Désarmement jp

フランスの
フランスの核軍縮への
核軍縮への取
への取り組み
フランスはイギリスとならんで、1998 年に包括的核実験禁止条約(CTBT)を批准した最初の
国で、以来いかなる核爆発実験も実施していません。わが国は核実験場を解体した唯一の核兵器
国です。フランスは核弾頭保有数を公表した唯一の核兵器国です。私たちは核分裂性物質を生産
する施設を、透明性をもって解体しました。フランスはすべての地対地核兵器(アルビオン高原
の弾道ミサイルおよびアデス・ミサイルを廃棄)を撤退、廃棄したほか、ミサイル原子力潜水艦
の数を 3 分の 1 削減、さらに太平洋の核実験場ならびにピエールラットとマルクールの核兵器用
核分裂性物質生産施設を解体しました。
このように私たちは地上施設を解体した唯一の国です。近年、フランスの抑止の能力と手段は、
必要最低限のレベルに向けて縮小を続けてきました。
こうした自主的に講じた重要な措置に加えて、フランス共和国大統領は国際レベルで、核兵器
国に核兵器不拡散条約(NPT)の厳格な順守を呼びかける行動計画を提案しました。この計画は
次のような行動に基づいています。
1) CTBT を全世界で批准する、すべての核実験場を廃止する
2) 核兵器用核分裂性物質生産禁止条約の交渉を軍縮会議で速やかに開始する、こうした物質
の生産モラトリアムを即時実施する
3) NPT で認められた核兵器国 5 カ国の間で透明性措置を策定する
4) 中・短距離地対地ミサイル禁止条約に関する交渉を開始する
5) 弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範に全世界が参加し、実施する
フランスのヨーロッパ連合議長国任期中に、軍縮問題に関するヨーロッパ行動計画が初めて採
択されました。
時に見聞きするのとは違って、フランスはこの問題に対して消極的でも守勢でもありません。
それどころか、私たちは積極的かつ透明性の高い外交を進めています。
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