
アクティブシム
(Active shim)
アレイコイル
(Array coil)
アレイプロセッサ
(Array processor)
息止め法
(Breathhold
technique)
偽ゲート法
(Pseudo-gating)
位相エンコーディング
(Phase encoding)
画質:画像面にわたる組織の空間分布とは
一致しない MR 画像の信号強度。主に生理
学的な要因やシステム的な要因によって現
れます。
→ モーションアーチファクト
→ フローアーチファクト
→ エッジアーチファクト
→ 折り返しアーチファクト
→ 歪みアーチファクト
磁場:マグネットが強力な場合は、漏洩磁
場を有効に遮蔽して、安全領域を広げる必
要があります。よって、主磁場を遮蔽する
ために二次補償マグネットが追加されてい
ます。
グラジエント:グラジエントシステムには
渦電流 を低減するために逆巻のコイルが取
り付けられています。
画質チェック: シムコイル の電流を調整し
て磁場の均一性を補正します。
MR コンポーネント:小型コイルの利点(高
い SN 比)と大型コイルの利点(広いスキャ
ン領域)を併せ持つアレイコイル。検査の
ニーズに応じて、各種独立したコイルエレ
メントを組み合わせることができます。
→ 一体型パノラマアレイ
MR コンポーネント:コンピューティングタ
スクを同時に実行しながら、直列または並
列に切り替えられる複数のコンピュータ装
置とストレージ装置から構成される 画像プ
ロセッサのコア装置。
MR スキャン:呼吸性アーチファクトを防ぐ
ために、スキャンを実施している間、被検
者は息を止めます。協力的でない被検者、
小児、または麻酔をかけた被検者には適し
ておりません。
生理学的信号に同期したイメージング:偽
ゲーティングは心周期の R-R 間隔に一致す
る TR を用いて行われます。この方法は、フ
ローアーチファクトを防止する場合に使用
します(心拍数が一定であると仮定)。カ
ルディオイメージングには使用できませ
ん。
MR スキャン法:スキャンマトリクス列の定
義方法。RF 励起パルスと MR リードアウト
信号の間に、素早く傾斜磁場を切り替えて
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位相エンコード
グラジエント
(Phase-encoding
gradient)
位相エンコード
ステップ
(Phase-encoding
step)
位相オーバー
サンプリング
(Phase oversampling)
位相画像
(Phase image)
位相シフト
(Phase shift)
位相消去
ケミカルシフト
(Phase elimination
Chemical shift)
列単位でスピンに位相シフト信号を印加し
ます。マトリクス(256 または 512)に応じ
てスライスを完全にスキャンするには、位
相エンコードステップが必要です。それぞ
れの位相の信号はフーリエ変換により各列
に割り当てられます。
MR スキャン法: 位相エンコード方向に切
り替わる傾斜磁場。
MR スキャン法:MR 画像の位相エンコーデ
ィングには、画像マトリクスの列数(256
または 512)と同じ励起/信号収集回数が必
要です。位相エンコードグラジエントの振
幅は、励起ごとに増分的に変化します。こ
のため、ローデータの各列ごとに位相情報
が異なります。
→ オーバーサンプリング
画像再構成:通常のマグニチュード画像以
外にも、スキャンしたローデータから位相
画像を再構成することができます。
マグニチュード画像の場合、ピクセルの
グレースケールはそのロケーションの MR
信号の大きさに一致します。位相画像の場
合、各ピクセルのグレースケールはそれぞ
れ–180º ∼+180º間のフェージングを表しま
す。
位相画像では、スピンの集合体と静止組
織を識別することができます。静止スピン
のフェージングは同じですが、移動スピン
のフェージングは流速に応じて異なりま
す。
MR 物理特性:歳差運動スピンにおける位相
コヒーレンス(位相結合)の消失(信号減
衰)。ほとんどの生理学的状態では、血管
のスピンは可変流速で移動します。高速の
流動スピンには、低速の流動スピンよりも
強い位相シフトが生じます。
画質:脂肪と水のプロトンは共鳴周波数が
若干異なるため、位相周期が生じます。例
えば、磁場強度 1.0 テスラでは、RF パルス
を印加した後に脂肪と水のスピンが 3.4 ms
ごとに同相と逆相に切り替わります。この
ため、脂肪と水を含んでいるボクセルの信
号強度はエコー時間の増加とともに振幅し
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位置エンコーディング
(Location encoding)
一体型パノラマアレイ
(IPA)
(Integrated Panorama
Array (IPA))
イメージデータ
フィルタ
(Image data filter)
イメージ
マニピュレーション
(Image manipulation)
イメージャ
(Imager)
インターリーブ
スライス
(Interleaved slices)
インタラクティブシム
(Interactive shim)
インタラクティブ
リアルタイム
(Interactive real time)
インバージョン
リカバリー(IR)
(Inversion Recovery
ます。この振幅強度は、組織内の脂肪プロ
トンと水プロトンの相対的な比率に依存し
ます。
この作用は、主にグラジエントエコーシ
ーケンスで起こります。
MR スキャン法:周波数/位相エンコードグ
ラジエントを使用することで、スライス位
置と方向が決定されます。信号の発生位置
は MR 信号として符号化され、画像として
復号化されます。
MR コンポーネント:一体型パノラマアレイ
(IPA)のコンセプトにより、大幅にセットア
ップ時間を短縮し、被検者データの処理量
を高めます。
システムに応じて、独立したアレイコイ
ル装置を 4 台、8 台または 16 台まで同時に
接続することができます。1 回のスキャンに
最大 4cp コイルエレメントを組み合わせる
ことができます。
再構成パラメータ:様々な強度(強、中、
弱)のフィルタを MR 画像に適用してノイ
ズを低減することができます。様々な特性
曲線の形状に合わせて、ハイパスフィルタ
とローパスフィルタを使用することができ
ます。他のフィルタタイプに、スムージン
グフィルタがあります。
後処理:様々な方法で MR 画像を操作し解
析することができます。画像のグレースケ
ール(全体または部分)を任意に修正する
ことができます(追加、サブトラクショ
ン、平均化、回転、フリップ、オフセッ
ト、インバージョンなど)。
→ 画像処理プロセッサ
→ スライスシーケンス
画質チェック:磁場の均一性を改善するた
めの、シムコイルの手動調整。選択してい
るパルスシーケンスに合わせ、個々にシム
電流を設定し最適化することができます。
MR スキャン法:3D マウスを用いたリアル
タイムでのスキャンパラメータの変更。
MR スキャン法:T1 に主に依存する信号の
生成方法。IR シーケンスでは、180ºパルス
を印加することで縦磁化を 180º反転させま
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
(IR))
インフェーズ
(In-Phase)
インフロー増幅
(Inflow amplification)
インフロー法
(Inflow technique)
ウィスパーシーケンス
(Whisper sequences)
ウィンドウ調整
(Windowing)
ウォッシュアウト作用
(Washout effect)
渦電流
(Eddy currents)
永久マグネット
す。この時点で横磁化はゼロです。この
後、縦磁化の回復が起こり負の縦磁化がゼ
ロに減衰し、更に回復します。この状態で
は縦磁化が発生していないので信号のスキ
ャンは行えません。MR 信号を生成する場合
は、90ºパルスを印加して縦磁化を横磁化に
変換する必要があります。
RF パルスを印加した後に脂肪と水のスピン
が同位相となっている状態。
→カウンターフェーズ または位相消去
画質:スライスに対して垂直にゆっくり流
れる血液量により、周囲組織よりも強い信
号が発生します。
スキャンされるスライス内のボーラス
は、90ºパルスを印加して励起させることが
できます。励起されたスピンは短い繰り返
し時間で元の状態に戻ります。これらのス
ピンは、しだいに飽和していき、信号は T1
に対して十分な長さの繰り返し時間 TR を費
やした信号よりも弱くなります。
一方、スライスの外側にあるスピンの集
合体は完全に磁化されます。スライスから
流出するスピンは、新たに流入するスピン
に置き換わります。このため、スライス内
の血管磁化が低減します。
→ タイムオブフライト(TOF)アンギオグラ
フィ
MR スキャン法:低ノイズグラジエントパル
スを使用するシーケンス。
画像表示:MR 画像信号の輝度(センター)
およびコントラスト(幅)の設定。
画質:ウォッシュアウト作用は、高速フロ
ーのスキャン中に画像プレーンに対して垂
直に現れます。特にスピンエコーなどのス
キャン中に現れます。90ºパルスを印加する
と、スキャンするスライス内でボーラスが
励起されます。180ºパルスを印加すると、
その前に血液がスライスから流出してしま
うため、信号の一部または全部が失われま
す。その結果、信号が低くなるか、または
まったく失われます。
MR スキャン法:磁場の変化または磁場内で
の導体の動きにより生じる電流。シールド
したグラジエントコイルを使用して低減で
きます。渦電流はアーチファクトの原因に
なります。
MR コンポーネント:複数の大型磁性材ブロ
MR 用語集
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(磁石)
(Permanent magnet)
エコー
(Echo)
エコーシェアリング
(Echo sharing)
エコー時間
(TE)
(Echo time TE))
エコースペーシング
(Echo spacing)
エコートレイン
(Echo train)
エコープラナー
イメージング (EPI)
(Echo planar imaging
(EPI))
エッジ振幅
(Edge oscillation)
エルンスト(Ernst)
アングル
(Ernst angle)
オブリークスライス
(Oblique slice)
オーバーサンプリング
(Oversampling)
ック(通常、コの字型)で構成されていま
す。永久的な磁場を有し、電源や冷却は必
要ありません(最大磁場強度 0.3 テス
ラ)。
MR 物理特性:RF パルスまたはグラジエン
トパルスにより生成される MR 信号。
→ グラジエントエコー
→ スピンエコー(SE)
MR スキャン法:ダブルコントラストシーケ
ンスの手法。画像分解能を決定するエコー
は両方のローデータマトリクスで使用され
ます。
スキャンパラメータ:シーケンスの励起パ
ルスからその結果生じるエコー(MR 信号と
して使用)までの時間。画像のコントラス
トが決まります。
MR スキャン法:例えば TurboSE シーケン
スや EPI シーケンスなどのエコーとエコー
の間隔。エコー間隔が短い場合は、シーケ
ンスのタイミングが緻密になり画像に生じ
るアーチファクトが少なくなります。
マルチエコーシーケンス:連続した 2 つ、
またはそれ以上のエコー。各エコーで異な
る位相エンコード方向の画像を撮影しま
す。
MR スキャン法:単一の選択的励起パルスを
使用して完全な画像を取得できる極めて高
速な MR 手法。周期的に傾斜磁場を切り替
えて一連のグラジエントエコーを生成しま
す。このエコートレインでフーリエ変換を
行い、励起面の画像を撮影します。
→ トランケーションアーチファクト
ギブス(Gibbs)アーチファクト
MR スキャン法:特定 T1 値の組織で最大の
信号が生成されるグラジエントエコーシー
ケンスのフリップアングル (<90º) 。
繰り返し時間 TR に依存し、次式から求めま
す。
αErnst = across (e –TR/T1)
スキャンパラメータ:スライス断面の座標
