world Sustainability Report 2016 GRI Report world 持続可能な農業 基本的な考え方 コカ・コーラシステムでは、2020 年環境目標の一つ 世界中の農業現場での普及を推進しています。 として、「持続可能な農業」を重点分野と位置付け 国内においては、茶系飲料の茶葉の産地で SAGP ています。2020 年までに、飲料の原材料となる主 を普及させ、農業の持続性を高める取り組みを全 要な農産物を持続可能な供給源から 100%調達す 国で行っています。お茶やコーヒー 豆においては、 ることを目指しており、具 体 的な取り組みとして、 2015 年末までに 100% 持続可能な供給源からの 持続可能な農業の指針である取引産地基準 SAGP 調達を既に達成しており、今後は果汁を含む主要 (Sustainable Agriculture Guiding 農産原料に重点を置いて取り組んでいきます。 Principle:持続可能な農業の基本原則)を 定め、 日本緑茶におけるSAGP展開規模 2014年∼2015年JGAP+SAGP取得実績 生産者組合数 JGAP取得作付面積 備考 133 約6,000ヘクタール 日本の茶栽培面積の10% 「2015 年 GAP 普及大賞」を受賞 日本コカ・コーラは、農業の持続性を高める GAP は、アジア GAP 総合研究所が、1 年間で最 (Good Agricultural Practice:農 業 生 産 工 程 も GAP の普及に貢献した取り組み事例を表彰 管理)の取り組みが評価され、アジア GAP 総合 する賞です。 研究所より「2015 年 GAP 普及大賞」を受賞 しました。 アジア GAP 総合研究所は、農業生産者に対 して、消費者の求める農産物を生産するための 農 場 管 理 手 法 で ある JGAP(Japan Good Agricultural Practice:日本 版 適 正 農 業 規 範)の開 発、導 入 支 援およびそれに付 随する 事業を行い、農産物安全、環境、労働者福祉 に配慮した持続可能な農産物生産システムおよ び農産物流通システムの確立に寄与することを 目的に設立された団体です。「GAP 普及大賞」 SAGP 認証された茶園 56
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