月曜礼拝 2003年4月

月曜礼拝 2003年4月
黒田 禎一郎
「祝イースター」
イエスは言われた。
“わたしは、よみがえりです。いのちです。
わたしを信じる者は、 死んでも生きるのです。”
ヨハネの福音書11章 25 節
イエス・キリストの復活を心からお祝い申し上げます。
桜前線が北上してきました。草木の新芽が目を出す春となりましたが、皆様いかがお
過ごしでしょうか。今月はイースター月、イエス・キリストの復活が全世界で記念され
ています。
さて、イエス・キリストは冒頭のみことばのように語れました。死人の復活などありえな
いと多くの人々が考えます。確かに、普通 では信じられないことですね。しかし、世界
の創造神であるなら、また無から有を生み出すことができる神なら不可能ではありま
せん。聖書はキリスト様が復活したと述べています。しかもイエス・キリストご自身が、
自分の復活を語られました。もしキリストが復活しなかったとするならば、キリストは大
嘘つきと言わねばなりません。しかし、本当にそうでしょうか。聖書は、多くの箇所でキ
リストの復活を重要視しています。考えてみてください。もしキリストがよみがえらなか
ったとするならば、
第一に、なぜキリスト教会が存在しているのでしょうか。しかもその信仰のために人生
を捧げている牧師や宣教師は、大うそつきで最も愚かな者たちです。果 たして、クリ
スチャンはそのような愚かな者でしょうか。
第二に、なぜ聖書は嘘を真実のように語る必要があるのでしょうか。嘘は罪であると
教える聖書が、なぜ嘘を教える必要があるでしょうか。復活は事実か虚偽かいずれ
かです。あなたは、そのどちらを信じますか。
第三に、聖書の中心点が不明確になるのです。聖書は何を教えているのでしょうか。
それはイエス・キリストの復活です。復活こそ聖書メッセージの中心です。もし聖書に
復活が記録されていないならば、聖書は人間的レベルでの宗教にすぎません。しかし、
そうではありません。天の父なる神は主権をもって、全世界の人々に救いのメッセー
ジを届けておられるのです。
この復活メッセージを受け入れるには、ただひとつ信仰が必要です。あなたはキリスト
が言われたことばを、信じられますか。今年のイースターを機に、あなたも真に生きる
人になってください。神の祝福をお祈りします。
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