学校施設における煙突用断熱材について(H28.12.6現在)

H28.12.6現在
学校施設における煙突用断熱材について
1.調査内容
煙突内の断熱材にアスベストが含有されている可能性のある学校について、煙突内部の目視点検を行ったところ、
中央小学校、峰延小学校及び茶志内小学校の煙突内に土などが堆積しているのを確認いたしました。
この堆積物の成分分析を行ったところ、2校でアスベストが含有されていることが判明いたしました。
・アスベストが含有している 2校
○中央小学校・峰延小学校
この結果を受けて、中央小学校、峰延小学校、茶志内小学校の3校の空気測定のためサンプル採取を実施
いたしました。
■調査方法
ボイラー稼働中に、外煙突付近・ボイラー室・ボイラー室廊下などで空気測定を実施
2.調査結果
○中央小学校、峰延小学校は、いずれも大気汚染防止法に基づく規制基準値を下回っており、問題がないことが
確認されました。
※大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基準 10本/リットル
■施設別空気測定結果
総繊維数濃度(本/リットル)
施設名
外煙突付近
ボイラー室
ボイラー室前廊下など
1
中央小学校
0.6本
0.3本
0.5本
2
峰延小学校
0.5本
0.2本未満
0.2本未満
3
茶志内小学校
分析中
※総繊維数濃度とは、顕微鏡で見た際にアスベストを含む繊維を数えて空気1リットル中に何本あるかを算出したもので、
アスベスト以外の繊維が含まれている可能性があります。
■今後の対応策
中央小学校、峰延小学校の2校については、今年度中は、空気測定を月1回実施して経過観察を行い、
来年度に煙突の撤去等を実施する方向で検討します。