第 75 号(平成 27 年度 No.1) 新年度スタート! 新入生のみなさん、入学おめでとう。中学校の時にも目にしたことがあるかもしれませんが、豊田東 高校はこの「夢風」という情報誌を発行しています。学校で行われる行事、ESDの様々な取組、それ ぞれのプランにおける授業活動や、部活動の様子などを取り上げ、約月一回のペースで生徒のみなさんと地域の方々 にお届けしています。 8年前、ここ御立の地に移転した「総合学科」である東高で、どんな活動が行われているのかをみなさんに知って もらうために、当時の職員が夢風を企画しました。初期の夢風では、「メディアホール」について、それがどんな風 に利用されているかなどの記事も載っていたんですよ。 これまで発行された夢風は全部、Web ページで見ることができます。興味を引く活動を見つけることができるかも しれません。それでも、夢風と Web ページで活動のすべてを紹介できるわけではありません。まだまだ知らない東高 の活動や魅力を、これから始まる学校生活を通して、あなた自身が見つけてくださいね。 「夢風」は Web ページでも発信しています。 → http://www.toyotahigashi-h.aichi-c.ed.jp ● 入学式 4月6日(月)、入学式が挙行され、240名の新入生が新たに豊 田東高校の一員として迎えられました。校長式辞においては、東高の 同窓会、わかきぬ会から贈られた体育館舞台の緞帳(どんちょう)に ついてのエピソードが紹介されました。男女共学を表す二羽の鳥、3 世代にわたる卒業生を輩出していることを表す白い木蓮、薄紅の桜、 紅椿。そしてその流れを示す矢作川の鮮やかな青。これから先の学校 行事で目にする機会もあることでしょう。豊田市(旧小原村)出身で 日展入選作家である福岡正臣氏が緞帳に込められた熱い思いを受け 取って、みなさん自身が「夢の実現」に向けて一歩ずつ努力を重ねて ほしいと思います。校長先生が言われたように、みなさんは私たち教員にとっての夢であり、希望なのです。 入学式の後、1年学年団の紹介がありました。学年主任の三ツ矢先 生の熱いメッセージもちゃんと覚えていますか?「失敗をしてもよい のです。もしかすると、高校は失敗できる最後の場所かもしれません」 という言葉は、新しい学校生活に対して新入生が抱いていた不安を吹 き飛ばす力強いものでした。学年スローガンは「Innovation」です。 革新の精神とは、失敗を恐れず、果敢に挑戦していくところから生ま れるのでしょう。高校生活は始まったばかり。多くを学び、多くのこ とに挑戦していきましょう! 平成 27(2015)年4月 22 日 愛知県立豊田東高等学校 総合学科推進部 ●文化部総合フェスティバル 1日目の展示室の風景 演劇部 箏曲部 去る 3 月 25 日(水)と 26 日(木)、第 6 回文化部総合フェスティバルが2会場において行われました。初日は豊 田市民文化会館小ホールにて IFC 部が童話の英語吹き替えに挑戦、JRC 部はレッドリボン啓発運動の発表、演劇部は 紗幕を使った舞台背景で迫力ある演技を披露しました。展示室では文芸イラスト、写真科学、美術、書道、家庭、茶 華道の各部が日頃の成果を発揮し多数の作品を発表しました。2日目は豊田市コンサートホールで定期演奏会(箏曲、 合唱、吹奏楽)が行われました。憧れの舞台での発表と部員一同気合いを入れ熱心に取り組んできた結果、客席から 暖かい拍手をたくさん頂くことができました。生徒たちは舞台を踏むことで力をつけ、成長していくものです。お越 し頂いたお客様には改めて感謝申し上げると共に、また来年もひと回り成長した生徒たちの姿を是非見て頂きたいと 思います。 ●第一回ダービーシャー高校生派遣 昨年度、豊田市はイギリスにある姉妹都市ダービーシャーに高校生を派遣 し、本校からも三年生の生徒が一名参加しました。 3月 14 日(土)から 27 日(金)までの日程で実施され、イギリスに到着 したその日からホームステイが始まりました。滞在中は Burton and South Derbyshire College(BSDC)での授業に参加し、イギリスの歴史や文化に関す る講義、現地学生との交流や実習授業、名所の見学などを通じて、実に様々 なことを学びました。研修最終日には、日本文化や豊田の紹介、イギリスに 来て気づいたことなどを英語で発表しました。お越しいただいた方々からたくさ 英語でのプレゼンの様子 んお褒めのお言葉をいただいたことは、大きな自信となったことでしょう。 本研修を通じて、語学を磨くだけでなく、「同じこと」や「違うこと」をたくさん学んだことだと思います。様々 な場面でこの体験を還元し、国際社会に生きる一員として、今後ますます活躍してくれることを期待しています。 ダービー、バートンの風景 ◎次号も楽しみにしていて下さいね!
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