セックスをルームメイト

San Jose State University, 2005
留学で経験したこと
ただただ、英語を話せるようになりたい、そして、異文化交流がしたかったのでサンノ
ゼでの留学を決意しました。そして、今振り返ると、8ヶ月のアメリカでの生活は、何も
かもが新鮮であり、毎日がとても早く過ぎ去っていきました。今、目を閉じれば、楽しか
った日々を鮮明に思い出すことができます。
もともと僕は、極度の人見知りであり、人の目を見て話せないほどでした。なので、最
初の二週間は、ルームメイトと話すのもかなりの重荷に感じてしまい、緊張し続ける日々
で頭痛もひどかった。しかし、僕は、なんとかコミュニケーションをとろうとひたすら間
違いだらけの英語で話しかけてみた。すると、ルームメイトも僕のことを、楽しい日本人
だと思ってくれていたので、とても親密な関係になることができました。そして、僕の留
学での、一番の思い出は何かと?と聞かれたら、「ルームメイトとの生活」だと迷わずに答
えます。僕の5人のルームメイト達は、それぞれ国籍が違うので、食事から、それぞれの
国特有の英語のイントネーションまで、多種多様だったので、この5人のルームメイトた
ち全員との生活はそれぞれの国(スペイン、カナダ、インド、ドイツ、ヴェトナム)の文
化を知ることが出来たことをルームメイトに、深く感謝をしなければいけないのかもしれ
ません。そしてルームメイトとの生活の中で次のようなことを学びました。それは「アメ
リカで、英語が少しでも上達してきたら、今度は、アメリカの文化を学ばなくてはならな
い」ということです。たとえアメリカで英語が話せるようになったとしても、その文化を
知らなくては、アメリカの人々とコミュニケーションをとるのは難しいことだと思います。
アメリカのことをよく理解したうえで、現地の人々とコミュニケーションをとれば、より
深い関係になることが可能であると思いました。ルームメイトは、そう僕に教えてくれま
した。
蛇足ですが、あと、僕が経験した、アメリカでの旅行について書きたいと思います。僕
はニューヨークとLAに行きました。ニューヨークは噂では聞いていましたが、とても活
気のある街でした。音楽から、美術、食事まで、本当に素晴らしく全ての物が、ニューヨ
ークを活気のある街にしているように思えました。LAには、レンタカーを使って日本人
四人で行きました。フリーウェイに乗ってビバリーヒルズ行く途中で、事件は起きました。
僕らの乗っている車に、バイクがぶつかってきたのです。バイクに乗っていた男性は無事
で、大事にはならなかったのですが、あの時ほど肝を冷やしたことはありませんでした。
今となってはいい思い出の一つですが。次に留学に行く人たちには、公共機関で旅行をす
ることをおすすめします。
留学を終えて一ヶ月が経った今、僕は留学で培ったこと、経験したこと、全てをひっく
るめて素晴らしい時間を過ごせたことを感謝しています。この八ヶ月間の生活で、少しは
マシになった英語力、そして少しばかりアメリカのおかげで寛大になった心を、これかも
San Jose State University, 2005
丹念に磨き続けていきたいと思っています。そしてこの留学をきっかけに、心身ともに精
進していきたいです。
(SN)