軸を中心に直交スライス(サジタル、コロ
ナル、またはトランスバース)を回転させ
て取得します。
スキャンパラメータ:折り返しアーチファ
クトの防止方法。
リードアウトオーバーサンプリング: スキ
MR 用語集
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ャン時間を延長せずにサンプリングポイン
トを 2 倍にして周波数エンコード方向にス
キャンデータを収集します。追加部分は再
構成後に廃棄されます。
オーバービュー画像
(Overview image)
オーバーラップ
(Overlap)
オフセンター(離心)
(Off-center
(Eccentricity))
折り返し
アーチファクト
(Aliasing artifact)
オンライン
ディスプレイ
(Online display)
フェーズオーバーサンプリング: FOV 範囲
を越えて位相エンコード方向にスキャンデ
ータを収集します。SN 比は向上しますが、
スキャン時間が長くなります。100% の位
相オーバーサンプリングは 2 倍のデータ収
集回数に相当します。
→ ベース画像
→ 折り返しアーチファクト
スライスのポジショニング: スライス断面
内での磁場の中心からのスライスグループ
の中心がずれていること。
画質:スキャンオブジェクト(被写体)が
FOV から外れているが、コイルの感度範囲
内にある場合に発生します。FOV の外側か
らの信号が画像の反対側にオーバーラップ
して現れます。ナイキスト周波数上の信号
成分のサンプリングとそれに続くフーリエ
変換によって発生します。主な対処方法と
しては、 オーバーサンプリング法 がありま
す。また、部分的な プリサチュレーション
も有効な場合があります。
画像表示:再構成した画像が直ち(リアル
タイム)に表示されます。BARE ボーラス
と BOLD イメージングに使用します。
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
ガウス
(Gauss)
拡散
(Diffusion)
拡散強調イメージング
(Diffusion weighted
imaging)
拡散強調係数
(Diffusion weighting
factor)
拡散コントラスト
(Diffusion contrast)
核スピン
(Nuclear spin)
MR 物理特性:磁場強度の旧単位。現在は、
単位テスラ(T)が用いられています(1 テス
ラ = 10000 ガウス)。
MR 物理特性:分子や他の微粒子が高濃度領
域から低濃度領域に移動するプロセス。濃
度が等価な場合は、常に分子は熱移動(ブ
ラウン分子運動)していますが、統計学的
に平衡状態に置かれます。
MR アプリケーション:MR イメージング
は、動きや脈動の影響、また傾斜磁場が強
い場合に比較的に低い拡散作用の影響を受
けます。この組織内の拡散運動(水プロト
ンの自然拡散など)は信号を低減します。
特に重要なのは周辺部位(細胞膜、白質
経路沿い、脳卒中領域)に比べ拡散作用が
抑制される領域です。拡散作用が低い領域
では、信号の減衰が少なくなり、その領域
は画像に明るく表示されます。
→b値
拡散イメージング:水分子が傾斜磁場に沿
って拡散し、MR 信号が低減します。この作
用は指数関数的に次式から求めることがで
きます。
信号 = S0 exp(-b D)
低拡散領域(病変組織)での信号損失は
少なく、これらの領域は明るく表示されま
す。
MR 物理特性:奇数のニュートロン(中性
子)やプロトン(陽子)を持つ原子核には
核スピンと呼ばれるものが存在します。MR
イメージングの場合は水素プロトン(水素
原子)のみを使用します。MR スペクトロス
コピーの場合はリン、フッ素、炭素など他
の原子核を使用します。
MR 用語集
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画質
(Image quality)
画質チェック
(Quality assurance)
画像コントラスト
(Image contrast)
MR 画像の画質。
画質特性:
→ 分解能
→ ノイズ(信号-ノイズ比、SNR)
→ コンラスト(コントラスト-ノイズ比、
CNR)
→ アーチファクト
MR システムのコンポーネント、および空間
分解能、コントラスト分解能、SN 比などの
パラメータ、品質関連パラメータの調整を
行う方法。
画質:2 種類の組織間における相対的な信号
強度差。主に、設定済みの組織パラメータ
(T1、T2、プロトン密度)と MRA のフロ
ーに依存します。
コントラストは、使用シーケンス(スピン
エコー、インバージョンリカバリー、グラ
ジエントエコー、TurboSE)、スキャンパ
ラメータ(TR、TE、TI、フリップアング
ル)、および造影剤の使用に影響されるこ
画像処理プロセッサ
(Image processor)
画像ノイズ
(Image noise)
画像のウィンドウ調整
(Image windowing)
画像分解能
(Image resolution)
とがあります。
MR コンポーネント:コンピュータシステム
の一部。スキャンした MR 信号(ローデー
タ)の MR 画像をフーリエ変換によって再
構成します。
画質:画像のノイズは、画像情報に関係の
ない信号強度の統計変動を表します。ノイ
ズは顆粒状の不規則な模様で画像に現れま
す。基本的に、この作用は避けがたい物理
的な原因に起因します。
画像のノイズは、磁場強度、パルスシーケ
ンスが使用するコイルサイズ(ボディコイ
ル、局所コイル、アレイコイル)、および
分解能の関数として発生します。
→ ウィンドウ調整
画質:隣接する組織構造を識別し表示する
能力。画像分解能が高いほど、小さな病変
組織を正確に診断することができます。
マトリクスが大きいほど、FOV が小さいほ
ど、またスライス厚が小さいほど分解能が
高まります。
→ 面内分解能
→ 空間分解能
MR 用語集
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画像方向
(Image orientation)
画像マトリクス
(Image matrix)
ガドリニウム(Gd)
DTPA
(Gadolinium-DTPA)
カルディオ
(Cardio)
カルディオ
イメージング
(Cardiac imaging)
関心ボリューム
(VOI)
(Volume of Interest
(VOI))
関心領域
(ROI)
(Region of interest
(ROI))
感度
(Sensitivity)
潅流イメージング
(Perfusion imaging)
緩和
(Relaxation)
ギブズ(Gibbs)
アーチファクト
→ スライス方向
画質:MR 画像は多数の独立した画素(ピク
セル)で構成されています。ピクセルは格
子状にマトリクスに割り当てられます。画
像マトリクスの各ピクセルには特定のグレ
ースケールが表示されます。このグレース
ケールマトリクスの全体を離して見ると、
画像になります。
スキャンマトリクスと混同しないように
してください。
造影剤:Gd 結合は、濃度に応じて組織の T1
と T2 を低減します。この結果、T1 強調が増
大し T2 強調が抑制されます。日常的な臨床
検査では、T1 の作用が伴います。
→MR 心臓撮影法
→ MR 心臓撮影法
MR スペクトロスコピー:VOI はスキャンま
たは解析用に選択したボリュームをいいま
す。
SVS 法またはハイブリッド CSI 法では、ス
キャンボリュームを生成する信号を意味し
ます。SVS 法では、VOI とボクセルは同じ
意味ですが、ハイブリッド CSI 法では、
VOI はボクセルに分割されます。
後処理:解析用 MR 画像の特定領域。
→ MR 感度
MR アプリケーション:器官および器官部位
の解析法。一般に造影剤を使用します。血
液の供給が少ない領域には信号の経時変化
が表示されます。例:肝臓/心臓/トルコ鞍病
変の T1 強調潅流、脳卒中の T2*強調潅流。
EPI シーケンスが最も頻繁に使用されま
す。
MR 物理特性:システムが不均衡状態から平
衡状態に戻るダイナミックな物理的プロセ
ス。
→ 縦緩和
→ 横緩和
→トランケーションアーチファクト
MR 用語集
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(Gibbs artifact)
行(ロウ)
(Rows)
強磁性
(Ferromagnetism)
共鳴
(Resonance)
共鳴周波数
(Resonant frequency)
局所コイル
(Local coil)
局所シム
(Local shim)
均一性
(Homogeneity)
空間分解能
(Spatial resolution)
クエンチ
(Quench)
MR スキャン法:スキャンマトリクスの位相
エンコードされた部分。しばしば表示画像
の行を意味することもあります。
→ 列(コラム)
MR 物理特性:物質(鉄など)を磁場に引き
寄せる作用。MR イメージングの安全性に関
連する用語。
物理特性: 2 つのシステム間における特定
周波数でのエネルギー交換。例えば楽器で
は、同じピッチの弦が共鳴します。
MR 物理特性:共鳴が起きる周波数。MR の
場合、この周波数はスピン平衡(ラーモア
周波数に合致)に影響を及ぼす RF パルスに
使用します。
MR コンポーネント:身体部位別に検査する
場合は、特殊なコイル(表面コイル)を使
用します。これらのコイルは高い SN 比と
狭いスキャンフィールドを特徴にしていま
す。
画質チェック:シムは直前に選択した局所
領域(スラブ)に制限されます。
→ 3D シム
画質:磁場強度が磁場全体にわたり同じ場
合は、その磁場は均一であると考えられま
す。MR 検査を実施する際、静磁場の均一性
はマグネット品質を確保するうえで重要な
基準になります。均一性は、スペクトルフ
ァットサチュレーション、大きなスキャン
フィールド、エコープラナーイメージン
グ、および MR スペクトロスコピーに重要
です。
画質:画像の空間分解能は、FOV、スキャ
ンマトリクス、スライス厚に基づきます。
空間分解能はボクセルサイズによって特徴
付けられます。ボクセルサイズが小さけれ
ば、空間分解能は高くなりますが、スキャ
ン信号は小さくなります。
超伝導(超電導)マグネット:マグネット
内での局部的な温度上昇により、マグネッ
トコイルの超伝導性(超電導状態)が突然
失われること。超伝導(超電導)に使用し
ている冷却用寒剤(冷媒)が急激に蒸発
し、磁場強度が急速に低減(消滅)しま
す。
MR 用語集
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矩形 FOV
(Rectangular FOV)
グラジエント
(Gradient)
グラジエントエコー
(Gradient echo)
グラジエントコイル
(Gradient coils)
グラジエントスワップ
(Gradient swap)
グラジエント
モーション
リフェージング(GMR)
スキャンパラメータ:関心オブジェクトが
楕円形であれば、矩形 FOV(撮像視野)を
選択します。これは特に腹部や脊椎領域の
検査に適しています。
矩形 FOV のスキャンは、僅かなスキャンラ
インで行えます。フル分解能のローデータ
空間は粗密にサンプリングされ、分解能も
失われません。行数は列数よりも少ないた
め、矩形画像が得られます。
スキャン時間は短縮されますが、SN 比が低
下します。
MR 物理特性: 傾斜磁場は、空間における
磁場強度と磁場方向の変化量によって定義
されます。傾斜磁場は磁場内で特定方向に
線形に変化します。傾斜磁場はグラジエン
トコイルによって生成され、例えば画像内
の空間分解能を決定します。
…パラメータ:立ち上がり時間、デューテ
ィサイクル、傾斜磁場の直線性、傾斜磁場
の強度、スルーレート。
MR 物理特性:一対のディフェージング/リ
フェージンググラジエントを切り替えて生
成されるエコー。スピンエコー法のように
180 º パルスのリフェージングは行われませ
ん。
MR コンポーネント:傾斜磁場を生成するコ
イル。グラジエントコイルはマグネット内
でペア(同一電流、異極性)で動作しま
す。
