学校施設等の空気環境測定結果について H28.11.18現在 1.調査内容 学校施設等でボイラー用煙突の断熱材にアスベストが含有している7施設の内、現在煙突を使用し ている5施設について空気環境測定を実施 ● アスベストを含有している施設 7か所 中央小学校、幌向小学校、北真小学校、栗沢中学校(校舎・屋体)、 美流渡小学校、岩見沢共同調理所 ● 調査施設 5か所 中央小学校、幌向小学校、北真小学校、栗沢中学校(屋体)、岩見沢共同調理所 ● 調査方法 ボイラーの稼働中に、ボイラー室前の廊下など屋内と煙突付近の屋外で空気環境測定を実施 2.調査結果 測定調査を実施した5か所について、確認された繊維が全てアスベストであった場合で も、大気汚染防止法に基づく石綿製造工場に対する敷地境界基準の空気1リットル当たり 10本を下回っていました。 ◆ 施設別空気環境測定結果 総繊維数濃度 (本/リットル) 施設名 屋内 屋外 1 中央小学校 0.2未満 0.2未満 2 幌向小学校 0.2未満 0.2未満 3 北真小学校 0.2未満 0.3 0.3 0.2未満 0.2未満 0.2未満 4 栗沢中学校(屋体) 5 岩見沢共同調理所 ※ 総繊維数濃度とは、顕微鏡で見た際にアスベストを含む繊維を数えて空気1リットル中に何本あるかを算出 したもので、アスベスト以外の繊維が含まれている可能性があります。 【参考】 ※ 大気汚染防止法に基づく石綿製品製造工場に対する敷地境界基準 10本/リットル ※ WHO環境保健クライテリア(EHC 53):「都市における大気中の石綿濃度は、一般に1本以下~10本/ リットルであり、それを上回る場合もある。」「一般環境においては、一般住民への石綿曝露による中皮腫 及び肺がんのリスクは、検出できないほど低い。すなわち、実質的には石綿のリスクはない。」
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