IDE大学協会東海支部「IDE大学セミナー」のご案内

IDE大学協会東海支部「IDE大学セミナー」のご案内
1.開 催 日 時
平成22年8月25日(水)10:15~17:00
2.開 催 場 所
名古屋大学野依記念学術交流館カンファレンスホール
3.テ
ー
マ
「変革期における大学職員の役割」
4.講
演
者
寺 崎 昌 男 氏 (立教学院本部調査役)
5.話題提供者
大 矢 淳 一 氏 (名古屋大学総合企画室主幹)
春日井 隆 司 氏 (愛知県立大学学術情報部長)
小 林 嗣 明 氏 (椙山女学園大学総務部長)
篠 田 道 夫 氏 (日本福祉大学常任理事)
6.テーマ趣旨
近年,大学を取り巻く環境は厳しさを増している。少子化による学生募集難,それによる大学財政
の圧迫,学生の学力・勉学意欲の多様化等々である。この状況は,改善するどころか,今後ますます
深刻化することも予想される。
その中で,大学運営には高度な判断が要求されるようになっている。大学の運営は,一部の経営者・
執行部の役割が大きいとは言え,それだけで担いきれるものではない。大学に在籍する多くの人々,
教員や職員がそれぞれの持ち場で責任と自覚を持って職務に取り組むことが必要である。とくに,大
学職員の役割は大きい。
大学職員は,大学運営に不可欠な多種多様な職務を担っている。大学での勤務時間は,一般に教員
よりも大学職員の方が長い。勤務年数も大学職員の方が長い場合もしばしばである。教務系など部署
によっては,学生に接する時間も長い場合もある。
このように,大学職員が大学運営や教育に重要な役割を担っていることを考慮すれば,彼らがみず
からの能力を高め,自覚を持って大学の業務に携わるようにすることは,大学運営にとって死活的に
重要な課題である。どの大学にとっても避けて通ることはできない。
本セミナーでは,現在大学において,大学職員がどのような役割を担っているのか,彼らが主体性
と責任をもって大学業務に関わるようにするためには,どのような条件整備が必要なのかについて,
多様な角度から検討する。