週報Jan5-12

わがたましいよ
主をほめたたえよ
◎主日礼拝
Heart of the Valley Baptist Church Japanese Mission
ハートオブザバレーバプテスト教会日本語部
1397 W. Hedding St.
,San Jose, CA 95126
Tel.(408) 360-9066 牧師 五十峯 雅之(M. Isomine)
2003年1月19日(日)
(No.3)
さんび
祈 り
主の祈り
聖 書
宣 教
さんび
献 金
祝 祷
(10時40分―11時45分)
奏楽 サンボーン絵里
司会 五十峯蓉子
サムエル記第1
13章1―14節
「サウル王の不従順」
牧師
(旧約
443頁)
◎はじめてこられた方へ
ハートオブザバレー教会日本語部の礼拝にようこそおいでくださいました。ご一緒に礼拝できますことを感謝
いたします。礼拝前は静かに黙想しましょう。聖書のない方は後ろの備え付けの聖書をお使いください。神の恵
みに感謝して献金される方は、後にある献金袋に記入して献金の時にささげてください。
◎お知らせ
☆先週の月曜日はフリーモントにあるベテルホームで数名の方と祈り会を持つことができました。また水曜日に
はロックリンで家庭集会を行い、14名の出席者がありました。皆さんのお祈りを感謝します。
☆今週も日々「ヤベツの祈り」
(歴代誌第1 4章10節)を祈っていきましょう。
☆今年の日語部の目標は、ピリピ人への手紙4章4−7節から「祈りと神からの平安」ということを中心に主に
求めていき、みことばを体験したいと願っています。
☆1月25日(土)午前10時から北カリフォルニア日系人教会の集会がイーストベーフリーメソジスト教会で
行われ、「ハーベストタイム」の中川健一先生がお話ししてくださる予定です。恵まれた集会になりますよう
お祈りください。
☆教会のホームページは今年から日語部で使用料を負担す ることになりました。ホームページの改訂や週報の入
力を土田大輔さんがしてくださり感謝です。
☆来週の礼拝司会は、竹市正彦さんです。
◎今週の家庭集会
1月21日(火)午後1時
ヨハネの福音書14章 土田宅 (650) 965-0217
◎祈り会
水曜日午後7時から教会で。
◎お祈りください!
☆日語部の家庭集会のため、また家庭訪問のため。
☆病気で苦しんでいる方がいやされますように。
☆それぞれの家庭の必要が満たされ、福音が届きますように。
☆日本の教会と、全米各地での日本人伝道活動のため。
◎牧師宅 4952 Rue Le Mans, San Jose, CA 95136 (408) 360-9066
Email: [email protected] (日本語可)
今週のことば
1・19・03
今年も1月1日、恒例のパサデナ「ローズパレード」と「ローズボール」のフットボール
試合で一年が始まりましたが、明日1月20日(月)は、アメリカは「マーチン・ルーサー・
キング牧師誕生記念日」の祝日です。キング牧師はご存知のようにアメリカにおける黒人差別撤廃運動のリーダー
として活躍した人です。彼の誕生日は1929年1月15日ですが、その次の週の月曜日が祝日になり、ロスアン
ゼルスの Martin Luther King, Jr. 通りを2マイルにわたって記念パレードをすることになっています。
このパレードの先頭に行く車にのる「グランド・マーシャル」
(総指揮官でしょうか)に、昨年は衆議院議員で
日本キリスト教団牧師の土肥隆一氏が選ばれました。土肥氏はキング牧師の業績を記念して設立された国際名誉グ
ランドマーシャル賞を日本人で初めて受賞し、アジア人で最初に受賞した韓国クリスチャン国会議員の金泳鎮氏と
ともにグランドマーシャルをつとめ、10万人の市民が参加した17回目のパレードの先頭を進み、沿道の市民の
拍手を受けました。この様子は「ハーベスト・タイム」のテレビ番組で紹介されましたので、覚えておられる方も
多いことと思います。
土肥牧師が受賞した理由は、日本国内での福祉活動やボスニアなどへの支援活動、そして韓国国会議員とキリス
ト教議員連盟を作り、「日韓の和解の努め」を果たしたことなどですが、日本の数少ないクリスチャン国会議員の
働きが海外で認められたことは日本のキリスト者に大きな励みを与えたと思いますが。ロスアンゼルスは、196
0年代にはワッツ地区で暴動があり、また1992年にも暴動が発生して韓国人の経営する商店に大きな被害があ
りました。しかし、ロス在住の韓国人たちはクリスチャンの愛をもって黒人たちが直面している苦しみを理解し、
支援することに力を注ぎ、このパレードにも多額の援助をして人種差別撤廃運動に積極的に参加しているそうです。
キング牧師は1954年、アラバマ州モントゴメリー市の南部バプテスト教会の牧師に赴任してから、アメリカ
国内にまだ存在する黒人への不当な人種差別をなくすため、非暴力による公民権運動を始めました。1963年に
ワシントンDCで20万人が参加して行われた「ワシントン大行進」では、有名な「 I have a dream 」
(私には
夢がある)という演説をしましたが、この演説は日本の高校の英語の教科書によくのっています。
彼はこのスピーチの中で、「私には夢がある。いつの日か、あのジョージアの赤土の丘で、かつての奴隷の息子
たちと、かつての奴隷所有者の息子たちが、ともに兄弟愛のテーブルにすわることができるという夢が・・」と語
りました。翌年、アメリカ議会で公民権の法律が制定され、キング牧師はノーベル平和賞を受賞しました。しかし
1968年4月4日、テネシー州メンフィスで彼は暗殺されました。
日本人の一世たちもアメリカへ移住して差別にあい、苦労しましたが、黒人の先祖たちは奴隷として売買され、
強制的にアメリカに連れてこられました。南北戦争後、リンカーン大統領の奴隷廃止宣言によって、アメリカに奴
隷制度はなくなり、黒人も平等の権利を持つことになったはずでしたが、南部では相変わらず黒人はバスの後ろの
指定された座席しか乗ることができない、レストランには入れない、特定の仕事に就職できない、品物を買えない
などあらゆる面での差別がありました。彼らの苦しみと悩みとともに、黒人牧師として自ら体験した差別をなくす
非暴力運動に生涯をささげたキング牧師を支えたものは、キリストの十字架の愛と彼の信仰でした。
人種差別だけでなく、あらゆる自己中心の罪を持つすべての人のかわりにキリスト・イエスは十字架に命をすて
てくださいました。この愛を信じて罪ゆるされたキング牧師も同じ殉教者の道を歩みました。感謝してこの日を迎
えましょう。
(いそみね まさゆき)
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