宇都宮市教育センターだより Utsunomiya City Educational Center 通巻 第52号 平成19年9月28日発行 修道館 栃木県宇都宮市天神1−1−24(〒320−0816) ・平成19年度事業概要・職員紹介 ・「うつのみや 子ども かがやきプラン」について 教育センター開所5年目を迎えて 宇都宮市教育センター所長 久保 徹 当センターも開所5年目を迎えました。こ の節目の年に,職員全員で「これからのセン ターはどうあるべきか。 」を念頭に,これまで の相談,研修,調査研究,情報教育の4つの 機能や事業等の見直しと今後の付加すべき機 能や事業の洗い出しに取り組んでいるところ です。 いくつか検討していることをあげてみるこ とにします。現在,児童生徒の学力の向上, コミュニケーション能力の育成や教職員の資 質向上が社会的課題となっていることから, 今後は新たな機能を付加する必要があると考 えております。例えば,カリキュラムコーデ ィネート機能や教職員の自主研修や自主研究 グループの支援機能を検討しています。さら に,資料室の整備と開放を積極的に行い,全 国から収集したカリキュラムやシラバス関係 の資料や文科省関連の資料および蔵書の閲覧 をできるようにしたり、 「授業の鉄人」の視聴 覚教材を製作し,それを使った自主的な研修 会や研究会を5時以降に開催できるようにし たりすることも課題解決につながると考えて おります。教職員が積極的に活用するセンタ ーになるよう職員全員で検討しております。 これまでの機能の見直しについては,研修 機能に関しては,人材育成の重要な方策であ り,その成果が上記の課題解決に向けた教育 活動に生きるものであるという視点から,セ ンター研修が学校現場に役立つ研修になる よう見直すとともに,研修が学校現場で生か されるための評価法の工夫を検討していま す。また,出前研修を始めとする校内研修の 充実も取り込みながら,本市の実情にあった 研修体系の構築の検討に入っております。 相談機能については,業務の増大からサー ビスの低下が心配されますので,その点の見 直しと今後の相談体制のあり方を検討して います。 情報教育機能については,情報化が進むに 連れ,新しい課題が増えてきており,これら への適切な支援について検討を始めており ます。 これらの話し合いを通して,私たち自身の 学びの高まりと共通理解の深まりが自覚で きるようになりました。これからはセンター が5年後,10年後を見据え先取りした現場 支援に努めることができ,教職員の「学びの メッカ」となれるよう努力してまいります。 1 特別支援教育担当 教育相談担当 とらいあんぐる担当 まちかどの学校担当 つげの木教室担当 2 情報教育担当 就学相談担当 研修担当 かすたネット担当 管理担当 3 平成19年度 宇都宮市教育センター職員一覧 管理担当 特別支援教育担当 所 長 徹 副主幹・指導主事 上澤 久子 副 所 長 細井 直市 副主幹・指導主事 礒 総括主査 鶴見 幸子 指導主事 主 山内 和子 任 久保 大瀧 伸一 副主幹・指導主事 伊澤 廻谷 敦士 就学相談担当 教育相談担当 副主幹・指導主事 弘子 相談員 小平 真希 相談員 安彦 相談員 山 相談員 山岡登美子 恵 由佳 かすたネット担当 裕 相談員 三好 加織 教育相談員 八島江里子 相談員 石崎 健一 教育相談員 宇賀神理恵 相談員 赤池 祐哉 教育相談員 永尾有樹子 相談員 奥山 和子 教育相談員 長岡 和恵 訪問相談員 加納 真理 とらいあんぐる担当 担当教諭 情報教育担当 清水 敬信 指導員 原 美子 副主幹・指導主事 手塚 浩 指導員 窪田 優美 指導主事 佐藤 裕 まちかどの学校担当 ネットワーク担当 別府 哲彦 主任教諭 髙橋 英史 ネットワーク担当 洞口 昌幹 担当教諭 髙橋 正和 システム管理担当 石川 一美 指導員 半田 昌子 システム管理担当 中山 京 指導員 荒川 清子 指導員 國政美樹子 指導員 渡辺 佑介 臨時職員 渡辺 智帆 指導主事 熊倉 仁 研修担当 つげの木教室担当 指導員 小屋松 哲 指導主事 齋藤 知之 指導員 須藤 篤子 指導主事 大木 和明 指導員 阿久津直美 指導員 宇梶 浩史 4 教 育 講 演 会 開 催 さ れ る (学校教育相談基礎研修第3日と併せ開催) 8月22日,栃木県教育研究所相談部長の丸山隆 先生をお迎えし,とちぎ福祉プラザにて教育講演会 を行いました。 参加申込者は,350 名で,当初予定の 200 名を大 幅に上回り,急遽,会場を教育センターからとちぎ 福祉プラザに変更しての実施でした。 演題は,「怒りをコントロールできない子の理解 と対応」で,丸山先生のユーモアを交えた笑いあり, 涙ありの世界に,参加者は思わず引き込まれていま した。 