493 - 北海道税理士会

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発 行 所
北 海 道 税 理 士 会
札幌市中央区北3条西20丁目
���011(621)7101
発行責任者
石 丸 修太郎
編集責任者
菅 原 一 朗
印 刷 所
三塚印刷株式会社
札幌市東区北51条東4丁目
���011(752)0118
北海道税理士会ホームページ
ひな
「 カ ワ セミの雛たち」 札幌南 林 義 之 (写真提供:札幌市在住・川村憲司氏)
福島原発被災地を視察 放射能汚染の実態を知る /2
潮流
/5
北海道の古き建物たち№88
会務のお知らせ
/10
支部コーナー
/18
第20回東日本ブロック六会正副会長連絡会議 /8
�����掲載事例紹介
/21
租税教室講師団研修を開催
/9
協同組合だより
/28
平成23年度 登録時研修を開催
/17
会員異動
/34
「旧昆布座」
/7
北 海 道 税 理 士 会 報
(2) 第493号
2011年(平成23年)10月31日発行
福 島 原 発 被 災 地 を 視 察
放射能汚染の実態を知る
日本税理士会連合会は9月18日、福島県南相馬市で第8回正副会長会を開催し、東日本
大震災及び福島第一原子力発電所事故で被害を受けている税理士会員への救援対策に資す
るべく、東北会並びに同会福島県支部連合会及び相馬・いわき両支部と懇談するとともに、
南相馬市・相馬市の現状を視察した。また、前日の17日には、宮城県石巻市を再訪問し、
震災から半年後の復興状況を視察した。
相馬支部の現状
こうした現状について佐藤達雄支部長は、
「地震・津波だけであれば復旧・復興に向けて
スタートできるが、放射能に対してはどうにも
ならない。町や村が消え、人や企業が流出し、
地元経済が復興できるか全く見当がつかない」
と苦しい胸の内を吐露。その上で、日税連に対
して東京電力への補償金の請求事務への支援と
支部会員への精神的・金銭的支援を要望した。
相馬双葉漁協で線量計の値を確認する石丸会長(左から
2人目)
相馬支部は、福島第一原発がある双葉郡のほ
か、南相馬市、相馬市、相馬郡からなる相双地
区を管轄している。支部会員27人については、
津波により一部物的被害は出たものの、全員
の無事が確認されている。しかし、震災直後は
半数以上が一時避難し、その後の原発事故によ
り、自宅が原発から20㌔圏内の「警戒区域」に
ある4人と、20∼30㌔圏内の「緊急時避難準備
区域」にある3人の会員が今もなお避難生活を
余儀なくされている。
関与先も大きな被害を受けている。相双地区
では農業や漁業といった第一次産業が盛んだが、
警戒区域の関与先はすべて避難しており、それ
以外の地域でも農畜産物等から一定量の放射性
物質が検出されているため、出荷停止や自粛に
追い込まれている。
これによって支部会員の収入も大幅に減少。
5∼9割減が7人、それ以外の会員も2∼3割
の減収となっている。中には10割減の会員もい
るという。事務所職員の雇用にも悪影響が生じ、
やむを得ず解雇した会員もいる。雇用を維持し
ているのはたった3人という状況だ。
南相馬の作付制限地に放置されたままの漁船
いわき支部の現状
一部地域が原発30㌔圏内に含まれるいわき支
部には、92人の税理士会員が所属する。津波に
より会員の自宅・事務所に被害は出たものの、
全員の無事が確認されている。
原発問題については、風評被害による地域外
との取引減少や観光客の減少といった経済活動
の停滞など間接的な被害が大きい。会員の多く
も、関与先の減収・減益、廃業により収入が大
幅に減少している。
会議でこう報告した小松修支部長は、「復
旧・復興のための税負担軽減を中心とする支援
は急を要する。また、大規模・広範な被災状況
であるため、隣接支部・県連・税理士会単位で
の支援活動には限界があり、日税連及び各税理
士会が連携して支援する体制の構築を検討すべ
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (3)
き」と要望した。
福島県連からの復旧・復興税制に関する要望
福島県連から日税連に対し、福島再生のため
の税制要望書が提出された。これは、岩手県・
宮城県が震災からの復旧・復興に大きく向かっ
ている中、原発問題を抱える福島県のみが取り
残された状態が続いている状況を踏まえ取りま
とめられたもので、福島県全域を特別区とし税
負担の大幅な減免措置を講じることや、雑損控
除の災害関連支出の適用範囲に除染費用等を含
めることなどを要望している。
日税連では、国会及び関係官庁への提出に向
け、調査研究部においてこれを検討する。
石巻で庄司会員と再会
池田会長が4月15日に石巻市の湊小学校避難
所を訪問した際、石巻支部の庄司慈明会員は避
石巻市内で庄司会員(右)と再会し握手を交わす池田日
税連会長
難所のリーダー格として他の被災者を支えてい
た。あれから半年、今回の視察で、池田会長と
庄司会員は再会を果たした。
が れき
庄司会員は、「石巻市では瓦礫 の処理が進み、
目に見える範囲ではきれいになっているが、激
しい地盤沈下で市民生活や経済活動の展望は見
えない」と語る一方、「引き続き地域の復興の
ために力を尽くす」と決意を述べた。
被 災 地 を 視 察 し て
北海道税理士会 会長 石 丸 修太郎
9月17日、18日の週末を利用して、日税連の
正副会長会メンバーが仙台に集合し、そこから
バスで石巻市および南相馬市を視察して来まし
た
た。3月11日から半年以上が経った時点での視
察で、震災直後の悲惨な状況とはかなり異なっ
ているのだと思いながらの視察でしたが、地盤
沈下で住宅地が完全に海と化している地域や内
陸の奥深くに打ち捨てられている漁船などから
すさま
震災の凄じさをまざまざと見ることが出来まし
た。特に、70名以上の尊い児童の命が失われた
こん
大川小学校の校舎が、完全に津波に飲まれた痕
せき
跡を残したたずんでいる様は心の痛み無く見れ
るものではありませんでした。
震災直前までは普通の生活が営まれていたで
あろう石巻市のこれらの広大な地区が完全に無
人状態となっているのを見て、その地が本当に
復興可能なのかという疑問が湧き出たくらいです。
また、福島原発の事故で、原発警戒区域20キ
ロ地点までバスで行きましたが、人為的に非難
をさせられた人々の苦労、放射能に対する恐怖
など、地震や津波とは異なる問題も大いに考え
させられるものでありました。
津波に飲まれた痕跡を残したたずむ大川小学校
最後に、東北税理士会福島県会の皆様から、
税制における災害援助の問題点をお聞きしまし
たが、ここで大いに勉強させられ、これだけの
震災・被害に遭われる中で税制に対する検討を
加えられてきた現地の税理士の皆様に頭の下が
る思いでありました。また、直接税務と関係の
無い東京電力の補償問題に対して税理士会とし
て取り組まれている様子、住民の皆様への素晴
らしい社会貢献であると感じました。
日税連で会員から募集した義援金は、6月末
までに寄せられた厚志は総額5億円以上となり、
今後、被災された会員等にどのように行き渡る
のか、被災税理士会の皆様のお心配りに期待と
感謝を申し上げるとともに、北海道税理士会の
会員の皆様の温かな御支援に対して深く御礼を
申し上げます。
北 海 道 税 理 士 会 報
(4) 第493号
2011年(平成23年)10月31日発行
各単位会からお礼状が届きました。
義 援 金 へ の 御 礼
謹啓 残暑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
今般発生いたしました東日本大震災に際しましては、傘下の会員の皆様に対して義援金の呼びかけを行っていただき、お陰さ
まで、日本税理士会連合会を通じて、過分の義援金を賜り、誠に有難く衷心より厚く御礼申し上げます。
今回の東北地方を中心とする大規模かつ強烈な地震は、直後の大津波もあって、死者・行方不明者が2万人を超える未曽有の
大惨事を引き起こしました。また、二次被害となった東京電力の福島原子力発電所の事故は、放射能という目に見えない力の恐
ろしさを見せつけ、6万人を超える住民が避難生活を余儀なくされ、風評被害も相まって地元をどん底に落とし込んでいる状況
にあります。
そのような状況下において、東北税理士会会員につきましては、3名の会員が死亡したほか、600名を超える会員が事務所流
失等の物的被害を受けており、福島原子力発電所の事故では、警戒区域の四名の会員が避難を余儀なくされている状況にありま
す。
賜りました義援金につきましては、順次、被災会員にお贈りしているところですが、多くの会員から、心温まる義援金に対す
る感謝の声とともに、事務所を復旧し税理士業務を頑張っていきたいなどの前向きな声が寄せられております。
大震災から5か月が経過しようとしており、復旧・復興は着実に進められておりますが、その歩みは遅いというのが実感であ
ります。特に、福島原子力発電所の事故は、先が全く見えない状況にあります。
復旧・復興には、多大な時間と労力を要することになりますが、東北税理士会としては、会員と力を合わせて、この難局を乗
べんたつ
り切っていく所存でありますので、今後とも旧倍のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
末筆になりましたが、貴会のますますのご繁栄をお祈り申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。
謹白
平成23年8月10日
北海道税理士会
会長 石 丸 修太郎 殿
東北税理士会 会長 日 出 雄 平
北海道税理士会
会長 石 丸 修太郎 殿
近畿税理士会 会長 宮 田 義 見
台風12号の被害に対するお見舞いへの御礼
拝啓、新秋の侯、ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度は、近畿地方を襲いました台風12号による被害に際し、心温まる励ましのお言葉並びに過分のお見舞金を賜り、
衷心より御礼申し上げます。
幸い本会会員には人的被害はなかったものの、事務所及び自宅の一部に被害を受けた会員もおり、頂戴いたしましたお見舞金
につきましては、貴会のご厚情を最大限に生かすべく当該会員等へ早急に届ける予定にしております。
はい び
本来ならば拝眉の上、御礼を申し述べるところですが、まずは書中にて御礼申し上げます。
末筆ながら、貴会のますますのご発展を祈念申し上げます。
敬具
北海道税理士会
会長 石丸 修太郎 様
東海税理士会 会長 川松 保夫
台風12号の被害に対するお見舞いへの御礼
拝啓 錦秋の候、貴職におかれましては、ますますご清祥のことと、お喜び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、このたびは、紀伊半島を襲いました台風12号による被害に際しまして、いち早く、ご厚情あふれるお心遣いを賜り、心
から御礼申し上げます。
幸い被災地であります三重県地方の会員には、直接の人的被害はなかったものの、事務所の床上浸水により、会計機器に被害
を受け、続く台風15号につきましても、静岡県地方を中心として、事務所及び自宅の一部に被害を受けた状況でございます。
貴会からいただきましたお見舞金につきましては、貴会のご厚情に添うよう有効に活用させていただく所存であります。
本来ならば直接お目にかかって御礼を申し述べるところですが、書中にて御礼申し上げます。
末筆ながら、貴会のますますのご発展を祈念申し上げます。
敬具
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (5)
研 修 参 加 必要性への 変化の 予想
副会長 千 葉 寛 樹
統一研修会が年2回、述べ4日間となってか
ら数年経過するが参加者は年々増加し、会場型
研修の限界を超える時期も近いと思われる。ま
た、道会独自企画のブロック別研修も今年から
始まり、おそらく恒常化するだろうし、各支部
の研修意欲は盛大で支部の相互乗り合いなど、
明らかに研修への認識は変化、拡充の方向性に
ある。
これは税理士法改正素案の一つに、「研修義
務化」が含まれていることを相当意識したもの
だろうと思われるが、いかんせん、研修参加者
の割合、36時間達成者の割合は芳しくない。
このまま、仮に税理士法に「研修義務化」が
おびただ
入れば、夥しい数の税理士法違反者が生まれる
ことになる。
他の隣接士業法では研修義務化を既に条文化
しているが、強制加入性を持つ税理士会だけが
相変わらず努力義務規定しかないところに、司
法判断でいくら税理士の高度な社会的専門性を
言ったところで国民、納税者の納得を得られる
ものではないのだろう。
かといって、税理士法違反の続出は避けなけ
ればならない。この際会則に義務規定を置き、
義務違反には会則違反で対応する方法もあるだ
ろうし、年間の受講義務時間を見直し、税理士
証票の期限を設け、併せて更新の折には何らか
の研修参加証明添付などの方法も考慮すること
が現実的なのかも知れない。
いずれにしても会場型研修の場所確保の限界
が近いことを考慮して、指導研修部ではネット
