このコーナーを通じて、平素交流のないJA間の情報交流に、 電算センターがお役にたてたらと思います。今回はJAまにわの「食 農教育の取り組み」についてご紹介します。 「あぐりにこにこスクール」 JAまにわ JAまにわでは、「自然の大切さ」、「命の大切さ」、「食べ物の大切さ」を子供たちに 伝えることを目的として「あぐりにこにこスクール」を開校しています。 平成19年度に第1期として開校し、7回のスクールが開催されました。今年度も引続き 第2期が開校され、7回のスクールを開催する予定です。 今回、6月14日(土)に開催された「第2回あぐりにこにこスクール」に参加させてい ただきましたのでその取り組みについてご紹介したいと思います。 ∼あぐりにこにこスクールの約束∼ 1.みんな仲良く、友達をたくさんつくり ます。 2.地域の豊富な作物を通して、農業の大 切さを学習します。 3.食べ物の大切さと命の大切さを学習し、 感謝する心を学びます。 4.みんなで力をあわせて学習します。 5.事故のないように、先生の話をよく聞 きます。 「授業に取り組む子供たち」 参加したのは管内の児童23名、そして地元の女子高校生12名がサポーターとして参加 しています。 今回の授業は、女子高校生が先生となり、子供向け教育誌「ちゃぐりん」を使った読み聞 かせ授業に始まり、畑に移動しての大豆の植え付け体験授業、料理実習と盛りだくさんの内 容でした。 どの子供たちも笑顔で元気よく、また真剣に取り組んでいました。 「体験学習する子供たち」 「大豆の植え付けをする子供たち」 募 集 中! このコーナーでは毎回テーマを企画してJAを取材させていただいています。 取材のテーマを募集していますので、何かございましたら連絡ください。(総務部) 取組みを始めた経緯 「トマトの本当のおいしさを教えたい」 トマトの本当のおいしさを知らない子供たちや旬の野菜を収穫体験したことのない子 供たちのために、組合長の食農教育の提案により平成19年度に「第1期あぐりにこに こスクール」を開校しました。今年度も引き続き「第2期あぐりにこにこスクール」を 開校しました。 子供たちの反応はどうですか? 「収穫の喜びを体験」 回を重ねるごとに子供たちに積極性が出てきました。友達と一緒に作業する楽しさや 収穫する喜びなどにより、第1期では6人が皆勤賞で参加しました。また、3分の2の 子供たちが第2期スクールにも参加しています。 取組みの成果・効果はありますか? 「物を作る大変さを分かってもらえた」 JAの取り組みや、物を作る大変さを分かってもらえたと思います。店頭に並んでい る野菜たちも苦労して作られていることや、みんなで協力して作業することの大切さも 学んでもらえたと思います。第1期スクールの最後にアンケートしたところ大半の子供 たちから「楽しかった」「また参加したい」と言ってもらえました。 今後の取組みについて 「五感で感じる教育を目指して」 今後も、体験授業を中心に土の匂いや感触、風の音や緑の美しさなど五感で感じられ る体験教育を目指します。また、地元高校生などのサポートにより地域の交流を深めて いきます。 当JAの新採用職員は全員このスクールに参加することとなっており職員教育のひと つとして何かを感じてもらいたいと思っています。 (JAまにわ 指導販売部 生活福祉課 大久保課長)
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