第2学年3組 国語科学習指導案

第2学年3組 国語科学習指導案
平成24年11月28日(水)第5校時
1
2
単元名
読んで、せつめいのしかたを考えよう
教材名
「しかけカードの作り方」
「おもちゃの作り方」
〈研究主題〉
3
教諭
場
2年3組教室(南校舎2階)
所
齊藤
真奈美
1 年生に、楽しい
おもちゃの作り方
を教えたいな!
単元の位置付け
〈国語科部会研究テーマ〉
・
紹
介
す
る
こ
と
を
内
容
ご
と
に
分
け
て
書
く
。
授業者
・
知
り
た
い
こ
と
を
た
ず
ね
て
詳
し
く
し
、
書
く
。
○
「
友
だ
ち
の
こ
と
知
り
た
い
な
」
(
紹
介
文
)
「
書
く
こ
と
」
の
こ
れ
ま
で
の
学
習
思考を整理し、表現力を高める授業の実践
「児童生徒一人ひとりが生き生きと学ぶ授業の創造」
~主体的な言語活動の工夫~
〈本単元で行う言語活動〉
○ 分かりやすい説明の仕方(わざ)を見付けな
がら読む。
○ 読み取ったことを生かして、順序を考えながら
自分のおもちゃのわかりやすい説明書を書く。
〈言語活動を通してつけたい力〉
○
順序に従って内容を読み、わかりやすい説明
の仕方(技)を読み取る力
●
読み取ったことを生かして、順序を考えなが
ら分かりやすく説明する文章を書く力
・○
題「
材楽
をし
選か
びっ
、た
構よ
成、
を2
考年
え生
な」
が(
ら体
験
書報
く告
。
文
)
・
短
い
文
で
、
様
子
の
表
わ
し
方
を
工
夫
し
て
書
く
。
○
「
見
た
こ
と
、
感
じ
た
こ
と
」
(
詩
の
創
作
)
「
書
く
こ
と
」
の
こ
れ
か
ら
の
学
習
柱となる手だて
柱②
柱①「読むこと」と「書くこと」
の関連を図る
導入で、説明する文章を書く活
動を取り入れる。その時の難し
さや、もっとこうしたい、とい
う思いを取り上げ、学習のゴー
ルと読む目的をもたせる。書く
活動では、読みとった説明のわ
ざを確かめながら、書き進める。
絵や写真、付箋などを
用い、思考の整理、明
確化を促す
文が長く、思考が整理され
ない場合があるので、必要
に応じて絵や写真を活用す
る、付箋に書いて順序を確
かめるなどして、作り方の
順序やその表し方を整理し
ながら書き進められるよう
にする。
柱③ 並行読書や言葉集めをし、
分かりやすい説明に生かす
おもちゃ等の作り方や使い方、
遊び方などが書いてある本を読
んで、説明のわざや使えそうな
言葉を見付けて記録する。それ
らを生かしながら、おもちゃの
説明文を自分なりに工夫して、
分かりやすく書くようにする。
4
単元について
(1)児童の実態
「読むこと」の学習経験
○
○
1年生のときには、
「くちばし」で、絵と写真を対応させて読むことを経験している。
2年生「たんぽぽのちえ」では、時間の順序や理由付けの言葉に着目し、順序にしたがっ
て説明的文章を読み進めた。
○ 「どうぶつ園のじゅうい」では、時間的順序や事柄の順序を考えながら読んで内容をまと
め、ひきつけられたところを中心に感想を書いた。
○ 説明的文章では、
「はじめ・中・おわり」にも触れ、構成を意識させている。
「書くこと」の学習経験
○ 「今週のニュース」
(体験報告文)では、題材を選び、知らせたいこと(事実)を中心に簡
潔に書くということを学んでいる。また、感想のやりとりを通し、伝え合うことのよさにも
目を向けさせてきた。
○ 「かんさつ名人になろう」
(観察記録文)では、一つのことに話題を絞って客観的に記録し
た事実を書くこと、
「まず」
「次に」などの順序を表す言葉を使って書くことを学んでいる。
○ 「お話の作者になろう」
(創作)では、「はじめ・中・おわり」のまとまりを意識し創作を
した。
国語科の授業における実態
○
これまでの「書くこと」に関連した単元では、様式を意識し、モデル文を利用しながら「書
くこと」の学習を行ってきた。しかし、単純な文でも児童は言葉を選ぶことや、自分の書き