受講、DVD受講さらには論文提出、他団体実
施の研修内容を吟味して認定研修として、少な
くとも広く研修の場を設定し、その他様々な可
能性を工夫しているところである。
租税の専門家、第一線の実務家として、一
層複雑怪奇、あるいは租税理論をないがしろに
するがごとき税制、担当裁判官であるいは変わ
っていたかも知れない司法判断への積極的関わ
りを持つべきであろう。9月22日の最高裁判決
(遡及立法は合憲)は、当初よりどころにして
いた金子租税法の主張を採用しているが、不利
益遡及立法に関して同じ金子租税法の最新版は
そのニュアンスを変えているにも関わらず、税
理士事務所のHPなどに掲載されていたことな
どを持って譲渡損益不通算の改正は世に周知さ
れていたと判示している。
課税の公平性と予測可能性は税理士事務所の
HP掲載で保護されていると言えるのか、甚だ
遺憾な判決である。
納税者は自らの経済取引を行う際に施行され
ている法律に従って判断し、意思決定し、行動
に移す。そしてそれが保護されるのが法治国家
のゆえんであろう。
研修で多くの租税の専門家、研究者、実務家
などの分析や意見を(ツールは何でも良いが)
けんさん
学ぶことは自己研鑽だけに比較して圧倒的な効
果があると信じて、今後も日税連、道会、支部
が協調し合いながら会員に多くの研修機会を提
供し、参加率の向上に努めていかなければなら
ない。
税理士法改正の動向はまだ明らかにされてい
ないが、過去は壊れ、今後は予測不能の変化が
待っている認識で研修への積極的参加を求める
次第である。
北 海 道 税 理 士 会 報
(6) 第493号
2011年(平成23年)10月31日発行
国税局からのお知らせ
○納期限及び振替納付日について
平成23年分申告所得税
区 分
法定納期限
振替納付日
予定納税第2期分
平成23年11月30日㈬
平成23年11月30日㈬
平成23年分個人事業者の消費税及び地方消費税
区 分
確定申告分
中間申告分
確定申告分
中間申告分
課税期間
法定納期限
振替納付日
1ヵ月申告
中間11回
H23.8.1∼H23.8.31
8回目
平成23年10月31日㈪
平成23年11月25日㈮
1ヵ月申告
H23.9.1∼H23.9.30
3ヵ月申告
H23.7.1∼H23.9.30
中間3回
3回目
平成23年11月30日㈬
平成23年12月26日㈪
平成24年1月4日㈬
平成24年1月27日㈮
中間11回
9回目
確定申告分
1ヵ月申告
H23.10.1∼H23.10.31
中間申告分
中間11回
10回目
○期限内納付について
上記の納期限までに納付されるよう適切なご指導をお願いいたします。
※ 振替納税の利用者へは、振替納付日の前日までに預貯金口座の残高を確認されるようご指導をお願い
いたします。
※ 期限内に納付できない旨の申し出があった納税者には、早期に税務署(徴収担当)に納付相談を行う
ようご指導をお願いいたします。
○ダイレクト納付利用のご案内について
ダイレクト納付とは…
ダイレクト納付は、事前に税務署に届出書の提出(注)等をしておくことにより、e-Taxを利用して電子申
告等をした後に、簡単なクリック操作で届出をした預貯金口座から即時又は指定した期日に納付すること
ができる新たな納付手段です。
(注) e-Taxを利用するための電子申告・納税等開始届出書の提出(送信)及びダイレクト納付利用届出
書の提出が必要となります。
ダイレクト納付のメリット
① 税務署や金融機関に出向くことなく、自宅やオフィスから納付が可能。
② 納付手続が簡単(電子申告等の後、簡単なクリック操作で納付手続が完了)
。
③ インターネットバンキングの契約が不要。
④ 即時又は期日を指定して納付することが可能。
※即時納付は、金融機関の閉店後であっても、e-Tax の利用可能時間内であり、かつ、金融機関のオン
ラインサービス提供時間内であれば、利用が可能です。
なお、金融機関のオンラインサービス提供時間については、国税庁ホームページ(www.nta.go.jp)
をご覧ください。
⑤ 税理士の方が納税者に代わって納付手続を行うことが可能。
※納税者本人の納税用確認番号を登録しておくことが必要です。
利用可能税目
電子申告が可能な税目(源泉所得税、法人税、消費税及び地方消費税、申告所得税、酒税、印紙税)が
対象となります。
なお、納付情報登録を行うことにより、上記の税目にかかわらず全税目について利用が可能です。
※振替納税の利用ができない法人や源泉徴収義務者にも利用していただくことができます。
詳しくは…
上記のほか、ダイレクト納付に関する詳しい情報は、国税庁ホームページ(www.nta.go.jp)に掲載さ
れていますのでご覧ください。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (7)
北海道の古き建物たち No.88
「
旧
昆
今回の物件は、さる雑誌の表
紙で写真を目にしてから是非見
たいと思っていた古い映画館跡
である。
昆布駅を出て少し仲通に入る
こつぜん
と、旧昆布座が忽然と現れる。
探し歩くとすぐに見つけられた。
昭和29年に、高橋建設所初代の
ゆ きち
高橋治吉氏によって建てられた。
現在は㈱高橋建設の倉庫として
使われている。三代目社長の高
橋博之氏によると、小学生の頃
に片岡千恵蔵の多良尾坂内シリ
ーズや美空ひばりの捕物帖など
のプログラムピクチャーを多く
観た記憶があるという。当時は
ニセコの映画館とフィルムを掛
け持ちしており、スクーターで
往復して入れ替わりで上映して
いた。このように複数館でフィ
ルムを掛け持ちして上映するこ
とをケヌキという。遅配すれば
上映中止となり、紙一重という
意味である。
初代高橋社長は建設業の他に
酒屋なども営んでおり、博之氏
によると映画館は当時としても
それほど利益はなかったが、町
の地域振興と考えていたようだ。
にぎ
小学校の運動会の後に映画会を開くと大いに賑
わったという。
やがて昆布座も映画の斜陽化と昆布の人口
減によって昭和40年代に閉館した。トタンが貼
られた外壁と、菱形に飾られた屋根が面白い。
倉庫として使われている現在も、黒々と「座布
昆」の文字が残されているのも良い。これも一
種の看板建築だろうか。現在は大きくシャッタ
ー開口部が空いているが、脇の小窓は恐らくテ
ケツの窓口だったのではないかと思わせる。昆
布
札幌建築鑑賞会
座
」
布の緑に囲まれてひっそりと佇む映画館だった。
なお、今回はついでなのでSLニセコ号に乗
って訪れた。これも毎年期間限定で本数も少な
いため、今までずっと乗れずにいたもの。世代
的には辛うじて子供の頃に何度も乗った経験が
うれ
あるので久々に乗車できて嬉しかった。取材の
余録である。
【磯谷郡蘭越町昆布町 個人所有】
絵と文・椎名 次郎
(8) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
第20回東日本ブロック六会正副会長連絡会議
平成23年9月21日㈬午後2時から、東京都台
東区の「浅草ビューホテル」において第20回東
日本ブロック六会正副会長連絡会議が開催され、
東日本大震災に学ぶ税理士会の危機管理及び役
割∼被災地域税理士会の経験を糧に∼と題して、
活発な意見交換が行われた。
当日は、台風15号が東京を直撃するという悪
条件の中、会議には、東日本ブロック六会(東
京会、東京地方会、千葉県会、関東信越会、東
北会、北海道会)から正副会長、総務部長、広
報部長など106名が出席、日税連からも池田会
長、高田専務理事、中島事務局長が臨席された。
本会からは、石丸会長をはじめ、池戸・千葉・
能任・濱村・白岩・松本・髙橋副会長、髙山専
務理事、村上総務部長、菅原広報部長が出席した。
この会議は、東日本にある六税理士会の連絡
調整を図ることを目的として毎年開催されてお
り、本年は東京税理士会が主催での開催となった。
会議は、足達東京会総務部長司会のもと、石
丸北海道会会長の開会あいさつ、神津東京会会
長の歓迎あいさつ、池田日税連会長の来賓あい
さつの後、恒例により当番会である神津東京会
会長が座長に選任され議事に入った。
議事では、東日本大震災の被災状況に関する
DVDの上映の後、日出東北会会長から震災当
日からの具体的な対応状況の説明等、和田東北
会業務対策部長から東北会会員に対して行った
震災アンケートの結果についてそれぞれ説明が
あった。その後、各会が東北会に説明を求めた
い事項についてそれぞれ報告があり、最後に東
北会からの震災対応に関する提言とお願いが述
べられた。
引き続き、東日本大震災に関する各会の対応
と今後の施策等について、各会から報告があり、
その後、神津座長のリードで質疑応答が行われ
た。なお、会議の成果及び要望事項等について
は東京会が取りまとめのうえ、各会に確認の後、
日税連へ提言することとした。
神津座長の軽妙な進行により概ね予定時間で
協議が終了し、次回当番会となる小林関東信越
会会長の閉会あいさつで盛会裏に終了した。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (9)
租税教室講師団研修を開催
平成23年9月5日㈪、京王プラザホテル札幌
3階において、全道各支部の租税教室講師予定
者を対象とする租税教室講師団研修が75名の会
員の出席のもと開催された。
開会にあたり、能任広報担当副会長から「租
税教室150回という目標実現に向けてご協力い
ただきたい」とのあいさつがあった。
これに続き、有田副部長による「授業を行う
前の準備と授業の進め方」、札幌中税務署税務
広報広聴官による「租税教室実施にあたっての
留意事項」の説明が行われた後、山谷委員によ
る「小学生向け模擬授業」が行われた。模擬授
業では、山谷講師からの質問に対し、小学生ら
しい!?回答をする会員もおり、笑いを誘う場
面も見られた。
この後行われた意見交換には石丸会長も駆け
つけ、出席者からの質問に自ら回答するなど、
模擬授業の模様
白熱した意見交換が行われた。
また、研修終了後には懇親会が開催され、出
席者間の親睦を深めるとともに、税理士の社会
貢献としての租税教室の重要性について再確認
した。
(10) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
第7回常務理事会
(平成23年9月12日)
第2回支部長会
(平成23年9月13日)
独自事業に関する実施要領等を改正
第7回常務理事会
(平成23年9月12日)
◎承認事項
1.札幌市固定資産評価審議委員会委員の推薦
について
第6回常務理事会で推薦を決定した2会員の
うち札幌市以外に住民登録を有する会員につい
て、札幌市から交代要請があったことから、新
たに宮西恵会員(札幌西支部)を推薦すること
について8月3日開催の第6回正副会長会にお
いて代位決定した旨の説明があり承認された。
2.北海道収用委員会委員の推薦について
北海道から推薦要請のあった収用委員会委員
について、北海道の意向を尊重して現委員であ
る玉川祥子会員(札幌南支部)を引き続き推薦
することについて8月3日開催の第6回正副会
長会において代位決定した旨の説明があり承認
された。
3.税理士制度70周年記念事業特別委員会委員
の委嘱について
7月19日に設置した税理士制度70周年記念事
業特別委員会の委員として27名を委嘱すること
について8月3日開催の第6回正副会長会にお
いて代位決定した旨の説明があり承認された。
4.日税連部・委員会の委員候補者の推薦につ
いて
日税連から推薦要請のあった各部・委員会委
2011年(平成23年)10月31日発行
員について、本会所掌部・委員会の部長及び委
員長等を推薦することについて8月3日開催の
第6回正副会長会において代位決定した旨の説
明があり承認された。
5.日税連無任所常務理事候補者の推薦につい
て
日税連から推薦要請のあった無任所常務理事
1名について池戸俊幸副会長を推薦することに
ついて8月3日開催の第6回正副会長会におい
て代位決定した旨の説明があり承認された。
6.日税連評議員候補者の推薦について
日税連から推薦要請のあった評議員候補者に
ついて、推薦要件に基づき9会員を推薦するこ
とについて8月3日開催の第6回正副会長会に
おいて代位決定した旨の説明があり承認された。
7.成年後見人候補者の推薦について
釧路家庭裁判所から推薦要請のあった後見人
候補者について、申立人及び支部の意向を尊重
して鈴木圭介会員(釧路支部)を推薦すること
について8月3日開催の第6回正副会長会にお
いて代位決定した旨の説明があり承認された。
◎議決事項
1.会員処分について
財務大臣から1年間の業務停止の懲戒処分を
受けた札幌東支部会員について、税理士の社会
的信用を損ない税理士全体の信用失墜となる重
大な違反行為であることから、会則第50条に基
づき本会会員の有する権利を12ヵ月停止したい。
また、長期にわたって本会会費を滞納している
札幌北支部会員について、会則第43条及び第69
条、綱紀規則第2条及び第22条に違反すること
から、会則第50条に基づき本会会員の有する権
利を12ヵ月停止したい旨の提案があり、協議の
