インターン生から見た ≪たけのこの家≫ 珍しい!∼統合ケア∼(高齢者

 《たけのこの家》では、今後、地域の方に《たけのこの家》をご理解いただくために、年
に数回「たけのこの家つうしん」を発行することにしました。その第1回目は、NPOイ
ンターンシップで≪たけのこの家≫に研修にきている、就実大学3回生の熊田君にフレッ
シュな感覚で《たけのこの家》のレポートをお願いしました。 インターン生から見た ≪たけのこの家≫ 私が《たけのこの家》でインターンを体験して感じたことは、
【家族・温もり・笑顔】で
す。それは、家庭的な雰囲気を大切にして、スタッフや利用者の方たちは、本当の家族の
ように接して、眩しい笑顔が満ち溢れています。 珍しい!∼統合ケア∼(高齢者デイサービス・親子デイサービス) 高齢者デイサービスでは、頭と体の体操、戸外の散歩、手作りの料理やおやつを味わい、
親子デイサービスを利用している子どもと自然な形で触れ合って、心からお年寄りが楽し
んでいます。その他にも、縫い物や牛乳パックで作った手作りの小物入れなどを作り、将
棋や囲碁、カラオケを楽しむレクリエーションを行い、ピアノ伴奏(CD)つきで童謡や
昔の流行歌などを歌う音楽とのふれあいでは、利用者のお年寄りの方たちが元気よく、の
びのびと歌っています。スタッフの方たちは、お年寄りに丁寧に優しく・時折冗談を交え
ながら接して、温かい自然な家庭的雰囲気を大切にしています。お年寄りの方たちも、
「居
心地が良い・楽しい」とおっしゃっていました。 たけのこの家の高齢者デイサービスでは、地域のお年寄りの生きがいづくりを推進する
と共に、言葉だけでなく、文章で説明するのは難しいくらいの『大家族』を作っています。 親子デイサービスでは、保育園や幼稚園に入園する前の子どもとお母さんが、お年寄り
やスタッフとかかわることで、子育ての支援をしています。 子ども達は朝9時半ぐらいにたけのこの家に到着し、お母さんと一緒にお年寄りに挨拶
をします。しばらくすると散歩に出かけます。散歩コースはすぐ近くにある公園で、遊具
も充実しており、子どもたちは元気よくスタッフやお母さん・子ども同士で楽しく遊んで
います。散歩が終わって、たけのこの家に帰ったら手を洗い、おやつの時間です。外で遊
び終わって疲れたのでしょうか、私から見ても美味しそうにおやつを食べています。食べ
終わると、まわりの大人のやりとりを見て覚えたのでしょう、何人かの子どもは自分で近
くのお皿を集めて、そのお皿を渡そうとします。見るからに可愛く・微笑ましい光景です。
そして、子ども部屋で遊んだ後は、お母さんと一緒にお年寄りとの交流が始まります。オ
モチャで遊んだり、手を合わせましょう等といった歌を歌ったりしています。 子どもたちは、これからの未来を担っていく小さなたけのこの芽ですが、母親はもちろ
ん、ボランティア・スタッフやお年寄りといった多くの大人たちと触れ合うことで、すく
すくと立派なたけのこになるように、たけのこの家は成長の支援をしています。 ∼たけのこの家で親子とお年寄りなど交流している様子∼
「たけのこの家つうしん」発刊にあたって∼たけのこの家代表者コラム(澤 健)∼
平成16年7月にオープンした《たけのこの家》も既に7年がたちました。世代間交
流のコミュニティを作ろうとよちよち歩きでスタートしましたが、今では、お年寄りの
利用者・子どもとお母さん・ボランティア・スタッフすべてで、150名を越える人が
集うコミュニティにまで成長しました。これも、大勢の地域の皆様に支えていただいた
お陰と、本当に感謝をしております。しかし、今まで《たけのこの家》の情報誌をお出
ししたことがなく、まだまだ何をしているかわからないというお話を聞きます。そこで、
今回大学生がインターンとして研修にきてくれたことを機会に「たけのこの家つうし
ん」を発刊し、少しでも地域の皆様のご理解をいただきたいと考えました。今後「たけ
のこの家つうしん」をお読みいただきたいし、また、是非《たけのこの家》に地域の皆
さんが遊びにきていただければありがたいと思っています。 ブログのご案内
たけのこの家では、ブログを随時更新しております。 たけのこの家の様々な地域活動やデイサービスの様子をご覧頂
けます。
(URL)http://blog.canpan.info/takenokonoie/ ホームページは、 (URL)http://www.takenokonoie.com/
NPO法人 元気交流クラブ たけのこの家 連絡先
TEL : 086‐995‐9678