たいと思うことをまとめて書くということに難しさを感じているようである。思考を整理で
きないまま、思い付いたことを書き進めてしまう姿が多く見られることが課題である。
(2)単元の主な流れと指導意図
一
次
二
次
三
次
自分のおもちゃを作ったときのことを思い出しながら、1年生にも教えてあげよう!と
説明する文を書いてみる。そこで、難しさや、もっとこうできたら、という思いを取り上
げ学習課題を設定する。その際、読むことで説明の仕方を学び、学んだことを生かして書
くというように「読むこと」と「書くこと」を関連付けた学習計画になるよう配慮する。
「しかけカードの作り方」を読んで実際にしかけカードを作りながら、順序に従って読
み、写真と文の対応、分かりやすい説明の仕方(わざ)に注目させる。また、並行読書と
して、手作りおもちゃの作り方や遊び方などの簡単な本を読み、同じように説明のわざや
使える語彙がないかを見付ける。見付けたものは掲示するなどして、「書くこと」の学習
に生かす意識を常にもたせる。次に、読み取った説明のわざを生かして、自分の作ったお
もちゃの作り方を説明する文章を書く。その際、付箋やワークシートを用いて、自分の思
考を整理しながら書くことができるように指導する。さらに、より分かりやすくするため
に表現を工夫することで、自分の伝えたいことがより明確になるようにしていきたい。同
じおもちゃを作っても、児童によって書くことが異なり、段落構成も変わってくるので配
慮が必要である。
図工の作品と一緒に掲示するとともに、実際に一年生にも渡して作ってもらう時間を設
ける。また、クラスや学年の友だちにも説明書を渡し、作ってもらう時間などを設ける。
作り方がよく分かった部分や感想などをやりとりして、達成感へつなげていきたい。
5
単元の指導目標
(1) おもちゃの作り方を説明するために、説明の仕方(わざ)を見付けたり、読み取ったことを生か
して、自分なりに分かりやすい説明を工夫して書こうとしたりしている。
【国語への関心・意欲・態度】
(2) 内容ごとのまとまりを意識し、順序に従って分かりやすく書くことができる。
【書くこと】
(3) 順序に従って、分かりやすい説明の仕方(わざ)を見付けながら読むことができる。
【読むこと】
(4) 主語をはっきりさせ、述語と照応させながら書くことができる。
【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項】
6
単元の評価規準
ア
国語への関心・
イ
書く能力
ウ 読む能力
エ
意欲・態度
言語についての
知識・理解・技能
読み取った「分かりやすい説明の仕方(わざ)
」を生かして、自分の作ったおもちゃの作り方について、
順序を考えながら、分かりやすく説明する文章を書く、という言語活動を通しての指導。
(言語活動例
ウ
身近な事物を簡単に説明する文章などを書くこと。)
① 分かりやすい説明の ① 説明に必要なまとまり
① まとまりを意
① 主語をはっきりさせ、
仕方(わざ)を見付け
を意識し、順序や構成
識し、順序に従
述語と照応するか確か
ながら読もうとして
を考えて書いている。
って説明の仕
めながら書いている。
② 文章を読み返し、より分
方(わざ)を見
(言葉の特徴やきまり
② 学んだことを生かし
かりやすい表現で伝えた
付けながら内
ながら、分かりやすい
いことが明確になるよう
容を読みとる
説明を工夫して書こ
に工夫して書いている。
ことができる。
うとしている。
(指導事項
いる。
7
イ・エ)
に関する事項
カ)
(指導事項イ)
単元の学習計画(12時間扱い)
次
時
一
1
主な学習活動
学習内容
指導上の留意点(○)と評価の創意工夫(☆)
学習課題を設定し、学習計画を立てる
1
自分の作ったおもちゃ
の作り方を書いてみる。
【作文用紙】
2
難しかったところやもっ
とこんなふうに書きたかっ
たというところを話し合
導入の
ポイント
・自分が分かってい
ることでも、他の人