1 つのコイルで静磁場の強度を高め、一方
のコイルで同じ強度だけ低減し、この結果
傾斜磁場が線形に変化します(線形グラジ
エント)。グラジエントコイルには x 軸、y
軸、z 軸用のグラジエントコイルがあり、グ
ラジエント増幅器(グラジエントアンプ)
と組み合わせてグラジエントシステムを構
成し、目的のスライス位置を正確に位置決
めすることができます。
スキャンパラメータ:画像内での位相エン
コード方向とリードアウト方向の切り替
え。フローアーチファクトとモーションア
ーチファクトが 90º回転し、アーチファクト
によって関心構造が覆われるのを防ぎま
す。
→フロー補償
MR 用語集
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(Gradient Motion
Rephasing (GMR))
繰り返し時間 (TR)
(Repetition time (TR))
グリッドタグ
(Grid tagging)
グローバル時間密度曲線
(Global time-density
curve)
グローバルシム
(Global shim)
グローバルボーラス
プロット (GBP)
(Global Bolus Plot
(GBP))
クロストーク
(Cross talk)
傾斜磁場
(グラジエント)強度
(Gradient strength)
ケミカルシフト
(Chemical shift)
ケミカルシフト
アーチファクト
(Chemical shift
artifact)
ケミカルシフト
スキャンパラメータ:一般に、励起パルス
から次の励起パルスまでの時間を表しま
す。TR インターバル内で 、1 回または複数
のエコー時間もしくは位相エンコードによ
り信号を収集します(スキャン方法ごとに
異なります)。TR はコントラストを決定す
るスキャンパラメータの 1 つです。
→タグ
血流イメージング: 正常なボーラス流入の
解析に使用するダイアグラム。
画質チェック:脂肪サチュレーション、
EPI、またはスペクトロスコピーなどのスキ
ャン法は、均一性の高い磁場を必要としま
す。この場合、シムコイルを使用して均一
性を最適化します。
→グローバル時間-密度曲線
画質:スライス同士が近接しすぎている
と、特にスライス間隔 = 0 の場合に隣接ス
ライスの信号が相互干渉を起こします。ク
ロストークは、スキャン法の制約のために
理想的とはいえないスライスプロファイル
により発生します。T1 強調コントラストに
影響し、主にインターリーブ(列単位)の
スライスシーケンスを用いて防止します。
グラジエント技術:傾斜磁場の振幅。磁場
強度の変化量は単位 mT/m(ミリテスラ/メ
ートル)で表します
MR 物理特性:原子の化学結合または分子の
構造に依存する原子核の共鳴周波数のず
れ。主に電子殻により適合磁場が減衰する
ことで生じ、磁場強度に比例します。単
位:1 ppm(共鳴周波数の百万分の 1)。
画質:ケミカルシフトによる隅取りアーチ
ファクト は、脂肪と水のプロトンの共鳴周
波数に僅かな誤差(約 3.5 ppm )があるた
め、グラジエントエコーシーケンスで起こ
ります。このため、脂肪画像が水画像にシ
フトします。このアーチファクトは組織の
境界面に現れます。
MR スペクトロスコピー:シングルボリュー
MR 用語集
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イメージング(CSI)
(Chemical shift
imaging)
コイル
(Coils)
高速フーリエ変換
(FFT)
(Fast Fourier
Transform
(FFT))
ゴースト
(Ghosting)
呼吸ゲート法
(Respiratory gating)
呼吸トリガー法
(呼吸同期法)
(Respiratory
triggering)
コロナル(冠状断)
(Coronal)
コントラスト
(Contrast)
コントラスト-ノイズ比
(CNR)
(Contrast-to-Noise
ratio (CNR))
ムスペクトロスコピー (SVS) とは対照的
に、CSI は関心領域(VOI)の代謝情報をスペ
クトルマトリクスにマッピングします。空
間エンコーディングは数分間の最小スキャ
ン時間を必要とします。
→ RF コイル
画像再構成:ローデータを基に MR 画像の
高速再構成に使用するアルゴリズム。
画質:呼吸などの周期的な運動を伴う撮像
において、ある位相エンコードステップは
吸気時に、ある位相エンコードステップは
呼気時に収集されてしまいます。この準周
期的な不正エンコードにより身体領域に位
置ずれした偽画像が生じます。特に皮下脂
肪などの信号密度の高い組織は運動による
ゴーストの影響を受けます。ゴースト画像
間の距離は、運動周期と緩和時間 TR によっ
て異なります。
カルディオイメージング:スキャンと被検
者の呼吸の同期化。横隔膜の動きはナビゲ
ータエコーを用いて検出します。
生理学的信号に同期したイメージング: 呼
吸性アーチファクトを低減する手法。デー
タ収集は呼吸に同期して行われます。適切
なセンサまたは MR 方法(ナビゲータエコ
ー)で収集された呼吸信号は、トリガー信
号として使用されます。
→ 直交スライス
画質:隣接している 2 種類の組織間におけ
る相対的な信号強度差。
画質:MR 画像のコントラスト-ノイズ比
は、2 種類の組織間における信号-ノイズ比
(SNR)の差分を表します。
MR 用語集
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歳差運動
(Precession)
歳差運動周波数
(Precession
frequency)
最大強度投影法
(Maximum Intensity
Projection)
作業画像
(Work image)
サジタル
(Sagittal)
サチュレーション
(Saturation)
サチュレーション
スライス
(Saturation slice)
サチュレーション
リカバリー
(Saturation Recovery)
撮像
(Acquisition)
撮像時間 (TA)
(Acquisition time
(TA))
撮像視野
(Field of View)
撮像マトリクス
(Acquisition matrix)
MR 物理特性:特定のスピン体が他の交差
ラインを中心に円錐形に回転する回転軸の
旋回。
→ ラーモア周波数
→ MIP
→ ベース画像
→ 直交スライス
MR 物理特性:縦磁化または横磁化がまっ
たくないスピンの状態。飽和した組織から
は MR 信号を収集することはできません。
スライスのポジショニング:スライス内ま
たはスライスに平行な特定領域の不必要な
信号を抑制するための局所的なプリサチュ
レーション。
→ トラベリングサットスライス
→ パラレスサチュレーション
→ プリサチュレーション
MR スキャン法:一連の 90º励起パルスを使
用して主に T1 依存コントラストを生成する
ための方法。最初のパルス後に、組織が飽
和されるためすぐに縦磁化がゼロになりま
す。次の 90ºパルスは縦磁化が少し回復す
るまでは印加されません。繰り返し時間
は、組織の T1 定数に依存します。
MR スキャン法:MR イメージングによって
データを収集すること。同じスライスを何
回も撮像することで SN 比を向上させるこ
とができます。その後、これらのデータは
画像の再構成によって平均化されます。
MR スキャン法:スキャンプロトコルの実
施中にデータが完全に収集されるまでの時
間。
スキャンパラメータ:スキャンするスライ
スの基本(矩形)サイズ(単位:mm)。
マトリクスサイズが同じ場合、撮像視野が
小さくなるほどボクセルが小さくなるため
分解能が向上します。
“スキャンフィールド” とも呼ばれます。
→ ローデータマトリクス
FOV
MR 用語集
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シーケンス
(Sequence)
シールド(遮蔽)
(Shielding)
ジェット作用
(Jet effect)
磁化移動コントラスト
(MTC)
(Magnetization
Transfer Contrast
(MTC))
磁化率
(磁化)
(Susceptibility
(Magnetization))
磁化率アーチファクト
(Susceptibility
artifact)
磁化率コントラスト
(Susceptibility
contrast)
→ パルスシーケンス
→ アクティブシールド
→磁気シールド
→ パッシブシールド
→RF シールド
画質:複雑なフローパターン(乱流など)
のスピンディフェージング。信号損失の度
合いと低信号領域のサイズは、フローパタ
ーンおよび使用するパルスシーケンスによ
り異なります。血管狭窄の程度を解析する
場合、この作用を考慮しなければなりませ
ん。
MR スキャン法:プリサチュレーションに
おいて高速に緩和する磁化の間接観測。磁
化移動コントラストにより、特定の “半固
体” 組織(脳実質など)の信号が低減し、
より流体成分の多い組織(血液)の信号が
保持されます。MTC を用いると、結合プロ
トンのサチュレーションは隣接している自
由プロトンに移動し、この結果これらの領
域の MR 信号が低減します。
物理特性:物質または組織が外部磁場で磁
化される程度を表す物理定数。
画質:磁化率の異なる組織が隣接する部位
では、局所的な磁場の傾きが生じます。空
気が充填した部位(側頭骨など)と組織の
隣接部位では、信号が低くなるか、または
まったく信号がない領域が存在する場合が
あります。
この作用は、特に EPI などのグラジエント
エコーシーケンスで強く現れます。
画質:T2* コントラスト
MR 用語集
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時間シリーズ (TS)
(Time series (TS))
磁気共鳴(MR)
(Magnetic resonance
(MR))
磁気均一性
(Magnetic
homogeneity)
磁気グラジエント
(Magnetic gradients)
磁気シールド
(Magnetic shielding)
磁気流体力学作用
(Magneto hydro
dynamic effect)
軸方向
(Axial)
磁性化
(Magnetizability)
実効エコー時間
(TEeff)
(Effective echo time
(TEeff))
実効繰り返し時間
(TReff)
(Effective repetition
time (TReff))
シネ
(Cine)
磁場
(Magnetic field)
灌流画像:収集した T2* 画像には、シリー
ズ内の番号と時間がラベルされます。これ
らのラベルはシネや統計解析に使用するこ
とができます。
MR 物理特性:共鳴周波数での電磁 RF 放
射(RF 照射)による励起後、静磁場におけ
る原子核からの電磁エネルギーの吸収また
は放出(放射)。
→ 均一性
→ グラジエント
空間内: シールド
生体組織内: 周辺組織の電子殻内の誘導さ
れる相反磁場により、原子核の適用磁場を
弱めること。
→ ケミカルシフト
画質:磁場に対する負荷粒子(血液中のイ
オン)の垂直移動により生じる付加的な電
荷。
→ 直交スライス
→ 磁化率
MR スキャン法:MR 画像のコントラスト
と SN 比は、位相エンコードグラジエント
の振幅が最小となるエコー信号の時間位置
により主に決まります。この場合、エコー
信号のディフェーズは最小になり、信号強
度は最大になります。励起パルスとこのエ
コー信号間の時間が実効エコー時間を表し
ます。
生理学的な同期撮像法:繰り返し時間 TR
は、心電トリガーの実施時に任意に設定で
きませんが、トリガー時間の間隔で決まり
ます。トリガー間隔で設定される実効繰り
返し時間 TReff は生理的リズムにより変移
します。
画像表示:心拍動などのダイナミックプロ
セスの表示に使用されます。MR 画像をア
クティブ画面セグメントに繰り返し、また
は前後(ヨーヨー)に自動表示します。
MR 物理特性:磁気(または電流が流れる
導体)に囲まれている空間は、特殊な特性
を有しています。あらゆる磁場は主軸(N
極または S 極の磁極)沿いにある磁性部品
