マーケティングのキャリアアップチャート

マーケティングのキャリアアップチャート
広告代理店の営業職(AE)
経験年数5年以上( 22∼32歳)
年収400~650万円
クライアントの宣伝・販売促進戦略の
立案に携わり、商品企画のある広告
代理店のAE(アカウント・エグゼクティ
ブ)なら、経験の内容次第で外資への
マーケティング部門への転職が可能。
但し、英語力は必要で、年齢も30歳前
後まで
外資系企業の
マーケティング部門に配属
経験年数3年以上( 22∼27歳)
年収400~650万円
1∼2年、営業部門を担当後、異動してくるケー
スが多い。商品かブランドごとに分かれたチー
ムのいずれかに属し、市場調査・分析や商
品企画、流通戦略立案、販売促進、広報宣
伝などのうち業務の一部を担当。 徐々に職域を広げて行く
国内企業の
マーケティング部門に配属
経験年数3年程度( 22∼28歳)
年収350~500万円
2∼3年、営業部門を経験後、異動してくるケース
が殆ど。営業企画や販売促進計画などの業務
のアシスタントが出来るレベル。
マーケティングを専門に手掛けたい人は、早い
時期に外資系企業へ転職すべき。 但しTOEIC600∼700点の英語力必要。
他の外資系企業へ
キャリアアップ転職
ベンチャー企業へ
転職
金融機関へ
転職
28∼35歳
年収700~1000万円
30∼35歳
年収700~1200万円
40歳前後
年収1000~1500万円
日本企業でも、ネット関連企業の
多くは、マーケティングを専門職
に位置付けている
この職種では、年収増やポジショ
ンアップを図る転職がごく当たり
前。一般消費財を扱った経験が
あれば異業種の転職も可能
アシスタント
マーケティングマネージャー
マーケティング
マネージャー
経験年数6∼8年( 26∼35歳)
年収600~800万円
経験年数4∼10年( 32∼45歳)
年収900~1500万円
市場調査・分析、商品企画、流通戦略立
案、販売促進、広報宣伝、営業戦略立案
などの業務のうち、ひとつを予算策定か
ら任せられてこなせる。経験を積むことで、
ほかの業務も同様のレベルに上げていく。
担当商品、もしくはブランドに関して、
すべての権限と責任を持つ。本国
本社との予算交渉、業績報告も行
うため、相手と互角に折衝出来る
程度の英語力が不可欠。業績次第
では、さらに売上規模の大きい商
品のマネージャーに登用される
2000年11月3日
制作・著作 http://www.jusnet.co.jp
ジャスネット コミュニケーションズ(株)
代表取締役・公認会計士 矢島 雅己
金融機関がリテール部門強化の
ため、一般消費財の経験者を採
用するケースが増えている
マーケティング
ディレクター
営業・マーケティング
統括役員
進出外資系企業
経営トップ
経験年数5∼15年( 40代以上)
年収1600万円
40代半ば
年収1600万円
40代半ば以上
年収2000万円
複数のマーケティングマネジャー
を統括する立場に立つ。会社全
体の戦略における、それぞれの
商品の役割などを見据えた上で、
的確な指示を出すことが出来る
外資系企業では、マーケティン
グ部門は出世コースのひとつ。
営業部門でも業績を上げられれ
ば、経営トップへの道も開ける。
マーケティング分野での実績と
経営能力の高さを認められて、
進出外資系企業の経営トップに
スカウトされることもある。
マーケティングの仕事は、どんな企業でどのような商品を担当するかが重
要です。自分が担当、企画した商品が売上増に貢献すれば、人材の市場
価値が高まります。
マネージャークラス
経験年数3年以上( 22∼27歳)
年収400~650万円
一つの商品かブランドについて、市場調査・分析、
商品企画、営業戦略立案、販売促進、広報宣伝
など、一連の業務がこなせる。このステージで外
資に転職する場合の英語力は、TOEIC850点以
上。
国内企業の
管理職
マーケティングでのキャリアアップは、外資系企業で経験を積むべきです。
日本では、明確な理論・概念に基づくマーケティングの手法がなく、実際に
は販売促進の補助的な仕事だったりします。その点、外資は重要な戦略ポ
ジションと位置付けられています。殊に、日系企業では「売る」意識が強く、
欧米企業では「売れる商品の企画」から「売る仕組みの構築」までをトータ
ルに扱います。
転職が可能なのは、25∼26歳までで英語力のある方、USCPA・CPA・
MBA取得者やマーケティング論専攻者も有利です。但し、30歳までに!
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