に説明することは
難しい、ということ
を感じさせ、学ぶ必
要性を感じさせる。
○
図工の作品に添える説明書を想定し、
読んで分かるように、ということを心掛
けて書かせるようにする。
○
特に、作り方を説明する部分(順序に
従って書く)の難しさを取り上げるよう
にする。
う。
3
学習課題を設定する。
○課題設定の仕方
○
相手意識をもたせ、“分かりやすい”
説明書を書く必要性を感じさせる。
【学習課題】
読んで作れる!分かりやすい「おもちゃの作り方せつめい書」を書こう。
4
学習計画を立てる。
【学習計画表】
○学習の見通し
○
○学習計画の立て方
学習計画を立てるときのポイント
・学習課題を達成するために必要な学習を教
師と児童とで考え、それを順番に並べるよ
うにする。今回は「読む→書く」の順を意
識させ、読む段階から書くことの意識をも
たせるようにすることが大切である。
発表されたことを順序立てて、学習計
画に生かすようにする。
○
分かりやすく書くために読み、読み取
ったことを生かして書くことを計画の
段階で意識させるようにする。
☆ア
学習に興味をもち、進んで学習課題
や学習計画を立てようとしている。
【話し合いや発言の様子】
二
2
「しかけカードの作り方」を読み、分かりやすい説明の仕方(わざ)を見つける
5
実際のしかけカードと
○
写真を見て、作り方を予
材文を読んで学習することを確かめる。
想する。
【しかけカード】
6
5枚の写真を見て、何
をしているところか予想
7
○
○段落構成
(5枚の写真で
を立てる。 【拡大写真】
5段落)
教師の説明を聞きなが
○順序を表す言葉
さもとらえさせるようにする。
○
わせて貼る。
5枚の写真がそれぞれどんな作業を
表しているのかをキーワードでまとめ
るようにし、文章との対応に生かす。
付けて並べる。
【写真】
説明の文章と写真に合
まず、実物のしかけカードを見せるこ
とで、作るものの全体が分かるというよ
ら、説明に合う写真を見
8
分かりやすい説明書をつくるために、教
○
○写真と文章との対応
通し、作り方の順序を明確にするととも
の仕方(キーワード)
【ワークシート①】
写真と文章を対応させて貼る作業を
に、写真と文章との対応を確かめる。
☆ウ①
段落を意識し、順序にしたがって
読み進めている。
【発言・ワークシート】
3 9
順序を確かめ、
〈作り方〉
・
を読みながら、自分でしか
4
けカードを作成する。
【ワークシート①】
【材料】
10
段落ごとに、説明に必要
な部分、分かりやすかった
じゅんじょ
・まず
・つぎに
・それから
・こんどは
・さいごに
・これで
○
な言葉、写真の重要性などに気付くこと
ができるようにする。
○
作業には青線を引いてから作業に入
るようにする。
○
○〈作り方〉の説明の
はじめと終わりの段落は自分で作らせ、
説明の分かりやすさやもっとこう書いて
仕方(わざ)
部分などに線を引き、ワー
クシートにまとめる。
【ワークシート①】
作り方を書くときのわざ
① じゅんじょをあらわすことばを、だんらくの
さいしょに書く。
② 数字や大きさを入れて書く。
③ 作ぎょうの文とその他の文を分けて書く。
④ 絵やしゃしんを入れる。
作業することで、順序の大切さや必要
あったら、という部分を取り上げる。
○
作るときに何度も読み返したところ、
書いてあってよかった言葉、などを取り
上げてまとめるようにする。
(掲示)
☆ウ―①
分かりやすい説明の仕方(わ
ざ)を読み取っている。
【ワークシート】
5 11
「しかけカードの作り
○
全体が一枚になっているワークシート
方」全文を読み、さらに
を用意することで、説明書の構成(様式)
説明のわざがないか確か
を目で見てとらえられるようにする。
める。
【ワークシート②】
12
○説明書の構成
分かりやすい説明書の
工夫を全員で確認する。
「組み立て」のわざ
大きく4つに分けられる(内容とその順番)
○はじめ〈前書き〉…何を作るのか、できあがりの図
