保護者会(運営委員会)議事録

平成 26 年 10 月
保護者会(運営委員会)議事録
日時 :平成 26 年 10 月 19 日(日) 15:00~16:30
場所 :ウィズチャイルドさくらがおかみなみ園
参加者:山口美智子 (運営委員)
小幡恵美子(さくらがおかみなみ園園長) 代表 田中鉄太郎
職員:荒尾さゆり(主任)
、杉林千尋、吉川万友美、関原麻子、渡辺真理子
保護者:森田あづさ、柏原一隆、窪寺由香、大嶋高倫、岩田有紀子
(含む保護者代表 25 名)
議事内容
<活動報告>
乳児クラス幼児クラスそれぞれより、前期のこども達の様子と行事の報告、今後の行事計画等のご報告
今後の予定:11/8(土) ひばり秋の芋掘り遠足
12/23 祝(火)クリスマス会 乳児(AM)
・幼児(PM)
1/10(土) おもちつき(ひばり)2/11(水)ウィズチャイルド音楽会 18:00~
ヴィータホール(プロの音楽家の演奏と、みんなで合奏のお楽しみもあるかも・・・)
3/17(火)予定 卒園生を送る会 3/21(土) 卒園式
詳細は追ってお知らせします。
<代表より>
①子ども・子育て支援新制度について
・新制度がまだ整備不足のため現状は希望する認定こども園へは移行できません。ウィズチャイルドは
来年度も認証保育所のまま運営します。今後、皆様の在園中に認定こども園になる可能性はまだあり
ますので、引き続き制度準備を見守っていきましょう。新制度を活用する(認定こども園になる)場
合は、利用者にとって不利益がないことを第一優先に判断いたします。今後とも応援の程よろしくお
願い致します。
HP でも随時情報を流して参ります。
②学童保育について
・先日はニーズ調査にご協力いただきありがとうございました。当社は卒園生を中心とした放課後の生
活時間を継続サポートできるよう、来春の開所にむけ積極的に準備を進める事を決意致しました。こ
ちらもぜひ、応援の程よろしくお願い致します。11 月初旬には園児対象の意見交換会を開催する予定
ですのでぜひご参加下さい。詳しくは HP やお便りにて随時お伝えして参ります。
③ラスカルイベントについて
・みなみ園も商店街の一員として協力させて頂いています。商店街を活気づけるため是非遊びに来て下
さい。
<詩・わらべうたの紹介>
杉林千尋
「ここはてっくびてのひら」触れ合い遊び
関原麻子
「ちょうちょ ちょうちょ おりといで」詩
渡辺真理子 「ぼくになる」詩
小幡恵美子 「ちいさなかぜはどうしたの」詩
ウィズチャイルドで大切にしているわらべうたは、こどもと触れ合う事でスキンシップがとれます。
また詩は、叙情やリズムがあり、みなみ園のこども達はとても興味をもって聴き入ります。
<グループト-ク>
親として、〝良い子″〝悪い子″とは?
4つのグループに分かれてご自分の思う〝良い子″〝悪い子″を出し合いました。
*良い子*
・挨拶ができる
・一度注意されたら二度目はしない
・思いやりがある
・成長していけるこども
・ごめんねが言える
・弟、妹をあやしてくれる
・ありがとうが言える
・困っている人を助けてあげられる
・元気
・美味しそうにご飯を食べてくれる
・人に迷惑をかけない
・できないことも頑張るこども
・人の気持ちを考える
・よく動き、笑い、食べる
・素直なこども
・お母さん大丈夫?頑張っているねと言葉をかけてくれる
*悪い子*
・人を傷つける(言葉・暴力)
・嫌がると分かっていて、いやな事をする
・嘘をつく
・できるのにやらない
・人をバカにする
・物をかしてあげない
・聞分けが悪い
・乱暴なこども
・食べ物を粗末にする
・パンツをはかないこども
・ごめんなさいがいえない
・人に迷惑をかける
・物を投げる
・注意を受けると聞こえないふりをする
・人の気持ちを考えない
・夜に寝てくれない
・大人の思い通りに動いてくれない
・仲間はずれにする
・親が使ってほしくない乱暴な言葉を使う
25 分間、良い子悪い子談議に花が咲きました。他のグループの意見に、爆笑したり、うなずいたり、
楽しい雰囲気でグループトークが終わりました。
<園長より
「心を育てるということ」>
大人の思う良い子とこどもの思う良い子は、違うかもしれません。もしかしたら、大人の思う良い
子とは、大人にとって都合の良い子ども像であったりするのかもしれませんね。条件をつけてその
条件に合わなかったら、悪い子になってしまう?
こどもはみんな良い子になりたいと思っています。少しの成長でも認めていく、尊重していくこと
がとても大切です。
「あなたのお陰で助かったわ」
「素敵に踊っている姿を観て、お母さんは嬉しか
ったわ」など、自分の気持を伝えて、認めていきたいですね。評価するのではなく認めていきまし
ょう。
「さすが」
「お見事」
「立派」など短い言葉で伝えるのもいいですね。
そして、こどもは失敗をして学んでいきます。お友達とケンカをして、「ごめんね」が言えたり、
人と折り合いをつけるにはどうしたら良いか考えたり、上手にできなかったらどうすれば上手にで
きるか考えます。そうして、失敗をしながら「してもいいこと、してはいけないこと、しなければ
ならないこと」を学びます。
人の話を聴いたり、人の気持ちを汲んだり、他人への思いやりをもつ、そういった心の育ちは、
実は 4~5 歳で急に身に着くものではありません。
赤ちゃんの頃の、お母さんとの愛着関係が基礎となって人間形成がなされます。産まれてすぐに、
献身的にオムツを替えたり授乳をしたりと密着してお世話をすることで、赤ちゃんは人間とつなが
るということを経験します。その時愛情をうけとった経験が自己愛につながり、他人への思いやり
や配慮ができるこどもに育ちます。心を育てるということは、産まれてすぐにはじまるのですね。
そして、こどもの育ちは継続的で緩やかで、昨日が今日に今日が明日に繋がります。
こども達の少しの成長も見逃さず、そのこどもにとって今大切なことは何かを保護者の方々とご一
緒に考え、
「共に育てる」という姿勢で、力強い育ちをご一緒に見守って参りましょう。
ご参加された保護者皆様のお名前を代表して議事録に記録させていただきますことをご了承下さい。
運動会でお疲れのところ、保護者会に沢山の方々のご参加をいただき、ありがとうございました。
今後共よろしくお願い申し上げます。
ウィズチャイルドさくらがおかみなみ園
園長
小幡恵美子