これからの自分と社会について 考える機会になりました。

No.9
平成28年2月 発行
文責 大館工業高校 渡部 均
ポリテクビジョンINおおだて 合同発表会 ・ 佐々木毅氏「18歳選挙権」を語る
これからの自分と社会について
考える機会になりました。
~ 統合まで あと35日 ~
大館工業高等学校
機械科 福原 佑弥(花岡中出身)
機械科 春日 健人(阿仁中出身)
この発表会では、大館、国際情報、十和田、秋
田北鷹、大館工業、職能短大(学生・先生)の研
究発表を聞きました。大館高校の「大高サンクス
プロジェクト2015」では、地域の方々との関わ
りを大事にしていることが分かりました。全校で
の除雪ボランティアは、ニュースにも取り上げら
れていました。地域との関係はとても大事で必要
なことだと思うので、統合してからも除雪などの
ボランティア企画を続けてほしいと思います。
来年は、自分たちが課題研究に取り組むので、
今回の発表を参考にし、良い研究・発表ができる
ようにしたいと思います。
職能短大の先生方の発表の中で特に印象に残ったのが
早川先生の発表です。「反復練習によって計算力は向上
するか?」というようなものでした。
ほとんどの学生が向上したが、少数ではあるが向上し
なかった学生もいた。向上しなかった原因として、「目
的意識がなく集中していなかった」「ある程度の力が有
り、伸びしろがなかった」と分析していた。そのことか
ら「やればできるとは限らないが、やらなければできな
い」「ただやるだけではダメ、やるからには目的意識と
集中が大事」という結論を導き出していた。
一つの物事を成し遂げるには、あきらめずに最後の最
後まで集中して頑張り抜くということが大切だと分かり
ました。
電気科 桜庭 海真(大館二中出身)
選挙権についての関心は、正直言って最初は行かなくていいと思っていました。
講演を聴いて、今から、将来の自分の生活に関わることと感じて、きちんと考えて投票をしな
いといけないと思った。さらに人口減少が進み、一人の人が二人分の仕事をしないと世の中が
回っていかないことになるかもしれません。そうならないためにも、若者が自分の意見を示して
いかないと、今の現状は変わっていきません。また、今の世の中は、若い人材に期待をしてい
て、若い人の意見を知りたいと言うこともわかりました。投票権を得たら、きちんと投票しよう
と思います。
土木・建築科 江田 俊介(合川中出身)
電気科 阿部 希姫(花岡中出身)
私 は 今 年 18 歳 に な り 、 選 挙 権 を 得 ま
す。自分としては必ず投票に行きたいと考
えています。やはり新しい政治、新しい未
来を築いて行くには、若い自分たちの意見
や考えを反映させなくてはいけないと思っ
たからです。また、いつまでも他人任せで
はなく、自分から積極的に社会の活動に関
わって、自分の意見や考えを持てるように
ならないといけないと思います。
若年層の投票率の低さが話題になっていますが、以前館工で
もやった模擬投票では、思っていたよりは簡単で、短時間で済
みました。より多くの人に模擬投票を体験してもらえば、投票
率が上げられると思いました。
また、佐々木先生が言っていた「同年代の人間だけでなく、
他の年代の人とも対話しなければならない」というのは本当に
その通りだと思う。選挙や政治の場面だけでなく、会社や地域
でも必要なことなので、今から他の年代の人と対話することを
心がけていきたい。