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
磁場強度
(Magnetic field
strength)
脂肪サチュレーション
(FatSat)
(Fat Saturation
(FatSat))
脂肪抑制
(Fat suppression)
シム
(Shim)
シムコイル
(Shim coils)
周波数
(Frequency)
周波数
エンコーディング
(Frequency
encoding)
(磁性体)に影響を及ぼします。磁力の作
用と方向は磁気の磁力線で表わされます。
MR 物理特性:磁性部品(磁性体)に影響
を及ぼす磁力の強度。この作用は、物理学
では磁気誘導、MR では磁場強度と呼ばれ
ます。単位:テスラ(T)。 1 テスラは地球磁
場強度の約 2 万倍に相当します。
画質:MR 信号の脂肪成分を抑制するため
に、周波数選択的 RF パルスを印加して脂
肪のプロトンを飽和させます。マグネット
の均一性は脂肪サチュレーションに影響し
ます。ケミカルシフトは 3.5 ppm です。
→ プリサチュレーション
画質:MR 信号は水のプロトンと脂肪のプ
ロトンからなります。脂肪信号は様々な方
法で抑制することができます。
→脂肪サチュレーション
画質チェック:マグネット本体の磁場の補
正及び、強磁性体や被検者の身体などがマ
グネット内部に入ることによる磁場の不均
一性を補正すること。基本的なシムは、通
常マグネット内に小さな鉄片を挿入するこ
とで行われます。被検者に関連するシムの
微調整はソフトウェア制御でシムコイルを
使用して行われます。
→ アクティブシム
→ グローバルシム
→ インタラクティブシム
→ 局所シム
→ 3D シム
MR コンポーネント:さまざまな空間方向
に追加的な弱い磁場を作成するコイル。主
磁場の不均一性を補正するために使用され
ます。
物理特性: 単位時間で周期的プロセスを繰
り返す回数(単位:Hz)。
MR スキャン手法:データの収集時に、傾
斜磁場を特定の空間方向に適用し、核スピ
ンの歳差周波数を線形的に高めます。リー
ドアウト方向の MR 信号は、これらすべて
の周波数が混合した信号です。これらの
様々な周波数は個別にフィルタにかける必
要があります。核スピンの位置は、周波数
に基づいて横方向に再構成することができ
ます。この横軸は周波数エンコード軸と呼
ばれます。縦軸は位相エンコード方向と呼
ばれます。
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
周波数チューニング
(Frequency tuning)
自由誘導減衰(FID)
(Free Induction
Decay)
縮小マトリクス
(Reduced matrix)
受信チューニング
(Receiver tuning)
受信バンド幅
(Receiver bandwidth)
常伝導(常電導)
マグネット
(Resistive magnet)
シングルショット法
(Single-Shot
technique)
シングルボリュームス
ペクトロスコピー
(SVS)
(Single volume
spectroscopy)
MR スキャン法:RF システムの周波数(中
心周波数)を主磁場における組織の共鳴周
波数に設定すること(ラーモア周波数)。
→ FID 信号
スキャンパラメータ:高空間周波数(高分
解能)に対応しているローデータのライン
を収集しないことで、スキャン時間は節減
されます。スキャンされない行は、画像計
算が行われる前にゼロ(0)で埋められます
(zero filling)。このプロセスは位相エンコー
ド方向の補間に相当し、これまでと同様に
画面には正方形の画像が表示されます。
MR スキャン法:AD コンバータ用受信ダイ
ナミックレンジの設定。 受信ダイナミック
レンジが広い最近の装置の場合、この設定
は必要ありません。
→ リードアウトバンド幅
MR コンポーネント: 通常の伝導コイル装
置(電磁石コイル)を用いて磁場を生成す
るマグネット。銅またはアルミ製の導体と
組み合わせると、0.3 テスラの最大磁場強
度が得られます。欠点:消費電力が大き
い。
MR スキャン法:1 回の励起パルスですべ
ての画像情報が収集されます。完全に緩和
したスピンシステムの磁化が使用されま
す。エコーの連続によって、それぞれ異な
った位相エンコードが与えられ、半分より
少し多いローデータが収集されます。その
後、画像はハーフフーリエ変換で再構成さ
れます。
シングルショット法には、EPI、RARE、
HASTE があります。
MR スペクトロスコピー:SVS 法は、VOI
からの代謝情報をスペクトルでマッピング
します。この方法は、2∼3 の VOI に空間的
に制限できない病理学的な変化に対して有
効です。磁場の局所的な不均一性は、“ボ
リュームに対し敏感な局所的シム”を使用
すればかなりの程度で補正することができ
ます。
最近のクリニカル 1H スペクトロスコピー
では、スピンエコー(SE)またはスティミ
ュレートエコー(STEAM)に基づくシング
SVS: Single Volume
Spectroscopy
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
信号
(Signal)
信号損失
(Signal elimination)
心電トリガー
(心電同期)
(Cardiac triggering)
スカウト
(Scout)
スキャン
(Scan)
ルボリューム法が使用されています。
→ MR 信号
画質:信号を生成しない(黒い)画像領
域。原因は、金属アーチファクト、磁化率
アーチファクト、フロー作用、飽和作用な
どさまざまです。流速の早いものをスピン
エコーシーケンスを使用して撮像すると、
ボーラスが 90º と 180º パルスを受ける間
にスライスから流出し、フロボイドが発生
する場合があります。これによりスピンエ
コーが生成されずに、画像には血液が黒く
現れます。
生理学的イメージング:心電トリガー(心
電同期)は心拍や拍動血流により MR 画像
に生じるモーションアーチファクトを防
止、または低減するために使用します。ト
リガーにより、MR 画像を心拍動に同期さ
せて収集することができます。
ECG と脈波トリガー(パルストリガー)
により、心臓血管系、および頭部/頸椎の
CSF の正確な機能検査が行えます。大血
管、心筋、血流を表示することができま
す。
→ ベース画像
1.
2.
1 回の励起パルスから 1 つまたは複数
の MR 信号を収集すること。
完全なローデータセットを収集するこ
と。
スライスシフト
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
スキャンシーケンス
(Measurement
sequence)
スキャン時間
(Scan time/
Measurement time)
スキャンフィールド
(Measurement field)
スキャンプログラム
(Measurement
program)
スキャンプロトコル
(Measurement
protocol)
スキャンマトリクス
(Measurement matrix)
ストライプタグ
(Stripe tagging)
スピン
(Spin)
スピンエコー (SE)
(Spin echo (SE))
スピン-グリッド緩和
(Spin-lattice
relaxation)
スピン-スピン緩和
(Spin-spin relaxation)
スピン-スピン結合
(Spin-spin coupling)
スピン密度
(Spin density)
スペクトル
(Spectrum)
→ パルスシーケンス
MR スキャン法:2D スキャンのスキャン時
間は次式から求めることができます。
スキャン時間 = スキャン回数 x TR x 撮像
回数
1. 均一な磁場の中心にある球形のボリュー
ム。MR 検査の場合、信号の歪みを防ぐた
めに、スキャンを行うオブジェクト(被写
体)は常にスキャンフィールドにポジショ
ニングする必要があります。
2. 撮像視野(FOV)
→ 検査プログラム
………
ローデータマトリクス。画像マトリクスと
混同しないようにしてください。
→ タグ
→ 核スピン
MR スキャン法:FID 信号が減衰した後に
再び現れる MR 信号のこと。スピンのディ
フェージング(横磁化の減衰)は 180ºパル
スの印加によってオフセットされます。ス
ピンはリフェーズして、エコー時間(TE)
にスピンエコーが発生します。
T2* 作用(磁場の不均一性、磁化率)は反
転しますが、T2 作用は反転しません。
→ 縦緩和
→ 横緩和
MR スペクトロスコピー:分子内の原子核
同士の反応。スペクトルのピークがさらに
分割されます。
→ プロトン密度
MR スペクトロスコピー:MR 信号の周波
数プロット。信号強度はケミカルシフトの
関数として表示されます。さまざまな共鳴
周波数を持つ核はスペクトルでは別々のピ
ークとして現れます。
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
スペクトルマップ
(Spectral maps)
スペクトロスコピー
(Spectroscopy)
スポイラー
グラジエント
(Spoiler gradient)
スミアリング
アーチファクト
(Smearing artifact)
隅取りアーチファクト
(Contour artifact)
スライス
(Slice)
スライス厚
(Slice thickness)
スライス位置
(Slice position)
スライス間隔
(Slice gaps)
スライス距離
(Slice distance)
スライスシーケンス
(Slice sequence)
MR スペクトロスコピー:CSI スペクトル
マトリクスを解剖学的画像にマッピングす
ること。代謝物の局所変化を重ね合わせた
輪郭線として表示します。
→ MR スペクトロスコピー
MR スキャン法:十分な振幅または時間で
横磁化を完全にディフェーズさせるグラジ
エントパルス。スポイラーグラジエント
は、横磁化が次の励起パルスの前に消失す
るように、エコー後に適用されます。
プリサチュレーションや FLASH シーケン
スに使用されます。
画質:非周期的な運動(眼球運動など)で
は、励起スピンが各位相エンコーディング
中に傾斜磁場内の別の位置に移動し、その
結果、エンコーディングが不正になりま
す。これにより、位相エンコード方向に被
写体をスミア(汚染)することになりま
す。このようなアーチファクトは、周期的
な運動に対してはより離散的となります。
→ ケミカルシフトアーチファクト
スキャンパラメータ:スライス位置、
FOV、スライス厚によって独自に定義され
る薄い 3 次元の立方体。スライスの中心面
が画像面になります。
スキャンパラメータ:スキャンするスライ
スの厚さ。スライスを厚くすると、信号が
高くなり、SN 比が向上しますが、空間分
解能は低下します。
スキャンパラメータ:スキャンする検査部
位内のスライスの位置。
スキャンパラメータ:隣接する 2 つのスラ
イスの最も近いエッジ間の距離。スライス
距離と混同しないように注意してくださ
い。
スキャンパラメータ:2 つのシーケンシャ
ルスライスまたは 3D スラブの中心面同士
の距離。
スキャンパラメータ:マルチスライススキ
ャンでは、下記のように励起シーケンスを
選択することができます。
• 昇順 (1, 2, 3, …, n)
• 降順 (n, n-1, …, 3, 2, 1)
• インターリーブ (1, 3, 5, …, 2, 4, 6, …)
• 自由設定
スミアリング
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
スライスシフト
(Slice shift)
スライス数
(Slice quantity)
スライス選択
(Slice selection)
スライスのポジショニ
ング
(Slice positioning)
スライス方向
(Slice orientation)
スラブ(ブロック)厚
(Block thickness)
スラブ
(Slab)
スルーレート
(Slew rate)
スワップ
(Swap)
生理学的信号に同期し
たイメージング