結果原案どおり承認された。次回理事会に提案
する。
2.審議室委員の委嘱について
審議室副室長5名及び委員6名を委嘱したい
旨の提案があり、協議の結果、原案どおり承認
された。
3.ITアドバイザーの委嘱について
本年度のITアドバイザーとして各支部から
推薦のあった34名を委嘱したい旨の提案があり、
協議の結果、原案どおり承認された。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
4.民事調停委員の推薦について
札幌地方裁判所から推薦要請のあった民事調
停委員候補者について、裁判所の意向を尊重し
て、平成24年3月31日付をもって任期満了とな
る本会推薦の民事調停委員を引き続き推薦した
い旨の提案があり、協議の結果、原案どおり承
認された。
5.日本税理士国民年金基金代議員候補者の推
薦について
日本税理士国民年金基金から推薦要請のあっ
た代議員候補者1名について、現在就任してい
る代議員の就任期間が約10年となることから、
新たに3期程度就任できる候補者を推薦したい
旨の提案があり、協議の結果、役員経験のある
会員に打診することとした。
6.広報部委員の辞任に伴う追加委嘱について
光永剛委員(札幌西支部)から辞任届が提出
されたことに伴い、札幌西支部から推薦のあっ
た佐藤尚樹会員を広報部委員に委嘱したい旨の
提案があり、協議の結果、原案どおり承認された。
7.北海道税理士会独自事業に関する実施要領
の一部改正(案)について
北海道税理士会税務支援の事務運営等の実施
要領を廃止することに伴い、関連する条文を整
備するため所要の改正を行う旨の提案があり、
協議の結果、新設した損害賠償に関する条文に
ついての責任割合に関する文言を一部修正する
こととして承認された。
8.北海道税理士会税務支援の事務運営等の実
施要領の廃止について
北海道税理士会協議派遣に関する実施要領の
制定に伴い、税務支援の事務運営等の実施要領
を廃止したい旨の提案があり、協議の結果、原
案どおり承認された。
9.北海道税理士会支部独自事業の助成金交付
に関する基準の一部改正(案)について
支部が独自事業を実施した場合に本会が交付
する助成金額の見直しに伴い基準の一部を改正
したい旨の提案があり、協議の結果、原案どお
り承認された。
10.北海道税理士会協議派遣による税務支援の
実施要領の制定について
北海道税理士会税務支援の事務運営等の実施
要領の廃止に伴い、新たに協議派遣による税務
支援の実施要領を制定したい旨の提案があり、
第493号 (11)
協議の結果、原案どおり承認された。
11.北海道税理士会タックスサポートセンター
運営要綱の一部改正(案)について
準用する確定申告相談に関する実施要領及び
税務支援の事務運営等の実施要領の廃止及び独
自事業に関する実施要領及び協議派遣による税
務支援の実施要領の制定に伴い運営要綱の一部
を改正したい旨の提案があり、協議の結果、原
案どおり承認された。
12.北海道税理士会タックスサポートセンタ
ーが行う税務支援事業の実施要領の一部改正
(案)について
指定団体への税理士派遣に関する条文におい
て、準用する確定申告相談に関する実施要領及
び税務支援の事務運営等の実施要領の廃止及び
独自事業に関する実施要領及び協議派遣による
税務支援の実施要領の制定に伴い運営要領の一
部を改正したい旨の提案があり、協議の結果、
原案どおり承認された。
◎協議事項
1.第2回支部長会の開催について
9月13日㈫に東京ドームホテル札幌で開催す
る支部長会及び関連行事のタイムスケジュール
について説明があり、本会からの報告事項等に
ついて協議した。
2.平成23年度第1回税理士協議会の開催につ
いて
9月13日㈫に東京ドームホテル札幌で開催す
る税理士協議会の本会並びに国税局提案議案等
について説明があった。
3.第4回理事会の開催について
10月24日㈪に札幌プリンスホテル国際館パミ
ールで開催する理事会提出議題等について説明
があり、本会からの報告事項について協議した。
4.第3回支部長会の開催について
10月24日㈪に札幌プリンスホテル国際館パミ
ールで開催する支部長会の協議事項及び各支部
に対する事前アンケート項目等について説明が
あった。また、本会からの報告事項について協
議した。
◎報告事項
1.日税連報告
池戸副会長から、9月8日に開催された日税
(12) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
連常務理事会における審議概要について報告が
あった。
能任副会長から、国税庁からの懲戒処分者の
増加に伴う税理士会における綱紀粛正に関する
件、租税教室に関する国税局と税理士会との協
議会の実施に関する件、書面添付に関する当局
との協議会の継続及び記載内容に関する件につ
いて要望があった旨の報告があった。
石丸会長から、札幌学院大学における寄附講
座の開設予定、予納の利用、税務調査時におけ
る当局職員の税務書類持ち出し禁止の取り扱い
に関する状況等について報告があった。
菅原広報部長から、日税連広報部からは寄付
講座の1コマを広報部で実施するよう要請があ
った旨の報告があった。
2.ボランティア団体に対する助成金額につい
て
ボランティア団体への助成金額について報告
があった。
3.第20回東日本ブロック六会正副会長連絡会
議について
日時、場所、協議テーマ、東北会に説明を求
めたい事項及び震災対応と今後の施策について
説明があった。
4.各部・委員会報告
相高経理部長から、7月26日に開催した経理
部会における会費免除の取り扱い等に関する審
議概要について報告があった。
荒島綱紀監察部長から、8月10日に開催した
部会及び8月9日に開催した監察委員会におけ
る綱紀研修未受講者への対応等の審議概要につ
いて報告があった。
近藤調査研究部長から、会議開催状況、日税
連調査研究部会における審議概要及び公開研究
討論会の本会テーマ案等について報告があった。
平田指導研修部長から、平成23年度第2回ブ
ロック研修会、平成23年度第2回統一研修会、
平成24年度ブロック研修会及び統一研修会の開
催概要について報告があった。
菅原広報部長から、JR北海道車内紙での対
外広報、講師団研修実施予定、日税連広報部会
における統一ポスター決定の件及び租税教室の
実施に関する審議概要等について報告があった。
井内業務対策部長から、日税連業務対策部会
における業務処理簿の会員への周知等に関する
2011年(平成23年)10月31日発行
審議概要、本会正副部長会議における農業青色
申告会からの研修会講師派遣要請への対応及び
農業小委員会の設置と講師の人選等について報
告があった。
篠岡税務支援対策部長から、東日本大震災に
よる被災者及び避難者向け無料税務相談の実施
に伴う広報対応及び相談会の実施に関する支部
への協力要請、電話相談に関する受託事業の事
前協議結果に伴う従事会員への対応方法等につ
いて報告があった。
田中情報化対策部長から、税理士ICカード
取得割合、eLTAX利用開始に関する市町村
への働きかけ状況及び支部長への協力要請につ
いて報告があった。また、日税連情報システム
委員会の副委員長に就任することになった旨の
報告があった。
舟橋紛議調停委員長から、委員会等開催状況
について報告があった。
舟橋公益活動対策部長から、本年度の研修会
及び会議スケジュール、日税連成年後見支援セ
ンター開設に係るリーフレットの裁判所等への
配布及び本会における設置予定等について報告
があった。
武田登録調査委員長から、再登録申請者の申
請取り下げに関する経緯等について報告があっ
た。
井川会計参与普及推進委員長から、本会並び
に日税連における今後の審議概要等について報
告があった。
能任副会長から、会計参与用税理士資格証明
書の発行件数から見た会計参与への税理士の就
任状況、中小企業の会計に関する検討会等での
審議状況等について報告があった。
白岩副会長から、日税連規制改革対策特別委
員会における審議概要について報告があった。
村上総務部長から、主要会議等長期日程案、
第1回支部長会議事録案、第6回常務理事会議
事録案、第1回顧問相談役会議事録案、会員懇
談会の開催に関する今後の審議方針、登録時研
修3日目に実施する業務関連知識の説明への集
合時間等について報告があった。
5.関連団体報告
池戸副会長から、北海道税理士政治連盟の定
期大会における新役員就任状況等について報告
があった。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
濱村副会長から、北海道税理士協同組合の理
事会における審議概要及び支部長会における未
加入会員への加入勧奨と一人一件紹介運動への
協力要請について報告があった。
6.その他
⑴ 北海道税理士政治連盟副会長候補者及び
会計監事候補者の推薦について
北海道税理士政治連盟からの推薦要請に
対して、副会長に池戸副会長を会計監事に
佐賀監事と田村監事を推薦している旨の報
告があった。
⑵ 北海道税理士協同組合員外監事の就任に
ついて
北海道税理士協同組合の員外監事として
江口事務局長が就任した旨の報告があった。
⑶ 相談役の就任辞退について
相談役に委嘱した宮路良穂前専務理事か
ら、就任辞退の申し出があったことから、
次回理事会において報告する旨の報告があ
った。
⑷ その他
田村監事から、報告事項については要領
よく説明してもらいたい旨の発言があった。
重点事業の取り組み等について活発に意見交換
第2回支部長会
(平成23年9月13日)
平成23年9月13日㈫正午から、東京ドームホ
テル札幌地下2階ピアリッジホールにおいて第
2回支部長会が開催され、独自事業等の重点事
業への取り組み状況について意見交換を行った。
1.独自事業・広報活動への取り組みについて
石丸会長:本年度は、広報部と税務支援対策
部の垣根を取り払い、税を考える週間、税理士
第493号 (13)
記念日、確定申告期間のいわゆる独自事業に関
わるものについては、窓口を税務支援対策部に
一本化し、関連する広報予算も税務支援対策部
が一括して対応することとしている。次年度か
らは、同じ広報費、人件費、会場費等の支出内
容について、各支部に対して同じ基準で支援で
きるように検討したいと考えており、10月の支
部長会において骨子を示し、12月の支部長会で
は、次年度の予算執行に当たっての支援要綱の
最終案を示したい。それを基に各支部から次年
度の本会に対する独自事業関連の予算要求を提
出してもらいたい。
篠岡税務支援対策部長:9月12日開催の常務
理事会において、独自事業に関する各種要領等
(独自事業に関する実施要領一部改正、税務支
援の事務運営等の実施要領の廃止、支部独自事
業の助成金交付に関する基準一部改正、協議派
遣による税務支援の実施要領制定、タックスサ
ポートセンター運営要綱一部改正、タックスサ
ポートセンターが行う税務支援事業の実施要領
一部改正)の制定改廃案について議決した。な
お、協議派遣の際の申込等は実際には道会直接
ではなく支部に対して行われることが多いこと
から、さらに様式の見直しを行っていきたい。
また、税理士の派遣について書面を交わしてい
ない商工会、青申会、農協、漁協等については
道会から書面化の指示を受けた旨を説明して書
面化について働きかけてもらいたい。各支部か
ら報告のあった平成23年度の税を考える週間及
び税理士記念日を含む独自事業実施計画につい
ては、広報予算も含めた中で実施する支部に対
して公平感が持てるような最大限の助成をして
いきたいと考えている。なお、24年度の助成金
基準については会長から再検討を指示されてい
ることから、今後、税務支援対策部において検
討していきたい。
木村岩見沢支部長:当面書面化できないとこ
ろは派遣できないのか。
石丸会長:当面の書面化が難しいところにつ
いては、1年単位で毎年協議をしてもらいたい。
小木田旭川支部長:現時点で書面化する場合
には今回制定された様式を使用することになる
のか。
石丸会長:様式については見直しをお願いし
ているが、現時点では現行様式を使用してもら
(14) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
いたい。
小木田旭川支部長:書面化を申し入れる際に
は税務支援の実施に関する規則を相手方に示し
て説明しても良いか。
石丸会長:そのように取り扱ってもらって差
し支えない。
西谷函館支部長:当初はタックスサポートセ
ンターが一括で管理されると聞いていたが、今
後は取り扱いが変わるのか。
石丸会長:実際にはタックスサポートセンタ
ーが取り扱うことになるが、相手方にはタック
スサポートセンターの名称を出しても理解され
にくいと判断したためである。
篠岡税務支援対策部長:東日本大震災による
被災者及び避難者向け無料税務相談を実施する
こととなったことから、税理士会館を含む札幌
市内で開催するほか、本会においては独自事業
とは別枠の予算措置も検討したいので、対応が
可能な支部においても実施について検討をお願
いしたい。
石丸会長:本会としても日税連が行う広報と
は別に支部が実施する相談内容も掲載した新聞
