あなたは聞き上手?それとも聴き上手? 2011 年 9 月 24 日(金)10:00~12:00 そんなあなたのマナー講座 知多市市民活動センター2 階会議室 講師:石田真紀(マナー&コミュニケーション講師、福祉・介護接遇マナー講師) 対象:傾聴の基本を学びたい人ならどなたでも(参加者数 18 名) 参加費:2,000 円 【人間の三大渇望(コミュニケーション欲求)】 ① 受容⇔無関心 ② 承認⇔否認、拒否 ③ 重視⇔無視 ※満たしあうことで人間関係が円滑になる。 【「傾聴」のメリット】※傾聴とは… *相手の情報が入る! 相手が何を考えているのかがわかる。 *相手とのコミュニケーションが円滑になる! 相手との共通点を見つけることができる。人は自分と似た人に好意を抱く。=波長 *相手が自己満足する! 人は話を聞いてもらえることで、安心感や自尊心が満たされる。 *知識が増える! 自分の知らないことを知ることが出来る。=相手の世界を教えてもらえる *相手の人間性がわかる! 相手の人間性を理解することが出来、今後の対応や付き合いに役立つ。=相手の価値観 【「聴く」ということ】 聴 耳+目+心 全身で聞くイメージ (心で汲み取る) 聞 聞きたい情報だけを 聞くイメージ 聴き方ワーク※二人一組 ①背を向けて→話を聞いてもらえたかどうか不安 ②横向きで→話を聞いてもらえたかどうか不安 1 ③向かい合って(無表情)→話を聞いてもらえたかどうか不安 ④向かい合って(反応有)⇒話したい!聞きたい!話が弾む! 聴き方チェック □話すより、聞いてる時間のほうが長い □適度に相手と目を合わせている □話の合間にあいづちを打っている □相手の話を途中でさえぎらず、最後まで聞いてる □相手の話を否定せず、肯定的に(素直に)聞いている □話題に対して、よく質問する □気がつくと、少し前のめりで聞いていることが多い □リラックスした表情で聞いている □相手の言葉をよく復唱する □「あなたに聞いてもらうと落ち着く」とよく言われる 好かれる聴き方 *話す時間2割・聞く時間8割 *アイコンタクトをとる *適度なあいづちを打つ・うなづく *最後まで話を聞く⇔相手に話を奪われると不満だけ残る *肯定的に聞く *よく質問をする *顔・姿勢を相手に向ける *リラックスした表情(相手の表情に合わせる) *相手の言葉を復唱して、プラスひとこと 「やりたくない」→そっか、やりたくないのね。私も一緒にやるから、頑張ってみる? 「死にたい」→そっか、悲しい(つらい)ね。私がそばにいるから安心してね。 *相手の話を受け入れる(目・耳・心をすべて使って集中する) 【あいづち】 あいづちはトーンを考え「ハ行で」 *「は~、なるほど」 *「ふ~ん、素晴らしいですね」 *「へ~、そうですか」 *「ほ~、すごいですね」 ハ行で発音すると、一音でも、とても気持ちが伝わりやすい! 家族や友人など身近な人だと「うんうん」「う~ん」「お~」などア行でもOK! 【質問する】 <クローズド質問> まずは、「YES・NO」で答えることが出来る質問 2 <オープン質問> それから本題の質問を…「どうでしたか?」etc 「クローズド質問」で会話のきっかけを作り、「オープン質問」で会話を深める。 5W3H活用の質問方法 WHO 誰(人) WHAT 何を(内容) WHY なぜ(理由・目的) WHEN いつ(時間・時期) WHERE どこで(場所) HOW どのように(方法・手段) HOW MUCH いくら(金額) HOW MANY いくつ(数量) 【表情管理】→表情を意識する 1 【笑顔 2 】 【怒り顔】 3 【悲しい顔】 4 【驚き顔】 【微笑み・笑顔の効用】 3 【聴き上手になるために】 ★相手が喜ぶ言葉を使う 相手を肯定する言葉遣い(否定しない) ★マメにコンタクトをとる 「人は知らない人に対しては、攻撃的、批判的、冷淡になる」 →「人はその人に会えば会うほど好きになる傾向がある」 ★信頼関係を築く 最初から用件だけを伝える・聞くのではなく、軽く世間話・雑談的な会話を… →相手との間に打ちとけた雰囲気、信頼関係を築く ★すべては笑顔から スマイル0円…笑顔は他人にあげても減らず、受け取るほうも喜ぶ ★良いほめ言葉を繰り返す 毎回良いほめ言葉を繰り返すことで、好感をもたれる ★自分をオープンにする 自分を語る…小さい頃の話・趣味や好きなことなど (自分の自慢話は×・相手には自慢話をさせる!) ★リフレクティング(反射・反映する)を使う 相手の言ったことを、そのまま言った通り繰り返すこと 素直に耳・目・心を傾けて聴き、相手への思いやりの心を持って 質問しながら信頼関係を結び、円滑な人間関係を築きましょう! 言霊(ことだま):言葉の持つパワー(武器にもなり、贈り物にもなる) 話すの語源→放つ 無意識だと 8 割のネガティブなことを発している→周囲への影響が大きい ネガティブな言葉は言い換える。 嫌い→好きではない 苦手→得意ではない 悪い⇒よくない 以上 4
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