理科 偏差値20アップ指導法 天気の変化

理科
偏差値20アップ指導法 天気の変化
予習シリーズ(5年上第4回)参照
予習シリーズ P.43
練習問題 
砂と水とでは、
、、、
、、、
砂の方が温まりやすく
冷めやすい
、、、
、、、、
水の方が温まりにくく冷めにくい、という性質の違いがあります。
電球により同様に温めていくと、
温まりやすい砂の方が先に温まり、
砂の上の空気の方が水の上の空気よりも高温になります。(問1→イ)
これにともない、砂の上の空気の方が大きく膨張し、
密度が小さくなるために上へ移動していきます。
逆に、水の上の空気は下へ移動します。(問2→ウ)
こうして空気の対流がおこるのです。
この実験の実験内容は、陸地(すな)と海(水)と太陽(電球)にもあてはまります。
太陽が照っている昼間には、
陸地の上の空気の方が海の上の空気よりも高温になり、上へ移動していきます。
こうしておきた空気の対流が風です。
この場合には、陸地の上の空気が上昇し、
地表近くでは海から陸へ風が流れる海風(問3)となります。
練習問題
補足 この問題の表は、紙面の上を北とし、矢印(→)の先が“風向”ではなく、風が流れ
、、
て行く向きを示しているものとしています。
ア は北側からの風が多く冬、○
イ は南側からの風が多く夏と判断できます。
問1 ○
ア は北西寄
問2 風は、気圧の高いところから低いところへ吹くものですから、風が来る側の、○
イ は南寄りと判断できます。
り、○
練習問題
問1 雲が北西の季節風に流され、日本海側に分厚い雲がかぶり太平洋側は晴れている、典型的
な冬型です。
問3
東京には雲がかかっていませんので、晴れ。
新潟あたりは分厚い雲におおわれているので、雪と考えられるでしょう。
伊豆諸島の天気がどうであるかは、残念ながらこの画像だけでは判断しかねます。
仮に、選択肢ア~ウからひとつずつ選ぶものとすれば、残りのイになるでしょう。
問4 この画像だけから、今後の具体的な天気を予測することはできませんが、冬であることを
考えると、選択肢の中ではアが適当でしょう。
- 1 -
演習問題集 P.14
練習問題 
問1
日本付近では、偏西風により雲は西から東へ動いていきます。(→問4)
B
雲の様子を見て、西から東へ動く順へ、並べてみましょう。
C
問2 Bでは、東京に雲がかかっていませんので、晴れと考えら
れます。
問3 冬(1月・12月)・夏(8月)・梅雨(6月)の特徴が見られませ
んので、残りのイ(4月)が選べます。
A
演習問題集 P.15
練習問題 
問1
A
B
日本に台風が近づいて
います。
↓
エ
C
日本に停滞前線による
帯状の雲がかかってい
ます。
↓
ウ
- 2 -
北西の季節風により、
雲が流れています。
↓
ア