以下に,当日の講話の内容を抜粋します。 ○ 脳科学から ・ 感情を生み出す,アクセルの部分である扁桃体は,身近な人とのプラスのコミュニケーショ ンによって成長する。感情のブレーキの役割をする前頭前野 46 野は,表情を読んだり,言葉 を交わしたりすることで成長する。つまり,感情をつかさどる脳の機能は,人とのかかわりの 体験があって初めて成長する。 ○ 怒りのコントロール ・ 怒りは感情の一種で,湧き起こってくるもの。沸き起こってくる感情自身を止めることはで きないが,感情の健全な表現の仕方は,学ぶことを通して身につけることができる。 ○ 対応について ・ 怒りの「引き金は何か?」を知る。 ・ 怒りの感情が湧き起こった後の耐性をつける(導火線を長くする)ため,気を紛らわせる, 居場所を変える,ユーモアを使う,リラクゼーション等の方法を使う。 ・ パニックを起こした時には,相手がいるときは場所と時間(引き離す,「タイム・ちょっと待 って!」)を確保し,静まるまで待ち,無理に「ごめんなさい」を言わせない,最後には抱きしめ る。 ・ 話せる友人,先生,親が本人なりの言い分を否定せずに聴く。プライドを大切に「それで?」 「大変だったね!」「君には理由があったんだね」等と。 ・ 落ち着いたら, 「怒る必要はあった?」 「みんなはどう思ったかな?」 「どうしてこうなっちゃ ったんだろうね,どうしたらよかったのかな?」「今の気持ちはどう?」「おこりんぼうさんの 約束を守れたかな?」等と振り返り,同じようなことが生じた時の対処の仕方を確認する。 ・ 怒りの安全な表現の仕方は,ふだんから大人が見本になって,言葉等で表現していく。 ・ 感情を表現するスキルを身につけるために,積極的な無視,つぶやき方と自己沈静法,SS T,怒りの解消法等をためしていく(下記参考文献参照) 。 おこりんぼうさんの約束 参考文献 「おこりんぼうさんとつきあう 25 の方法」 明石書房 「キレやすい子へのソーシャルスキル教育」 ほんの森出版 おこってもいいよ でも ◇だれかを傷つけないでね ◇自分のことを傷つけないでね ◇物をこわさないでね ―どうしておこっているのか話そうよ 5 本市における 特別支援教育基本計画を策定しました ダイジェスト版により,ご紹介します うつのみや ∼ 子ども かがやきプラン 一人ひとりの成長を大切にした教育を目指して ∼ ▲△▲△ ▲△▲△ この計画は,本市の学校教育推進計画である「うつのみや いきいき学校 プラン」 に基づき,平成 19 年度から平成 27 年度までの9年間を期間として,宇都宮市立 の小・中学校において,特別な支援を必要とする児童生徒一人ひとりの成長を大切 にした教育を目指すために策定したものです。 ▲△▲△ ▲△▲△ ▲△▲△ 基本理念 特別な支援を必要とする児童生徒一人ひとりが 自己の能力を最大限に発揮し 自信と意欲をもって社会に参加できるよう 一人ひとりの成長を大切にした教育を目指します 基本方向 1 特別支援教育の啓発 すべての教育活動において特別な支援を必要とする児童生徒への支援が 進められるよう学校への助言や市民への啓発に努めます。 2 特別支援教育の体制の整備 学校が適切に特別支援教育を進められるよう,人的支援体制や物的環境 の整備など学校支援に努めます。 3 教職員の専門性の向上 教職員研修を充実し,指導内容・方法等の工夫,個別の指導計画の作成・ 活用等について学校支援に努めます。 4 幼児期からの一貫した支援 幼児期からの一貫した支援を目指し,子ども発達センターや特別支援学校, 医療・福祉・就労等関係機関との連携強化に努めます。 6 9つの重点事業で特別支援教育が充実します 基本的施策の展開 1 特別支援教育の啓発を図るために 1 特別支援教育の理念を踏まえた学校経営 2 特別支援教育の理念や発達障害に ついての啓発 3 指導助言機能の充実 2 特別支援教育の体制の整備のために 1 指導体制の整備(指導の充実) 2 人的支援体制の整備 3 物的環境の整備 3 教職員の専門性の向上のために 1 教職員研修の充実 2 校内研修・個別の指導計画作成等への支援 3 特別支援学級等担当者の人材育成の検討 4 幼児期からの一貫した支援のために 1 就学相談・就学指導の充実 2 教育相談の充実 3 幼・保・小,小・中学校間連携 4 子ども発達センターとの連携 5 特別支援学校との連携 6 医療・福祉・就労機関との連携労機 関との連携 重 点 事 業 1 啓発資料の作成・発行(充実) <目標>H19 年度から市民向け啓発資料を発行 H21 年度から情報コーナー設置 2 通常の学級における特別支援教育推進事業 (新規) <目標>H19 年度から調査研究開始 H21 年度 紀要(マニュアル)配布 