○中〈ざいりょうと道ぐ〉…かじょう書き、大きさ、数
〈作り方〉…作り方を書くときのわざ
○終わり〈つかい方〉…くふうしたつかい方
つかってみよう!せつめい書のわざ
★組み立てのわざ
①〈前書き〉、〈さいりょう道ぐ〉、〈作り方〉、
〈つかい方〉
のじゅんに書く。
★作り方を書くときのわざ
②じゅんじょをあらわすことばをだんらくのさいしょに書く。
③数字や大きさを入れて書く。
④作ぎょうの文とそのたの文を分けて書く。
⑤絵やしゃしんを入れる。
☆ウ―①
分かりやすい説明書のわざを
見付けている。
【発言・ワークシート】
6
13
簡単なおもちゃの作り
方や遊び方の本を読み、同
○順序を表すことば
じような説明のわざや、書
○説明に必要な言葉
くときに使える言葉がな
(作業、くわしくする)
○
全体で一つの説明を取り上げ、わざを
確認する。
○
書くときに参考にすることを伝え、ど
んなことを探しながら読むのか、カテゴ
いかを探しながら並行読
リーをはっきりとさせる。
書をする。
①順 序 を 表
②作業の
す言葉
言葉
③くわしくす
る言葉
並行読書のポイント
・児童にとって、並行読書をした中から必要な
部分を読み取ることは容易ではない。1冊の
本や、あるページを取り上げて全員で確認し
てから、個人の作業を行うようにする。
☆ア
説明に使う言葉を進んで探そうと
している。
「しかけカードの作り方」で学んだわざを生かしながら、自分の説明書を書く
7
14
自分の作ったおもちゃ
○
書くときにどのように使われているか
を確かめ、教材文「けん
玉の作り方」を読む。
【拡大した教材文】
モデル学習を行い、読み取ったことが
を丁寧におさえるようにする。
○
読むことで学習した、説明書のわざと
同じ部分や異なっている部分について
も学習し、書くことにつなげる。
15
4つのまとまりと順序
を確かめ、説明のわざが
○説明のわざ
☆ア
自分のおもちゃの作り方を書くこ
とに興味をもって読もうとしている。
使われているところに線
【授業中の態度・発言】
を引き発表する。
【説明書のわざの掲示】
【ワークシート③】
8 16〈前書き〉を書く。
○
【色カード(ピンク)
】 ○説明書の構成
○前書きの書き方
17〈材料と道具〉を書く。
振り返り、どんな順で書いていくのかを
確かめる。
○
【色カード(黄緑)
】 ○材料と道具の書き方
18〈作り方〉を書く。
書く内容ごとに色を変えたカードを
用意し、まとまりを意識させる。
○
【ポストイット(水色)
】 ○作り方を書くときの
(必要な絵があれば書く)
もう一度、説明書の組み立てのわざを
書くことに迷っている児童には、教科書
の文を参考にさせたり、実物を用意させた
わざ
りして具体的に書けるよう支援する。
☆イ―①
構成や順序、まとまりを意識し
て書いている。【カード】
9 19
付箋に書いたものをま
○絵と文との対応
とめたり、順序を考えた
○順序を表す言葉
りし、絵と対応させて、
○
落を作っていく手だてとする。
○
短冊にまとめる。
絵と文の対応について、同じものを作
った児童同士で確かめたり、アドバイス
【色カード(水色)
】
20〈遊び方〉を書く。
絵との対応を考えることによって、段
したりするようにする。
○遊び方の書き方
☆イ―①
【色カード(ピンク)
】
順序を考えて、絵と文を対応さ
せながら書くことができる。
【カード】
10 21
モデル学習を行い、よ
り分かりやすくするため
にどんな工夫ができるか
を出し合う。【モデル文】
【ワークシート④】
22
自分の書いた〈作り方〉
の部分に分かりやすくす
○
○分かりやすくするた
めの工夫の仕方
モデル学習を行うことで、分かりやすく
する工夫を全体で確かめるようにする。
○ 「くわしくする言葉」は、これまでに
並行読書で集めたものなどを参考にす
るように助言する。
より分かりやすくしよう!
・一文をみじかくしよう!
・「くわしくすることば」を入れてみよう!
・図や絵(しゃしん)をうまくつかおう!