広告等でのPRも行いたい。
木村岩見沢支部長:支部が実施する場合も全
国統一の日程での開催となるのか。なお、税制
面での具体的なメリット等の2・3の事例を含
めてPRしなければ被災者には税理士に何を相
談して良いかが判らないのではないか。
篠岡税務支援対策部長:被災者・避難者目線
でのチラシの作成を検討したい。
鈴木室蘭支部長:還付であれば国がやること
であり、税理士会が主体的にやることではない
のではないか。趣旨が漠然としており会員への
説得力が無いのではないか。
篠岡税務支援対策部長:国民には税理士制度
が十分に認知されているとは思えないことから、
こうした事業を通じて税理士会の活動をPRで
きる良い機会と捉えている。
小木田旭川支部長:支部としては費用対効果
の観点から、一度、行政の窓口と相談したいと
考えている。
2.研修受講率の向上について
平田指導研修部長:9月2日に開催した指導
研修部会では税理士法と綱紀研修会未受講者に
対する支部における対応方法等について意見交
2011年(平成23年)10月31日発行
換を行った結果、未受講者については、支部行
事に参加しない会員や高齢または病気療養中の
会員等により集合型研修に出席しづらい会員が
見受けられることから対応に苦慮している旨の
意見があったが、本年度の未受講者への対応方
法について、各支部においても検討してもらい
たい。なお、本年度は札幌国税局の税理士監理
官を講師とした綱紀研修会の開催も可能となっ
たが、税理士法研修については昨年度と同様の
形式での研修会となるので、開催可能な支部が
あれば申し出てもらいたい。また、未受講者へ
の対応策として、昨年開催した綱紀と税理士法
研修会のDVDを未受講者へ配付したい旨の要
望もあるが、現状では、本年度も最低1回は綱
紀と税理士法の集合型研修会を各支部で開催し
てもらい、その状況を踏まえて未受講者リスト
を作成し、その後の対応を検討したいと考えて
いることから、支部の綱紀監察部委員及び制度
部委員とも打ち合わせしてもらいたい。
荒島綱紀監察部長:近年、国税局が税理士事
務所に対する実態確認の件数を増やしているこ
とを会員に対する研修会の案内に付記すること
によって、おのずと会員の関心も高まり、受講
率の向上にもつながると思われる。綱紀研修に
ついては毎年継続して開催していくなかで受講
率を段階的に高めていき、毎年の確定申告期前
に未受講者に対して年々強い表現で出席を促す
文書を個別発送していくことになるのではない
かと考えている。なお、殆どの会員が既に受講
している支部における開催頻度や集合型研修に
参加できない事情のある会員への対応について
は支部の判断に委ねたい。
三浦苫小牧支部長:本年中に1度は支部にお
いて研修会を開始してほしいということか。
荒島綱紀監察部長:出来る限り実施してもら
いたい。なお、税理士監理官からは全道各支部
で研修を行いたい旨の意向が示されており、既
に6支部での開催が決まっている。
三浦苫小牧支部長:既に受講している会員は
再度の研修受講には否定的ではないかと思われ
る。また、一部の未受講者からは受講しやすい
時期での開催を望む声もあった。
荒島綱紀監察部長:在札支部会員の受講率が
伸び悩んでいる。
竹内札幌北支部長:集合型研修については受
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
講しない会員は機会を作っても受講しない。部
会会合等では会員に周知しているが、会合等に
出席する会員自体が支部会員全体の3∼4割程
度であり、そうした会員は研修も受講している
ことから、会長・支部長連名の文書を未受講者
に個別発送することや「北風」に受講を促す文
書を掲載する等の地道な活動をしていくしかな
いと考えているので、会長には強い口調の文書
を寄稿をいただきたい。
石丸会長:税理士監理官による研修は本会綱
紀監察部が行う研修とは若干内容が異なること
から、既に綱紀研修を受講した会員が受講して
も良い内容であり、また、未受講者の受講を促
す良い機会であると考えるので利用してもらい
たい。
金坂札幌南支部長:税理士監理官の研修内容
は綱紀・税理士法・書面添付の三種類と考えて
いたが、研修時間とその内容から判断して綱紀
研修のみであると解釈すべきなのか。
石丸会長:税理士法の中に書かれている綱紀
に係る条項の話であり、本会が考えている税理
士法の研修には該当しないと判断しているが、
再度、税理士監理官に研修内容について税理士
管理官に確認してもらうこととしたい。
井山北見支部長:税理士監理官に書面添付の
研修を依頼したところ、15分でも20分でもよい
ので綱紀の研修もさせてもらいたい旨の要請が
あったことから、他の研修と抱き合わせて開催
することで受講者も増えるのではないか。
石丸会長:税理士監理官が積極的な背景とし
ては、8月に開催された国税庁と日税連との協
議会において国税庁長官から初めて税理士会に
対して税理士の綱紀粛正が申し入れられたこと
があると考えている。
西谷函館支部長:道会役員との会員懇談会同
日に綱紀と税理士法研修を開催したいと考えて
いる。
小木田旭川支部長:道会役員との会員懇談会
同日に綱紀研修会を開催する。その際に昨年会
長と支部長連名で未受講者に発送した文書を参
考に支部としても案内文を作成したいと考えて
いることから、資料提供をお願いしたい。
平田指導研修部長:昨年の文書については参
考までにお示する。なお、支部から要望のあっ
た昨年より強い口調で受講を促す文書について
第493号 (15)
も会長に内容の確認をしたいと考えている。
3.その他各部委員会からの報告事項について
村上総務部長から主要会議等長期日程、ボラ
ンティア団体に対する助成金贈呈団体について
報告があった。
相高経理部長から本会及び各支部の収支計算
書総括表、支部が有料事業を実施した場合の税
務上の取り扱いについて説明があった。
石丸会長から調査等により近日中に税額の確
定が見込まれる場合の見込金額の予納に関する
会員への周知方について報告があった。
荒島綱紀監察部長から指導研修部情報で会員
へ周知する「にせ税理士等に関する情報提供の
お願い」について報告があった。
近藤調査研究部長から税制及び税務行政に関
する意見の提出方について要請があり、石丸会
長から、支部会合等で出された意見についても
道会へ提出するよう要請があった。
井内業務対策部長から税理士業務処理簿の作
成に関する会員への周知方について要請があっ
た。
田中情報化対策部長から税理士ICカード取得
割合、次期ICカード更新時からのカードの2枚
発行に関する取り扱い、eLTAX未導入市町村
への導入勧奨結果について報告があったほか、
今後の申し入れに関する支部長への同行方つい
て協力要請があり、石丸会長から、支部会員等
との懇談会の際に未導入市への申し入れに同行
することも可能であることから協力方お願いし
たい旨の要請があった。これに関連し、石丸会
長から、支部会員との懇談会時に税理士法改正
の説明時間を設けている支部については資料を
用意するので必要部数を連絡して欲しい旨の要
請があった。
菅原広報部長から、税を考える週間行事及び
税理士記念日行事の実施計画書の提出方につい
て協力要請があった。また、租税教室講師団研
修の実施時期に関して要望があれば早めに申し
出るよう要請があった。
舟橋公益活動対策部長から、釧路家庭裁判所
から推薦要請のあった成年後見人について釧路
支部から推薦のあった会員を推薦した旨の報告
があった。
三浦苫小牧支部長から、全道会員へ開放する
支部研修の受講者取りまとめについては、支部
(16) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
で取りまとめるのではなく、会員が道会に直接
申し込み取りまとめたものを主催支部に連絡す
るよう要望があり、平田指導研修部長から、今
後の取り扱いとしては、全道に開放する支部研
修会の開催案内を道会会報に掲載し、道会で申
し込みを取りまとめたうえで主催支部に連絡す
る方法に統一することとする。なお、地方支部
での研修当日の受付については支部で対応して
もらいたい旨の説明があった。
三浦苫小牧支部長から、支部総会資料として
部会の決算資料等を添付する必要があるのか質
問があり、相高経理部長から、部会も支部の一
部であることから添付してもらいたい旨の要請
があった。
三浦苫小牧支部長から、税理士証票と税理士
ICカードを一体化できないかとの質問があり、
石丸会長から、現段階では電子署名法上の制限
があり一体化できないことから、日税連情報シ
ステム委員会としては法改正を働きかけている
旨の回答があった。
秋田帯広支部長から、税理士法と綱紀研修に
平成23年度版
「やさしい税金教室」
について
2011年(平成23年)10月31日発行
ついては、支部が研修内容を独自にアレンジで
きるものでは無いことから、次年度以降につい
ては、道会として統一研修会やブロック研修会
の際に実施する等、アプローチの方法を変えて
実施すべき旨の要望があり、池戸副会長から、
次年度以降の方法については別途検討していき
たい旨の回答があった。また、石丸会長から、
税理士法改正案の中に研修の義務化が含まれて
いることから、その改正案の結論が出るまでは
綱紀と税理士法研修の全会員受講を働きかけて
いきたい旨の説明があった。
濱村副会長から北海道税理士協同組合におけ
る未加入者への加入勧奨及び一人一件紹介運動
への協力方について要請があった。
木村岩見沢支部長から阪奈税協が税務調査で
申告洩れを指摘された旨の報道があったが、北
海道税理士協同組合ではどのような対応をされ
ているのか質問があり、相高経理部長から、北
海道税理士協同組合では、詳細について現在調
査中である旨の回答があった。
平成23年度版の「やさしい税金教室」ができあがりました。
購入をご希望の会員は本会事務局までお申し込みください(1
冊100円(税込))。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (17)
平成��年度 登録時研修を開催
9 月14日 ㈬ ∼16日 ㈮ の3 日 間、 平 成23年 度
登録時研修が、札幌すみれホテルにおいて開催
された。
この研修は、登録後1年内の会員を主な対象
に実施するもので、60名の会員が受講した。
研修科目は税理士制度・関連法規(憲法、行
宮谷 名誉教授
政手続法、民法、商法、争訟法)租税法概論・
税理士業務関連知識として、講師に宮谷 俊胤
福岡大学名誉教授・鳥飼 重和 弁護士(日本税
理士会連合会 顧問)・金坂 和正 本会 制度部長
ほか本会担当役員にご講演いただいた。
鳥飼 弁護士
金坂 制度部長
(18) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
苫 小 牧
浦河税務署表敬訪問
三浦 仁 支部長(左) 前原 真一 浦河税務署長(右)
去る9月8日㈮に三浦仁苫小牧支部長以下三
役(4名)が浦河税務署 前原真一署長を表敬
訪問しました。同日視察した日本軽種馬協会主
催のサラブレッドのせり市についての話題を中
心とした浦河署管内の経済状況や、税務行政・
e-Taxの話題などにふれ和やかに時間が過ぎま
した。
その後、浦河ウエリントンホテルにおいて、
苫小牧支部役員と浦河部会会員との懇談会が行
われ、会務報告や協同組合の説明がされました。
引き続いて、浦河税務署と当支部浦河部会との
平成23年度第1回税理士協議会が開催され、双
方の提案議題について活発な意見交換が行われ、
協議会終了後には浦河署幹部の方を交え懇親会
が行われました。
(小見山 貴之 記)
札 幌 北
雑学「ビールを飲むと太るのか?」
おなかの出ている人をビール腹と言い、ビー
ルを飲むと太ると言われます。本当に太るのだ
2011年(平成23年)10月31日発行
ろうかと気にしながら飲み続けているビール党
の諸氏に朗報?と言える話を聞いたので紹介し
よう。
友人曰く、「アルコールのカロリーは1g 7
kcalで、たんぱく質(4kcal)などに比べ高カ
ロリーだが案じることはない。アルコールのカ
ロリーは、体脂肪として蓄積されにくいもので、
すぐ消えてしまうものだと言われている。」
「ビールには、アルコールのほかたんぱく質
と糖質が含まれており、それが実質的なカロリ
ーであるが、適量ならいずれも少ないもので飲
んだからと言って太るものでない。
しかし、適量だからと言って油断は禁物、ビ
ールに含まれるホップの苦みが胃の消化作用を
促し食欲を増進させると言われており、おつま
みをビールと共に食することによりさらに食欲
を誘い太るのです。」
また、「アルコールとおつまみを一緒にとっ
た場合、アルコールのカロリーを優先的に消費
するため、アルコールのカロリーが残っている
間、おつまみのカロリーは蓄積され肥満につな
がるのです」と。
ビールに限らずアルコールを飲む時一緒に食
べるおつまみに原因があるようです。
メタボを気にしながらビールを愛する諸君、
折から食欲の秋、くれぐれもおつまみには気を
の
使いながら呑んで税金を納め続けようではない
か??