(Physiologicallycontrolled images)
スキャンパラメータ:スライスグループの
中心から磁場中心までのスライス選択方向
の距離。
スキャンパラメータ:通常、MRI では複数
のスライスがスキャンされます。パルスシ
ーケンスまたはスキャンプロトコルの最大
スライス数は繰り返し時間 TR に依存しま
す。
→ マルチスライスイメージング
→ シーケンシャルイメージング
MR スキャン法:身体の MR 画像を表示す
るには、必要なスライスを選択的に励起さ
せる必要があります。直交スライスの場合
は、磁場グラジエントを必要なスライス面
に対して垂直に印加させます(スライス選
択グラジエント)。オブリークまたはダブ
ルオブリークスライスの場合は、2∼3 の傾
斜磁場を同時に印加して励起させます。
ベース画像を作成するために、スキャンす
るスライス/サチュレーションスライスをグ
ラフィカルに位置合わせすること。
スキャンパラメータ:スライスの基準方向
として直交面が使用されます。
• サジタル
• コロナル
• トランスバース
オブリークまたはダブルオブリークスライ
スは、基準方向からスライスを回転させた
方向です。
3D イメージング:3D スラブ(ブロック)
のスライス厚。
→ 3D スラブ
MR スキャン法:単位時間によって増強す
る傾斜磁場(単位:T/m/s)。
スルーレート = 磁場強度 / 立ち上り時間
→ グラジエントスワップ
MR スキャン法:生理学的な動き(心拍、
呼吸、血流、流体など)は、一般にアーチ
ファクトの原因になり、少なからず MR 画
像の正確な解析に支障をきたします。生理
学的信号に同期したイメージングにより、
これらのアーチファクトを抑制することが
できます。
→ 心電トリガー( ECG、脈波トリガ
ー)、呼吸トリガー法、呼吸ゲート法、レ
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
トロスペクティブトリガー法、ナビゲータ
エコー
セグメンテッド
HASTE
(Segmented HASTE)
ゼロフィリング
(Zero filling)
選択的励起
(Selective excitation)
造影剤
(Contrast agent)
造影剤強調 MR アンギ
オグラフィ
(CE MRA)
(Contrast-enhanced
MR angiography
(CE MRA))
送信バンド幅
(Transmission
bandwidth)
組織のコントラスト
(Tissue contrast)
MR スキャン法:標準 HASTE 法の変法。
セグメンテッド HASTE では、最初の励起
パルス後に画像情報の半分が収集され、次
の励起パルス後に残りの半分が収集されま
す。収集されたローデータはローデータマ
トリクスにインターリーブされます。繰り
返し時間(TR)を選択すると、スピンシ
ステムが励起パルス間で回復します。さら
にスライスを励起させるにはデッドタイム
を使用することができます。
利点:マルチエコーパルストレーンの長さ
が半分になります。HASTE シーケンスを
3 つ以上のセグメントに分割することもで
きます。
MR スキャン法:ローデータマトリクスを
ゼロで拡張する補間法。
MR スキャン法:希望の領域のみに励起を
制限すること。傾斜磁場と狭いバンド幅の
RF パルスを使用します。選択的励起は脂
肪および水の抑制にも使用されます。狭い
バンド幅の RF パルスを使用し、水または
脂肪に結合したプロトンを励起します。
画質:コントラストを高めるための化合
物。MR 検査の場合、通常ガドリニウム
(Gd) DTPA や他のガドリニウム化合物など
の 常磁性造影剤を使用します。
造影剤を直接目視できる X 線検査とは対照
的に、MR 検査では造影剤が間接的に作用
し、組織内の水プロトンの緩和時間が短縮
されます。
MR アプリケーション:造影剤強調 MR ア
ンギオグラフィは、ガドリニウム含有造影
剤による血液の T1 低減を利用して行われま
す。CE-MRA はサチュレーション作用の制
限を受けないため、大きなスキャンフィー
ルドであらゆる方向のスキャンが可能で
す。
MR スキャン法:シーケンスにおける励起
パルスの周波数範囲。
→ コントラスト
HASTE:
Half-Fourier
Acquisition Single
shot Turbo SE
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
ダークブラッド
(Dark Blood)
ターボ MR
アンギオグラフィ
(Turbo MR
angiography)
ターボインバージョンリ
カバリーマギニチュード
(TIRM)
ターボインバージョンリ
カバリー
(TurboIR, TIR)
(Turbo Inversion
Recovery
(TurboIR, TIR))
ターボグラジエント
スピンエコー
(TurboGSE)
(Turbo gradient spin
echo (TurboGSE))
ターボスピンエコー
(TurboSE)
(Turbo spin echo
(TurboSE))
ターボファクター
(Turbo factor)
カルディオイメージング:血液信号を抑制
する特殊なプリパレーションパルス。心血
管の解剖学的部位を表示する場合に使用し
ます。
MR アンギオグラフィ:高速 3D アンギオ
法。ファクター2、ゼロフィリング(スラ
イス選択方向の補間法)、短い TR と TE
で速度を上げることができます。
MR スキャン法:TurboIR ですが、マグニ
チュードが表示されます。
MR スキャン法:流体を抑制するために TI
を長くした TurboSE シーケンス。この
TurboIR は、信号の算術符号付きで、真の
インバージョンリカバリーを表示します。
MR スキャン法:Turbo GSE では、各スピ
ンエコーの前と後にグラジエントエコーが
さらに印加されます。スピンエコーは、純
粋な T2 コントラストを提供するためにロー
データマトリクスの中心に割り当てられま
す。画像の分解能は主にグラジエントエコ
ーによって決定されます。
TurboSE よりも優れた点:高速で、脂肪
は暗く表示され、磁化率作用の感度が高い
(ヘモジデリンを伴う出血など)
MR スキャン法:高速マルチエコーシーケ
ンス。パルス系列の各エコーはそれぞれ別
の位相エンコーディングを行います。1 回
の繰り返し時間(TR)内に、パルス系列の
エコー数に等しいローデータ行が収集され
ます(セグメント化されたローデータ)。
また、ターボファクターで速度を上げるこ
とができ、通常これは分解能の向上に使用
されます。
スキャンパラメータ:従来のスピンエコー
シーケンスと比べ TurboSE シーケンスによ
てスキャン時間を短縮できます。
例:ターボファクター7 の TurboSE シーケ
ンスは、同様のパラメータを持つ SE シー
ケンスに比べ 7 倍の速さでスキャンできま
す。
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
タイムオブフライトア
ンギオグラフィ (TOF)
(Time of flight
angiography (TOF))
タグ
(Tagging)
多断面再構成(MPR)
(Multiplanar
reconstruction (MPR))
立ち上がり時間
(Rise time)
立ち上がり速度
(Rise rate)
縦緩和
(Longitudinal
relaxation)
縦緩和時間
(Longitudinal
relaxation time)
縦磁化(Mz)
(Longitudinal
magnetization (Mz))
ダブルエコー
シーケンス
(Double echo
sequences)
ダブルオブリーク
スライス
(Double-oblique slice)
ダブルコントラスト
シーケンス
(Double contrast
sequence)
MR アンギオグラフィ:完全に緩和されてい
る非飽和血液がスライス内を通過すると高信
号が生成されて、タイムオブフライトアンギ
オグラフィを行うことができます。対照的
に、静止スピンは部分的に飽和されて、比較
的低い信号強度になります。
→ インフロー増幅
グリッドタグ:心臓 MR 画像に使用するサチ
ュレーションラインのグリッド。心筋運動の
表示に使用されます。
ストライプタグ:MR 画像に使用する平行な
ストライプ。主要軸または 4 室からの心筋運
動の表示に使用されます。
後処理:3D またはギャップレスマルチスラ
イスのスキャンを基にして、新しい画像や任
意の方向の再構成が行えます。
MR スキャン法:傾斜磁場がゼロから最大値
に上昇するのに必要な時間。
→ スルーレート
MR 物理特性:縦磁化がスピンと周辺ラティ
ス間のエネルギー交換により励起後に平衡状
態に戻ること(スピン-ラティス緩和とも呼
ばれます)。
→ T1 定数
MR 物理特性:Z 軸(主磁場の磁束方向)に
沿って並んだ巨視的磁化。RF パルスによる
励起後に、Mz は時定数 T1 特性により平衡状
態である M0 に戻ります。
Mz(t) = M0 (1-exp(-t/T1))
MR スキャン法:2 つのエコーを組み合わせ
たスピンエコーシーケンス。スキャン時間を
延長せずに PD 画像を取得することもできま
す。PD 画像は T2 強調ダブルエコーシーケン
スの最初のエコーから生成されます。
スライスのポジショニング: 画像面の 1 軸
を中心にオブリークスライスを回転させて得
られます。
MR スキャン法:ダブルエコーシーケンスと
同種のターボ SE シーケンス(一般に 5 倍の
高速)。
パルス系列を可能な限り短縮するために、
位相エンコードグラジエントの振幅が小さな
PD 画像と T2 強調画像のエコーのみを個別に
測定します。分解能を決定するエコーは両方
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
遅延時間
(Delay time)
中心
(Center)
チューニング
(Tuning)
調整
(Adjustment)
超伝導(超電導)
(Superconduction)
超伝導(超電導)
マグネット
(Superconductive
magnet)
直線性
(Linearity)
直交スライス
(Orthogonal slices)
ディフェージング
(Dephasing)
データ収集時間
(Acquisition window)
テスラ
(tesla)
デフォーカス
(Defocussing)
のローデータマトリクスで使用されます(エ
コーシェアリング)。これにより必要とする
エコー数を低減し、指定した繰り返し時間
TR 内で多くのスライスを収集でき、RF スト
レス(SAR)を低下できます。
→ トリガー遅延時間(TD)
→ ウィンドウ調整
MR スキャン法:スキャン前に行うコンポー
ネントの設定。通常自動的に行われます。
→ 周波数のチューニング
→ 受信コイルのチューニング
→ 送信コイルのチューニング
→ チューニング
物理特性:極低温(ほぼ絶対温度ゼロ)で電
気抵抗を完全になくした各種合金の物質特
性。電流を損失せず流すことができます。
MR コンポーネント:超伝導(超電導)コイ
ルを使用して強力な磁場(一般に 0.5T 以
上)を生成する電磁石。コイルの導線は極低
温冷却されたニオブチタニウム合金からなり
ます。寒剤(冷媒)としては液体ヘリウムが
使用されます。事前冷却に液体窒素を使用す
ることもできます。
→ グラジエント直線性
スライスのポジショニング: 互いに向きが
垂直なスライス。サジタル、コロナル、トラ
ンスバース(アキシャル)の基本的な方向が
選択可能です。
→ スライス方向
MR 物理特性:RF パルスの印加後に歳差運
動スピン間に位相差が生じ、その結果横磁化
が減衰します。位相差は、主に磁場における
スピン-スピン間の相互作用と不均一性によ
り生じ、また特定磁場の切り替えによっても
生じる場合があります(フローディフェージ
ング)。
→ リフェージング
MR スキャン法:MR 信号が収集されるパル
スシーケンスの時間。
MR 物理特性:磁場強度の国際単位。地球の
磁場の約 2 万倍 (1 テスラ = 10,000 ガウス).