る工夫をする。
【自分の書いた説明書】
23
ペアでよくなったとこ
を確かめ合い、全体に報告
本
時
する。
○
実際におもちゃを手に取りながら、自
分が一番分かりやすいと思う表現を選
ぶように助言する。
☆イ―②
書いた文章を読み返し、より分
かりやすくするために工夫し
ている。
【ワークシート・発言】
11 24
自分の書いた説明書を
読み、
「説明書チェックカ
○分かりやすい説明書
のわざ
ード」で振り返る。
○
か、チェックカードでふり返るようにする。
○
らったりして、アドバイスし合うようにする。
お互いに読み合い、
「説
○
明書チェックカード」に
まとまりや段落を意識して、一枚の紙
にまとめるようにする。
記録したり、アドバイス
☆イ―①②
し合ったりする。
26
同じおもちゃを作った児童同士で読んだ
り、違うおもちゃを作った友だちに読んでも
【説明書チェックカード】
25
分かりやすい説明書のわざが使えたかどう
識し、分かりやすくする工夫
アドバイスをもとに、
をしながら説明書を書いて
直せる部分は直して、清
書する。
三
12
構成や段落のまとまりを意
いる。【説明書】
【清書用紙】
分かりやすいおもちゃの説明書が書けたか、友だちに作ってもらい感想をもらう
27
図工の作品と一緒に、
○
説明書を掲示する。
28
クラスでお互いのおも
ちゃを作ってみて、分か
29
1年生や友だちに実際に作ってもら
うことで、説明書のよさや達成感を味わ
○分かりやすい説明の
よさ
わせるようにする。
○
別の時間など、クラス内でもお互いに
りやすかったところの感
作ってみる機会を設け、よさを伝え合う
想を伝え合う。
活動ができるようにする。
本単元の学習を通して
○
日常にある説明書に目をむけたり、誰
身に付いた力や、これか
かに説明をする時などにこの学習を思
らの学習、生活に生かせ
い出して活用したりすることを取り上
そうなことを話し合い、
げ、今後に生かすようにする。
学習のまとめをする。
☆ア
学習したことを振り返り、今後に生
かそうとしている。【発言】
8
本時の学習(10/12時)
(1) 目
標
より分かりやすい説明書にするために、自分なりに工夫して書くことができる。
(2) 評価規準
・より分かりやすい説明書にするために、自分の書いた文章を見直し、工夫をしようとしている。
(国語への関心・意欲・態度)
・作業の文とその他の文を分けたり、詳しくする言葉を入れたりして、自分なりに分かりやすくす
る工夫をしている。
・主語をはっきりさせ、述語と対応させて書いている。
(書く能力)
(言語についての知識・理解・技能)
(3) 展
開
前時の学習内容
時
5
学
習
活
・じゅんじょをあらわすことば
動
主な学習内容
1 司会グループによって、こ
・絵と文の対応
指導上の留意点(・)と評価の創意工夫(☆)
・学習計画表、これまでのワークシート、
れまでの学習と本時のめあ
前時で書いた〈作り方〉の部分を用意
てを確かめる。
させておく。
〈作り方〉の書き方をくふうしよう!
・自分の書いた〈作り方〉の部分を見直し、
より分かりやすくするために、工夫する
より分かりやすく
学習であることを確認する。
2
本時の学習の流れを確か
・カードを使い、本時の学習の流れを全員
める。
【学習計画表、カード】
15
3 モデル学習をする。
(1)二つのモデル文を比較
し、分かりやすい部分に線
を引く。 【ワークシート】
【拡大したワークシート】
でとらえるようにする。
○分かりやすくする
工夫
・一文をみじかく
しよう!
・「くわしくするこ
とば」を入れよ
(2)選んだ説明書について、
分かりやすくする工夫は
どこか、一段落ずつ確かめ
う!
・図や絵をうまく
つかおう!
る。
・教科書の文を少し変えて作成した、分か
りやすい説明書とそうでないものを提
示する。
・これまで読んだ本なども参考に取り上げ
る。
・一段落ずつ取り上げることにより、全体
で分かりやすくする工夫とその書き方を
具体的に確かめるようにする。
・相手意識や自分の思いをもとに、より分
かりやすく工夫する必要があることに
(3)全体でモデル文をより分
触れる。
かりやすく工夫する。
10
4
自分の書いた説明書にも
分かりやすくする工夫を書
き加える。
【
〈作り方〉の文】
○工夫するよさ
・自分の作り方や
・書き進まない児童には、これまでの「言
葉集め」を参考にするよう声かけする。
思いを、より明確 ☆イ―②
より分かりやすくするために、
に伝えられる
自分の書いた文章を工夫して
いる。【文章の記述内容】
10
5
ペアでお互いに工夫した
文を読み合い、よいところや
○分かりやすくする
工夫
分かりやすくなったところ
・モデル文で学んだところを中心に、工夫
して分かりやすくなったところを伝え
合うようにする。
を伝え、全体で認め合う。
・本時のめあてに対して、自分の学習への
取組を振り返り、自己評価する。
5
6 本時の振り返りをする。
○工夫するよさ
7 次時の学習活動を知る。
・本時で学んだことを確かめ、定着を図る。
・本時の学習を生かして、清書をすること
を知らせ、次時への意欲を高める。
次時の学習内容
・説明書のわざ