(菊地 弘泰 記)
小
樽
お た る 潮 ま つ り
少し前の話になりますが、去る7月29日から
31日の3日間に渡り、第45回おたる潮まつりが
開催されました。小樽の歴史や文化を次世代に
伝承し、小樽の発展を祈念する契機として始ま
ったと言われるこのおたる潮まつりは、今年で
45回目を数え、例年7月の最終の金土日曜日で
開催されております。小樽市民ばかりでなく近
隣市町村、さらに観光客など合わせて100万人
前後(2006年の第40回が過去最高で、約125万
人だそうです)の来場者数を記録しており、小
樽の夏を代表するイベントとして定着してい
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
ます。小樽港第3埠頭にメインステ−ジを置
き、初日の29日に、祭りの始まりを市内に知ら
せる意味で街なかを踊り歩く「潮ふれこみ」か
ら始まり、二日目の30日には小樽市内外の企業
や団体が梯団というグル−プを組み「潮音頭」
を踊りながら、市内中心部からメインステ−ジ
まで練り歩くメインイベントの「潮ねりこみ」
(6000人前後の人が参加しているそうです)が
行われます。三日目で最終日の31日には、各地
から担ぎ手が集まり、神輿(みこし)が市内
を渡御(とぎょ)する「みこしパレード」が行
われ、そして「大花火大会」では、小樽港より
2,000発から3,000発の色鮮やかな花火が小樽の
夜空を彩り、祭りの最後を締めくくります。か
なり見応えのあるこのおたる潮まつりは一見の
価値があると思います。是非一度は足を運んで
見てはいかがでしょうか。(佐藤 良裕 記)
旭
川
「旭川支部管内の見どころ紹介」∼士別市編∼
第493号 (19)
丘」という丘陵地帯でサフォークの放牧が行わ
れています。また、ここに建設された「世界の
めん羊館」では珍しい品種の羊が30種類ほど飼
育され、国内では士別でしか見ることのできな
い珍しい羊もおり、羊の毛刈りショーやシープ
ドックショーなども行われています。
一昨年に建設された「めん羊工芸館」では羊
毛の工芸体験ができ、本格的な羊毛製品はもち
ろんコースターやストラップなど20種類以上の
メニューからオリジナルの作品を作ることがで
きます。
また、町おこしグループ「サフォーク研究
会」主催でニットフェアが2年ごとに開催され、
全国やアメリカなどからも応募があり毎回アイ
ディアいっぱいの素敵な作品が応募されます。
応募作品は展示場に来場した方々に審査され
て入賞作品を決定します。
このように士別の見どころは羊をメインにし
た観光地であったり、イベントであったりとさ
まざまです。ホームページをご覧の上『サフォ
ークランド士別』へぜひお越しください。
(神田 英一 記)
岩 見 沢
金 魚 す く い
にぎ
士別市は、上川地方の北部にある市、最後の
屯田兵村の一つであり、農業の集散地として発
展してきました。士別駅付近には多数のレンガ
造りの農業倉庫があり、現在でも使用されてい
ます。
また、「羊のまち」として有名であり、羊の
多岐に渡る活用の可能性を探り、まちづくり運
動を推進し『サフォークランド士別』として知
られています。今では、羊のことは士別に聞け
とまでいわれるようになりました。
『サフォークランド士別』では「羊と雲の
今年の初夏、北海道神宮祭で賑わう中島公園
に娘と遊びに行った。私が子供の頃は毎年のよ
うにお祭りとなれば、おこづかいを握りしめ、
【かたぬき】やら【スマートボール】などで遊
び、広島風お好み焼きを食べたものだった。し
かし一度も【金魚すくい】はしたことがなかっ
た。
今年、娘が金魚すくいをやりたいと言うので、
昨年まではプラスチックのスコップのようなも
のでやっていたが、【ポイ】を使って挑戦した。
金魚の泳ぐ水槽をじっと眺め、なかなかポイを
水の中に入れようとしない。露店のおじさんが
いい人だったので、お嬢ちゃん、ゆっくりやり
な、と声をかけてもらった。
私もどうした?と聞くと、なかなかふんぎり
がつかないというか、どうすればいいのかよく
分からないということだった。
北 海 道 税 理 士 会 報
(20) 第493号
そこで、父親の私もポイを購入し、親子並ん
での挑戦となった。が、私も金魚すくいは初め
てで、どうすればよいやら…。
2人とも、水槽にポイを入れるまで数分はか
かったでしょうか。多少呆れ顔の露店のおじさ
んが、見本をみせてくれ、やっとのことで第一
歩を踏み出すことができた。
娘に教えようと思った私だったが、なかなか
始められない娘の気持ちが分かった私だった。
このへんの消極的な性格は似ているのだろうか。
その後、9月に岩見沢で百餅祭りがあり、露
2011年(平成23年)10月31日発行
店に金魚すくいが…。当然2人で再チャレン
ジ!前回の教訓を生かし、といきたいところだ
ったが、金魚が元気なのか、こちらが慎重すぎ
るのか…。なかなか終わらない金魚すくいだっ
た。
ちなみに、2度の金魚すくいで親子合わせて
10匹以上はすくったが、現在家の水槽には2匹
しかいません。トホホ…。
誰か金魚を長生きさせるコツを教えてくださ
い。
(触澤 克仁 記)
国税局からのお知らせ
【平成23年分「年末調整等説明会」の開催について】
本年も、北海道内の各市町村において「年末調整等説明会」を開催いたします。
各市町村における説明会の会場及び日程等の詳細につきましては、国税庁ホームページ
(http://www.nta.go.jp/)内の札幌国税局のページに掲載しておりますので、ご確認願いま
す。
なお、説明会の開催に当たっては、収容人数等の都合上、対象地域ごとに会場を指定させて
いただいておりますが、日程のご都合が合わない場合には、他の会場への出席も可能です。
※ 各会場の駐車場につきましては、利用台数に限りがありますので、なるべく公共交通機
関をご利用下さいますようご協力お願いいたします。
【年末調整関係用紙について】
源泉徴収義務者へ送付する年末調整関係用紙は、一定の時期の従業員数のデータ(所得税徴
収高計算書に記載された支給人員数)を基に封入しておりますが、用紙ごとに封入数の上限を
「100枚」とさせていただいております。
用紙が不足した場合には、お手数ですが必要枚数をコピーしていただくか、国税庁ホームペ
ージに掲載しております様式を印刷していただきますようお願いいたします。
なお、各用紙は年末調整等説明会の会場及び税務署でも配布しております。
表紙のことば
ひな
「カワセミの雛たち」
札幌南支部 林 義之
カワセミは美しいコバルトブルーの姿か
ら、別名を「空飛ぶ宝石」だとか、水中の
魚を的確に捕獲することから「清流のハンタ
ー」とも呼ばれる美しい鳥です。
北海道でのカワセミは春から秋に多く見ら
るようですが、冬になると川が結氷し餌が取
れなくなることから大半は暖地に異動し、姿
を見ることはほとんどないようです。
表紙の写真は、ナナカマドが少し色づき始め
かえ
ひな
た雨上がりの秋の朝、今年孵った雛たちが次
から次に集まったところを撮影したそうです。
(注)写真は友人で札幌市在住のネイチャー
写真家、川村憲司氏から拝借しました。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (21)
TAINS掲載事例紹介
東京地方裁判所平成21年(行ウ)第454号更正処分取消等請求事件(棄却)(控訴)
国側当事者・国(仙台中税務署長)
平成23年8月9日判決
【弁護士業の必要経費/弁護士会役員の交際費等】
一次(概要)
[判示事項]
1 本件は、弁護士業を営み、弁護士会の役員
を務めた原告が、役員としての活動に伴い支
出した懇親会費等を事業所得の金額の計算上
必要経費に算入し、また、消費税等の額の計
算上課税仕入れに該当するとして申告したと
ころ、税務署長が、これらの費用については、
所得税法37条1項に規定する必要経費に算入
することはできず、また、消費税法2条1項
12号に規定する課税仕入れには該当しないと
して更正処分等をした事案である。
2 事業所得の金額の計算上必要経費が総収入
金額から控除されることの趣旨や所得税法等
の文言に照らすと、ある支出が事業所得の金
額の計算上必要経費として控除されるために
は、当該支出が所得を生ずべき事業と直接関
係し、かつ当該業務の遂行上必要であること
を要すると解するのが相当である。そしてそ
の判断は、単に事業主の主観的判断によるも
のではなく、当該事業の業務内容等個別具体
的な諸事情に即して社会通念に従って客観的
に行われるべきである。
3 弁護士は、当事者等の依頼又は官公署の
委託によって、訴訟事件、非訟事件等の法律
事務を行うことを職務とし、法律事務を行う
対価として報酬を得ることで事業所得を得て
いるのであるから、弁護士が弁護士の地位に
基づいて行う活動のうち、所得税法上の「事
業」に該当する活動とは、事業主である弁護
士がその計算と危険において報酬を得ること
を目的として継続的に法律事務を行う経済活
動をいうことになる。
4 弁護士会及び日弁連の目的は、弁護士等の
指導、連絡及び監督に関する事務を行うこと
にあり、これらの目的の下に行われる活動等
から生ずる成果は、当該活動を行った弁護士
個人に帰属するものではなく、弁護士会や日
弁連ひいては弁護士等全体に帰属するものと
解される。また、弁護士会等は、会費を徴収
するなどして活動に必要な支出に充てている
こと等が認められ、弁護士会等の役員として
の活動に必要な資金や人的物的資源は、基本
的には弁護士会等によって調達されるもので
あるということができる。
5 以上のような事情の下で原告が弁護士会等
の役員として行う活動を社会通念に照らして
客観的にみれば、その活動は、原告が弁護士
として対価である報酬を得て法律事務を行う
経済活動に該当するものではなく、社会通念
上、弁護士の所得税法上の「事業」に該当す
るものではないというべきである。
6 そうすると、弁護士会等の役員として出席
した酒食を伴う懇親会等の費用については、
これらが弁護士会等の役員としての活動との
関連で支出されたものであるからといって、
原告の事業所得を生ずべき業務に直接関係し
て支出された必要経費であるということはで
きない。
7 原告が弁護士会会長に立候補するための活
動費用等は、弁護士会等の役員としての活動
との関連で支出されたもの、あるいは、弁護
士会等の役員としての活動の準備として支出
されたものというのが相当であるから、弁護
士会の役員に就任するための活動に必要な費
用の支出が、原告の事業所得を生ずべき業務
に直接関係して支出された必要経費であると
いうことはできない。
8 懇親会費等の各支出は、いずれも原告の事