→ ディフェージング
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
デューティサイクル
(Duty Cycle)
特殊コイル
(Special coil)
トラベリングサチュレ
ーションスライス
(Traveling saturation
slice)
トランケーション
アーチファクト
(Truncation artifact)
トランスバース
(Transverse)
トランスミッタの
チューニング
(Transmitter tuning)
トリガー
(Trigger)
トリガー信号
(Trigger signal)
トリガー遅延信号
(トリガーデイレイ)
(TD)
(Trigger delay signal
(TD))
グラジエント技術:グラジエントシステムを
最大出力で稼動させることが可能な持続時間
( 出力の ON/OFF 比)。冷却フェーズを含
む合計時間(単位:%)に基づきます。
→ 局所コイル
スライスのポジショニング:スライスの片側
に流入しようとするスピン(血液など)の信
号強度を低減するために、プリサチュレーシ
ョンパルスをスライスの片側に印加すること
ができます。これにより、(頸動脈と頸静脈
など)フローが逆方向に流れるために動脈と
静脈を選択的に表示することができます。
スライスは連続して(スライスごとに)ス
キャンされます。プリサチュレーションパル
スはスライスとの相対的な位置を保持しま
す。
画質:MR 画像では、組織の移行部分に平行
して周期的振動がよく現れます。この種のア
ーチファクトは、強信号と低信号が切り替わ
る部分に縞模様として現れます。組織が急激
に変化する部分では必ずこの影響を受けま
す。
このアーチファクトは、アナログ信号の有限
サンプリングが原因で起こります。理論的に
は、無限の点がサンプリングされなければな
りませんが、実際、サンプリングは有限であ
るために、データが打ち切られます。
→ 直交スライス
Truncation artifact
MR スキャン法:RF パルスの送信出力の設
定(フリップアングル)。
生理学的イメージング:スキャンを開始する
生理学的信号の基準点(ECG 信号の R 波な
ど)。
生理学的イメージング:生理学的信号
(ECG 信号、脈波パルス、呼吸曲線など)
を使用してデータ収集を開始または再開しま
す。
ECG トリガー:スキャンのトリガー信号受
信から実際の開始までの間隔。
TD:
トリガー遅延
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
トレース画像
(Trace image)
拡散画像: トレース画像では、拡散テンソ
ルの方向によってコントラストが生成されま
す。これは、拡散テンソルの対角成分(トレ
ース)の和に相当します。
トレース = Dxx + Dyy + Dzz
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
ナビゲータエコー
(Navigator echo)
乳房イメージング
(Breast imaging)
ニューロイメージング
(Neuro imaging)
ネイティブ画像
(Native image)
ノイズ
(Noise)
ノーマライズフィルタ
(Normalization filter)
MR スキャン法:検査領域(スラブ)におけ
るオブジェクト位置の変化、または他の変化
を検出するための補助的なスピン/グラジエ
ントエコー。インターベンションまたは呼吸
ゲートに使用することができます。.
→ MR マンモグラフィ
MR アプリケーション:BOLD イメージング
などのような、大脳および神経系アプリケー
ションで使用する一般用語。
造影剤スタディ:例えば造影剤を注入する
前のスタディのような造影剤を使用しない
MR 画像。
BOLD イメージング:ベースライン画像。
→ 画像ノイズ
画質:表面コイルの使用時に信号強度のイ
コライズを行います。このフィルタを使用す
ると、信号強度はコイルに近い領域で減衰さ
れ、コイルから離れた領域で増幅されます。
主にアレイコイルと組み合わせて使用しま
す。
MR 用語集
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パーシャルフーリエ
(Partial Fourier)
パーティション
(Partitions)
パーティションの厚さ
(Partition thickness)
パーティションの数
(Number of
partitions)
ハーフフーリエ
マトリクス
(Half-Fourier matrix)
ハイブリッド
スペクトロスコピー
(Hybrid
spectroscopy)
パッシブシールド
(Passive shielding)
ハニングフィルタ
(Hanning filter)
MR スキャン法:位相エンコードステップ
数が削減されるため、ローデータマトリク
スの列数が少なくなります。エコー時間の
短縮が可能になります。
特殊ケース:ハーフフーリエ。
3D イメージング:3D イメージングでは、
個々のスライスの代わりにボリューム全体
が励起されます。3D スラブは、隙間なしに
連続した複数のパーティションで構成され
ています。2D スキャンの場合、パーティシ
ョンの数はスライスの数に一致します。
3D イメージング:3D スラブ(ブロック)
における各パーティションの実効スライス
厚は、スラブ(ブロック)厚をパーティシ
ョン数で割って求めます。
→ パーティション
MR スキャン法:特有の対称性を持つロー
データマトリクスにより、半分のマトリク
スだけで十分なサンプリングが行えます。
残りのマトリクスは対称的に再構成できま
す。これらのマトリクスが数学的に複素共
役対称性を持つためです。
しかし、磁場の不均一性が僅かであって
も位相誤差が生じるため、位相補正が必要
になります。このため、半分よりも多めの
位相エンコードステップ数が収集されま
す。スキャン時間は 50%以下に短縮されま
す。
MR アプリケーション:シングルボリュー
ムスペクトロスコピー (SVS)と CSI の組み
合わせ。CSI スキャンは選択的に励起した
関心ボリューム(VOI)上で行います。ボリュ
ームを選択することで、強い歪み信号(脂
肪など)の領域は励起されないため、スペ
クトルへの信号には影響しません。
MR コンポーネント:従来、マグネットは
フラックスリターンとして作用する軟鉄で
シールドし漏洩磁場を大幅に低減していま
した。しかし重量が大きくなるため、今日
ではアクティブシールドが一般的になって
います。
ローデータフィルタの種類。.
ハーフフーリエ
MR 用語集
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幅
(Width)
パラダイム
(Paradigm)
パラレル
サチュレーション
(Parallel saturation)
パルスシーケンス
(Pulse sequence)
反磁性
(Diamagnetism)
反転時間(TI)
(Inversion time (TI))
バンド幅
(Bandwidth)
ピーク
(Peak)
→ ウィンドウ調整
BOLD イメージング:ファンクショナルス
キャンの所定シーケンス。例えば、10 非ア
クティブ画像(ベースライン)、10 アクテ
ィブ画像、2 イグノア画像など。
スライスのポジショニング:関心スライス
の外側を除き、スライス平面に平行な領域
のサチュレーション(抑制)を行うと、ス
キャンの開始時にスキャン領域に流れる血
液による信号の発生がほとんどなくなりま
す。このため、血管腔内の信号が除去され
ゴーストを防止することができます。
このプリサチュレーションはスライスの
両側で行えます。パラレルサチュレーショ
ンのスライスは、関心スライスとともにシ
フトし、スキャンの手順計画が簡素化され
ます。
MR スキャン法:RF パルスとグラジエント
パルスの時間的なシーケンス。スキャンボ
リュームの励起、信号の生成、空間的なエ
ンコードに使用します。各パルスシーケン
スごとに、それぞれのコントラストに合わ
せて最適化した繰り返し時間 TR が必要で
す。
代表的なパルスシーケンス:スピンエコ
ー、グラジエントエコー、TurboSE、イン
バージョンリカバリー、EPI など他。
MR 物理特性:磁場内に特定物質を持ち込
んだときに磁場が若干弱まる作用。反磁性
物質の磁化は主磁場に相対します。この物
質は負の磁化率を持っています。
スキャンパラメータ:インバージョンリカ
バリーシーケンスにおける 180ºパルスと
90º励起パルス間の間隔。
スキャンパラメータ:RF システムによって
収集されたパルスシーケンスの周波数スペ
クトル(最小∼最大処理周波数)。
→ リードアウトバンド幅
→ 伝送バンド幅
MR スペクトロスコピー:理論上、純粋な
正弦波の周波数には、共鳴周波数の部分に
急峻(シャープ)なスペクトル線が表示さ
れます。実際には、これらのスペクトル線
は、スピン-スピン作用と磁場の不均一性
(マグネットと被検者による)によって不
鮮明なピークに拡散します。
ハンド幅
MR 用語集
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ピーク時間マップ
(TTP)
(Time to Peak map
(TTP))
比吸収率 (SAR)
(Specific absorption
rate
(SAR))
ピクセル
(Pixel)
非選択的パルス
(Non-selective pulse)
表面コイル
(Surface coil)
ファンクショナル
イメージング
(Functional imaging)
ファントム
(Phantom)
ピーク特性:共鳴周波数(ν0)、ピーク高
さ(h)、ハーフ高さのピーク幅(b)(半値全幅
FWHM)、領域。
灌流画像:ピーク時間 (TTP) マップは、灌
流信号が最小になるまでの時間分布をグレ
ースケールまたは色分けで示します。この
マップはスキャンしたスライスごとに作成
されます。
安全性:体重1kg の単位時間当たりで吸収
される RF エネルギー。RF エネルギーが体
内に吸収されると、体温が上昇します。安
全な閾値を設定するための重要な値です。
規定以上の高い RF エネルギーを集中的に
照射すると、火傷を引き起こす場合があり
ます(局所 SAR)。また、RF エネルギー
が体全体に照射される場合は、体温調節ス
トレスや心臓ストレスが発生しないように
安全閾値を観察する必要があります(全身
SAR)。
対処方法:RF パルスを変える、スリップア
ングルを小さくする、TR を短くする、スラ
イス数を少なくするなど。
画質:デジタル画像の最小画素。MR 画像
を表示する場合、画像マトリクスの各ピク
セルに特定のグレースケール値が含まれま
す。
ピクセルサイズ = FOV/マトリクスサイズ。
MR スキャン法:非選択的パルスは送信コ
イル内の組織全体に影響します(照射され
ます)。他の方法を選択してスライス(3D)
を定義する場合、または共鳴周波数(MTC)
から特定の周波数が除去されている場合に
のみ使用します。
MR コンポーネント:近接領域から信号を
収集するために身体の近くに配置される特
別な RF 受信コイル。この RF 受信コイル
は、ボディコイルと比べて高い SN 比と空
間分解能を備えます。表面コイルは MR ス
ペクトロスコピーでの簡単な位置決めにも
使用することもできます。
→ BOLD イメージング
画質チェック: 既定の外形寸法特性を有す
る合成品。一般に、液体が充填されている
プラスチック容器(各種サイズと形状から
なる組み込み式構造体)。ファントムは、
MR 用語集
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フィートファースト
(Feet first)
フィルタ
(Filter)
フーリエ空間
(Fourier space)
フーリエ変換
(Fourier transform)
フェーズコントラスト
アンギオグラフィ
(PCA)
(Phase contrast
angiography (PCA))
物理的グラジエント
(Physical gradients)
ブライトブラッド作用
(Bright blood effect)
プリサチュレーション
(飽和)
(Presaturation)
画像診断装置のシステム/品質機能のテスト
に使用します。
ポジショニング:マグネットボア(マグネ
ットの開口部)に足先から入るように被検
者をポジショニングします。
→ イメージデータフィルタ