3 通級指導教室活用推進事業(新規) <目標>H19 年度から通級指導システム検討開始 H21 年度から新システムによる指導開始 4 特別支援教室整備・担当者配置事業(新規) <目標>H22年度までに全小中学校にスペース確保 H27 年度までに全小中学校に特別支援教 育担当者配置 5 特別支援教育専門性向上事業(新規) <目標>H20 年度調査研究完了 H21 年度新たな研修体系で研修実施 6 特別支援学級・通級指導教室担当者の人材育 成事業(新規) <目標>H20 年度から特別支援学級担当制度を構築 学校における取組 1 特別支援教育の啓発を図るために 1 特別支援教育の理念を踏まえた学校経営 2 地域・保護者への啓発 2 特別支援教育の体制の整備のために 1 特別支援教育の理念を生かした学級づくり 2 全職員の共通理解に基づいた校内支 援の実施 3 様々な教育の場を生かした支援の充実 7 子ども発達センターと連携した相談支援事業 (新規) <目標>H19 年度から5歳児相談事業との連携 の在り方等子ども発達センターとの協議開始 8 特別支援学校との交流推進事業 (新規) <目標>H19 年度 特別支援学校分校設置につ いて県との検討・協議開始 9 幼児期から就労までの一貫した支援事業 (新規) <目標>H20 年度までに一貫した支援の具現化 について協議(市独自の<仮称>サポートブ ック作成) H21 年度からサポートブックの配布・活 3 教職員の専門性の向上のために 1 障害特性の理解と対応に関する校内 研修の充実 2 特別支援教育に視点をあてた授業研 究の実施 用開始 4 幼児期からの一貫した支援のために 1 幼児期からの一貫した支援・連携 2 特別支援学校との連携 3 医療・福祉・就労など関係機関との 連携 うつのみや 子ども かがやきプラン の詳細は, 市役所又は教育センターのホームページ,特別支 援教育のキャビネットでご覧になれます。 計画のシンボルマーク 宇都宮の頭文字の「U」と「人が互いに向き合い 手を繋いでいる姿」「笑顔」を表したものです。 7 平成19年度 新規研修の紹介 高機能自閉症理解研修 対 象:○小中学校教員希望者(通常の学級担任向き) 実 施 日 時:1/7(月)9:30∼16:00 内 容:事例を通して学ぶ ― 発達障害のある子の理解と対応の実際― 講師:岡山大学教育学部教授 佐藤 暁先生 (「困り感に寄り添う支援の実際」等の著者) ポ イ ン ト:高機能自閉症やアスペルガー症候群などの傾向があり,通常の学級の中で困難さを抱え ている児童生徒について理解を深めるとともに,見て分かる指導の工夫例などを通して, どう特別支援教育を進めていけばよいのかを具体的に学びます。 ※本研修につきましては,期日が迫った時期に,再度,研修受講希望者を募集 いたしますので,奮って御参加ください! 教科別スキルアップ研修 対 ) 象:○教職6∼9年目の小・中学校教員(※センターで計画的に指名しています。 ○上記以外の希望する小・中学校教員 実 施 日 時:小学校:8/23(木),1/22(火) 中学校:8/24(金),1/29(火) 時間は研修日によって異なります。(宇都宮市教職員研修要項を参照願います) 内 容:講話・研究協議・演習 「教科指導の充実」−模擬授業,指導案作成,教材研究など ポ イ ン ト:小学校国語・算数と中学校各教科の授業実践力の向上を図ります。夏季休業中に実施す る研修1日目(発問分析やマイクロティーチングなどの内容)に基づいて,その後,受 講者が勤務校において授業実践を行い,研修2日目にその検証を行うことにより,実践 的な指導力の向上を目指します。 小学校英語活動推進研修 対 象:○希望する小学校教員 実 施 日 時:7/24(火),7/25(水) いずれも9:30∼16:30 内 容:講話―「小学校英語教育の方向性」 「中学校における英語教育」 演習―「年間指導計画作成の考え方と手法」 「効果的なALTとの協同授業」 「英語活動の授業づくり」 など ポ イ ン ト:小学校における国際理解教育の一環としての英語活動を実践し,児童が英語に触れたり, 外国の生活・文化に慣れ親しんだりしながら,国際感覚を身に付けられるようにするため には,年間を見通した指導計画に基づき,ALTとの効果的な協同授業を実践することが 大切です。本研修においては,指導計画の作成,ALTとの打合せ,英語活動の模擬授業 などの演習を,ALTも講師として参加して行います。実践的な研修を通して,英語活動 への理解を深め,授業で役立つ指導技術の向上を図ります。 8 今日的な教育課題に関する調査研究の概要 □ 教育センターでは,教育の充実及び振興を図るために,教育に関する今日的課題や 長期的展望に立った課題について,調査及び研究を行っています。 ○ 「体力向上プログラムに関する調査研究」 子どもの体力低下が全国的な健康問題として取り上げられている中,子どもたちが楽しみながら 運動に取り組み,体力を高められるようなプログラムを開発し,各校において継続的に実践する ことにより体力向上を図るためのものです。 研究主任 ○ 横嶋 剛 (学校健康課 指導主事) 「子どもの発達段階に即した教科指導の在り方」 小・中の9か年を見通し,発達段階に対応した適切な指導の在り方を検証することにより,小・ 中連携の在り方や発達上の段差に配慮した取組に関する実践的・実証的な裏づけを行い,今後の 小中学校の連携教育の基礎資料として活用するものです。 研究主任 生田 敦 (教育企画課 指導主事) ○ 「学校における自然体験活動の充実に関する研究」 「冒険活動わくわくプランニング集」を作成及び活用し,各学校が主体的に取り組んでいる冒 険活動教室をより一層充実させるためのものです。 研究主任 稲澤 正明 (冒険活動センター 指導主事) ○ 「デジタルコンテンツの作成と活用」 校内あるいは各地域に見られる自然・環境・史跡・伝統文化などの多くの素材をデジタル化・ HTML教材化し,それらを用いた授業を推進することにより,児童生徒の情報活用能力の育成 を図るためのものです。 研究主任 手塚 浩 (教育センター副主幹・指導主事) ○ 「通常の学級で行う特別支援教育の在り方」 通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒の指導に関する課題を明確化すると ともに,それらの課題を解決するためのヒントとなる指導資料を作成することによって,特別支 援教育の更なる推進を目指すものです。 研究主任 上澤 久子 (教育センター副主幹・指導主事) −調査研究の成果を御活用ください!− 今年度当初に,「外国人児童生徒日本語指導に関する調査研究」をとりまとめた平成18年度研究紀要を,各 学校あて配布いたしました。外国人児童生徒の受入れとその指導体制づくりについてのポイントや,保護者あ て通知文書の母国語(ポルトガル・スペイン・中国・韓国・タガログ・タイ語)翻訳文例等が掲載されています。 研究紀要は,教育情報システムにも登録してありますので,各学校の実情に応じて微調整するなどして 御活用ください。 9 情 報 教 育 事 業 ○ ○ ○ ○ 学校運営支援 学校間イントラネット 「宇都宮市学校教育情 報システム」による情報 の共有化 学校運営改善のための 校務資料等の収集提供 教員用パソコンの効果 的な活用支援 学校ホームページによ る情報提供・更新支援 学習支援 ○ 地域素材のデジタル教 材化と提供 ○ 教職員研修の充実 ○ 情報教育指導資料発行 ネットワークシステム ○ 教育情報システムサー バ,学校HPサーバ, 図書ネットワークサー バ等の管理と運用 ○ 光回線通信の維持管理 ○ ネットワーク維持管理 平成19年9月の宇都宮地域(39校) ,上河内地域,河内地域への教員用パソコン導入完 了をもって,宇都宮市内全ての小・中学校(小学校68校,中学校25校)に一人1台の教 員用パソコンが配備されました。 今後は,これらの教員用パソコンを有効に使って,校務の効率化や各教科におけるICT 活用がますます図られていくことが求められます。 このような教育の情報化を推し進めていくためには,教員の「ICT 活用指導力」の育成が 不可欠だと言われています。 教育センターでは, 「教育情報システム指導者養成研修」 「情報教育実践研修」 「パソコン活 用基礎研修(ホームページ作成編・デジタル教材作成編・Power Point 編・Word 編・Excel 初級中級編)」等の研修を行い,教員の「ICT 活用指導力」の育成を支援しています。 教員の ICT 活用指導力 A 教材研究・指導の準備・評価などにICTを 活用する能力 B 授業中にICTを活用して指導する能力 C 児童生徒のICT活用を指導する能力 D 情報モラルなどを指導する能力 E 校務にICTを活用する能力 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 情報教育の充実 わかる授業 確かな学力の定着 安全で正しい利用 校務の情報化 Webシステムを用いて,ICT活用指導力を自己評価したり,教員のICT活用がイメ ージできる具体的な指導事例を参照したり,研修参加者の自己チェックの結果を集計し効果 的な研修のために役立てたりすることができます。↓ アドレスは,https://tab-ict.nime.ac.jp/ 10
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