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2)資 源 有 効 利 用 促 進 法に基 づく 硬 質 塩 化ビニル管 等に 関する 措置 に つ い て
① 資源有効利用促進法
「再 生 資 源 の利 用の 促進 に関 する法 律 (リサイクル法 )」は、「資 源 の有 効 な利 用の 促進 に関 する
法律 」と変更 され、平成 1
3年4月 1
日 から施 行されました。今 回の法 改 正に伴い、従来の原材料 とし
ての 再利用 (リサイクル)に加えて、新たに廃 棄 物 の 発生抑制 (リデュース)、部品等 の 再 使 用(リユ
ース)対策 が追加 され、対象となる業種及び品 目が大幅 に追加されました。
② 特定再利用業種
出 典:資 源 の有 効な利 用 に関する法 律 施 行 令
(平成 3 年1 0月 18 日 政 令 第327 号)最 終 改 正 平 成 19年 3 月2 日 政 令 第3 9号
●制 度の概 要
平成 1
3年 4月 1
日 から、判 断 基 準(経 済 産 業 省 令)に基 づいて、硬 質 塩 化ビニル管 又は管 継 手
(以 下「塩ビ管等 」という。)の製造業 に属する事 業 者には塩 ビ管 等の製造用 の原料 として、使 用
済 み硬 質 塩 化ビニル管又 は管 継 手(以下 「使 用 済み 管等 」という。)の使 用 比 率 を向 上させるた
め の措置 を行 うことが 義 務づけられました 。
●対 象となる事 業 者の範 囲
塩ビ管等の製造業に属 する事 業 者(年間の生産量 が600トン未満 の事 業 者を除く)
●具体的 な措置
出展:硬 質 塩 化 ビ ニ ル 製の管 又は管 継 手の製 造 業に属す る事業を 行う者の
使 用 済 硬 質 塩 化ビニル 製の管又 は管継手の 利用に関 する判断 の基準
と な る べ き事 項を定め る省令
塩ビ管等の製 造 事 業 者が行 うべき措 置は、以下の通 りです。
単 独 又は協 同で、建 設 業 者、国 ・地 方 公 共 団 体 と協 力して、技 術 的 且 つ経 済 的 に可 能
な範 囲で、塩ビ管 等の 製 造 用 原 料 に使 用する使 用 済 み管等 の比 率 を向 上させること
使 用 済 み管 等を利用 するため 、必 要な設 備 (異 物 除 去、粉 砕 設 備 等 )を整 備すること
他の プラスチック製 の管 や砂 、ゴム等 の異 物を除去 する技 術、劣 化 した塩ビ管 等を
利用 する技 術 、その他 必 要 な技術 を向 上 させること
毎 年 度 、事 業 年 度 開 始 前に設 備 の整 備や 技術 の向 上 など使 用 済み 管等 の利 用 に
関する計 画 を作 成 すること。又、その実 施 状 況について、記 録 を行 うこと
需 用 者 の使 用 済 み管 等 の利 用に関 する理 解を深め る他 、塩ビ管等 の品 質 その他 の必要
な情 報の提 供 を行 うこと
③ 指定表示製品
出 典 :塩化 ビニル 製 建 設 資 材 の表 示 の標 準となるべき事項 を定 め る省令
(平 成1 3年 3月 2 8日 経 済 産 業 省 令 第9 4号 )
・制度 の概要
硬 質 塩 化ビニル製の管には、平成1
3年4月1
日から使用後 の分別を容 易にするための
識 別 表 示が義務 づけられました。
●対 象となる事 業 者の範 囲
硬 質 塩 化ビニル製の管の製造事業者及 び自ら輸入 した硬質塩化ビニル製 の管を販売
する事業者
●表 示 方 法
・表 示の対 象となる物
硬 質 塩 化 ビニル製の管 (水 道 用 、下 水 用、排水用 、ケーブル保 護 用 等 の用 いられる物 とし、
可塑剤 を含 まない物に限る。)管 継 手は含まない。
・表 示する場所
管 の外周面 とする。
・表 示の方 法
印 刷(転写 、吹 きつけ、インクジェット方式等 )を基本 とするが、ラベル(容易 に剥がれない
物 )又は刻印での表示も可能 とする。
・ 文 字の 大き さ
管の 外 径
文
字
の
大
き
さ
80mm未 満
JI
S Z 8305に規 定 する1
4ポイント活 字 以 上の 大きさ
80mm以 上
JI
S Z 8305に規 定する20ポイント活 字 以 上 の大 きさ
・ 装飾等
字体
ゴシック体 を基本 とする。
文 字 及 び記 号 の 色
管の色 と比較 して容 易に識別できる色 とする。
追 加 可 能 な文 字 記 号
「−U」(可 塑 剤が入 っていないことを示 す)とする。
縦横 のバランス
縦 方 向と横方向 の比は「∞PVC」の場合概ね1
対 5、「∞
PVC−U」の場 合は概 ね1
対8とする。
表示 の間隔
硬質塩化ビニル管 の長さ1
mごとに1
カ所以上とする。
・ 具体的 な表 示の例
∞ PVC
∞ PVC
14 ポイント の場 合
20 ポイント の場合
∞ PVC−U
同 左、 文字記号 を追加 する 場合
塩 ビ管 の 表示 の例
◆JIS管
A
○
JIS K 6741
○○エンビパイプ
協会会員会社
VU50
商標
エンビパイプ
REP-VU50
∞ PVC-U
∞ PVC-U
製造番号
◆再生管(REP管)
A
○
02011122
02019