→ ノーマライズフィルタ
→ ローデータフィルタ
MR スキャン法:ローデータマトリクスの
軸は kx および ky と呼ばれます。これらの軸
によりマトリクスが 4 つの矩形に分割され
ます。2 軸間の平面はフーリエ空間(また
は k 空間)と呼ばれます。
イメージングの場合:ローデータから画像
を再構成するための数学的手順。
MR スペクトロスコピーの場合: MR 時間
データから MR スペクトルを計算する方
式。
MR アプリケーション:血流の表示法。
PCA では、流速により生じる流動血液内の
核スピンの位相変化を用い、血液と静止組
織を識別します。流動するスピンのみが信
号に影響を及ぼします。画像の血液コント
ラストは局所的な流速に比例します。
2D および 3D PCA のプロトコルには、3
空間方向すべてに対するフロー感度が設定
されています。これにより様々な流速表示
が可能になります。
用途:低速血流、可変血流方向に “曲がっ
た” 血管、オーバービュー投影画像。
この手法は流量測定のベースにもなりま
す。
→ グラジエントコイル
画質:低速の脈動作用により血液が明るく
表示されます。血管スピンは、繰り返し時
間 TR の間に非サチュレーションスピンに
完全に置き換わります。グラジエントエコ
ーシーケンスでは、 信号が最大になり、
MR 画像に血液が明るく表示されます。
TOF アンギオグラフィの場合と同様に、
この作用は心臓のブライトブラッド画像診
断で血流のダイナミック表示に使用されま
す。
画質:局部的プリサチュレーション、周波
数選択的プリサチュレーション(脂肪抑
制、水抑制)、反転パルスによるプリサチ
MR 用語集
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フリップアングル
(Flip angle)
フローアーチファクト
(Flow artifact)
フロー
エンコーディング
(Flow encoding)
フロー感度
(venc)
(Flow sensitivity
(venc))
フロー作用
(Flow effect)
フロー
ディフェージング
ュレーション(例えばダークブラッド
法)。
局部的プリサチュレーションは不要な組
織の信号を低減する場合、例えば胸部の動
きによるアーチファクトを最小限に軽減す
る場合に使用します。
パルスシーケンスの初めに新たなサチュレ
ーションパルスを印加し、サチュレーショ
ンスライス内のスピンを抑制することがで
きます。
サチュレーションを行った領域にはほと
んど信号が発生しないため、その領域は画
像に暗く表示されます。
スキャンパラメータ:RF パルスを印加し
た後の最終的な縦軸からの磁化の傾斜。90º
と 180ºの 2 つのフリップアングルが最もよ
く使用されます。
画質: スキャン中に局所的な信号変化によ
り生じるモーションアーチファクト。例え
ば、画像面に垂直な血管のインフロー強度
は拍動性の血流により周期的に変化し、ト
ランスバースの身体撮像では、大動脈にゴ
ーストが現れます。また、心臓内での乱流
血流による不規則なインフロー作用は画像
にスミアリングを起こします。
MR スキャン法:位相エンコードまたは他
の手法を使用し、移動物質の方向と速度に
関する情報を取得します。
フェーズコントラストアンギオグラフィ:
フェーズコントラストシーケンスのフロー
感度は、フロー補償スキャンとフローエン
コードスキャンの位相差が 180ºになる流速
を参照します。
画質: フロー作用は MR イメージングにお
いて 2 つの相反する機能を有します。
• 好ましくない画像アーチファクト(フ
ローアーチファクト)の要因
• MR アンギオグラフィでは、血管を表
示して定量的な血流速度情報を知るこ
とができます。
→ ウォッシュアウト作用
→ ブライトブラッド作用
→ 信号除去
→ インフロー増幅(振幅)
→ ジェット作用
MR スキャン法:特別な傾斜磁場を適用し
て流動体(血液など)の信号を除去するこ
venc: 流速エンコー
ディング
MR 用語集
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(Flow dephasing)
フロー補償
(GMR)
(Flow compensation
(GMR))
フローリフェージング
(Flow rephasing)
プログラム
(Program)
プロトコル
(Protocol)
プロトン密度(PD)
(Proton density)
プロトン密度画像
(Proton density
image)
分解能
(Resolution)
分割スキャン
(Concatenation)
平均化
(アベレージング)
(Averaging)
と。
→ ディフェージング
MR スキャン法:スピン移動による信号損
失を無効にするために、移動したスピンと
移動していないスピンの両方をリフェージ
ングすることができます。この場合、適切
なサイズと持続時間のグラジエントパルス
を新たに印加します。
→ リフェージング
GMR:
Gradient Motion
Rephasing
→ 検査プログラム
→ スキャンプロトコル
MR 物理特性:ボリューム単位当たりの水
素原子核(プロトン)の数。(一般にスピ
ン密度と呼ばれます)
画質:プロトン密度強調 MR 画像では、主
にコントラストは表示される組織のプロト
ン密度の影響を受けます。
→ 画像分解能
MR スキャン法:スキャンするスライスを
複数のスキャンに配分します。
使用方法:
• TR が短い場合、分割スキャンの回数を
増やすと、さらに多くのスライスをス
キャンすることができます。
• スライス間隔が短い場合にクロストー
クを防ぐために、分割スキャンを 2 に
設定してインターリーブのスライスシ
ーケンスを使用します。
スキャンパラメータ:SN 比を向上させる
ために、1 枚のスライス(同一スライス)
について実施した複数のスキャン信号の平
均値。平均化(アベレージング)は、例え
ば、撮像を 2 回行ったスキャンについて行
われます。
PD 画像
MR 用語集
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ベース画像
(Basic image)
ベースライン
(Baseline)
ベースライン補正
(Baseline correction)
ヘッドファースト
(Head first)
ペリフェラル
アンギオグラフィ
(Peripheral
angiography)
ヘルツ
(Hertz)
ボーラス
(Bolus)
補間(インターポレー
ション)
(Interpolation)
ボクセル
(Voxel)
ボクセルブリージング
スキャン: スライスのポジショニング(位
置決め)用に選択したデフォルト画像。サ
ーベイ画像、ローカライザー画像、スカウ
ト画像とも呼ばれることもあります。
後処理(画像再構成):MIP や MPR など
の後処理(画像再構成)用にスキャンした
画像。
BOLD イメージング:活性画像に対する非
活性画像。パラダイムも参照。
MR スペクトロスコピー: ピーク が立ち上
がっていくバックグラウンド信号。
MR スペクトロスコピー:ゼロラインから
のベースラインの偏差を抑制するために行
うスペクトルの後処理。
ポジショニング:マグネットボアに頭から
入るように被検者をポジショニングしま
す。
MR アプリケーション: 末梢血管系の MR
アンギオグラフィ。以下の特別な条件を必
要とします。
• 常に動脈流が拍動していること
• 大きなボリュームのスキャン
• 動脈と静脈の識別が可能な画像
この末梢血管造影法では、造影剤を使用
した 3D グラジエントエコープロトコルが
最もよく使用されます。スキャンは、数段
階のテーブルトップ移動により行います。
最適化されたタイミングシーケンスが必要
です。
MR 物理特性:周波数の SI 単位(1 Hz = 1s1
)。
造影剤の注入による検査:血管内のパーシ
ャルボリューム。血流で運ばれる少量の造
影剤の拡散を追跡します(Bolus トラッキ
ング)。
MR スキャン法:数学的処理により、例え
ば画像マトリクスを 256 x 256 から 512 x
512 に擬似的に拡大する数値計算法。スキ
ャン時間は増加しないが、補間(インター
ポレート)した画像用にさらに多くの保存
空間(スペース)が必要になります。
イメージング:検査するサンプルのボリュ
ームエレメント。
ボクセルサイズ = スライス厚 x ピクセル
サイズ
→ 空間分解能
MR スペクトロスコピー:隣り合うボクセ
MR 用語集
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(Voxel bleeding)
ボディコイル
(Body coil)
ル間における信号強度のクロストークを意
味します。隣りのボクセルに最高 10%の信
号が重なって表示されます。これらの局在
性アーチファクトは主に強度試験中の画像
に現れます。ハニングフィルタで除去する
ことができます。
MR コンポーネント:マグネットに取り付
けられており、送信コイルおよび受信コイ
ルとして機能します。スキャン領域は広く
なりますが、他の特別なコイル(裏面コイ
ル)と違って SN 比は高くありません。
MR 用語集
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マグニチュード画像
(Magnitude image)
マグニチュード
コントラスト
アンギオグラフィ
(Magnitude contrast
angiography)
マグネット
(Magnet)
末梢神経刺激
(Stimulation)
マトリクス
(Matrix)
マトリクスサイズ
(Matrix size)
マルチエコー
シーケンス
(Multi echo sequence)
マルチスライス
イメージング
(Multi-slice imaging)
画像再構成:通常の画像表示。マグニチュー
ド画像のピクセルのグレースケールは、その
位置における MR 信号の大きさに一致しま
す。
別の画像タイプ: 位相画像
MR アプリケーション:大きなボリューム全
体にわたり低速の脈動を良好な分解能で表示
するために使用します。
2 種類のデータボリュームをスキャンしま
す。フローリフェーズ画像には明るい脈動が
表示され、フローディフェーズ 画像には暗
い脈動が表示されます。静止状態の組織は、
両方のデータボリュームで同じよう見えま
す。データボリュームはピクセル単位で相互
に減算され、流動血液の信号強度のみが残り
ます。
→ 永久マグネット
→ 常伝導(電導)マグネット
→ 超伝導(電導)マグネット
安全性:高出力グラジエントを適用すると
磁場が急激に変化します。生成された電場
(磁場強度変化)が特定の閾値を超えると、
被検者の身体に電流が誘導されます。
この電流が末梢神経を刺激して被検者に不快
を与える場合があります。
安全な閾値を設定するための重要な値です。
→ 画像マトリクス
→ ローデータマトリクス
スキャンパラメータ:ローデータマトリク
スのサイズ。スキャン時間のみならず、分解
能と SN 比にも影響を及ぼします。
正方形のローデータマトリクスを使用する
と、行(ロウ)と列(コラム)の数が一致し
ます。
MR スキャン法:様々な T2 強調度で複数の
エコーを励起するパルスシーケンス。信号高
さは横磁化の緩和とともに低下します。この
信号低下を用いて純粋な T2 画像を計算する
ことができます。
MR スキャン法:シーケンシャル(スライス
単位)イメージングの応用型。最初に励起し
たスライスのリカバリー時間を使用して追加
スライスをスキャンします(スキャン時間の
短縮)。スライスはインターリーブ(列単
位)でスキャンされます。
リフェーズ-ディフ
ェーズ方法
MR 用語集
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水飽和
(Water saturation)
水抑制
(Water suppression)
脈波(パルス)
トリガー
(Pulse triggering)
迷磁場
(Stray field)
面内(エリア)分解能
(Area resolution)
モーション
アーチファクト
(Motion artifact)
モザイク画像
(Mosaic images)
画質:水の周波数選択的飽和とその後のデ
ィフェージングにより、水信号を抑制しま
す。この方法は、MR イメージングとスペク
トロスコピーに使用されます。
→ Dark Fluid 法
→ 水飽和
生理学的イメージング:脈波(パルス)ト