業所得の金額の計算上必要経費に算入できな
(22) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
いものであるから、その一部である消費税関
連支出は、いずれも「課税仕入れ」に該当す
るものではないというべきである。
2011年(平成23年)10月31日発行
判決年月日 H23−08−09
国税庁訴資 Z888−1602
北海道税務課からeLTAXに関するお知らせ
このたび、eLTAXに係る回線の切替え作業のため、次の期間、各総合振興局、振興局及び道
税事務所でeLTAXを利用して提出された利用届出、電子申告及び電子申請・届出に関する審査
業務ができないことから、この期間においては手続完了通知や受付通知を出せないことになり
ますので、お知らせします(停止期間後においては通常の処理をいたします)。
ご利用の皆様には、ご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
○停止する期間 平成23年11月22日㈫
平成23年12月9日㈮∼16日㈮
※ 上記の期間であっても、eLTAXを利用して利用届出、電子申告及び電子申請・届出を提
出することはできます。
北海道からのお知らせ
地 域 若 年 者 雇用奨励事業 のご 案内
北海道では、新規開業・新事業展開に伴い、若年者を2名以上正社員として雇用した中小企
業者等に、奨励金・補助金を交付します。
詳細は、本誌に同封のリーフレットをご覧いただくか、事業案内ホームページをご覧下さい。
○事業案内HP http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/rkr/jakunen_shorei.htm
国税不服審判所からのお知らせ
【国税審判官の募集について】
国税不服審判所では、近年の経済取引の国際化、広域化、複雑化等を背景とする審査請求事
件が増加する中、適正かつ迅速に事件を処理するため、高度な専門知識・経験・ノウハウを有
する税理士等の民間専門家を募集しております。
勤務地は、札幌を含む全国の国税不服審判所各支部(12支部)のいずれかとなります。
なお、応募期限は、平成23年12月6日㈫必着となっています。
詳しくは国税不服審判所のホームページをご覧下さい。
国税不服審判所ホームページアドレス http://www.kfs.go.jp
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (23)
研修会開催のお知らせ
指 導 研 修 部
【日本税理士会連合会】
第1回マルチメディア研修
テーマ
「東日本大震災の被災者等に係る国
税関係法律の臨時特例の概要」
講 師
国税庁 課税部(個人課税課・法人課
税課・資産課税課)担当官
時 間
���分
受講方法: 日本税理士会連合会「研修ホームペー
ジ」にて配信
《ユーザー名》 taxnz 半角英小文字
(ティー・エー・エックス・エヌ・ゼット)
《パスワード》 taxnz 半角英小文字
(ティー・エー・エックス・エヌ・ゼット)
※ 視聴後、本会ホームページ「研修専用サイ
ト」
(研修受講記録管理システム)に「受講記録
の登録(マルチメディア研修)
」をしてください。
なお、登録に際して、映像内の「研修確認コー
ド」が必要となります。
日税連ホームページアドレス http://www.nichizeiren.or.jp/
本会ホームページアドレス
http://www.do-zeirishikai.or.jp/
【北海道税理士会】
第2回全国統一研修会
<場所:京王プラザホテル札幌>
(1日目)
11月10日㈭ 10:30∼16:30【5時間】
テーマ 「実務で誤りやすい相続税の事例検証」
講 師 笹岡 宏保 税理士
(2日目)
11月11日㈮ 10:00∼16:00【5時間】
テーマ 「更正の請求と不当利得−私債権の一種
としての租税債権」
、
「税制改革につい
て」
、
「最高裁判決の流れ」
、
「中小企業
のアジア進出」
講 師 中里 実 東京大学教授
税務研修会
「資産税(相続・贈与)
(講師:木村邦博 税理士)
」
日時:11月21日㈪∼22日㈫
各日とも10:00∼16:00【5時間】
場所:ホテル札幌ガーデンパレス
「所得税」
(講師:鈴江 誠 税理士)
日時:12月6日㈫∼8日㈭
各日とも10:00∼16:00【5時間】
場所:札幌グランドホテル
「法人税」
(講師:千葉寛樹 税理士)
日時:12月19日㈪∼21日㈬
各日とも10:00∼16:00【5時間】
場所:札幌グランドホテル
各研修会のテーマ等の詳細については、改めて
申し込み用紙を会報誌に同封してご案内します。
なお、本会では研修受講記録管理システムを導
入しています。研修会当日は、税理士ICカード
(電子証明書・コピーの持参を推奨します。
)によ
る受付を行っています。
札幌五支部合同研修会のご案内
札幌五支部連絡協議会では、北海道税理士協同組合との共済により、次のとおり相互参加研修会を開催いたします。
他支部の会員も受講可能ですので、受講を希望される会員は、本会へお申し込みくださるようお願いいたします(登録番号と
会員氏名をお知らせください)
。
※所属支部より申込書が配布されている場合は、所属支部へお申し込みいただいても結構です。
1.日 時 11月22日㈫ 13時30分∼17時45分(4時間)
2.場 所 札幌プリンスホテル国際館パミール 札幌市中央区南3条西12丁目 TEL.011-241-1111(代表)
3.テーマ 破産と民事再生の手続き
4.講 師 村瀬 孝子先生
5.受講料 1,000円(研修会当日、受付にてお支払いください。
)
6.申 込 北海道税理士会 事務局 (電話)011-621-7101
7.締 切 11月11日㈮
8.その他 電子証明書(税理士ⅠCカード)による受付を行いますので、受講される方はご持参くださいますようお願いします。
(24) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
【認定研修のお知らせ】
本会が認定した研修についてお知らせします。 (平成��年9月��日現在)
(申請届出順)
認定№ ��−��
テーマ 平成��年度税制改正の検証
講 師 平川�茂 税理士
日 時 ��月��日��:��∼��:��(認定時間:3時間)
場 所 京王プラザホテル札幌
受講料 �����円(会員及び当日入会者は無料)
連絡先 北海道エッサムファミリー会 TEL���−���−����
認定№ ��−��
テーマ 「新会計制度・税制への実務対応」完全解説
講 師 太田�達也 公認会計士
日 時 ��月2日��:��∼��:��(認定時間:���時間)
場 所 札幌すみれホテル
受講料 ������円(会員������円)
連絡先 株式会社税務研究会 北海道支局 TEL���−���−����
認定№ ��−��
テーマ ��%ルールの改正を踏まえた�消費税実務講座
講 師 小池�敏範 税理士
日 時 ��月7日��:��∼��:��(認定時間:���時間)
場 所 札幌すみれホテル
受講料 ������円(会員������円)
連絡先 株式会社税務研究会 北海道支局 TEL���−���−����
認定№ ��−��
テーマ 減価償却の会計と税務の留意点
∼資産の区分、少額資産、資本的支出と修繕費等∼
講 師 藤井�茂男 税理士
日 時 ��月9日��:��∼��:��(認定時間:5時間)
場 所 ホテルモントレエーデルホフ札幌
受講料 ������円(会員�����円)
連絡先 北海道ミロク会計人会 TEL���−���−����
(株式会社ミロク情報サービス 札幌支社)
認定№ ��−��
テーマ 中小会社の資金調達・事業承継と種類株式制度
講 師 中村�信男 早稲田大学教授
日 時 ��月��日��:��∼��:��(認定時間:3時間)
場 所 道特会館
受講料 �����円(会員�����円)
連絡先 北海道ミロク会計人会 TEL���−���−����
(株式会社ミロク情報サービス 札幌支社)
認定№ ��−��
テーマ 不動産業における税務・会計の実務
講 師 佐々木�京子 税理士
日 時 ��月��日��:��∼��:��(認定時間:3時間)
場 所 道特会館
受講料 �����円(会員�����円)
連絡先 北海道ミロク会計人会 TEL���−���−����
(株式会社ミロク情報サービス 札幌支社)
認定№ ��−��
テーマ 医療の税務と会計の基礎
講 師 上原�顕 税理士
日 時 ��月��日��:��∼��:��(認定時間:5時間)
場 所 道特会館
受講料 ������円(会員�����円)
連絡先 北海道ミロク会計人会 TEL���−���−����
(株式会社ミロク情報サービス�札幌支社)
認定№ ��−��
テーマ 北海道税務・事業再生実践塾
①納税者権利憲章について
②中小企業再生についての提言
講 師 ①三木�義一 青山学院大学教授
②藤原�敬三 中小企業再生支援全国本部 統括プロジェクトマネジャー
日 時 ��月�日��:��∼��:��(認定時間:���時間)
場 所 ロイトン札幌
受講料 �����円
連絡先 北海道税務・事業再生実務者ネットワーク
(井上奈穂子税理士事務所) TEL���−���−����
会員とは、研修実施団体に所属する会員
平成24年度
ボランティア助成団体決定
平成24年度のボランティア助成金贈呈団体として、道南ブロックの函館支部と苫小牧支部か
らそれぞれ推薦のあった団体に助成金を贈呈することが決定いたしました。
各団体への助成金贈呈式は、平成24年度の両支部定期総会を予定しております。
○函館支部推薦団体
北海道自閉症協会 道南分会
○苫小牧支部推薦団体
苫小牧市障がい者パソコンボランティア友の会
点訳グループ「この指とまれ」
苫小牧市朗読赤十字奉仕団 2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
☆ 今年は異常な年になってしまった。未曽
有の大震災・原発事故に続き、今度は相次
いで台風が直撃。直接の被害もたいへんな
ことだったが、出来秋になって野菜が高騰
し、今度は台所を直撃している。
☆ 地震・台風は天災だから仕方ないが、原
発事故は人災と言わねばならない。さらに
今頃になって「やらせ」の問題が急浮上
してきた。電力会社のみならず、国までも
が関与しているという。「原子力村」で明
るみになった、企業・官僚・学者の癒着構
造。私はこれに政界とマスコミもぜひ加え
て考えてほしいと思っている。自分だけが
良けりゃいいのか!
