深谷市の「チューリップ」

深谷市特産の
「チューリップ」
されているものを利用することも
できますが、自分の庭に咲く姿を
想像しながら選ぶのも楽しいもの
です。
② 球根の選び方***
球根は、傷や病気の見られない
大きくて充実したものを選びます。
重要なことですので、手に取って
よく確認します。また、早めに入
手することで、多くの品種から品
質の良い球根が選択できます。
③ 植付けについて***
植付けは、プランターや花壇、
ともに深く植えるようにします。
プランターでは球根の頭がかくれ
る程度、花壇では球根の大きさの
2倍程度の深さとします。その際、
球根の植付け向きを揃えることが
きれいに見せるコツとなります。
④ 管理について***
プランターの場合のみ、乾いた
ら水をやる程度の管理が必要です。
ただし、春先から発生しやすいア
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深谷市の
「チューリップ」
の生産状況
生産本数
生産農家数
深谷市
1,400a
12,900千本
83戸
埼玉県
1,810a
16,900千本
100戸
ブラムシ類の防除などへの対応は
必要となります。
行事や作業など何かと忙しい時
期ですが、合間を見て植え付ける
など少しの手間をかけることで来
春の楽しみを増やすことができる
はずです。ぜひ挑戦してみてはい
かがでしょうか。
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チューリップの生産については、
農業産出額が全国で第2位(5億
2千万円)
。年間で1︐290万本
が生産されています(表1)
。埼玉
県の生産本数が1︐690万本な
ので、その殆んどが深谷市で生産
されていることになります。
チューリップは、深谷市の花で、
「ふっかちゃん」のボタンのデザイ
ンにも使用されています。
栽培面積
深谷市の
「チューリップ」
について
深谷市では、大正初期からチュ
ーリップ栽培が行われており、産
地 と し て は パ イ オ ニ ア 的 存 在 で、
日照時間が長いため、葉・茎とも
にしっかりとした高品質の花を供
給しています。深谷市のチューリ
ップは、統一ブランド名として
「早春の彩り」と名付けられてい
て、9月から 月いっぱいにかけ
てはニュージーランドの球根を使
い、旬の時季以外でも出荷対応可
能な状態を維持し、 月以降はオ
ランダや国産の球根にバトンタッ
チし、翌年5月の上旬まで、長期
間の出荷を行っています。
ま た 、 歴 史 の 伝 承 だ け で な く、
新しい生産方法(水耕栽培)にも
果敢にチャレンジし、日夜研究に
励んでいます。
(表1)深谷市のチューリップ生産状況
電話 048 ―580 ―3211
JAふかや 南部営農経済センター
お問い合わせ先
生産額:5億2千万円
(全国第2位)
農林水産省 花き生産出荷統計 市町村統計
(平成18年)
を植え付けてみませんか。
来春に向けた花苗や球根の植付
け時期を迎え、本格的な花き園芸
の季節を迎えました。特に球根類
の植付け作業は今が時期です。そ
の中でも、ゆり咲(写真1)やパ
ーロット咲(写真2)、八重咲(写
真3)など多様な花型を持ち、花
色も豊富なチューリップは春先の
花壇やプランターを彩る花として
ぜひ取り組みたいものです。
① 花型や色で選ぶ***
ラ ベ ル の 写 真 な ど 参 考 に し て、
花型や色合いなど咲いた時をイメ
ージして選びましょう。
ミックスなど、始めからセット
八重咲(写真3)
ゆり咲(写真1)
パーロット咲(写真2)