リガーは、拍動血や流体により生じるモーシ
ョンアーチファクトとフローアーチファクト
を抑制します。指センサからの脈波をトリガ
ー信号に使用します。
脈波センサは ECG 電極に比べ手軽に使用
できますが正確さに欠けます。したがって、
カルディオイメージングでの使用にはお勧め
できません。
安全性:イメージングに寄与しないマグネ
ット外の磁場。各種の装置または心臓ペー
スメーカーを装着した患者などは磁場から
特定の距離を置いて離す必要があります
(例:0.5mT ライン)。
永久磁石の場合は、システムがほぼ自己
遮蔽されているため、迷磁場は弱くなりま
す。
画質:ピクセルサイズで表します。ピクセル
サイズが小さければそれだけ面内(エリア)
分解能は向上します。
画質: 不規則または無意識の動き(呼吸、
心拍、血流、眼球運動、嚥下、被検者の動
き)により生じるアーチファクト(体動アー
チファクト)。画像の位相エンコード方向に
のみゴーストまたはスミア(プレ)として現
れます。
BOLD イメージング:16∼ 64 枚の EPI 画像
が 1 枚のモザイク画像に編集されます。こ
の編集により、BOLD 表示がさらに鮮明にな
ります。
MR 用語集
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誘導電磁場
(電磁誘導)
(Induction,
electromagnetic)
歪みアーチファクト
(Distortion artifact)
横緩和
(Transverse
relaxation)
横緩和時間
(Transverse
relaxation time)
横磁化
(Mxy)
(Transverse
magnetization
(Mxy))
物理特性:磁場の時間的(一時的な)変化
により生じる受信コイル内の電圧。
画質:画像の歪みは、磁場の不均一性、傾
斜磁場の非直線性、または検査領域付近の
強磁性物質により生じます。
MR 物理特性:歳差運動を行っているスピ
ン間に位相コヒーレンスが失われると(ス
ピン交換により)、横磁化が減衰します。
スピン-スピン緩和とも呼ばれます。
→ T2 定数
MR 物理特性:横磁化 Mxy は X-Y 平面にお
ける巨視的磁化ベクトルの成分です。すな
わち、適用磁場(静磁場)に対して垂直方
向になります。
横磁化の歳差運動により、受信コイルに
経時的に変化する電圧が誘導されます。こ
の電圧の経時変化が、MR 信号です。RF 励
起後、Mxy は時定数 T2 (理想値) または T2*
(実際値) でゼロまで減衰します。
MR 用語集
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ラーモア周波数
(Larmor frequency)
ラジオ周波数
(高周波)(RF)
(Radio frequency (RF))
ラティス(グリッド)
(Lattice)
リードアウトバンド幅
(Read out bandwidth)
リードアウト方向
(Read out direction)
離心
(Eccentricity)
リファレンス画像
(Reference image)
リフェージング
(Rephasing)
リフェーズ
-ディフェーズ
(Rephased-Dephased)
リフォーカス
(Refocussing)
流速測定
(Flow quantification)
MR 物理特性:核スピンが主磁場近く(主磁
場内)で歳差運動する周波数(共鳴周波
数)。原子核のタイプと適用磁場の強度に依
存します。
プロトンのラーモア周波数は、1.0 テスラ
で約 42 MHz、1.5 テスラで約 63 MHz で
す。
→ 歳差運動
MR 物理特性:原子核を共鳴させるのに必要
な周波数。ラジオ周波数(RF 周波数)は音
響周波数と赤外線周波数の間にあります。
MR の場合メガヘルツ(MHz)範囲(領域)の
周波数を使用します。人体への RF 電磁波の
主な影響にエネルギーの吸収があり、通常、
体表面の発熱として現れます。エネルギーの
吸収値は安全性の閾値を確保するうえで重要
です。
→ 比吸収率(SAR)
MR 物理特性:縦磁化の緩和時に原子核がエ
ネルギーに変わる磁場/熱環境。
スキャンパラメータ:パルスシーケンスの
リードアウト方向の受信バンド幅。信号の収
集時間に相当します。
MR スキャン法:MR 信号のリードアウト方
向に一致する画像方向。周波数エンコード方
向とも呼ばれます。
→ オフセンター
後処理:再構成の方法(MIP または MPR な
ど)を定義する場合に選択されるテンプレー
ト。
MR 物理特性:ディフェージングとは逆の処
理操作。スピンを元の位相に戻します。スピ
ンエコーを作り出す 180ºパルス、または反
対方向のグラジエントパルスを印加してリフ
ェージングを 行います。
→ マグニチュードコントラストアンギオグ
ラフィ
→ リフェージング
MR アプリケーション:フェースコントラス
トを使用する定量的な流量測定。大きな血管
の病変検査に、または広範な MR 心臓血管
検査の一部として使用します。流速測定では
非侵襲的血流解析が行えます。
リードアウト
MR 用語集
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励起パルス
(Excitation pulse)
冷却用寒剤(冷媒)
(Cryogen)
レジストレーション
(Registration)
列(コラム)
(Columns)
レトロスペクティブ
ゲート法
(Retrospective gating)
レリーフ(浮き彫り)
アーチファクト
(Relief artifact)
連続マルチスライスイ
メージング
(Sequential multislice
imaging)
ローカライザー
(Localizer)
ローデータ
(Raw data)
ローデータフィルタ
(Raw data filter)
MR スキャン法:磁場のスピン平衡は短い
RF パルスにより歪みます。励起 RF パルス
のエネルギーが高いほど、磁化の励起が大き
くなります。RF パルスを印加した後の最終
的な磁場の角度はフリップアングルと呼ばれ
ます。
マグネット技術:マグネットの超伝導性(超
電導状態)を保持するための冷却剤(液体ヘ
リウム、窒素など)。
スキャン準備: MR 検査を実施する前に、
被検者の登録を行う必要があります。被検者
データを入力し、被検者と MR 画像固有の
関連付けを行います。
インターベンショナルイメージング:
- 被検者の “実際” 位置とスキャンデータの記
録とのリンク。
- 様々なモダリティのデータの整合。
MR スキャン法:スキャンマトリクスの周波
数エンコード部分。
→ 行(ロウ)
MR 物理特性:未トリガー(非同期)データ
と ECG 信号の同期収集。この後、ECG 信
号は後処理で心周期の正しい位相に画像を割
り当てるために使用されます。また拍動性フ
ローにも使用することができます。
画質:脂肪成分や水成分に大きな差がある
組織間(例えば脾臓、腎臓、眼窩、脊椎、
脊椎板など)の遷移部分に現れる構造。
このアーチファクトはケミカルシフトによ
って生じます。リードアウト時の脂肪プロト
ンの歳差運動は、同じスライスの水プロトン
に比べ、磁気シールド効果のために遅くなり
ます。このため、脂肪プロトンの信号が不正
確にエンコードされます。
MR スキャン法:検査部位のスライスが連続
的にスキャンされます。適切なグラジエント
を使用して希望のスライスを選択します(選
択的励起)。
→ ベース画像
MR スキャン法:MR スキャンは、画像を直
接撮影しません。ローデータを生成した後、
それを画像に再構成します。
スキャンパラメータ:画像計算に先立ち、
ローデータをフィルタ処理することができま
す。例えば、様々な強調機能を持つハニング
フィルタを使用してエッジアーチファクトを
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
ローデータマトリクス
(Raw data matrix)
論理的グラジエント
(Logical gradients)
低減することができます。
MR スキャン法:ホログラムの場合と同様
に、ローデータマトリクスの各点には完全な
画像の情報が含まれています。ローデータマ
トリクスと画像マトリクスの各点は一致しま
せん。
ローデータマトリクスの中心近くに配列され
た行は、画像の基本的な構造とコントラスト
を決定します。また、ローデータマトリクス
の外側行は、それぞれ画像の詳細な境界/輪
郭線構造に関する情報に使用され、分解能も
決定します。
2 次元フーリエ変換を用い、ローデータマト
リクスは画像マトリクスに変換されます。こ
のため、ローデータの各行はフーリエ行とも
呼ばれます。
MR スキャン法:直交スライスの場合、3 つ
の物理的グラジエントは、それぞれ特定の
“論理的” タスク(スライス選択、周波数エン
コーディング、位相エンコーディング)を有
しています。オブリークスライスの場合、論
理的グラジエントは物理的グラジエントの組
合わせによって形成されます。
MR 用語集
A B C D E F H K L M P R S T V Z あかさたなはまやら
3D Turbo SE
3D イメージング
(3D imaging)
3D シム
(3D shim)
3D スラブ(ブロック)
(3D block (slab))
MR スキャン法:3D シーケンスの TurboSE
を実行すると、薄いスライスとほぼ等方性
のボクセルからなる T2 強調画像を得ること
ができます。
MR スキャン法:個々の単一スライスでは
なく 3D スラブ(スキャンボリューム)が
励起されます。スライス選択方向で位相エ
ンコードを追加すると、スライス選択方向
の情報が得られます。
画質チェック:3D シムを適用すると、シム
ボリュームを制限することができ(局所シ
ム)、3D ボリュームが定義されます。磁場
の局所分布がこのボリューム内に設定さ
れ、シム電流が計算されます。
3D シムは MAP シムに比べて脂肪をより抑
制するため、正確な結果を得ることができ
ます。スペクトロスコピーでは、インタラ
クティブシムの開始値が正確になります。
MR スキャン法:3D イメージングのための
励起スキャンボリューム。3D スラブはパー
ティションに分割されます。
MR 用語集
略語
ADC
ADC
AS
b
B0
B1
CA
CE MRA
CNR
CP
CSF
CSI
dB/dt
EPI
FA
FFT
FID
FLAIR
fMRI
FOV
FT
FWHM
GBP
GMR
GRE
Hz
IPA
IPP
IR
IRM
LP
MIP
MPPS
MPR
MR
MRA
MRI
MRS
MTC
mT/m
MTS
Mxy
Mz
NMR
PBP
PCA
アナログ-デジタルコンバータ
見掛けの拡散係数
アクティブシールド
B値
主磁場
交流磁場
造影剤
造影剤強調 MR 血管撮影
コントラスト-ノイズ比
円偏波
脳脊髄液
ケミカルシフトイメージング
時間当たりの磁場変動
エコープラナーイメージング
フリップアングル
高速フーリエ変換法
自由誘導減衰
フレアー法
ファンクショナル MRI
撮像視野
フーリエ変換
半値(ピーク)全幅
グローバルボーラスプロット
グラジエントモーションリフェージング
フロー補償
グラジエントエコー
ヘルツ
一体型パノラマアレイ
一体型パノラマポジショニング
インバージョンリカバリー
インバージョンリカバリーマグニチュード
直線偏波
最大値投影法
モダリティ実行手順
多断面再構成
磁気共鳴
MR アンギオグラフィ
磁気共鳴撮影法
MR スペクトロスコピー
磁化移動コントラスト
ミリテスラ/メートル
磁化移動
横磁化
縦磁化
核磁気共鳴
ベースラインのピーク信号変化量
フェーズコントラストアンギオグラフィ
MR 用語集
略語
ppm
RF
ROI
SAR
SE
SI
SNR
SR
SVS
T
TA
TD
TE
TEeff
TGSE
TI
TIR
TIRM
百万分率
ラジオ周波数
関心領域
TR
TReff
TSE
TTP
venc
VOI
繰り返し時間
比吸収率
スピンエコー
国際単位系
SN 比
サチュレーションリカバリー
シングルボリュームスペクトロスコピー
テスラ
撮像時間
遅延時間
エコー時間
実効エコー時間
ターボグラジエントスピンエコー
反転時間
ターボインバージョンリカバリー
ターボインバージョンリカバリーマグニチ
ュード
実効繰り返し時間
ターボスピンエコー
ピーク到達時間
流速エンコーディング
関心ボリューム
MR 用語集
今後、随時改訂していく予定ですので、
みなさまのご意見・ご指摘をお待ちしております。