2 0 1 ５年冬号天白キリスト教会 GoodNews 小さき者となった神クリスマス、それは今から二千年ほど前の出来事です。ユダヤのベツレヘム。しずかな夜のことでした。一軒の宿屋の馬小屋から、かわいい赤ちゃんの泣き声が響きました。ヨセフとマリヤに見守られた赤ちゃん。うす暗い馬小屋の、えさ箱の中に眠る赤ちゃんは、神のみ子イエスさま。その夜、この世界に神のみ子イエスさまが来てくださったのです。神が人間の姿となった。それは、人に支えられなければならない弱々しい赤ちゃんとして生まれた、ということです。さらに聖書は語ります。「この方はご自分のくにに来られたのに、ご自分の民は受け入れなかった」と。人はあくまでも自分中心、自らを神として、神を神として認めない。かえって自分の力や強さを追い求め、それを誇りとしています。神抜きにした自己中心、それを聖書は罪だと告発しているのです。この自己中心こそが人の悲惨の原因なのです。では、神とはどのようなお方でしょうか。お空の彼方で微笑んでいる白いひげのおじいさん、たまに機嫌をそこねると人にバチを与える、そのようなお方ではありません。全世界の創造者にして支配者であると聖書は語ります。しかし、それと同時に人となって徹底的に人の弱さ、惨めさをなめつくされたお方であるというのです。イエス自身、最も小さき者となったことを通して、人間の弱さ、苦しみを理解してくださるのです。神は人の弱さに寄り添い、光を当てて下さるのです。「わたし（神）の力は、弱さのうちに完全に現れる」と私たちを招くのです。それゆえに、初代教会の偉大な使徒パウロはこのように大胆に告白したのです。「ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう」「私が弱いときこそ、私は強いから」と。今年のクリスマス、あなたに寄り添うためにこられたお方、イエス・キリストに近づく時となりますよう。あなたに神の祝福を祈りつつ。天白キリスト教会牧師森下信義クリスマスに行われる各集会同盟福音基督教会天白キリスト教会こどもクリスマス聖書の話、賛美、ケーキをつくって食べよう♪ 参加費 100 円クリスマス礼拝イエス・キリストの誕生を記念する礼拝。大人も子どもも、どなたもおいでください。 TEL ０５２−８０２−４９４９