犬 型 人 間 と 猫 型 人 間 水 の 大 切 さ

中央小学校
陶
校長室だより
冶
平成26年9月25日
第 45 号
発行・文責
館岡 道宏
犬 型 人 間 と 猫 型 人 間
先日ある本を読んでいたら、こんなことが書かれてありました。
「猫は交通事故によく遇うけれども、犬はその確率が低い。どうしてかというと、犬と猫
は、道路の横切り方が違うらしい。犬は道路を横切るときに、キョロキョロしながら確か
めて渡る、というよりもなかなか渡らない。渡りながらも右、左とキョロキョロしながら
確かめて渡る。それに比べて猫は、右、左をほとんど確かめないで、一気に飛び出して走
って渡る。」という内容でした。
この犬と猫の違いは、もともとの性格の違いなのか、それとも犬は人間にお供して毎日
散歩をするために覚えてしまったのか、定かではありませんが、面白い違いだと思います。
ところで、人間は、この犬と猫のどちらに近いのでしょうか。犬に近いか、猫に近いか
です。個人的な意見ですが、人間は両方いるような気がします。つまり、犬に近い「犬型
人間」の人と、猫に似た「猫型人間」のに人がいるのではないかということです。
「よく確かめて、周りの人に気を遣いながら、慎重に行動する」のが「犬型人間」で、
「自分の信念のままに、まっしぐらに行動する。」のが「猫型人間」なのかもしれません。
皆さんのお子さんは、どちらでしょう?「犬型人間」にしても「猫型人間」にしても、
どちらも素晴らしい性格だと思いますが、道路を渡るときに限っては「猫型人間」は危な
い、事故に遭いやすいということです。学校の行き帰りについて、「犬型人間」の方に近
づいてほしいと思います。
今は、秋の交通安全週間です。この時期にも悲惨な交通事故が多発しています。今年に
入って8月までに交通事故で死亡した人は、全国で2552人もいるそうです。子どもた
ちが自分の命を守るために、交通ルールを守ることはもちろん大切な事ですが、我々大人
も、歩行者に優しい車の運転に努めるように心がけたいものですね。
水 の 大 切 さ
先般の大雨で、江別市では臨時休校、断水という厳しい状況を経験しました。中央小学
校には受水槽があり、直接的な打撃は受けなかったのですが、水の確保などに大変苦労を
した学校もあったようです。この災害を通して、ライフラインとしての水の大切さを思い
知らされました。
学校では、このような状況に備えるために、色々な点検や確認を再度行わなければなり
ませんが、子どもたちには、水の大切さや節水・節電の習慣化などを、あらためて指導し
ていきたいと思います。