☆ この苦難な時代を強いリーダーシップ
第493号 (25)
を発揮して国民を引っ張っていくべき首相
は、この2年で3人目となってしまった。
現在のトップは「慎重居士」で、足元を
すくわれまいとするかのように語りが少な
く、何の発信力も感じられない。そんなこ
とで被災者や国民を希望の未来へ導くこと
ができるのか! ☆ イ チ ロ ー の200本 安 打 が10年 で 途 切 れ
た。良いことも悪いことも永遠に続くこと
はない。
この移ろいやすい世をいかに生きるべき
か。
∼人生とは与えること(献身と奉仕)、
味わうこと(人生や芸術をかみしめる)、
苦悩に耐えること(失敗しても生きる価値
を見出す)である∼『聞書』。
自利の追求のみに明け暮れる人たちに考
えてもらいたい言葉である。 (Y・H)
会 長 マ ン ス リ ー
【9月分】
9月1日 北税協との協議会
9月2日 日税連副会長懇談会(富山)
9月5日 広報部租税教育講師団研修会
9月6日 日税連会計参与普及推進特別委
員会(東京)
9月7日 大同生命事業報告会(東京)
9月8日 日税連 情報システム委員会打
ち合わせ 常務理事会(東京)
9月9日 日本税理士厚生年金基金代議員
会(東京)
9月12日 正副会長会、常務理事会、㈱会
館取締役会
9月13日 税理士制度70周年記念事業特別
委員会、支部長会、税理士協議
会
9月14日 登録時研修会、札幌西支部山鼻
部会研修会
9月16日 税理士証票伝達式
9月17日 日税連災害対策本部正副委員長
現地視察(宮城)
9月18日 日税連災害対策本部正副委員長
現地視察(福島)
9月21日 東日本ブロック六会正副会長連
絡会議(東京)
9月22日 東日本ブロック六会正副会長連
絡会議親睦ゴルフ(東京)
9月26日 北海道間税会連合会全国大会
(函館)
9月27日 日税連 正副会長会、日税連税
法データベース社員総会、会長
懇談会(東京)
9月28日 日税連 理事会(東京)
9月29日 日税政 定期総会(東京)
(26) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
税 理 士 証 票 伝 達 式
出席者 (登録番号順、敬称略)
冨山 昇、林 聡子、伊東 玲彦、輪島 誠、矢萩 努
石垣 静雄、門野 清則、草 金矢、大江 和博、宮川 良一
横木 章、新井 敏夫、木村 秀範、有田 利雄、木村 一博
山下 好保、木南 茂、蛸島 一伸、林 俊一、伊澤 義晴
鷲尾 芳久、大岡 勉、川瀬 進、草間 久雄、秋田 博
浅間 幸広、高田 耕示
会員相談室の利用について
【会員相談室の利用にあたっての留意点】
1 相談内容は、法人税・資産税・所得税・消
費税に関する事項を受け付けています。
2 相談方法は、電話または面談によります。
3 相談場所は、北海道税理士会館3階です。
4 相談日時は、水曜日の午後1時∼4時まで
です。
5 相談申し込みは、相談申込書の提出(郵
送・FAX等)により、随時受け付けていま
す(相談申込書は、会員名簿154頁をコピー
していただくか、「税理士ネット・北海道」
より取得できます)。
6 相談当日に予約なしにいらしても、相談内
容によっては、回答できない場合がございま
すので、必ず相談日の前日までに相談申込書
でお申込下さい。
7 回答は、口頭によります。原則として、書
面による回答または相談事項にかかる書類の
相談日程表
日時
��月9日
��月��日
��月��日
��月7日
相談員
二宮 潔
山谷 愛子
大平 禮司
阿部 幸蔵
二宮 潔
山谷 愛子
宮西 惠
平 浩
相談税目
資産税
所得税
資産税
法人税・消費税
資産税
所得税
資産税
法人税
作成は行いません。
8 相談料は、1件につき3,000円です。
9 相談は会員によることを原則とします。
(お問い合わせ)
北海道税理士会
電 話 011-621-7101
FAX 011-642-0476
2011年(平成23年)10月31日発行
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第493号 (27)
北 海 道 税 理 士 会 報
(28) 第493号
2011年(平成23年)10月31日発行
平成 23 年度 第3 回理事会を 開催
平成23年9月8日㈭午後4時30分
から税理士会館において、理事35人
(本人出席14人、書面議決書出席21
人)及び監事4人の出席のもと平成
23年度第3回理事会を開催しました。
上程した2議案はそれぞれ原案通
り可決承認され、顧問及び相談役委
嘱基準に基づき、23人の方を顧問及
び相談役に委嘱いたしました。
〔議決事項〕
議案1.顧問の委嘱について 議案2.相談役の委嘱について
顧 問 中 辻 作 三、 金 田 信 一、
小 柳 岩 男、 武 田 登志光、
春 野 守 夫、 笠 井 彦 隆、
長 縄 信 雄、 先 本 建 夫、
石 丸 修太郎
相談役 今 村 徳 吉、 村 越 悦 治、
平 田 清 二、 小 柳 藤 吉、
五十嵐 利 忠、 田 代 稔、
瀬 部 雄 二、 佐 藤 幸 夫、
奥 田 和 男、 嵯 峨 俊 雄、
能 任 利 明、 森 下 敏 美、
舟 橋 健 市、 松 本 延 夫
北税協共済会
「代理店挙績キャンペーン」
バリ島表彰旅行を実施
北税協共済会では、平成22年度「代理店
挙績キャンペーン」において「総合事業保
障プラン」の加入促進で優秀な成績を挙げ
られた大同生命「税理士代理店」43人(同
伴者を含む)を平成23年9月16日から4泊
5日の行程で「バリ島表彰旅行」へ招待い
たしました。
旅行中は、天候にも恵まれ、バトゥール
タマーニ高原や、バリ最大の石窟遺跡のタン
湖を見下ろすバリ随一の景勝地であるキン
パクシリンを観光し、インドネシア料理やロ
ブスターディナーを堪能しました。翌日には、
バリ伝統舞踊のバロンダンスの鑑賞にはじま
り、謎の古代遺跡ゴアガジャや、自然保護地
区に生息している野生の猿を見物、ウルワト
ゥ寺院から夕陽を眺めながら、100名以上の
男性による、迫力と独特なリズムが響き渡る
ケチャックダンスに魅了されました。
参加者一同親睦を深め平成23年度キャンペ
ーンへの決意と「チャレンジ5000」達成を誓
い散会しました。 2011年(平成23年)10月31日発行
葬祭事業
北 海 道 税 理 士 会 報
はちす
北税協「蓮の会」
入会のご案内
入会金・年会費無料
本組合では、故人への最期の大切なセレモニ
ーを、トラブルなく安心して送ることができる
よう、また、ひとりひとりの人生にふさわしい
お葬式を提供できるよう、葬儀総合商社「株式
会社シー・ピー・エス ホクシン」と業務提携
をしております。
同社は、明確で廉価な料金設計と心のこも
った迅速なサービスで、ニッセンレンエスコー
ト・北海道共済会とも業務提携を行っている葬
儀総合商社です。
従来以上の内容とサービスの充実、更なる利
便性の向上を目指し、北税協「蓮の会」新プラ
ン『ディアネスハーモニー』として費用も内容
もお客様の要望に合わせ、7つのプランをご用
意いたしております。
また、同社直営の葬祭式場『ディアネス札
幌』では、プライバシーを重視した3つのホー
ル(家族葬∼一般葬)を設けており、ご家族の
第493号 (29)
「思い」と「意向」に合った式場をお選びいた
だけます。
組合員・賛助会員の皆様とそのご家族が北税
協「蓮の会」へご入会いただくことにより、ホ
ール利用料や祭壇料金の割引などの特典が受け
られますので、入会のご検討をお願いします。
24時間いつでも葬儀に関するご相談・お問合
せを承っておりますので、北税協「蓮の会」事
務局 フリーダイヤル 0120−376−756までお
気軽にご連絡ください。
○入会資格…組合員・賛助会員・事務所職
員本人とその配偶者・子供、
本人・配偶者の両親
○対象地域…札幌近郊都市(札幌市・石狩
市・小樽市・江別市・北広島
市・岩見沢市・当別町)
※今後、各主要都市へ展開する
予定です。
「組合ガイドブック」
2011年版を作成しました!
本組合では、組合事業を網羅した「組合ガイ
ドブック」2011年版を作成いたしました。
「組合ガイドブック」は、昨年まで「事業
のご案内」としておりましたが、このたび組合
員・賛助会員皆様の利便性を考慮し、全面改訂
いたしました。9月中旬に発送しておりますの
でご活用下さい。
おすすめ図書ご案内
〔定 価〕
○法人税申告書と決算書の作成手順 清 文 社 3,150円
○すぐに役立つ消費税の実務Q&A 税 務 研 究 会 3,360円
○非公開株式譲渡の法務・税務 中 央 経 済 社 4,830円
○なるほど図解 民法のしくみ 中 央 経 済 社 2,310円
○Q&A会社清算の実務と書式 新 日 本 法 規 3,885円
○特別受益・寄与分の理論と運用 新 日 本 法 規 3,990円
○税務ハンドブック コントロール社 1,950円
(30) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
∼北税協研修会のご案内∼
〈北海道税理士協同組合 主催〉
Ⅰ 開催日時 平成23年11月7日㈪ 午後3時∼午後5時 (研修受講時間2時間)
場 所 かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目 電話011-204-5100)
テ ー マ 『会計人のためのビジネスセミナー』
∼事務所経営改善のための2つの未開拓領域を考える∼
講 師 RML株式会社 代表取締役 清 水 英 孝 氏
定 員 150名(定員になり次第締め切ります)
対 象 者 北税協組合員及び賛助会員と事務所職員
協 賛 NKSJひまわり生命保険株式会社
(平成23年10月1日より損保ジャパンひまわり生命は日本興亜生命と合併し、
「NKSJひまわり生命」となりました。)
Ⅱ 開催日時 平成23年12月1日㈭ 午後1時30分∼午後4時30分
(研修受講時間3時間)
場 所 北海道立総合体育センター(きたえーる)
(札幌市豊平区豊平5条11丁目1番1号 電話011-820-1703)
テ ー マ 「会計事務所で実践する経済行動学とは」
∼Disc理論を活用した顧問先様を拡大するための所員の人材開発とは∼
講 師 アイエヌジー生命保険株式会社 営業教育支援部 マネージャー 青 木 猛 氏
アイエヌジー生命保険株式会社 営業教育支援部 アシスタントマネージャー 橋 本 周 一 氏
定 員 100名(定員になり次第締め切ります)
対 象 者 北税協組合員及び賛助会員と事務所職員
協 賛 アイエヌジー生命保険株式会社
※受講料は無料です。
※別紙ご案内の「北税協研修会」申込書にてお申込ください。
∼平成23年度 図書等購入割引券をお送りしました∼
本年度も個人組合員・法人組合員・賛助会員の皆様へ
教育情報事業の一環として、「図書等購入 割引券(1,000
円)」を本年6月下旬にお送りしております。
利用期間は、平成23年7月1日∼平成24年6月30日と
なっておりますので、ぜひご利用ください。
詳しくは、組合事務局までお問合せください。
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (31)
「経営セーフティ共済制度」が新しくなりました!
!
平成23年10月1日スタート
中小企業倒産防止共済(経営セーフティ共済)制度改正の内容
1.加入時の申込金が不要になりました
加入時の申込金が不要になり、申込月の掛金は口座引落しによる納付となりました。
掛金の口座引落しは、加入申込みを行った月の翌々月から開始します。
なお、加入申込月に前納を希望する場合には、中小機構の口座へお振込みが可能です。
2.掛金月額・掛金の積立限度額・共済金の貸付限度額が引き上げられました
現 行(平成��年9月末まで)
掛金月額の上限
掛金の積立限度額
(掛金月額の��ケ月)
共済金の貸付限度額
(掛金総額の��倍に相当する額)
�万円
���万円
(�万円×��ケ月)
改正後(平成��年��月1日から)
��万円
���万円
(��万円×��ケ月)
�����万円
�����万円
(���万円×��)
(���万円×��)
3.共済事由に「私的整理」が追加されました
「私的整理」が共済事由(取引先事業者の「倒産」)として追加され、共済金の貸付けが受けられ
るようになりました。
【共済金の貸付けが受けられる共済事由】
・法的整理─破産手続開始、再生手続開始、更生手続開始又は特別清算開始の申立てされること。
・取引停止処分
・私的整理─債務整理の委託を受けた弁護士等により、共済契約者に対し支払いを停止する旨の
通知がされること。
・東日本大震災により追加された共済事由
1.取引先事業者の手形が「災害による不渡り」になること。
2.取引先事業者が「特定非常災害による支払不能」になること。
4.償還期間が貸付額に応じて設定されました
償還期間はこれまで一律5年でしたが、共済金の貸付限度額が引き上げられたことから、貸付額
に応じて次のとおり設定されました。(償還期間には6ケ月の据置期間が含まれます。
)
・5,000万円未満 5年
・5,000万円以上6,500万円未満 6年
・6,500万円以上8,000万円以下 7年
5.早期償還手当金が創設されました
貸付けを受けた共済金を当初の約定償還期限より早期に完済して、次の条件を全て満たす場合に
は、早期償還手当金が支給されることになりました。
・繰上償還によって当初の約定償還期限よりも12カ月以上早く完済していること。
・完済日において共済契約を解約(脱退)していないこと。
・繰上償還した共済金貸付契約の償還を一度も延滞していないこと。
6.
一時貸付金の貸付限度額が760万円に引き上げられました
7.前納減額金の受取り方法が掛金口座への振込みになりました
∼ ご 注 意 く だ さ い ! ∼
今回の改正にともない、中小企業倒産防止共済の現在の契約申込書は、平成23年10月以降は、使用できません。
旧様式で提出いただいた場合は、返却、差替等の対応をさせていただきます。
詳しい内容は・・・
共済制度を運営しています、独立行政法人中小
企業基盤整備機構のホームページ、もしくはお
電話にてお問い合わせください。
http://www.smrj.go.jp/kyosai/
共済相談室 TEL 050−5541−7171
北海道支部 TEL 011−210−7474
(32) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
組 合 の 活 動 状 況
(平成23年4月∼平成23年9月まで)
◆会議・部会等開催状況
平成23年
4/7㈭・正副理事長会
・常務理事会
→新規加入と脱退並びに異動につい
てほか
4/21㈭・事業案内改訂プロジェクトチーム打
ち合わせ
→デザイン・構成の決定についてほ
か
・正副理事長会
・常務理事会
→東北地方太平洋沖地震の震災に対
する義援金についてほか
・共済会推進委員会議
(京王プラザホテル札幌)
5/12㈭・保険事業部会
→全税共「第26回全国統一キャンペ
ーン」表彰基準等についてほか
5/17㈫・事業案内改訂プロジェクトチーム打
ち合わせ
→二校の校正についてほか
・正副理事長会
・常務理事会
→全税共事業の「平成23年度業務推
進計画」(案)についてほか
・総務経理部会
→定款の一部変更について
6/10㈮・事業案内改訂プロジェクトチーム打
ち合わせ
→三校の校正についてほか
(京王プラザホテル札幌)
6/15㈬・正副理事長会
・常務理事会
→推薦会議の開催についてほか
・業務開発部会
→貸付金滞納者等への対応について
(京王プラザホテル札幌)
6/24㈮・総代選挙
7/8㈮・北税協研修会
(札幌市教育文化会館)
2011年(平成23年)10月31日発行
講 師:松村 清氏・大山 悟氏
テーマ:
「建設業企業評価(経審・
入札)制度の変遷と個別企
業への対応」
7/13㈬・事業案内改訂プロジェクトチーム打
ち合わせ
→四校の校正についてほか
・経理部会
→第40期予算案の作成についてほか
(京王プラザホテル札幌)
7/19㈫・推薦会議
・業務推進連絡会議
・北海道地区「全税共関係懇談会」
(京王プラザホテル札幌)
7/22㈮・北税協研修会
講 師:大山 悟氏
テーマ:「経営状況分析(Y)点シ
ミュレーションとシステム
の活用」
7/27㈬・正副理事長会
・監査
・常務理事会
→第1回理事会提出議案についてほ
か
・共済会役員会
・顧問相談役会
8/4㈭・業務開発部会
(書籍出張販売に係る意見交換会)
8/9㈫・理事会
・第11回共済会通常総会
(札幌グランドホテル)
8/25㈭・第39回通常総代会
・理事会
(京王プラザホテル札幌)
8/26㈮・正副理事長会
・常務理事会
→常務役員の職務担当についてほか
・共済会役員会
9/8㈭・総務経理部会
→総務・経理部会の所掌事項につい
てほか
・業務開発部会
→業務・開発部会の所掌事項につい
てほか
・保険共済事業部会
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
→保険・共済事業部会の所掌事項に
ついてほか
・正副理事長会
・常務理事会
→平成23年度「組合員と北税協役員
との懇談会」開催日程等について
ほか
・理事会
(京王プラザホテル札幌)
※会場は、表記以外は北海道税理士会館
◆日本税協連関係会議出席状況
平成23年
4/15㈮・理事会
齋藤理事長出席
7/15㈮・理事会
齋藤理事長出席
7/22㈮・常務理事会
・推薦会議
・福祉会役員会
(帝国ホテル)
齋藤理事長出席
9/7㈬・常務理事会
・福祉会役員会
(ホテルオークラ東京)
齋藤理事長出席
9/14㈬・推薦会議
・理事会
・福祉会通常総会
齋藤理事長出席
※会場は、表記以外は日本税理士会館
◆全税共関係会議出席状況
平成23年
4/15㈮・正副会長会
・全税共サービス監査役会
齋藤理事長出席
4/25㈪・日税ビジネスサービス監査役会
齋藤理事長出席
4/27㈬・理事会
齋藤理事長・石川副理事長出席
・全国業務推進委員協議会
・全税共文化財団贈呈式
(帝国ホテル)
齋藤理事長他役職員出席
第493号 (33)
5/26㈭・日本税務研究センター評議員会
齋藤理事長出席
6/23㈭・日税ビジネスサービス取締役会
( 日税ビジネスサービス本社会議
室)
齋藤理事長出席
6/30㈭・全税共文化財団評議員会
齋藤理事長出席
7/15㈮・正副会長会
・日税ビジネスサービス株主総会
(京王プラザホテル)
齋藤理事長出席
7/22㈮・理事会
(帝国ホテル)
齋藤理事長・石川副理事長出席
7/26㈫・日本税務研究センター評議員会
齋藤理事長出席
8/1㈪・全税共文化財団公益法人移行披露祝
賀会
(帝国ホテル)
齋藤理事長出席
9/15㈭・正副会長会
・全税共サービス取締役会
齋藤理事長出席
9/26㈪・理事会
齋藤理事長・石川副理事長出席
・全税共サービス株主総会
・全税共文化財団評議員会
齋藤理事長出席
※会場は、表記以外は日本税理士会館
◆その他関連団体等への出席状況
平成23年
6/21㈫・東北税協通常総代会
(ホテルメトロポリタン仙台)
齋藤理事長出席
6/30㈭・日本税理士共済会定期総代会
(品川プリンスホテル)
松村副理事長出席
9/12㈪・北海道税理士会館取締役会
(北海道税理士会館)
齋藤理事長出席
9/13㈫・東京税協創立50周年記念式典
(ホテルニューオータニ)
齋藤理事長出席
北 海 道 税 理 士 会 報
(34) 第493号
会
員
2011年(平成23年)10月31日発行
異
動
◎税理士会員
《 入 会 》
つばき
《 退 会 》
や
こう
いち
谷 浩 一(119547)
須戸 和男(札幌北) 9月6日 業務廃止
(北 見)9月27日入会
和田 憲一(札幌東) 9月28日 業務廃止
094−0004 紋別市本町3丁目1番11
号 椿谷宏美税理士事務所
23−3236
1(0158)
(補助税理士)
根上 一夫(滝 川) 9月30日 業務廃止
椿
あさ
浅
り
利
まさ
昌
かつ
克(119548)
(北 見)9月27日入会
090−0834 北見市とん田西町378番
地23 あいおいビル3F
23−6608
1(0157)
(開業税理士)
あお
青
やま
山
ひろ
祥
齊藤 敏(札幌西) 9月30日 業務廃止
こ
子(119549)
(札幌中)9月27日入会
060−0005 札幌市中央区北5条西6
丁目2番地2 札幌センタービル 税理士法人トーマツ 札幌事務所
271−2075
1(011)
(社員税理士)
※掲載住所はすべて事務所所在地
《 変 更 》
鵜嶌 弘子 062−0932 札幌市豊平区平岸2条8丁
(札幌南) 目5番62−419号
825−9390
1(011)
松岡 範博 002−8006 札幌市北区太平6条1丁目
(札幌北) 2番1号
佐藤はるみ
4876−7081
1(090)
815−1251
1(011)
(札幌南)
千田 秀嗣 001−0013 札幌市北区北13条西2丁目
(札幌北) 1番29号 ノースビレッジモトエ1F
716−7160
1(011)
佐藤 孝尚 060−0061 札幌市中央区南1条西5丁
(札幌中) 目17−2 プレジデント松井ビル100
904B
訃 報
232−3101
1(011)
名尾 圭子 066−0062 千歳市千代田町2丁目15番
宮 下 清 孝 殿(札幌北)
9月11日没
享年83歳
(札幌南) MARU A BLDG.
あすか税理士法人
千歳
40−1200
1(0123)
牧野 秀美 080−0012 帯広市西2条南4丁目1番
(帯 広) 地 西垣ビル2F 田村哲也税理士事
佐 藤 忠 殿(札幌北)
9月18日没
享年80歳
務所
22−2783
1(0155)
田中 保夫 006−0001 札幌市手稲区宮の沢1条4
(札幌西) 丁目9番1号
685−6366
1(011)
岩本 敏美 060−0012 札幌市中央区北12条西23丁
(札幌西) 目2番5号 SDC北12条ビル5階
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
631−4588
1(011)
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
渡邊 寧子 060−0061 札幌市中央区南1条西7丁
(札幌中) 目12番地6 パークアベニュービル5
第493号 (35)
【10月15日現在支部別会員数】
( )内は税理士法人会員数
札幌中支部
221™7人
釧 路 支 部
612人
札幌西支部
451™5人
帯 広 支 部
677人
札幌北支部
266™0人
岩見沢支部
364人
札幌東支部
1415人
滝 川 支 部
172人
札幌南支部
2464人
北 見 支 部
548人
草間 久雄 003−0023 札幌市白石区南郷通1丁目
小 樽 支 部
445人
室 蘭 支 部
265人
(札幌東) 北2番32号 ダイヤパレス白石509号
函 館 支 部
855人
苫小牧支部
481人
旭 川 支 部
159¡0人
合 計
F
596−7586
1(011)
松島 正勝 040−0013 函館市千代台町29番12号 (函 館) 税理士法人道南会計事務所
51−3366
1(0138)
室
827−9928
1(011)
1,922(130)
玉川 祥子 005−0005 札幌市南区澄川5条3丁目
(札幌南) 6番1号
841−6702
1(011)
飛高 敏雄 060−0052 札幌市中央区南2条東6丁
(札幌中) 目2番地1 ギャリーハイツA−204
号
241−1496
1(011)
伊藤理一郎 044−0032 虻田郡倶知安町南2条西2
(小 樽) 丁目14番地 税理士法人小川会計
22-0188
1(0136)
◎税理士法人会員
《 変 更 》
紙 今年ほど異常な気象に悩まさ
れた日の多い年は今までになか
ったと思う。庭の雑草がよく伸
び、草むしりに悩まされた御仁
も多いのではないだろうか。札
幌北支部のゴルフ同好会では、3回連続で暴
風雨、雷雨のため中止または延期の憂き目を
見た。
校正をしていても残り少ないシーズンを思
うと、外の雨に気もそぞろになりがち。
何とか月中だけでも、安定した天気になら
ないものか。庭の草刈り(?)もしなくては。
(菊地)
税理士法人福田税務事務所
(社員の入社)
門野清則(札幌支社に常駐)
税理士法人道南会計事務所
(常駐する事務所の変更)
松島正勝(本店に常駐)
税理士法人中野会計事務所
(社員の退社) 田中保夫
紙 家の前にある公園の木々から落ちる枯れ葉
も日増しに多くなり、秋が深まってきました。
それとともに仕事の本番もすぐそこに・・・。
思わず気を引き締めています。 (林)
紙 何年ぶりかで校正委員に復帰しました。昔
とった杵柄でがんばりますので、よろしくお
願いいたします。 (佐藤)
(社員の入社) 林 俊一(札幌事務所に常駐)
税理士法人小川会計
(社員の入社)伊藤 理一郎
《 退 社 》
(従たる事務所の廃止)
(税理士法人番号 845−3)
税理士法人道南会計事務所 松島事務所
紙 今回、初めて校正に参加しました。間違い
探しのゲームのごとく一字一句慎重に校正し、
やっと終わってホッとしています。
(郡山)
北 海 道 税 理 士 会 報
(36) 第493号
2011年(平成23年)10月31日発行
各部・委員会ニュース
部・委員会
会 議 名
総
務
部 第2回部会
開 催 日
9月��日
綱 紀 監 察 部 第2回監察委員会
調 査 研 究 部 第1回正副部長会
9月8日
9月8日
指 導 研 修 部 第1回部会
9月2日
広
部 第1回部会
9月5日
校正会議
業 務 対 策 部 第1回部会
9月��日
9月��日
税務支援対策部 第2回正副部長会
9月8日
第3回正副部長会
9月��日
会計参与普及 第1回正副委員長会
推進委員会
9月��日
紛議調停委員会 第1回正副委員長会
8月��日
公開研究討論会研 第7回委員会
究発表特別委員会 研究発表小委員会
税理士制度��周年記 第1回委員会
念事業特別委員会
9月6日
9月��日
9月��日
報
会報新年号
掲載作品
募集
(9月開催分)
議 題
1 会務における保険の検討について 2 税理士賠償責任保険の加入促進策の検討について
3 災害発生時の対応策について
4 会員懇談会のあり方について
5 職員表彰記念品の取り扱いについて
6 事務局就業規則について
会員の会則処分について
1 平成��年度�事業計画及び予算について�
2 税制建議について
1 平成��年度事業計画及び予算について
2 研修会の実施について
3 会員相談室及び審議室について
1 平成��年度事業計画及び予算について
2 北海道税理士会報について
3 租税教育について
4 対外広報について
5 意見及び情報交換
会報第���号校正
1 平成��年度�事業計画及び予算について�
2 今年度の活動について
1 確定申告期の「電話相談センター」事業について
2 東日本大震災被災者に対する税務相談の実施について
1 平成��年度の独自事業の予算執行について
2 電話相談センター事業への対応について
3 被災者に対する全国統一「税の無料相談会」の実施細目の決
定について
1 平成��年度�事業計画及び予算について
2 会計参与の普及定着について
3 研修の構成及び講師について
1 平成��年度事業計画及び予算について
2 委員長に事故ある時の代行順位について
3 運営方法について
4 第1回委員会について
研究・発表のグループ分担について
研究発表について
1 ��周年記念事業に係る意見交換について
2 委員会の構成及び運営について
広報部では、平成24年新年号に掲載する作品
(絵画・写真(表紙写真は除く)・俳句・川柳・
詩ほか)を募集します。
新年号にあなたの作品を掲載してみませんか。
多数のご応募をお待ちしております。
応募に関するお問い合わせは道会事務局まで。
TEL 011−621−7101
応募締め切り 11月15日c 必着
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (37)
(38) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行
2011年(平成23年)10月31日発行
北 海 道 税 理 士 会 報
第493号 (39)
(40) 第493号
北 海 道 税 理 士 会 報
2011年(平成23年)10月31日発行